中海と宍道湖

なかうみの拡大写真。なかうみは、島根県東部と鳥取県西部にまたがる日本で5番目に大きな湖です。なかうみとそこに隣接するしんじこはいずれもさかいすいどうから日本海へとつながっています。どちらの湖も汽水湖ですが、塩分濃度に差があり、湖に住む生き物の種類は異なっています。
コハクチョウの拡大写真。なかうみとしんじこの一帯では約200種の鳥を見ることができ、よなご水鳥公園では希少種を含めその半数近くを観察できます。また、コハクチョウを含む水鳥の西日本最大級の越冬地となっており、水鳥の生息にとって重要な場所としてラムサール条約湿地に登録されています。
しんじこの拡大写真。しんじこは全国で7番目に大きい湖で、わずかに塩分を含む汽水湖のため魚種が豊富です。特にシジミ、シラウオなどのしんじこしっちんは松江を代表する味覚として有名です。また、絶景夕日観賞スポットとして日本の夕日百選にも登録されており、よめがしまの向こうに沈む夕日は必見です。
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自然&歴史

中海は、島根県東部と鳥取県西部にまたがる日本で5番目に大きな湖です。中海とそこに隣接する宍道湖はいずれも境水道から日本海へとつながっています。どちらの湖も汽水湖ですが、塩分濃度に差があり、湖に住む生き物の種類は異なっています。中海と宍道湖の一帯では約200種の鳥を見ることができます。米子水鳥公園や宍道湖グリーンパークでは、多くの希少種を含めその半数近くを観察できます。中海と宍道湖は、コハクチョウを含む水鳥の西日本最大級の越冬地となっており、水鳥の生息にとって重要な場所としてラムサール条約湿地に登録されています。

アクティビティ

中海や宍道湖でクルージングを楽しんだり、水陸両用機で中海や日本海の海岸の上を飛んだり、米子水鳥公園や宍道湖グリーンパークでバードウォッチングを楽しむことができます。特にコハクチョウのやってくる冬はおすすめです。

アクセス

米子水鳥公園へは米子空港から車で約15分。米子駅からはバス(隠岐連絡船接続バス)で約20分、「米子水鳥公園入口」下車徒歩約15分。または、バス(内浜線下葭津行き)で約25分、「乗越」下車徒歩約20分。

宍道湖グリーンパークへは出雲空港からは車で約10分。出雲市駅からは一畑電鉄で約25分、「湖遊館新駅」下車。松江駅からは車で約30分。

なかうみとしんじこ周辺の主立った地名や施設、道路・鉄道を示した地図。なかうみとしんじこは島根半島の南側に位置しており、なかうみが東側にあり、しんじこが西側にあります。なかうみにはよなご水鳥公園、しんじこにはしんじこグリーンパークなどの見どころがあります。