出雲大社は、現存する日本最古の歴史書である「古事記」と「日本書紀」に記されている日本最古の神社の一つです。神話によると、大国主大神がお住みになる場所として、神々によって出雲大社は造られたと言われています。今日では、大国主大神は縁結びの神様として知られ、恋愛をはじめ様々な良縁を願い、多くの人々が出雲神社を訪れます。
現在の大社造りの社殿は18世紀に再建されました。今日の社殿の高さは24mですが、考古学の調査では、かつてその2倍の高さがあったとされています。神社周辺は2000本以上の木々に囲まれ、約90種類の野鳥が境内で観測されるなど、豊かな自然環境が残されています。毎年旧暦10月に年に一度の神在月を迎え、日本全国の神々がそれぞれの神社を離れ、出雲大社に集まると言われています。