蒜山高原

雲海に浮かぶひるぜんさんざの拡大写真。ひるぜん高原は、ひるぜんさんざ(かみひるぜん、なかひるぜん、しもひるぜん) の裾野に広がる標高500~600メートルの高原です。ひるぜんさんざをのぞむ牧草地ではジャージーぎゅうが草をはみ、高原の登山道沿いにはカタクリやイワカガミなどのたくさんの野の花が咲き、牧歌的な景観が広がっています。
ひるぜん高原サイクリングコースの拡大写真。ひるぜん高原では、総延長約30キロメートルのサイクリングロードや、高原の雄大な景色が楽しめる山々へ続くハイキングコースなど、ひるぜんの大自然を楽しめるアクティビティが盛り沢山です。また、訪れる人の好みに合わせて様々なタイプのキャンプ場も充実しています。
山焼きの拡大写真。春になると、豊かな草原を守るための伝統行事「山焼き」が行われます。山の斜面に火をつけて、燃えた草木で豊かな土壌をつくり、また新たに草木を芽吹かせる、ひるぜんに長年続く草原を維持するための伝統行事です。山焼きはこの地域の生態系を維持することにも役立っています。
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自然&歴史

蒜山高原は、蒜山三座(上蒜山、中蒜山、下蒜山) の裾野に広がる標高500~600メートルの高原です。蒜山三座をのぞむ牧草地ではジャージー牛が草を食み、高原の登山道沿いにはカタクリやイワカガミなどのたくさんの野の花が咲き、牧歌的な景観が広がっています。毎年春になると、豊かな草原を守るための伝統行事「山焼き」が行われます。山の斜面に火をつけて、燃えた草木で豊かな土壌をつくり、また新たに草木を芽吹かせる、蒜山に長年続く草原を維持するための伝統行事です。家畜の飼料を採ることを目的に始まりましたが、草原を好む生き物からなるこの地域の生態系を維持することにも役立っています。山焼きをやめると焼かれなくなった土地には木々が生え森になり、草原を好む生き物は徐々に姿を消してしまいます。岡山県と鳥取県の県境にある鬼女台展望休憩所では、蒜山高原から大山までの壮大なパノラマ景観を楽しめます。

アクティビティ

蒜山高原で楽しめるアクティビティは様々です。木から吊るされた宙吊りツリーテントがある常設のグランピングサイトや、雄大な草原の景色を楽しめるキャンプ場など、好みに合わせて様々なキャンプ場を楽しめます。総延長約30kmのサイクリングロードや、高原の雄大な景色が楽しめる山々へ続くハイキングコースなど、蒜山の大自然を楽しめるアクティビティが盛り沢山です。

アクセス

蒜山高原へは米子空港から車で約1時間。または、米子空港から米子駅までバスか電車で約30分、米子駅から車で約45分。岡山駅からは車で約1時間40分。

ひるぜん高原周辺の主立った地名や道路を示した地図。ひるぜん高原はだいせんの南東、鳥取県との県境付近の岡山県北部中央に位置しています。周辺にはひるぜんさんざなどの見どころがあります。