ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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瀬戸内海国立公園

136件の記事があります。

2017年07月27日自然観察会「干潟観察会」を開催しました。

瀬戸内海国立公園 川原康寛

瀬戸内海に棲むいろいろな生き物に触れていただこうと、7月22日に宮島地区パークボランティアの会と共催で、「干潟観察会」を開催しました。

宮島は厳島神社や紅葉の名所として有名ですが、海にもたくさんの"おもしろい"自然が広がっています。

まず、午前中は室内で、干潟の生き物オリエンテーションやフジツボの採餌観察などをおこないました。

その後、お昼休憩をはさんで、午後からはいよいよ干潟で観察会!

まず目につくのは、たくさんのカニ!

宮島の干潟には、たくさんの種類のカニが棲んでいます。

ハクセンシオマネキ       チゴガニ

オサガニ            マメコブシガニ

もちろん見つかる生き物は、カニだけではありません。

干潟にあいている穴に塩を落としてみると・・・

ニョキッと姿を現すのは、マテガイ。

たくさんのホソウミニナやヤドカリが、波打ち際に集まっていました。水際は水の蒸発がさかんで、気化熱により少し涼しいそうです。夏を暑いと感じるのは人間だけでなく、干潟の生き物も同じなのですね。

観察会では、この他にもまだまだたくさんの生き物が見つかりました。瀬戸内海は、太平洋や日本海に比べて、決して大きい海ではありません。しかしながら、そこには多くの島があり、瀬戸内海にしかない特徴的な自然環境が形成されています。そして、そのそれぞれの環境には、また違った生き物たちが暮らしているのです。

今回はその中でも「干潟」で生き物の観察をしましたが、瀬戸内海にはまだいろんな生き物が棲んでいます。これからの海水浴シーズン、海に出かけたときにちょっと足下に目を向けると、"おもしろい"自然が見つかるかもしれませんね。

皆さん、暑い中お疲れ様でした!

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2017年07月24日瀬戸内海国立公園の自然5「火の山公園」

瀬戸内海国立公園 川原康寛

青い空に入道雲が見えて、ようやく夏らしい空模様になってきました。中国地方も梅雨が明けて、瀬戸内海を満喫するには絶好の季節になりました。

今回、ご紹介する瀬戸内海国立公園の自然は、「火の山公園」から見える景色です。

↓地図(Google Map

https://www.google.co.jp/maps/place/%E7%81%AB%E3%81%AE%E5%B1%B1%E5%85%AC%E5%9C%92/@33.9725732,130.9519271,15z/data=!4m5!3m4!1s0x354397e010f29d93:0xe43d10b2df9f0530!8m2!3d33.9727957!4d130.9594587

この火の山公園も、前回ご紹介した極楽寺山と同じように、本土の陸域にある瀬戸内海国立公園です。瀬戸内海の沿岸部には、極楽寺山や火の山のように、瀬戸内海の美しい景色を望むことができる国立公園がいくつかあります。

その中でも、本州の西端部に位置するこの公園は、瀬戸内海だけでなく九州や日本海までも望むことができます。

写真左奥に瀬戸内海、正面には九州が見えます。

見る方角を変えれば、日本海も見えてきます。

あいにくの天気であまり撮影できず、写真2枚だけの紹介になってしまいましたが、雨で空気が洗われて、遠く澄んだ景色を見ることができました。

この他にも、関門海峡や山陰側を望むスポット、砲台跡やロープウェイ等の施設もあります。

※展望台は建て替え工事中ですので、ご注意下さい(平成31年オープン予定のようです)。

また次の機会にでも、火の山公園から眺めた別の景色をご紹介したいと思います。

これからの始まる夏休み。

思い出作りに、夜景と天体観測を兼ねて出かけてみるのも楽しいかもしれませんね。

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2017年07月13日【自然情報】 屋島・梅雨のミステリー・・・?

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

ざぁーっと雨が降ったかと思えば、湿気ムンムン&肌ベッタベタかつ日中35℃を超える日があったりと、なかなかスカッとしない瀬戸内です。前回のAR日記でも書いたとおり、香川は降雨量が少なく、毎年渇水に悩まされるので雨はうれしいところなのですが、そろそろ梅雨明け宣言が欲しいです。。。

そんな梅雨の晴れ間にカウンター※1の機器チェックに行った時のこと。

1:屋島北嶺には、通行した利用者を計測するカウンターを設置しています。

いつものようにバッテリーチェックとカウントデータの回収をしようと近づくと、不思議なものが・・・。

【カウンターの向こうに・・・何だろう】

【葉っぱはウバメガシばかり】

落ち葉が立って、クルクルときれいな渦状になっていました。踏むと厚みのあるふわっとした何ともいえない感触でした。

前日は大雨警報が出たほど雨が降ったので、その時の水の流れでできたもの?

風?けど、まわりはウバメガシに囲まれた樹林なので、直接風が当たることもあまりなさそう。

多分、雨水の流れかなぁと思いつつも、昆虫?動物?の仕業?いろんなことを想像しましたが、謎は深まるばかり。

雨上がりには、こんな不思議な光景が見られるかもしれません。

自然がつくるミステリー、まだまだ奧が深そうです。

※カウンターはケーブルが何者か(噛み跡からイノシシだろうと思われる)に噛まれ、断線・・・(泣)

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2017年07月07日海開き神事と医王池

瀬戸内海国立公園 福田学

梅雨の合間を縫って、海開き神事が行われました。

まもなく海水浴シーズンですね。

休暇村瀬戸内東予のビーチには、祭壇が祀られて海の安全を願う関係者たちが集まりました。

真砂によせる潮騒と厳かな神職の祝詞が、霧でかすむ海に溶けていきました。

ビーチに響く子供たちの歓声を待ち遠しく思います。

休暇村瀬戸内東予の近くには、愛媛県指定天然記念物の湿地植物が観察できる、医王池(通称 蛇越池)に隣接する湿地があります。まだ花の時期には少し早いようですが、こんな生き物たちが集まってきていました。

シオカラトンボ

シオカラトンボ

ショウジョウトンボ

ショウジョウトンボ

チョウトンボ

チョウトンボ

キチョウとネジバナ

キチョウとネジバナ

ショウジョウトンボとニホンカナヘビ

ショウジョウトンボとニホンカナヘビ

湿地ではよくこんなものを見かけます。

ギラギラとした虹色の油膜のようなもの・・・。

酸化

なにか良からぬモノが地中に隠されているのでは?なんて考えてしまいますが、正体は湿原の水に溶けている鉄イオンを空気中の酸素や、鉄バクテリアが酸化させて起こる自然現象だそうです。

海水浴と合わせて医王池ものぞいてみてくださいね。

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2017年07月03日【自然情報】 紫雲出山・梅雨のみどころ

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

ジメジメしとしとの梅雨時期に彩る花といえば?

そう、アジサイ。ピンクや青、白などさまざまな色と形をしているアジサイですが、ここ最近だとカーネーションと並んで母の日のプレゼントとしても店頭で多く見かけますよね。

そんな梅雨を彩るアジサイが今、あちこちで見頃を迎えています。

今回ご紹介するのは、紫雲出山(三豊市)。

【山頂駐車場から徒歩7分で山頂園地に到着】

山頂までの約100mは、高さ2mのアジサイに囲まれ、彩られた歩道「アジサイロード」を歩きます。

その数、約2,000株と圧巻!

そして、種類も豊富で見応え十分です!

【アップで撮影してもいいですねぇ】

■アジサイの花って実は花びらじゃない!?

実は花のように見える部分は、萼(がく)と呼ばれる葉っぱが変化したもので、それが大きく発達したのが花びらのように見えています。

【ヤマアジサイ】

日本に自生する原種のひとつ・ガクアジサイと同じように周りに装飾花(ガクが花びらのように発達した部分)がつき、真ん中に小さな両生花(雄しべと雌しべがある花)を付けています。

よーく見ると・・・。

■色ってなんで変わるの?

花の色は土の養分によって変化します。酸性なら青色、アルカリ性ならピンク色というふうに。なんだか学校の理科の授業で実験したリトマス紙みたい。最終的には花の老化ともいえる現象によって、どの花も赤やピンク色へと近づいていくのだとか。

ということは、もともとはピンクや赤系ということ?

■アジサイの名前の由来

和名の「アジサイ」は集(あづ)・真藍(さあい)が変化したもので、「集(あづ)」は「集まる」、「真藍(さあい)」は「青い花」という意味です。
アジサイは「青い花が集まって咲いている」という花の姿を表現した言葉が語源なのだそう。また、アジサイはいろんな色に変化することから、七変化(しちへんげ)・八仙花(はっせんか)、丸く集まった姿から手毬花(てまりばな)などの別名もあるのだそう。

■アジサイの花言葉と歴史

奈良時代につくられた日本最古の歌集・万葉集の中にもアジサイを詠んだ句があるほど、アジサイは古くから日本人にとって身近な花でした。しかし、花の色が移り変わることがネガティブなイメージ(浮気、移り気)を連想させ、最初は人気がなかったのだとか。

しかし、江戸時代に起こったある事をきっかけにイメージが変わってきます。

長崎で鳴滝塾を開講したドイツ人医師・シーボルトは、江戸参府を機に日本研究に役立てるためのいろんな物を集めました。しかし、その中には日本から持ち出すことを禁じられていた日本地図や将軍家の家紋の付いた着物などが含まれていたことが原因となり、国外追放を言い渡されます。その時、すでにお滝さんという日本人女性との間に娘が。

オランダに帰国する時、一緒にアジサイを持ち帰り、お滝さんにちなんで「オタクサ」という名前で紹介したことから「乙女の愛」「辛抱強い愛」といった花言葉がつきました。

実際、アジサイの人気が出始めたのは「西洋アジサイ」の名前でヨーロッパから逆輸入されてからなんだそう。昔からある花なのに逆輸入したことで人気が出るって、なんだか不思議な感じですね。

フランスでは、アジサイは「日本のバラ」と呼ばれるほど桜や椿とならんで日本を代表する花。

アジサイの見頃は7月上旬まで。あと少しですが、日本を代表する梅雨の花をぜひ見に来てくださいね!

【アジサイ&多島海景観のベストポジション★】

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2017年06月30日【お知らせ】 中国四国の国立公園展(香川)スタート!

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

6月下旬より、中国四国地方で活動するアクティブ・レンジャー(以下AR)が企画し、各地を巡回する「中国四国の国立公園展~アクティブ・レンジャーが伝える自然と活動~」が五色台ビジターセンターで始まりました!

平成22年度から始まり、今年で8回目を迎える企画展。

これは、私たちARが日頃の業務の中で出会った素晴らしい風景や自然を守るために活動する人々を写真におさめ、皆さんに国立公園やラムサール条約登録湿地を含む国指定鳥獣保護区を紹介するものです。


中国四国地方には、3つの国立公園があり、それぞれ違った特徴があります。

■大山隠岐国立公園

・火山を中心とした山岳、高原景観の中国山地最高峰の大山から蒜山・毛無山

・国宝・投入堂をはじめ山岳信仰関係の施設群がある三徳山

・隆起・沈降海岸が美しく、出雲大社や日御碕神社など神話や伝承が数多く残る島根半島

・山麓の牧歌的な風景と火山活動で生じた3つの湖沼が変化を生む三瓶山地域

・海蝕崖景観と固有種など独自の生態系をもつ隠岐

■瀬戸内海国立公園

11府県にまたがる最も広域で、雲仙、霧島とともに日本で最初に指定された国立公園

・穏やかな内海に大小1000あまりの島々が点在する美しい多島海景観

・古くから人が暮らし、段々畑や古い港町の家並み、寺社仏閣など歴史・文化が自然と共存し、

 人の営みが溶け込んだ人文景観

・白い砂浜と青々とした松が印象的な白砂青松の海岸

■足摺宇和海国立公園

・黒潮に洗われた隆起海岸、断崖が連なる豪壮な景観が特徴的な足摺海域

・波風による浸食でできた奇岩と古生物の足跡がみられる竜串

・沈降海岸の細やかな入り江と豊後水道の島々がみせる優美な多島海景観の宇和海

・サンゴや色鮮やかな熱帯魚などが見られる海中景観

・滑らかな河床が特徴の滑床、アケボノツツジが咲き誇る篠山

それぞれの国立公園の特徴をざっと挙げてみましたが、地元の方でも意外と知らなかった!ということがあるかもしれません。

プロカメラマンのように撮影技術があるわけではありませんが、皆さんに「伝えたい!もっとこんな魅力的な場所があること教えたい!」という気持ちは溢れんばかりです!

ぜひ、お時間ある方は見に来てくださいね~。

【五色台ビジターセンターのようす】

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2017年06月30日瀬戸内海国立公園の自然4「極楽寺山 スイレン」

瀬戸内海国立公園 川原康寛

いよいよ梅雨本番になって、空を見上げるとちょっぴりネガティヴになってしまう時期になりました。そんなときは、無理をせず、下を見て楽しみましょう。

今回ご紹介する瀬戸内海国立公園の自然は「極楽寺山のスイレン」です。

瀬戸内海国立公園のほとんどは海域もしくは島しょ域なのですが、この極楽寺山は珍しく、本土の陸域に位置している瀬戸内海国立公園です。

↓地図(Google Map

https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%A5%B5%E6%A5%BD%E5%AF%BA%E5%B1%B1%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E5%A0%B4/@34.3906824,132.3090072,16z/data=!4m5!3m4!1s0x355abeaaf8323587:0xed63917ad5bb6d10!8m2!3d34.390709!4d132.3132022

極楽寺山には「蛇の池」という大きな池があり、ここに約500株ものスイレンが植わっています。梅雨時期になると、赤色や白色など目に楽しい花々が開き出します。

6月中旬に見に行くと、まだ半分以上がツボミで、残念ながら池一面のスイレンの花は見られませんでした。

奥に見える白い点は、全部スイレンのツボミです。

6月下旬から7上旬が見頃ですので、まさに今の時期にぴったりの瀬戸内海国立公園の自然スポットと言えるでしょう。

雨に濡れるスイレンの花に心を癒やされるのも、粋な梅雨の過ごし方かもしれませんね。

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2017年06月28日【体験教室】 五色台を描こう!スケッチ会

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

6月の五色台体験教室は、見たままの五色台を描くスケッチ会。

植物を描いてもよし、風景を描くもよし、参加者が見たままの五色台を画用紙いっぱいに描いてください。

今回の講師は、県内で活躍する小学校教諭・谷口さん。

さすが小学校教諭だけあって、年齢別に適した画材や描き方、対象物の見方などコツを分かりやすく教えてくれます。そして、昨年同様、香川短期大学デザイン・アートコースから6名の学生がお手伝いに来てくれました。


【こんなふうにしてみるといいよ】

まだ未就学児の小さな子どもはクレヨンや色鉛筆など使いやすいものを、小学生以上になると水彩絵の具で色つけしたり、スケッチ対象物は色鉛筆で背景は絵の具などタイプの違う画材を合わせて使ってみたりとアイデアが膨らみます。

最初は何をどう描いていいか分からず、なかなか筆が進まなかった子どもも講師やスタッフのアドバイスによって少しずつ思い描くものができたようです。

【大人もみんな真剣!夢中!】

最後はみんなで発表会。

それぞれ個性あるスケッチができ、同じものは1枚もありません。

参加者が描いてくれたスケッチは、ビジターセンターにて8/18/31まで展示させていただく予定です。

ぜひ、お友達が描いたスケッチを見に来てくださいね。

【力作揃いのスケッチができあがりました】

子どもの頃は学校や夏休みの宿題などで絵を描く機会がありますが、大人になるとなかなかないですよね。かといって、子どもも宿題で描かなきゃいけないってなると「う~ん・・・」ってなりますが。

スケッチは紙とペンがあればいつでもでき、その時の気分によって色を付けてみたり、デッサンのように細かく描いてみたりと幅広く楽しめるアクティビティ。晴れたら外で、雨なら家の中から外の気になるものを、はたまた家の中にあるふとしたモノを描いてみたり。

描く対象物の特徴や「あ、こんなふうになっていたんだ~」と驚きの発見があるのもスケッチの醍醐味。

みなさんもぜひ気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

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2017年06月28日瀬戸内海国立公園の自然3「厳島 ルイスハンミョウ」

瀬戸内海国立公園 広島 川原康寛

晴れた日には気温が30度を超えるようになってきて、日差しが痛く感じられるようになってきました。

海遊びを恋しく思いながら厳島の砂浜を歩いていると、何やら小さな生き物が道案内するように、私の数歩先を飛んでいきます。

今回ご紹介する瀬戸内海国立公園の自然は「ルイスハンミョウ」です。

海辺でデートするルイスハンミョウのカップル

体の大きさは2cmに満たない程度で、背中にはクリーム色と光沢のある緑~黒色の模様、頭には大きなアゴがあります。この特徴的な模様と立派なアゴから、ハンミョウは漢字で「斑猫」と書かれ、英語では「タイガービートル」と呼ばれています。どうやら日本でも海外でも、ネコのような印象を抱かれているようです。

ルイスハンミョウは西日本の海浜に広く分布していますが、最近は生息地である砂浜の環境が破壊されて、その数が著しく減少しています。そのため、環境省はレッドリストで、このムシを絶滅危惧IB(EN)類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)としています。

日本各地の海浜の自然が失われる中、厳島は島全体がご神体とされていて護岸整備などがされず、自然のままの砂浜が多く残されています。自然豊かな砂浜を必要とするルイスハンミョウにとって、厳島はまさにオアシスのような場所なのかもしれません。

瀬戸内海の白砂青松の景色の中には、たくさんの生き物が暮らしています。

この夏、海水浴に出かけた際には、ぜひ足下を見てみて下さい。きっとおもしろい発見があるはずです。

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2017年06月14日【五色台】 遊歩道自然情報☆

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

瀬戸内も梅雨に入りました!

今年はどれくらい雨が降ってくれるのか。

香川県は大きな山や川がなく、県内のほとんどの地域の水をカバーしているのが高知県にある早明浦ダムから引いている香川用水。夏場に雨が降らないと、ダム0%の大渇水になってしまうのです。。。

地元紙にはダム残水量が掲載されているほど、夏の雨量は気になるところ。(香川だけ?)

そんな梅雨の入り時の五色台はというと・・・。

こんなMAPを作ってみました!

もう1枚にはオススメ自然情報を掲載。

9種の植物やいきものを探してみましょ~。

樹木や草木はどんどんと開花~終わりと流れが早いので、時期や種類によっては見頃が終わっているかもしれません。

しかし、その分、何かが咲き始めることも。そう、サクラのように主役級の植物だけが目玉ではありません。足下を見ると、小さくてかわいらしい草花が咲いていたり、鮮やかなチョウになる前の幼虫を見つけたり、はたまた数匹がかたまって何かをしていたりと、観察って結構忙しいんです。

観察してると、気になることも出てきます。

「この幼虫はなんでこの木にいるんだろう?」⇒「そうか!食草なんだ!」

名前を調べていくと、こういった疑問も解決できるし、みんなに教えてあげることもできます。

目がだんだんと慣れてくると、「おっ、こんなところにかわいいやつめ」と隠れているキャラを見つけたり、似ているけど、実は違った!?というものも・・・?

左:ユウマダラエダシャク     右:カノコガ

今月のARオススメの蛾たち

雨が降ると、どうしても外に出るのが億劫になりますよね。メガネ濡れるし。

だけど、雨の日に外に出ると、晴れの日には見られなかった「何か」が見られるかも。

そんな新しい発見、したくない?

テニスコートのヤマボウシは圧巻!下から見ると、こんな風に。

※テニスコート裏の広場には、「何か」の痕跡がいっぱい!

さて、何でしょう?

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