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アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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大山隠岐国立公園 松江

150件の記事があります。

2018年04月25日【大山隠岐国立公園の春】 美保関 関の五本松公園

大山隠岐国立公園 大山淳子

4月も終わりに近づき、晩春といった季節になってきました。

最近、車道脇の植え込みを見るとツツジが開花している様子が見受けられます。

見た目も華やかなツツジの季節がやってきました。

島根半島東部にある美保関の五本松公園では、

季節になるとたくさんのツツジが公園内の歩道・展望広場を彩ります。

<五本松公園の位置>

ピンポイントの青い印のところが五本松公園です。

https://yahoo.jp/yUec7K

五本松公園は標高100130mのところにあります。

車道沿いに歩道の入り口があり、歩道を上ると公園へたどり着きます。

入り口に数台駐められる駐車場もあります。

松江駅周辺から美保関へは車で1時間ほどです。

五本松公園には、約5000本のツツジが植えられており、4月下旬から5月上旬に見頃を迎えます。まさにこれからが見頃です。

遊歩道入口から15分ほど登っていくと、歩道の両脇に咲いたツツジ、それから五本松公園の名前の由来にもなっている松が出迎えてくれます。

もともと5本あった松は、江戸時代、美保関の港にはいってくる船の目印として活躍していました。

ですが、当時の藩主が通行の邪魔になるからと、5本の内1本を切ってしまいました。

そういった背景から民謡「関乃五本松」がつくられ、五本松公園の由来となったそうです。

松くい虫の影響で、現在の松は3代目です。

公園に設置してある民謡「関乃五本松」の看板

関の五本松の周りにも咲き誇るツツジは、

白、ピンク、濃いピンクときれいなグラデーションをつくりだし、海の青に映えます。

遊歩道を上がっていくと広場に出ます。

東屋もあり、ピクニックにも最適で、展望台からは天気のいい日に大山や隠岐諸島も見られます。

一角には、平和記念塔があり、昭和28月に起こった日本海軍の駆逐艦の衝突事故の犠牲者を慰めるために2年後の昭和411月に建てられました。当時、海軍元帥東郷平八郎の「慰英霊」の文字が刻まれた文字盤がありましたが、昭和27年に外され、現在の平和記念塔となったそうです。

今回は五本松公園までの道のりでしたが(ピンクの線の道のり)、その奥にはまだ遊歩道が続いており、青石畳通り方面へ抜けるコースと、美保関灯台のある地蔵崎まで続くコースは五本松公園地藏崎線歩道として整備されています。(ピンクと青の線を足したもの)五本松公園を過ぎてからは、馬着山も道中に含まれていることもあり、登山道といった雰囲気を持ちます。こちらはまたの機会にご案内します。

来る4/28(土)~5/6(日)つつじ祭りが開催されます。

ぜひツツジが咲き誇るこの季節に美保関 五本松公園を訪れてみてください。

五本松公園へのアクセス、開花情報、つつじ祭りに関しましては、

松江観光協会美保関支部のHPをご覧ください。

http://mihonoseki-kankou.jp/

※ツツジが咲いている写真は、昨年の5月2日に撮影したものを使用しています。

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2018年03月30日【参加者募集】4/15(日)美保関 野鳥観察会

大山隠岐国立公園 大山淳子

来月4/15()に、美保関で野鳥観察会を行います。

只今参加者募集中です。

日本海を望む美保関灯台

地蔵崎にそびえ立つ美保関灯台

春の美保関は、冬を日本で過ごした鳥たちが北の海へ帰っていく中継地点です。

日本野鳥の会の井山氏を講師に迎え、五本松公園へ続いている遊歩道の入り口辺り(駐車場付近)から美保関灯台周辺まで地蔵崎をぐるっと散策し、今しか見られない渡り鳥を観察します。

岬から勇気を出して海へ飛び出していく野鳥を観察できるチャンスもあるかもしれません。

朝早くからのイベントになりますが、早朝の澄んだ空気の中で1日の始まりを一緒にすごしませんか?

数に限りはありますが、双眼鏡の貸し出しもできますので、野鳥観察が初めてのかたも是非ご参加ください。

みなさまのご応募お待ちしております。

日本語のチラシ

英語のチラシ

咲き始めの桜の木にとまるオスのジョウビタキ

桜の木にとまるオスのジョウビタキ

シロハラの後ろ姿

シロハラのかわいい後ろ姿

メスのジョウビタキ

日本海へ想いをはぜるメスのジョウビタキ

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2018年02月16日2/4(日)三瓶山北の原 歩くスキーイベント

大山隠岐国立公園 大山淳子

去る2/4に、三瓶自然館サヒメル主催で歩くスキー(クロスカントリースキー)のイベントがありました。

場所は、大山隠岐国立公園三瓶山の麓、北の原にある、三瓶山北の原キャンプ場の敷地内。

キャンプ場から見た三瓶山

歩くスキーに使われるスキー板は、アルペン用のスキー板よりも、細く、裏にギザギザが刻まれていて、後ろに滑りにくくなっています。また、かかとが板に固定されておらず、歩くとかかとだけ浮くようになっているのが特徴です。

今回のイベントでは、参加料金に道具のレンタル代が含まれており、ウェアのみで参加が出来ました。

イベント時以外でも、道具は北の原にある三瓶山北の原キャンプ場で借りることができますので、道具をお持ちでない方も、冬の三瓶山で歩くスキーを楽しみにぜひお越しください。

このたびのイベントは、「アニマルトラッキング」と題して、雪の上に残された動物の足跡などから、どんな動物が歩いたのか、住んでいるのか考えてみようといった内容でした。

歩くスキーは、高低差があまりないようなところを歩く比較的子どもたちにも易しいスポーツなので、

こどもから大人までたくさんの方が参加されていました。

三瓶山歩くスキーイベント初めの会の様子

初めに室内であいさつがありました。

4チームに分かれて雪原へ出て出発する様子

あいさつが終わり早速出発。

4チーム分かれて、足跡探しに出かけます。

出発の前に、転んでから起き上がる練習もしっかりしました。

初めに見つけたのは、うさぎの足跡。

雪に残るウサギの足跡

「これを辿っていくと、うさぎさんが住んでるところまで行けちゃうね。」

といったやりとりも聞こえてきました。

列になって、スタッフの方についてキャンプ場の林の中を歩く様子

みんなで列になって、

スタッフの方について足跡を探します。

少し遠くで何か見つけた様子のこどもたちとスタッフの方

なにか見つけたのかな。

途中東屋のつららが斜めにできているのを発見。

(写真だとわかりづらいですが、内側に斜めに入り込むようにできています)

地面に垂直に下りず斜めにできているつらら

「なんで斜めにできているんだろうね」

「つららができてから、屋根の雪がずり落ちてきて斜めになったんだと思う」

「つららができるときに、強い風が吹いたのかなあ」

これも、普段だと見落としてしまいそうなことです。

観察して、考えて、みんなに話してみて、こういった時間ってすごく大事だと思いました。

スキーで坂を4.5人で登る様子

さあ、新たなる発見を求めて

坂を頑張って登ります。

次に三瓶自然館サヒメルのキャラクターでもあるテンの爪傷をみつけました。

テンは、イタチ科の体長40~50cm程度の動物で、主に山や森林に生息しています。

夜行性で、木登りも得意なようです。

木の柱に残るテンの爪痕

東屋の柱についたテンの爪痕。

5本の指でのひっかき傷から、この動物がテンであり、どこを通ってどこに行ったのかを考察します。

こうして、ゆっくり観察しながら、歩くといろんなものが見えてきます。

屋根の下部分、側面に5本の爪痕が。

柱を登って、屋根下づたいに移動し、屋根の上へ登ったのが推測できます。

最後に、ツグミの仲間だと思われる足跡を発見。

雪の上に残るツグミの足跡

両足がそろって歩いている(跳んでいる)ことから、

ホッピングという歩き方をしている鳥だということがわかります。

それに合わせ、足跡の大きさ、この季節にいる鳥はなんだ?ということからツグミの仲間だと推察されました。

雪の上のツグミの足跡2こめ

まっすぐ行こうとして進行方向を変えてますね。

なにか見つけたのでしょうか。

足跡ひとつからいろいろな情報を読み取るアニマルトラッキング。

ぜひ、三瓶山北の原で挑戦してみてください。

また、歩くスキー自体も、スポーツとして楽しいものですし子供たちも気軽に挑戦できます。

雪がある今の季節しかできないので、交通にはお気をつけて、ぜひ三瓶山へ足をお運びください。

林の向こうに三瓶山が見える中、三瓶山に向かってスキーをしている様子。

三瓶山の麓でぜひ楽しんでください。

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2018年02月07日【国立公園展 特別展】日御碕観光案内所で開催中

大山隠岐国立公園 大山淳子

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私事ですが、私にとっては、初めての山陰の冬です。

雪が連日降り続くことにやっと慣れてきましたが、

みなさま外出の際はお気をつけくださいませ。

そんな天気が続くなか、外出をおすすめするかのようなお知らせですが、

ただいま日御碕(ひのみさき)灯台近くの駐車場にあります「日御碕観光案内所」で、

私たち中国四国のアクティブレンジャーが、普段の業務の中で出会いました自然や風景、取り組みを紹介する国立公園展の特別展を開催中です。

日御碕は、出雲大社より海岸沿いをずーっと北上して15分くらいいったところにあります。

途中の車道沿いに、いくつか海岸線を望める展望台もあります。

日御碕にいながら

大山隠岐国立公園の大山・蒜山地域、

隠岐地域、島根半島東部地域、三瓶山地域、

瀬戸内海国立公園、

足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園の自然を感じられます。

2/18(日)までの短い期間にはなりますが、お天気、お足元と相談の上ぜひお立ち寄りくださいませ。

今の時期の日御碕では、

国の天然記念物である経島(ふみしま)にウミネコがやってきています。

数千羽のウミネコが、繁殖・子育てをしに、ここ経島へやってきます。

寒い中、ミャーオ、ミャーオと声をあげて経島の周りを飛び回るウミネコを見ていると、力強いパワーを感じます。

日御碕神社の近くから海沿いを歩くのもいいですし、歩道の先を進んだところにある鳥見台の上から見下ろすのも全体を見渡せていいと思います。

ウミネコ

また、ほかの野鳥も灯台周辺の遊歩道を歩いていると声がよく聞こえてきます。

姿を探すのは、少し難しいですが、

先日1/20に遊歩道を歩いた時は、メジロやヒヨドリが見れました。

その前には、ジョウビタキやアオサギを見かけました。

写真を撮るのが難しくヒヨドリは影しか撮れませんでしたが、姿を見れずとも、鳥の声を聴きながらの散歩も自然の中にいることを感じられて、すごくリラックスできます。

ぜひ日御碕の自然と写真展でほかの国立公園の自然も感じにお越しください。

ヒヨドリ

ジョウビタキ(♂)

ジョウビタキ(メス)

アオサギ

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2018年01月04日大山隠岐国立公園 日御碕(ひのみさき)のご紹介

大山隠岐国立公園 松江 大山淳子

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【お詫び】

当初こちらの記事は、

中国四国地方のアクティブレンジャーによるリレー日記として、

各事務所のおすすめの場所を紹介し、リレーでつなぐとお知らせしておりました。

しかしながら、方針を変更しまして、各事務所の四季ごとのおすすめを季節毎にそれぞれ紹介する形をとることになりましたので、こちらの記事は形式を変更して掲載いたします。

お楽しみに待っていらっしゃった方がおられましたら、お詫び申し上げます。

3月末ごろより発信予定の、各事務所の各季節のおすすめ記事をお楽しみにお待ちくださいませ。

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あけましておめでとうございます!

2018年がみなさまにとってよい年になりますようにお祈りいたします。

今年もみなさまに大山隠岐国立公園のことを紹介していきたいと思いますので、

よろしくお願いいたします。

松江管理官事務所は、

大山隠岐国立公園の中の隠岐島地域以外の島根県内の地域を管轄しています。

今回は、

今年夕日をテーマにしたストーリーが日本遺産に認定され、

複雑で魅力的な海岸線を持つ、

「日御碕(ひのみさき)」をご紹介したいと思います。


日御碕は、島根県出雲市にあり、半島西部の突端に位置します。

出雲大社からだと、車で15分ほどで着くことができます。

出雲までの飛行機や電車でのアクセスはこちらです。

今回は日御碕をぐるっと一周するコースをご紹介します。

日御碕観光案内所→①出雲松島

        →②日御碕灯台

        →③海の味通り

        →④伯陵園(はくりょうえん)

        →⑤経島・鳥見台(ふみしま・とりみだい)

        →⑥日御碕神社

        →夕日鑑賞(経島付近、もしくはすこし戻って伯陵園で。)

歩く時間だけだと、30~40分ほどで歩けます。

売店巡りや、灯台に登る時間、神社を参詣する時間を含めると約2時間コースです。

今の時期の日没が17:15頃なので、15時頃スタートがおすすめです。

(伯陵園に戻って夕日鑑賞であればもう少し早めに。)

もちろんお昼の日が出てる間の散策もおすすめです。


さあ、散策スタートです。

①出雲松島

観光案内所前の小道を5分ほど歩いていくと、大小の島々が集まる出雲松島が見えてきます。

東北の名所である松島にちなんで、こう呼ばれているそうです。

②日御碕灯台

出雲松島から北へ向かって海沿いを歩いて行くと、日御碕灯台が見えてきます。


日御碕灯台は、石造りの灯台では東洋一の高さを誇り、世界の歴史的に特に重要な灯台100選に選ばれています。地面からの高さは43.65メートルあり、水面からは63.30メートルあります。200円(小学生以下は無料)で、中を見学でき、上まで登ることも出来るので、登ってみましょう。


163段あるらせん階段を上っていくと

360°大パノラマの景色が待っています。

結構体力が必要ですので、

気合いを入れて頑張って下さい。

遊歩道があんなに小さく!

さて、つぎは少し寄り道して、

売店、飲食店が並ぶ 

③海の味通り

海鮮丼やいかやきが食べられたり、また海ならではのお土産が買えるお店が並んでいます。

店頭で、いかを焼いている香りは食欲をそそられます。

日御碕神社の前にも1店舗お店があります。

おなかを満たしたところで、

元の道に戻りまして、

④伯陵園へ向かいます。

伯陵園には休憩のできる東屋や展望台があります。

昼間の景色もいいですが、夕日を観るスポットとしても人気があります。




展望台から

さて、遊歩道を歩いていると、

不思議な形をした岩が遊歩道沿いにあることに気づかれるかと思います。


れは、柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ばれていて、

海底火山が噴火し、

流れ出た溶岩が冷却されたときに、

表面と内部で収縮の差が生じて亀裂ができ、規則的な割れ目ができたものです。

日御碕の柱状節理は1600万年前にできたと言われており、

こんなに細かい割れ目ができるのは珍しいそうです。

少し、豆知識を入れたところで、

鳥見台から、日御碕神社の方へ続く海沿いの道を下っていきます。

この続いている歩道からは、

⑤経島(ふみしま)を眺めることができます。

経島は、

通常島へ上がることはできず、

年に一度、神事を行うために神職だけが島へ渡ることができます。

人が近づけないこともあってか、

ウミネコの繁殖に最適なようで、

毎年11月後半~7月頃まで、約45千羽が繁殖にやってきます。

今がまさにその時期です。

ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されています。

ウミネコ観察のあとは

海沿いから奥へ入り、

⑥日御碕神社へ向かいます。


日御碕神社は、

朱塗りの権現造りで有名な重要文化財です。

社は2社あり、

神社へ足を踏み入れると、

まず日沉宮(ひしずみのみや)が迎えてくれます。

こちらにはアマテラスオオミカミが祀られています。

日沈宮は、735年に、

日本の夜を護るために建てられました。

日本の昼を護る伊勢神宮と対になる神社です。

アマテラスオオミカミは太陽の神であるため、

当時から、夕日を神聖視していたことが伺えます。

日沉宮から右へ身体を向けると階段を上った高台に

神の宮があります。

こちらにはスサノオノミコトが祀られています。


夕日が沈む西を向いていることからも、

夕日を大切に想ってきていたことがわかる日御碕神社をあとにし、

経島が見える海沿いまで戻り、最後に夕日を観賞して、

散策終了です。

さて、日御碕ぐるっと一周散策コースはいかがでしたか?

最後までお読み下さりありがとうございます。

まだまだ日御碕の魅力は伝えきれませんので、

ぜひ日御碕へ足を運んで、みなさまの肌で

日御碕のスケール、風、空気を感じていただけたら嬉しいです。

おまけ

夏に賑わう

おわし浜海水浴場

出雲松島の奥には、夏、海水浴客で賑わう、おわし浜海水浴場があります。

出雲松島からずーっと南下して、海岸沿いに行くとたどり着きます。


夏には、通りの民宿の方がたが、

かき氷などを販売し、

砂浜の上には休憩所が出現します。

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2017年11月21日11/18(土)出雲・日御碕満喫ツアー開催!

大山隠岐国立公園 大山淳子

こんにちは。

みなさまいかがお過ごしですか?

寒い日が続くようになってきました。

特に朝晩は冷え込みますので、暖かくしてお出かけ下さい。

さて、先週末11/18(土)に、

中国、ネパール、インドネシア、エチオピア出身の方々を招きまして、

当事務所主催「大山隠岐国立公園 出雲・日御碕満喫ツアー」を開催いたしました!

出雲大社、日御碕神社を参拝し、日御碕灯台の近くで、日本遺産である日御碕の夕日を鑑賞するといった内容です。

インバウンド推進を目的として今年度から大山隠岐国立公園で本格的に取組が始まっている国立公園満喫プロジェクトに関連して、

外国人の方に大山隠岐国立公園のことを知ってもらい、実際訪れてもらって、魅力を感じてもらいたいといった願いをこめて企画しました。

そのツアーの内容と、参加者の意見を主に紹介したいと思います。

初めに、旧大社駅で大山隠岐国立公園の紹介と、今回散策する国立公園内である島根半島西部の出雲・日御碕エリアの紹介を行い、

事務所スタッフによる「出雲風土記に係る神事」の笛の演奏を行いました。

その後、

あまり知られていませんが、実は大山隠岐国立公園内である"出雲大社"へ移動し、

鳥居のくぐり方や手水舎での身の清め方など参拝の作法を紹介しながら、お参りしました。

出雲大社の壮大さに驚く方や、

日本人には当たり前の、おみくじをひいたあとに木にくくりつける風習に対して、いままであの紙はなんだろうと思っていたが、わかってすっきりしたという方もいました。


次に、

日本遺産認定を機に今年の7月から11月の主に週末に特別運行されている「出雲日御碕夕日鑑賞バス」に乗車し、日御碕へ向かいました。

まず、日御碕神社へ向かい、出雲大社かたりべガイドの会の方による説明を受けました。

鮮やかな朱色の神社が印象的だという方や、すべてデザインの違うたくさんの装飾に興味をもつ方がいました。

日御碕神社をあとにし、国の天然記念物である経島にさしかかったところ、

その日は雨が降ったり止んだり機嫌のよくなかった天気でしたが、

雲間から夕日が差し込み、なんとも幻想的な雰囲気の夕日を拝むことができました。

その後、大雨に見舞われたため灯台の近くまで行くのは中止してツアーは終了となりましたが、

またこういったツアーがあれば参加したいという嬉しい声をいただきました。

参加者の中には、今まで出雲大社を訪れたことのある方もいましたが、

自分たちで行ったときは、ただ訪れるだけだったので、

今回詳しいことを知れて良かった、もっと知りたいと言ってくださりました。

また、大山隠岐国立公園管理事務所では、

国際パークサポーターズという、大山隠岐国立公園のことをSNSなどで海外へ発信してくれるかたを今年9月~募集中なのですが、

今回の参加者の中には、みんなに教えてあげたいと、一員になってくれる方もいらっしゃりました。

大山隠岐国立公園の魅力を感じてもらえたからそういった気持ちをもってくれたと思うので、今回のツアーの目的は達成できたのではないかと思います。

今後も、みなさんに大山隠岐国立公園を訪れるきっかけになるようなイベントを、企画していきたいと思います。

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2017年10月23日【報告】さんべ祭、北の原キャンプ場グランピング体験

大山隠岐国立公園 松江 大山淳子

前回、ご案内しました国立三瓶青少年交流の家やその周辺で10/14.15に開催された「さんべ祭」ですが、

天候に恵まれなかったにも関わらず、

たくさんの方が来場くださいました。

大山隠岐国立公園松江管理官事務所のブースでは、

大山隠岐国立公園紹介のパネル展示、

松江管理官事務所管内、三瓶山地域、島根半島東部地域(美保関、北浦、桂島など)、島根半島西部地域(日御碕、出雲大社、鷺浦など)を紹介した写真展示、

小さなこどもたち用に簡単な大山隠岐国立公園クイズの展示、

プラバンにさんべのいきものを描いてもらってストラップを作るクラフト体験をしました。

大人の方から、小さなこどもまで、たくさんの方が訪れて下さいました。

少しでもたくさんの方に、大山隠岐国立公園のことを知ってもらえた、また触れてもらえた機会になれたかと思います。

大山隠岐国立公園内の三瓶地域以外の地域のパンフレットも置かせてもらって、手に取って下さった方もたくさんいらしたので、これをきっかけに他の地域にも足を運んでくださればと思いました。

また、同じくさんべ祭の会場の一つである三甁自然館サヒメルの向かいにある北の原キャンプ場では、

今話題のグランピング体験のコーナーを設けられていました。

グランピングは、グラマラス・キャンピングの略だそうで、

通常のキャンプは、いかに余計なものをそぎ落として、最小限のもので身軽に行うといったスタンスですが、それに対してグランピングは、贅沢さ、快適さを追求したキャンピングスタイルです。

今回、北の原キャンプ場では、ティピー形のテントの中に、ソファ、テーブル、ベッドがあり、外にもテーブルや背もたれが伸縮してゆったり腰掛けられるイス、ハンモックが用意されていました。

小雨の中にも関わらず、訪れた方たちは、快適に楽しまれていました。

今回は、試験的なグランピング体験で、通常はまだレンタルが出来ないそうですが、今回訪れてくださったみなさんの意見を参考に、北の原キャンプ場でも、グランピングができるように前向きに進めていかれるそうです。

ワンランク上のキャンプ体験がさんべで出来る日を、楽しみに待ちましょう。

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2017年10月12日美保関青石畳みライトアップ、さんべ祭出展のお知らせ

大山隠岐国立公園 大山淳子

みなさん、美保関へお越しになったことはございますでしょうか?

美保関は、島根県松江市の北東部分、島根半島の東端に位置します。

山陰最古の美保関灯台があり、

世界の歴史的灯台100選にも選ばれており、

海の日には、特別に灯台の中に入ることが出来ます。

五本松公園から灯台のある地蔵崎まで続く遊歩道ではトレッキングも楽しめ、

5月にはツツジが咲き誇ります。


7月から8月には、風情のある漁り火を見ることが出来ます。

 

                      灯台にある美保関ビュッフェも期間限定のバーになります。

いま現在は、金・土・祝前日の日没から9時頃まで青石畳み通りのライトアップが開催中です。

ライトアップと合わせて、さまざまなイベントも企画されています。

去る10/6には、観月祭と題されまして、美保神社拝殿にて、雅楽と神楽が奉納されました。

美保神社拝殿

  雅楽の様子                    神楽の様子

昼の雨の影響で、青石畳み通りのライトアップは中止になりましたが、

観月祭が行われた美保神社は、灯籠で飾り付けられ、厳かな雰囲気を身にまとい、

来訪されたみなさまは、とても楽しまれたご様子でした。

11/25まで、青石畳み通りのライトアップは続きます。

是非お昼間は五本松公園や灯台周辺の散策、

夜は青石畳み通りで美保関を堪能といったコースはいかがでしょうか?

また、来る10/14.15、

三瓶青少年交流の家で開催の「さんべ祭」に、大山隠岐国立公園松江管理官事務所が出展します。

大山隠岐国立公園を紹介したパネルや写真、

三瓶のいきものの絵を描くストラップ作りなど用意しておりますので、是非お立ち寄りください。

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2017年09月03日中国四国の国立公園巡回展 三瓶自然館サヒメルにやってきました!

大山隠岐国立公園 松江 大山淳子

中国四国地方の国立公園(大山隠岐国立公園・瀬戸内海国立公園・足摺宇和海国立公園)内の各事務所を巡回している「中国四国の国立公園展」が、ついに松江事務所の順番がやって参りました!

9/2(土)より三瓶自然館サヒメル 1階ビジュアルドームで絶賛開催中です。

国立公園展入り口正面から撮影

各地のアクティブレンジャーたちが撮った、

各国立公園の魅力たっぷりの35枚の写真たちがみなさまの来場をお待ちしております。

9/2(土)~10/1(日)まで開催しております。

(毎週火曜日が休館。9/25~29は特別休館。)

国立公園展への入場は無料です。

(サヒメルの展示を観覧する場合は、別途入場料が必要です。)

なお、サヒメルでは、9/24(日)まで「SHIN 昆虫展」が開催されており、

今話題の海外から来た昆虫のヒアリやセアカゴケグモの展示もあります。

ほかにもいろいろな展示やイベントが盛りだくさんです。

ぜひ、サヒメルを満喫して、国立公園展にも足をお運び下さいませ。お待ちしております。

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2017年07月13日島根半島国立公園・桂島海水浴場海開き

大山隠岐国立公園 大山淳子

先日ご案内させていただいてました、

桂島海水浴場・海開き神事が7/9(日)に行われました。

当日は早朝からあいにくのお天気で、急遽予定を変更されて

加賀港にあるマリンプラザしまね内で神事が行われました。

雨の中たくさんの関係者、地元のみなさまがご参加され、

宮司様のもと、今年の海の安全祈願、玉串拝礼が行われました。

マリンプラザ内で行われた宮司さまによる神事玉串拝礼を行う著者

                              私も祈願させていただきました

玉串拝礼の後、天気が回復し、

関係者のみなさまで、遊覧船で加賀の潜戸の神潜戸、仏潜戸の方へ安全を祈願しに参り、私も同行させていただきました。

遊覧船より潜戸への安全祈願の様子

天候の関係で、残念ながら加賀湾での遊覧船・漁船によるパレードは中止となりましたが、

神事の雨は、清めの雨とも言われるそうなので、

今年の海シーズンを迎えるにあたって、事故・怪我が起こらないように清めてくださったのではないかと思います。

潜戸への安全祈願と平行して、

マリンプラザにて、潜戸太鼓さんの演奏も行われました。

私は、潜戸へお参りしていたので、大人の部を鑑賞することができなかったのですが、

こどもさんたちの演奏を鑑賞することができました。

こどもたちによる潜戸太鼓演奏の様子潜戸太鼓は、もともと潜戸を船で通る際、船体をたたきながら通っていたことが由来だそうです。

公民館の文化教室の一つとしてはじめられたそうですが、現在は地元のイベントなどで演奏されているそうです。

力強さもあれば、静かに遠くから近づいてくるような音だったり、また軽やかでリズミカルだったり、まるで海での波の表情を表しているかのような演奏でした。

演奏していたこどもたちも全身で演奏をしていて、かけ声

も力強く、海開きにふさわしいとても素敵な演奏でした。

今回の潜戸への安全祈願の際に潜戸まで乗船した遊覧船は、前回紹介させていただいた加賀の潜戸を巡ることのできる「潜戸観光遊覧船」です。

今回神事が行われたマリンプラザしまね内に乗船受付があり、3月~11月に運航されています。

巡れるコースは2つあり、

前回紹介した、加賀の新潜戸、旧潜戸が巡れる「加賀の潜戸コース」

天然記念物指定の海食壁を望める「多古の七つ穴コース」があります。

多古七つ穴寄って撮った多古の七つ穴       多古の七つ穴

加賀の潜戸コースは、定期運行で、気候により欠航になる可能性もありますが、1日8便運行されます。

多古の七つ穴コースは、不定期運航で前日までに予約が必要です。6名以上予約があれば運行されます。

加賀の潜戸や多古の七つ穴の海食景観は、島根半島が昭和38年に大山隠岐国立公園に指定される際の要件になりました。

海から、間近に壮大な海食景観を望める機会は、多くありません。

日本を代表する国立公園の優れた景観を地層の説明なども合わせて聞ける遊覧船、ぜひ桂島の海水浴と合わせてお楽しみください。

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