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アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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足摺宇和海国立公園 土佐清水

298件の記事があります。

2010年01月14日第11―2回環境学習「~地域を伝える~ガイドに向けて・・・」

足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子

1月13日、三崎小学校での環境学習「地域を伝える~ガイドに向けて足摺海底館を学ぼう2~」を行いました。

年は2010年と改まりましたが、環境学習は引き続き“海底館ガイド”へ向けての学習です。
講師も前回同様、足摺海底館職員の文野さんです。
(前回の環境学習 http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2009/12/21/index.html

いつもの慣れた教室でリラックス気味の児童に、文野さんからの抜き打ちテスト宣言。
みんな「えぇ~、覚えてないかも・・・」とたじろぎ気味でしたが、本番ではそんなことは言ってられません。
みんな頭を抱えながらも、魚の絵合わせや国内の海中展望塔の場所当てなどの問題に取り組みました。
自信の有無は様々でしたが、魚の名前や特徴などを一つ一つみんなで照らし合わせながら復習しました。

写真上:抜き打ちテスト奮闘中
写真下:みんなで答え合わせ

当初は学校のみで行う予定でしたが、今回から新しい仲間が1名加わり、場所を知って馴れてもらうためにも海底館へ行くのがよいだろうということになりました。
いきなり海底館ガイドというのもハードルが高そうですが、みんなに追いつけ追い越せで楽しくがんばってほしいと思います。


雪の降る中海底館へ行きました

この日は、南国といわれている土佐清水にも綿雪が舞うような天気。
そんな中でしたが、本番へ向けて海底館ガイドをするための原稿や場所を確認しながら、全体的な流れを見ていきました。


写真上:宝石サンゴや造礁サンゴの違いなど復習
写真下:奇岩についても名前や場所を確認

これから本番当日に向けて練習あるのみ。
児童のガイドへの意気込みは、なかなかのものです。
失敗をおそれず、笑顔で元気よくガイドしてほしいですね。

しかし、果たして本番のイメージはできているのでしょうか・・・?
やや心配の色を隠せない大人達ではありますが、どんな勇姿をみせてくれるのか本番が楽しみです。

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2010年01月12日土佐清水市観光開き

足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子

1月12日、「土佐清水市観光開き」「土佐清水ジョン万次郎くろしお社中」落成記念式典が「海の駅あしずり」にて行われました。
昨年の4月からの山開き・海開きに続き、今回は「観光開き」です。

自然保護官が出席予定でしたが、今回は不在のため代理で出席してきました。

土佐清水サテライト会場「海の駅」

まずは、宮司による祝詞や各代表者による玉串奉奠、関係者挨拶などの安全祈願のための神事。
続いて、「土佐清水・ジョン万次郎くろしお社中」落成記念式典。

観光開き式典

ここでは、「“龍馬伝”をいい機会に高知県の観光をみんなで盛り上げていこう」という熱い意気込みが感じられる各代表の挨拶がありました。
高知県知事代理や議員、土佐清水市長などの熱い想いをベースに、みんなが一丸となって盛り上げて行きたいですね。

最後は、内覧会です。

「ジョン万次郎くろしお社中」内覧会

龍馬伝のサテライト会場のひとつとして、改修するためにしばらく休業していた海の駅。その事前お披露目の意味もあります。
建物の中も新しく生まれ変わりました。
ここでは、龍馬伝とジョン万次郎関係の展示品が並んでいます。

1月16日(土)からいよいよオープン!
詳しくは、下記をご覧ください。
(土佐清水ジョン万次郎くろしお社中 http://www.johnmung.info/ )

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2009年12月22日自然公園指導員研修会2009 in 宿毛

足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子

12月20日の午後、三崎小5年環境学習でもお世話になっている中地氏(黒潮生物研究所の主任研究員)を講師にお招きし、足摺宇和海国立公園・自然公園指導員研修会を行いました。
現在登録している自然公園指導員の中から、愛媛県から4名、高知県から6名の参加。その他、各県職員と環境省職員で計17名での研修会でした。

国立公園の概要や施策説明

まずは、環境省から国立公園の概要や活動・施策説明。それから、愛媛・高知各県の自然公園概要や施策、産業振興計画、地域指定条例による動植物保護など各県での取り組みを話していただきました。


写真上:足摺宇和海海域の現状等の講義風景
写真下:実物(標本)を手にしながら観察

引き続き講師より、国立公園である足摺宇和海海域の特徴やサンゴ保全の取り組み・サンゴ食害生物の発生状況など、標本等を用いながら研究を行う中で知り得てきたことなどを講演していただきました。

最後に、各自然公園指導員が日々活動する中で感じていること等の意見交換を行いました。

指導員のそれぞれの想いが垣間見える意見交換会

観光業や漁業が営まれている海では、生きものを含めた環境に対する思いや扱いは地域によって様々。ある環境が生活の糧にも成り得るし、邪魔ゆえ必要ないものにも成り得る・・・。しかし、どちらも間違っていないのは確か。道筋は違えども「地元を良くしたい」という想いは同じはずです。
ベクトルをひとつにまとめるのは、なかなか難しいこと。けれど、ぶつかり合いながらも、人・地域がゆっくりとでも納得しながら、自然との良い関係性を築いていけたらよいですね。

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2009年12月21日第11回環境学習「~地域を伝える~ガイドに向けて・・・」

足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子

12月18日、三崎小学校での環境学習「地域を伝える~ガイドに向けて足摺海底館を学ぼう~」を行いました。
竜串には、中四国唯一の海中展望塔“足摺海底館”があります。
その足摺海底館にて、年明けに子どもたちが一般の方々を相手にガイドする予定。
それに向けて、今回は歴史や建物の構造など海底館について学習しました。
今回の講師は、三崎小学校の卒業生でもある足摺海底館職員の文野さんです。
(足摺海底館 http://www.a-sea.net/ )


橋を渡って海中展望塔「足摺海底館」へ

まず、いつごろ建てられたのか、どんなつくりになっているかなど海底館の概要について学び、文野さんによるガイドでお客さまの気持ちになって体験します。
まずは、笑顔で元気よく挨拶からです。
受付から海底館のあるところまで移動します。
このときもただ連れて行ってはガイドになりません。
道中の植物や奇岩についても話せるようにポイントを教えてくれました。

展望塔までの道中の奇岩もガイドのポイント

奇岩に命名された様々な名前に感嘆しながら、子どもたちも命名できる奇岩をひとつ発見。
「アイロン岩」です。
そう言われると、もうそれにしか見えなくなってしまうから不思議です。

海底館内見学では、ぐるぐると螺旋階段をおりて海中へ。
いくつもある窓の外にはたくさんの魚が泳いでいました。
それらを見ながらどんな魚が来るのか、あれは何かなど絵と照らし合わせました。
その他、海の透視度を測る透視板やサンゴ移植を行ったところなども見ていきました。

自分たちがガイドするイメージをしながら魚の説明等を聞きました

実際にお客さまを目の前にしないと、なかなかガイドのイメージは湧かないかもしれません。どんなことを伝えたいかをまとめて、子どもたちそれぞれが楽しんでガイドできることを願うばかりです。

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2009年12月16日第10回環境学習「~山を知る~人と山のつながり・・・」

足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子

12月14日、三崎小学校での環境学習「山を知る!~人と山のつながり 林業や砂防ダムから治山を学ぼう~」を行いました。

当初11日に予定していましたが、9日から雨が続き足場も悪いこともあり延期に・・・。待った甲斐あり、当日は青空が広がりました。

今回の講師は、土佐清水市森林組合の山下組合長です。
みんなで1台の車に乗り込み学校から約30分、西ノ川の奥地へ移動します。
普段通らないような林道を突き進み、上下左右に揺られながら今ノ山山頂付近、標高およそ800mのヒノキ林まで行ってきました。
そこが今回の間伐地です。


写真上:重機の間伐作業のすごさに一同見入りました。
写真下:集積されたヒノキ材、年輪も数えてみました。

はじめに土佐清水市森林組合が実際に間伐をしている現場見学。
2種類の重機による伐採木のワイヤー引き上げ、枝払い、玉切り、集積などの様々な行程を説明してもらいながら見ていきました。
バリバリッと大きな音を立てながらあっという間に進んでいく作業は、見事です。初めて見る光景に皆、言葉もなく見入っていました。
集積された材は、太さは様々でしたが皆40年生前後のヒノキです。
切ったばかりのヒノキからは、さわやかな香りが漂っていました。

今度は子どもたちみんなの番、機械は使えないのでノコギリで間伐に挑戦です。

写真左上:黒板でヒノキ間伐などの説明中
写真左下:今回切った約40年生のヒノキ年輪
写真右:一人一本の間伐体験

間伐や針葉樹・広葉樹についての説明を聞いてから、一人ずつノコギリを手に挑みますが、皆初めての経験。
直径20センチ前後の立木はなかなか倒れてくれず、悪戦苦闘。
それでもみんななんとか一人1本ずつ倒し、間伐した木を木口切りした板をおみやげにしました。
これは木の実を使ったクラフト材料のひとつになる予定です。

帰りは、崩れた法面のよう壁工現場や砂防ダム、20年前に間伐を行ったところを見学して帰路につきました。

崩れた法面のよう壁工現場
間伐の必要性や土砂崩れの関係も話していただきました。

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2009年12月14日竜串湾泥とり説明会

足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子

12月11日の午前中、毎年恒例の竜串湾内泥土除去工事説明会を行いました。

泥土除去工事は、西南豪雨後に始まった竜串自然再生事業のひとつ。
今年も地元の方々に向けての説明会を竜串ふれあいセンターにて開き、参加者総勢15名。今年度の着工計画や今までの事業効果等の説明後、質疑応答など意見交換が行われました。


経年変化や今年度の工事内容説明

説明会参加者

毎年行ってきた甲斐もあり、泥の量も格段に減ってきているようです。
サンゴもすこぶる良い状態になっているようで、魚も増えているようだということです。気候変動もあるので一概には言えませんが・・・。
観光業を営む者、漁業を営む者、近隣住民など参加した皆さんの視点はそれぞれ。
サンゴの回復により魚が増えたといえど、サンゴのまわりにいる魚は、昔からの漁業とは直接関係ない故なかなか理解をいただくのは難しいことです。
間接的にでもいずれつながることとしてひとつひとつ行い、少しずつでも理解と協力を得ていくことは大切なことです。

その他の意見の中で、
「海の状態が回復してきているのは分かった、川や山を何とかできないものか、これからはそっちに力を注げないか・・・」などの声。

泥に混じって山から川をつたって流れてきたモノもたくさんあるようです。捨てられたゴミはもちろんのこと、豪雨時に流された日用品など様々なものが泥とり時に出てきたと聞いています。
山・川・海はつながっていることを実感する事柄のひとつですね。

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2009年11月30日第9回環境学習「~山を知る~竜串湾一望!・・・」

足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子

11月27日、三崎小学校での環境学習「山を知る!~竜串湾一望!行者山へいこう~」を行いました。
三崎小学校のすぐ近くにあるこの山は、標高355mほどの小さな山。海に面している三崎地区を眼下に海を一望するのには最高の場所かもしれません。
今回の講師は、アクティブレンジャーである私が担い、子どもたちに山の上から竜串湾の全貌を見せるべく行者山へ。
担任教諭のこどもの頃は、別の登り口からのアプローチだったようですが、今はパラグライダーや林業のためのルートが整備されており、今回はここから登ります。
山へ入るための準備として柔軟体操をしながら注意事項を話したら、いざ行者山へ出発!

写真上:両腕を使って斜面を登っていきました
写真下:ルートのほとんどはヒノキ林

行者山は、ほとんどが植林されたヒノキ林。
その林内を歩くと、尾根沿いにぽつんぽつんとスオウチクと呼ばれている竹の株が植わっています。これは土地の境界線として昔使われていたようです。今回設定したルートのよい目印になりました。
今回は、道なき道(けもの道など)を通って行く冒険コースから、パラグライダーの離陸地(以下、離陸地)、そして行者山の社をお参りするコース。
林道から外れ、シダ類などの下草に覆われているところや大きな岩のあるところなどをよじ登りながら尾根をいきました。
そこでは、動物の足跡や糞、食べ跡、休憩場所、角研ぎ跡などを観察。

イノシシの足跡や食痕

その痕跡から姿は見られないものの、シカ、イノシシ、モグラ、イタチの仲間など様々な動物の姿が浮かび上がりました。
離陸地に着き、この半年間、学習してきた海や川を上から眺めました。
最後に行者山の社まで行きお参りしてから、登山道を通って無事下山しました。


離陸地より海を望む

すぐ目の前の山でも、なかなか「ちょっと行ってくる」というわけにはいきません。
でもこういった機会を増やして、子どもたちにも身近な自然を知ってもらえたらなぁと思います。

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2009年11月26日幻想風景 足摺きらり2009

足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子


足摺岬のキャンドルロード

11月20~23日の4日間、キャンドルナイトとして「足摺きらり」が開催されました。
土佐清水市HP (http://www.city.tosashimizu.kochi.jp/topic/2007/071102.html#03)

中日は雨のため中止になりましたが、残りの3日間は天候も回復し無事開催。
足摺岬の万次郎像のまわりや歩道沿い、お寺などに数百本のキャンドルが灯されていました。
暗闇に浮かぶキャンドルライトは、そこを幻想的な場所へと変え、普段とは違った姿を見せてくれていました。
中には、子どもたちの手によって描かれたモノもありました。一つ一つにいろんな想いが込められているかもしれませんね。


足摺岬にある金剛福寺

キャンドルに込められた想い


12月には、土佐・龍馬であい博のプレイベントとして、「土佐・龍馬ゆめ燈篭」が開催されます。
会場は、高知県内の4箇所(高知・安芸・土佐清水・檮原)。
そのうちのひとつが、ここ土佐清水。
足摺岬では、12月19・20日の2日間開催されます。
天候に恵まれ、再びこの足摺岬が幻想的な空間に包まれるのを楽しみに、日頃の行いをよくしておきたいですね。

土佐・龍馬ゆめ燈篭の詳細は下記をご覧ください。
土佐清水市HP (http://www.city.tosashimizu.kochi.jp/topic/2009/091126.html

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2009年11月12日秋の滑床渓谷 行楽シーズンは、人も○○も・・・

足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子

先週末、滑床渓谷へ行ってきました。
紅葉のはじまっている渓谷沿いを歩いて雪輪の滝まで散策。
水のある風景の中の紅葉は、穏やかな気持ちにさせてくれます。
滝からの帰り道、ヘビがスルスルっと歩道を横切っていました。
この日は暖かな日でしたが、渓谷で陰りがあるためか動きはとてもゆっくり。
ヘビを含め両生爬虫類にとっては、ぼちぼち冬支度にかかる頃ですかね。


滑床渓谷 雪輪の滝


万年橋の駐車場には、渓谷の紅葉を楽しみにきた方々の車でいっぱいになっていました。そんな満車状態の駐車場を見ながら「さすが紅葉シーズンだなぁ」とのんきに感心していたら、人や車だけでないことに気づきました。
森からの訪問者です。

駐車場は賑やか。車も人もサルも・・・

サルです。
人がたくさん来る行楽時期は、人慣れしてしまったサルもまた森からここへ出向いてきます。
何台かのボンネットの上でグルーミングをしあったり寝ころんだりとひなたぼっこをしながら、“餌くれ”アピールをしていました。
近づいても逃げる様子もないので、気にせず帰り支度のため車のドアを開けていました。
少し目を離した隙に、私とドアの隙間をするりっと車内に侵入。
(そのさりげなさには感心してしまいます。見事です。)
サルがティッシュボックスをつかんだところで気づき威嚇。「あっまずい!」と思ったのか(内心私も思いましたが・・・)サルはあわてて何も持たずに車外に飛び退いていきました。
危うく被害を出すところ。何事もなくて本当によかったです。
それでもまだ隙をねらいたいのか数mほどの近距離で待機していました。

いつでも隙をねらっています。

他の地域でも、人がサルに近づいて、咬まれた、ひっかかれた、荷物を略奪された等々、様々な事件をいまだに耳にします。

今回、子どもを抱えた雌ザルもいました。子どもはまだ警戒心が強くすぐに逃げたものの、親ザルは全く動じていない。
人を軽視しているのが明らかです。
そんな親のもと育ったサルが、「食べ物は人がくれる」と気づいてしまったら大変なことになります。
そんなサルが出ないことを願うばかりです。

ねらわれやすいのは、ほとんど子どもや女性、もしくはビニール袋などを持っている方です。もちろん、口の開いたバックやリュックも標的のひとつ。
場合によっては、車中まで侵入し食べ物をとっていくこともあります。
間接的な餌付けにつながらないように注意しなければいけませんね。


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2009年10月23日第8回環境学習「~地域を知る~お仕事インタビューから・・・」

足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子

10月20日、三崎小学校での環境学習「地域を知る!~お仕事インタビューから竜串で働く人々を知ろう~」を行いました。

観光地としても名の通っている竜串。
ここで自然の恩恵を受け成り立っている仕事は色々あります。
今回はそれらの自然を相手に働く方々にインタビューしました。

数ある施設や仕事の中から、児童の興味のあるところ4箇所を選抜。
今回のインタビュー先は、
・竜串観光案内所(観光ボランティア)
・竜串ダイビングセンター (http://www.tdc2001.com/
・西本渡船 (http://www11.plala.or.jp/tatsukushi/
・海のギャラリー(土佐清水市立貝類展示館)(http://www.city.tosashimizu.kochi.jp/uij/doc/kankou/04.html
 ※インタビューにご協力くださった皆様、ありがとうございました。


インタビューの様子
左上:竜串ダイビングセンター 右上:海のギャラリー
左下:西本渡船  右下:観光案内所

事前にまとめた質問事項を手に、それぞれのインタビュー先へ。
仕事についてはもちろん、今までの環境学習の中で見聞きしてきた事柄についての質問など、約10問をベースにインタビュー。
仕事をしていて楽しいことや大変なこと、仕事の工夫、どんな人がなれる仕事なのか、など質問は様々です。ここ竜串の魅力についても語っていただきました。
その他にも仕事で使う道具などを実際に見せてもらい、個人的興味がより深まった子もいたようです。


担任教諭自身がこどもの頃の様子を生徒に伝える

また、担任教諭より、海中展望塔「足摺海底館」ができた頃を中心に、当時の様子の説明もありました。(足摺海底館 http://www.a-sea.net/

最後に、何十年も前からこの竜串を見続け知っている方々、貝や宝石サンゴなどの商品を扱う露店にもお話しを伺いました。

露店の方に昔の様子を聞く

インタビュー先は違っても、話を聞いていく中で、これらの仕事は“自然あってこそ”の仕事なのだと感じたようです。

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