ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2018年8月

10件の記事があります。

2018年08月31日【体験教室】 昆虫観察会(番外編)

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

昆虫観察会当日は、参加者のみなさんにベイトトラップの結果をみてもらいましたが、「トラップってどうやって仕掛けたの?」と気になった方もいるのでは?

今回は昆虫観察会前日に仕掛けたトラップと下見のようすがコチラ↓。

■バナナトラップ

幹に仕掛けるならコレ。

講師・松本さんがよさげな木を見つくろって、バナナトラップを仕掛けていきます。

【作り方】

①皮ごとバナナを焼酎に一晩漬け込む。仕掛ける前日に仕込みましょう。

②焼酎からバナナを取り出し、1つのネットに3本程度入れる。

③バナナがずれ落ちてこないようにロープを木に引っかけながら括る。バナナは結構重いです。

【どんな昆虫をねらう?】

●飛ぶのが上手いチョウやカナブン・・・バナナはぶら下がったままでOK。

●飛ぶのが下手なカブトムシなど ・・・幹にくっつくように取り付けると、幹とバナナの間にカブトムシが入り込みやすい。

●ヒラタクワガタを捕まえたい! ・・・バナナを木の根元に置いて、上から石や落ち葉を被せておくと、石の隙間に入ってきやすい。

<右はカブトムシパターン>

Q1.バナナはなぜ3本セットがいいの?

A1.乾いたバナナだと虫が寄ってこないので、乾きづらいように複数本入れるのがベター。

Q2.トラップを仕掛けるのはどんな木でもいいの?

A2.クスノキは防虫剤に使われるショウノウの匂いのせいか寄ってこない。木製電柱に付けたものに寄ってきたことがある。

Q3.昆虫が捕まっているか見に行く時に注意することってある?

A3.一気に大勢で見に行くと、人の気配に気付いた昆虫が逃げてしまうことも。

  先に1人がそーっと偵察に行き、ゲットできていれば、ゆっくりとみんなに来てもらうといい。

Q4.漬け込むのはバナナがいいの?

A4.東~西日本はバナナが寄ってきやすい。沖縄だとなぜかパイナップルがいいらしい。

■ベイトトラップ

地面近くにいるコウチュウなどをゲットしたい!

【用意する物(今回作ったタイプ×30個)】

カルピス×900ml(ペットボトル推奨)、ちらし寿司の素×1(今回は「すしのこ」35gを使いました)、一味唐辛子×1袋(小袋タイプ)、プラスチックカップ250mlサイズ程度

【作り方】

①カルピスを3/4程度になるまで飲む。

②ちらし寿司の素、唐辛子を入れて、よく振って混ぜる。

 ※ポイント:これらを入れた時に溢れないようにカルピスの量を減らしておくんです。

③木の根元にスコップで穴を掘り、プラスチックカップを埋め込む。

 穴とカップの隙間に昆虫が落ちないように周りの土を少し固め、カップに入った土は取り除く。

④②の液体をカップに1㎝程度入れる。後は翌日まで待つのみ!

<左:周りの土を固める 右:ベイト液を入れる>

今回作ったレシピでもベイトトラップは作れますが、基本的にブドウ糖、酢、酒、酵母菌(イースト菌)、粉状唐辛子があれば大丈夫。

レシピの中に唐辛子とあるのですが、昆虫は辛いものを好むの?と思いますよね?

これは昆虫以外の野生生物避け。甘いものだけだとイノシシやイタチなど野生生物がやってきて、エサを食べきってしまうために唐辛子を使って、食べないようにしています。昆虫には唐辛子の辛さは関係ないよう。

!!トラップを仕掛ける前に土地所有者に許可や仕掛けてもいい場所なのか確認しよう!!

!!仕掛けたトラップは必ず全て回収して、持ち帰って処分しよう!!

■観察会に下見はマスト!

実際にどんなフィールドがあり、どんな生き物がいるのか分からないことには、参加者を楽しませるプログラムを作れません。

そんなこんなでトラップを仕掛けたり、実際どんな昆虫がいるのか下見していると・・・。

幹に擬態していたゴマダラウスバカゲロウを発見。

どこにいるか分かりますか?

幹の真ん中くらいにいて、黄色い触覚が目印。

ゴマダラというくらいなので、幹と同じような模様がついているおかげで少し目を離すと、本当にどこにいるのか分からないくらい。

幼虫は沢沿いの日陰に生息しているので、そういった環境で見られるそうです。

トラップを仕掛けている最中も動くものに反応する松本さん。

捕まえたのは、アトボシアオゴミムシ。

エサとなる小昆虫が多くいるゴミ溜めにいることが多いことから付けられた名前なのだそう。そんな名前ですが、メタリックカラーが美しいコウチュウ。

しかし、匂いが・・・?

ん?臭い??正露丸のような・・・・

松本さん曰く、クレオソートのような匂いを発するからだとか。

講師たちと「ここにいそう!」と的を当てて、網に泥をかき入れては確認を繰り返すと・・・。

オニヤンマのヤゴ!しかもいっぱい捕れた!

大きさから1年目~3年目までいろいろ。ということは、毎年オニヤンマが産卵していて定着しているってこと。翌日、みんなが見つけてくれるのが楽しみ。

池でも網をすくいながら、どんな生き物がいるのか調査!

ヒメミズカマキリや数を減らしてきているコオイムシが見つかり、みんなテンションだだ上がり。

実は、下見って結構楽しい♪

!注意!魚の池周辺に柵はなく、斜面も段差状になっていません。

池を観察する時は、子どもは必ず大人と一緒に、歩道面から下には下りないようにしましょう。

「環境が違えば見られる昆虫が変わる、同じ昆虫でも場所や時間帯が変われば見られる種類が違うことを知ってもらえれば」と講師。

今まで「五色台って昆虫少ないんだよなぁ」と思っていたのですが、いろんなタイプの環境が近い距離にあること、そして、その環境によって生息する昆虫が変わること。また、カブトムシやクワガタムシなど子どもに大人気の昆虫はいないけど、逆にいないのはなぜなのか?と考えると、他とは違う昆虫のくらしや多様性が見られるという強みがここにはあるんだなと教えてもらいました。

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2018年08月30日国立公園バグズライフ

足摺宇和海国立公園 谷吉萌

台風通過ごとに、秋の足音が聞こえてくる季節ですが、

まだまだ暑い夏が続きそうな土佐清水からこんにちは!

今回は、2年と少しのAR活動の中で見つけた、

足摺宇和海国立公園の珠玉の昆虫コレクションをご紹介します。

大自然に生きるバグズライフをお楽しみください。

緑の中に、ぽつんと浮き出るように現れた小さな赤い虫。

アカイロマルノミハムシ【高知県宿毛市鵜来島/2017年5月】

 

前にテレビで見た森の天使カリプトケファラ(離陸がキュート)と同じハムシの仲間。

大きさやフォルムは似ていますが、後足が発達したこの虫は、

「ノミ」の名の通り、危険を察知するとぴょーーーん!と飛ぶそうです。

アザミ類の葉を食べるそうですが、やっぱり近くにはアザミが咲いていました。

ジャコウアゲハ【高知県宿毛市鵜来島/2017年5月】

ひらひらと舞う蝶は、それだけで目が吸い寄せられますが、

このジャコウアゲハのメスも、キレイな模様が輝いていました。

幼虫は毒性のある植物を主食にすることで、身を守っているのだとか。

さなぎは別名「お菊虫」。有名な日本の怪談話に由来する見た目なので、

ぜひ、さなぎの姿と、名前の由来を調べてみてください。

ラミーカミキリ【高知県宿毛市鵜来島/2017年5月】

緑の茂みの中で、ひときわ目立つライムグリーン×ブラックのボディ。

しかも、後ろから見るとパンダにも見えるユニークな模様が。

目が離せなくなること間違いなしのラミーカミキリは、実は外来種

繊維材として輸入されたラミーについて日本にきたものと考えられています。

ハナムグリ【左:高知県土佐清水市大岐/2017年4月】

     【右:愛媛県宇和島市契島/2017年10月】

 

和名「花潜」の名の通り、花を愛する風流人・・ならぬ風流虫です。

花を渡り、花粉や蜜を主食とするハナムグリ。花とのツーショットが多い虫です。

これと混同しやすいのが同じコガネムシ科の仲間のコガネムシとカナブン。

見分けるポイントは大きさや形に加え、

コガネムシは葉っぱ、カナブンは樹液を主食にすることが多いので、

何の近くで見かけたか、も見分けるポイントの一つです。

アサギマダラ【高知県大月町大堂/2016年11月】

ネギの葉っぱの色という意味の「浅葱」を冠する蝶ですが、

その色合いは、緑とも青とも言えない、キレイな色です。

夏や冬に渡りをすることで有名ですが、フジバカマやヒヨドリバナ、

写真のツワブキなどを吸蜜しながら、海を渡るのだそう。

蝶蝶ならぬ超長距離移動ですね。

いかがでしたか?

こうしてみると、身の回りの茂みの中や花の近くには、

何かしら、生きものの影があるようです。

疲れたときには、是非足を止めて、

小さな生きものたちの世界に目を向けて見てください。

【おまけ】

篠山で山下レンジャーが見つけた、極小サイズのカタツムリ。

後ろの杉の葉との対比で、その小ささが分かっていただけると思います。

足下を見ると、こんなミクロの世界が広がっているかも♪

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2018年08月29日【体験教室】 昆虫観察会

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

今週で8月も終わり。

夏休みを終え通常生活に戻った方、まさに今、宿題にラストスパートをかけている子、すでに2学期がスタートした学校などさまざま。

少し遅くなりましたが、8月上旬に開催した五色台体験教室のようすをご紹介します。

8月はここ数年おなじみの昆虫観察会。

講師は、松本慶一さん(みんなでつくる自然史博物館・香川)。

昨年度に開催された香川県立ミュージアムでの企画展では、「むしむし博士」として子ども達から絶大な人気を誇ったむしのスペシャリスト。

実は、私自身が楽しみでもあったり。

今回は「さまざまな環境と昆虫」をテーマに五色台ビジターセンター周辺には、どんな昆虫がみられるのかを観察しました。

観察や採集を始める前に、まずは道具の使い方から。

捕虫網。網がやぶれたり、柄のところが折れたりと毎年購入するはめになったり、昆虫を捕まえられたとしても羽や足が折れてしまっていたなど、そんな経験ありませんか?

左:トンボを捕まえたい! → トンボを後ろから追うように網をすくうこと(前からだと逃げられてしまうのです)

右:バッタを捕まえたい! → 網をまっすぐ下に、下ろす時は腰も落とすのがポイント

親御さんたちは「だから、うちのはすぐ壊れるのか~」と捕虫網の使い方講座に感心しきり。

■草ムラ編

網を持って一斉にスタート!

子どもたちはバッタやトンボ、チョウを手にすると、すぐさま松本さんの元に駆け寄ってはドヤ顔(笑)

バッタやチョウの幼虫は主に草や葉を食べますが、昆虫の種類によって好みの草も変わります。

例えば・・・トノサマバッタはイネ科、オンブバッタはシソ科など。

同じチョウの幼虫でも、モンシロチョウはキャベツ、ヒョウモンチョウはスミレなど。また、成虫になっても花の蜜を好むチョウとゴマダラチョウのように樹液を好むチョウなどいろいろ。

種類によって食草が違うことで、エサ取り競争が起こりにくくなり、生存競争に勝っているんだそう。

■林内編

多目的広場から少し園路を歩くと、常緑樹と広葉樹に囲まれた林の中に。

前日に仕掛けたトラップ。

結果をみんなで見るのですが、さぁ、いかに!?

・・・・・・

残念ながら、幹に仕掛けたバナナトラップには何もおらーず。

ということは、この周辺には樹液を好むカブトムシやクワガタムシが

ほぼいないということが分かりました。

ふもとにはいるカブトムシが、なぜここにはいないのか・・・?

それも昆虫観察会で分かった結果。

次に地中に仕掛けたベイトトラップを引き揚げると・・・。

<いましたー!!しかも、ほとんどのトラップにかかってる!>

その中からミイデラゴミムシをピックアップ。お尻を少し押してみると・・・

「アツッ!!クサッ・・・?におい微妙!!」

ミイデラゴミムシは刺激を受けると、「プッ」と高温のオナラを出して敵を追い払う術を持つ、昆虫界のスカンク。難しい話をすると、過酸化水素とヘドロキノンが酵素の働きによって体内で急激な酸化還元反応を起こして、高温の水蒸気となってお尻から発射して危険から身を守っているのだそう。すごいシステム。。。

その特徴から「ヘッピリゴミムシ」とも呼ばれています。

近くにあった朽ち木を割ってみると・・・


<出てきた!コクワガタの幼虫!>

トラップに成虫は来なかったけど、どこかにクワガタはいるってこと??

この後、子ども達はバリバリと朽ち木を剥がし、幼虫探しに夢中。

■沢(流水域)編

ベイトトラップを仕掛けたすぐ近くには小さな沢があります。

水路に差し込んだ網は動かさず、足でガシガシと泥をかき入れると・・・。

<オニヤンマのヤゴ!トンボ界のドン現る!>

五色台の中でも浅瀬の流水域、かつ水底に泥が被っているところはオニヤンマが生息しやすい環境なのだそう。

写真に撮ることはできませんでしたが、ヤゴを探している間もオニヤンマ(成虫)が飛来する度にみんなの注目を集めていました。

私たちは下から見ることが多いオニヤンマですが、上から見る捕食する鳥からは、オニヤンマの黒と黄緑のボーダー模様が日なたと木陰のように見え、森林とカモフラージュできるようになっているんだとか。

昆虫のからだの色や模様、形には意味があり、敵から見つけられにくいように、その生息場所に適応するようにうまくできています。いろんな昆虫のボディカラーを調べると、そんな由来も分かるかも。

■魚の池(止水域)

多目的広場ではウスバキトンボが多かったのに対し、ここではギンヤンマやショウジョウトンボ、シオカラトンボ、コシアキトンボ、数種のイトトンボが見られました。

ここでオニヤンマが見られないのはなぜか??

オニヤンマは浅瀬の流水域かつ木陰のある林内で生息するのに対し、ギンヤンマは陽当たりのいい開けた場所、ため池など止水域に産卵します。食性の好みと同じように環境を棲み分けることで互いに競争せず、生存していけるのです。

みんなが傘を使った採集やトンボを追いかけている中、スタッフと講師は池の中をゴソゴソ。

「いたーー!!」の声で集まると、そこにはヒメミズカマキリやコオイムシがいました!

ミズカマキリは小魚や水生昆虫などをエサとしますが、一回り小さいヒメミズカマキリはアメンボなど水面近くにいる昆虫をエサとしています。ヒシやジュンサイなどしっかり掴まれる浮葉植物がないとエサが取れず、生息環境も自然度が高いところじゃないといない、結構レアな水生昆虫。

<左:ヒメミズカマキリ 右:コオイムシ>

最後に捕まえた昆虫をリリース。

それぞれの昆虫の棲み分け、色や形の意味などいろいろ気付きがあった観察会。

蚊からヒントを得て、痛くない注射針ができたり、衛星や一眼カメラのレンズもアリやハチなどの複眼をヒントに作られたり、医薬品も昆虫由来のものがあるなど人の生活と欠かせない関係。

虫は発明のヒント、人の進歩にとって重要や役割があるということ。

参加者にとっても何かヒントや気付きが得られた半日だったのではないでしょうか。

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2018年08月28日【ジオの日町内一斉クリーン作戦】9月8日(土)開催!

大山隠岐国立公園 山﨑多世子

黄金色に色づく稲穂、その周りを飛び回る赤とんぼの群れ・・・暑かった夏も終わりを迎え、いよいよ秋の気配を感じる頃となりました。

さて、9月8日(土)、隠岐の島町ではビーチクリーンのイベントが開催されます!

このイベントは隠岐の島町が主催し、大山隠岐国立公園に指定され、隠岐ユネスコ世界ジオパークに認定されている自然環境を保全するために、ユネスコ世界ジオパーク認定月である9月に「ジオの日町内クリーン作戦 ~隠岐ユネスコ世界ジオパーク認定記念~」と称して町内の清掃及びビーチクリーン活動を行うものです。

 

隠岐の素晴らしい自然をいつまでも残しておくために、たくさんの方のご参加をお待ちしております。

なお、会場ではシーカヤック体験等もできるそうです!

詳細やお問い合わせは下記をご確認ください。

ビーチクリーン作戦 チラシ.pdf

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2018年08月23日【大山隠岐国立公園の夏】奥大山

森安 唯

大山の南麓に位置する奥大山エリアには、暑い夏に最適なスポットが沢山。

鳥取県江府町に奥大山と呼ばれるエリアがあります。

四季を通じて楽しめるスポットが盛りだくさんです。

今回は特に、暑い夏にぴったりな清涼スポットをご紹介します。

●木谷沢渓流(きだにざわけいりゅう)


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奥大山スキー場の道路を挟んで向かい側から散策路が始まります。

歩いて5分ほどすると、渓流を流れる水の音が聞こえ、

すぐに渓流とブナの森の涼しげな空間が目に飛び込んできます。

大山のブナの森が育んだ清流が流れる横を

せせらぎの音に耳を傾けながら歩いてみませんか?

【移動手段】◎江府ICから車で約20分 

【場所】鳥取県日野郡江府町御机大平原

鏡ヶ成(かがみがなる)

鏡ヶ成は標高約900メートルのブナやミズナラの原生林に囲まれた高原です。

夏はとても涼しく避暑地に最適!

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周辺には休暇村奥大山や鏡ヶ成キャンプ場があり、ゆっくりと滞在を楽しむことができます。

また、四方を山に囲まれたこの静かな場所では光が入らないため満点の星空が見られます。

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【移動手段】◎江府ICから車で約30分 

【場所】鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成

ブナの森トレッキング


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ブナの木々が続く爽やかな登山道をトレッキングするのもおすすめです。

鍵掛峠より少し奥大山スキー場寄りにある健康の森遊歩道入口に車をとめて

歩き始めて1時間ほどで鳥越峠へ到着します。

上級者はその先の駒鳥避難小屋まで続く登山道もおすすめ。

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木谷登山口(健康の森遊歩道入口)~30分~文殊越~30分~鳥越峠~20分~文殊越~20分~木谷登山口 

合計約1時間40分(歩行時間は目安です)

【移動手段】 ◎江府ICから車で約20分 

【場所】鳥取県日野郡江府町御机大平原

ブナのトンネルをドライブ


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桝水高原から蒜山まで続く道路は森の中を抜けるさわやかなドライブルートです。

途中車をとめて「鍵掛峠」、「木谷沢渓流」、「鏡ヶ成」、

「鬼面台展望休憩所」などを巡ってみるのもおすすめ。

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西日本最大級のブナの森が広がる大山では、

ブナの木々が生い茂るトンネルをドライブすることもできます。

特に、鍵掛峠から奥大山スキー場までの道路はおすすめ。

【移動手段】 ◎江府ICから車で約20分 

【場所】鳥取県日野郡江府町御机大平原

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2018年08月17日第3回「山の日」記念全国大会 in 鳥取

大山隠岐国立公園 小森 夏奈

8月11日は山の日。「山に親しむ機会を得て 山の恩恵に感謝する日」です。

810日(金)~11日(土)にかけて第3回「山の日」記念全国大会in鳥取が鳥取県の米子市と大山(だいせん)で開催されました。

10日の記念登山では、各都府県代表の方々が大山山頂を目指しました。お天気が心配されていましたが、山頂からは弓ヶ浜や米子市内も一望でき、その景色に皆さん感動されていました。

 

11日は歓迎フェスティバルが行われ、大山の会場では山の日記念式典・森の恵み感謝祭、米子市の会場では里の恵み感謝祭が催されました。

 

森の恵み感謝祭では環境省と鳥取県・島根県・岡山県の3県が協力してブースを出展し、大山隠岐国立公園のPRを行いました。

 

環境省のブースでは、大山フォトコンテストの作品展示やプロモーションビデオの放映、国立公園クイズ・ワークショップなども開催し好評のうちに終了しました。

 

国立公園クイズは170人以上の方に挑戦いただきました。クイズの問題は少し難しいかな?と思っていましたが、全問正解の方も多数いらっしゃり用意していた景品がなくなってしまいました!この機会が日本の国立公園、大山隠岐国立公園について知るきっかけになっていただければ嬉しいです。

2019年の第4回「山の日」記念全国大会は山梨県甲府市で開催されます。

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2018年08月14日【イベント報告】 TORI×TOREKKING

大山隠岐国立公園 山﨑多世子

こんにちは!

最近シュノーケリングにはまっているアクティブレンジャーの山﨑です。

8月11日(土)に「TORI×TOREKKING」を開催しました!

【上空の様子】

当日は朝から曇り空が広がっていましたが、イベント中は雨にふられることなく無事に終えることができました。

今回は大満寺山系【自然回帰の森】のスギ二次林から天然林、ヤブツバキの森をゆっくり散策するコースです。野鳥のさえずりが林内にひびき、植物や昆虫、サンショウウオ観察も楽しめる場所です。

しかし、なかにはマムシやスズメバチ等気を付けなくてはいけない生きものもいますので、

看板の前で注意事項等お話してから散策スタートです!

駐車場近くの渓流には、隠岐の固有種「オキサンショウウオ」が生息しています。

水中にいたのは全て幼生。彼らは大人になると林内の落ち葉や倒木の下等で生活します。

歩くこと十数分、二次林のスギ林が見えてきました。

日中にはミンミンゼミやアブラゼミ、朝夕にはヒグラシの鳴き声がたくさん聞こえ、ヤマガラ・キビタキ・ウグイスのさえずり等も響いてきます。

さらに足を進めていくと、目の前に広がるのはスギの天然林!

ここは地区の方々が「天然林不伐条例」を策定した場所であり、樹齢300~400年の巨木が数多く生育しています。足元には希少な花々の姿も。

イベントにご参加頂きました皆様、ありがとうございました!

秋には、海や草むらの鳥たちや山のキノコにふれあうイベントの企画を予定しています。

また次回もよろしくお願いします!

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2018年08月08日豪雨災害後の大久野島

瀬戸内海国立公園 大高下 理恵

この度の西日本豪雨災害で被災された方には心からお見舞い申し上げます。

私が住む広島市の矢野地域も川の氾濫と土石流によって甚大な被害を受けました。

当時、私も車で矢野東天神交差点を通過中、

道が濁流になりもう少しで流されそうに...

何とか脇道に逃げ込むことができ、

車を乗り捨てて高台の家に避難させてもらって助かったのですが、

一歩間違えば濁流に流されていたなと思います。

今回ハザードマップで危険区域になっていなかった場所も被害があり、

想定外の雨量が降れば、想定外の被害が出るのだと改めて分かりました。

温暖化の影響で今後も豪雨が増えると予想されています。

「私の家は大丈夫」「このくらいの雨なら大丈夫」

そんな考えは通用しません!

ぜひ身の安全を最優先に考え、早めに避難していただければと思います。

さて、災害後1ヶ月。

被害のあった竹原市にある大久野島の現状どうなっているかと申しますと、

一部で土砂崩れ等で山頂への道は通行止め・立入禁止となっている区域もありますが、

島内を一周する周回道路は大丈夫です!

また、休暇村、ビジターセンター、毒ガス資料館はもちろん、

海水浴場、プールもオープンしています!

[海水浴場]

豪雨の影響も無くなり、海もきれいです。

大久野島の海水浴でこの暑さを乗り切っていただければと思います!

なお、災害の影響でJR呉線は運転見合わせになっています。

大久野島へ来られる場合は、

高速バス(広島駅~忠海駅)を利用されるか、

自家用車・タクシー等でお越しください。

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2018年08月07日【瀬戸内海国立公園の夏】 有明浜~沙弥島

瀬戸内海国立公園 大林めぐみ

海水浴場特集第2弾!今回は香川県西部、西讃(せいさん)地域。

香川県中部の海岸線は、工場用地や港湾整備による埋立地が多いのですが、西讃地域に進むにつれ透明度の高い海水と白い砂浜の自然海岸が多くなります。その中でも、瀬戸内海国立公園に指定されているARオススメの海水浴場2ヶ所をご紹介します!

■海は広いな~大きいな~有明浜(観音寺市)

有明浜は香川県の南西部に位置し、観音寺市街地からも近い海水浴場。

南北2㎞にわたり続く遠浅の砂浜のため、海底の深さに足を取られにくく、駐車場や海の家も近くにあるので、小さな子ども連れも安心して遊ぶことができます。

平日でもお昼近くになると、補講を終えた中高生たちが自転車でやってきては海に飛び込む姿が見られます。香川の内陸部で生まれ育った私は、毎年こんな風景を見ては、海の近くで育った子はいいなぁと、いつも羨んでしまいます。

干潮の有明浜では、浜にうずくまって何かしている人を多く見かけます。浜に開いた穴に塩を入れて待つと・・・ニュッと細長いモノが飛び出しては、素早く手で掴んでゲットするマテ貝採りができることでも有名なんです。

この日はマテ貝採りではなく、ポニーを連れて散歩する人を発見!最近この近くにできたホースパークのポニーのようでした。

★夏休み自由研究のネタ帳

「海岸で見かける植物・海浜植物ってなぁに?」

有明浜は県内最大級の海浜植物群落がみられる浜!海岸沿いには、

葉が厚くテカテカしたり、地を這うように伸びる植物がみられるよ。

・他の海浜と比べて、海浜植物の数は?種類は?多い?少ない?

・こんな暑くて乾いた場所で生長できるのはなんで? 

・海浜植物にいる昆虫っているの? 

 などなど意外と奥深い海浜植物のナゾを・・・

<上左:コウボウムギ 上右:ツルナ>

<下左:ハマゴウ 下右:白いハマゴウも!>

★海水浴の他にできること

近接した琴弾公園には5万本ものクロマツ林があり、その中には姫松、小傘松、すそひき松などの愛称のついた珍しい形状のマツや大きく存在感のある老松、根上松などが見られる国指定名勝。その広さはなんと約48ヘクタール!サッカーコート約50枚分の広さ!

園内には、四国八十八ヶ所霊場のひとつ、神恵院(じんねいん)や琴弾八幡宮など寺社仏閣や史跡、遊具や動物舎などが点在しており、大人から子どもまで幅広く楽しめます。

<松林は日陰をつくり、心地よい風を通してくれる>

そして、香川県民ならきっと見たこと、聞いたことがある銭形砂絵。

今から400年程前、時の将軍・徳川家光から讃岐巡遣使を派遣すると聞いた地元の古老たちが領主歓迎のために何かできないかと考えた末、一夜で寛永通宝(当時のお金)の砂絵を作り上げたそう。

その大きさはなんと東西123m、南北90m!けど、まん丸じゃない・・・。なぜ楕円形なのかというと・・・。

<左:展望あずまやから見ると・・・> 

<右:琴弾山展望台から見ると丸く見える!>

これを見た人は健康で長生きでき、お金に不自由しなくなるという云われもあるそうですよ~。

遠くには、うどん出汁に欠かせないイリコで有名な伊吹島が。スッキリ晴れた日にはイリコの加工場も見えます。

★アクセス

車(レンタカー)・・・さぬき豊中ICから国道11号線~県道5号線を経由して約20分。琴弾公園駐車場を利用。

公共交通機関・・・JR観音寺駅から徒歩約30分、タクシーで約5分。駅の近くにはレンタサイクルもあります。

観音寺市ホームページ

レンタサイクル

■今は陸地とつながった島・沙弥島(坂出市)

「しゃみじま」と読むここは、昔はその名とおり離島でしたが、1967年に番の州工業地帯の埋立てにより陸続きになった島で、島内には旧石器・縄文・弥生時代の遺跡や古墳、醍醐寺の開祖である理源大師縁の史跡などが点在する歴史文化香る風情あるところです。

坂出市街地から工業地帯を突き進むと緑豊かな小高い山が見えてくるのが沙弥島。

島内には浜が2ヶ所ありますが、海水浴ができるのは西ノ浜。

<西の浜海水浴場>

西の浜には売店、トイレ、シャワー室、2階にあがれば展望デッキがある常設施設や日中の強い日差しを遮る桟敷もあります。

広い砂浜ではないですが、親子連れや隣の瀬居島(せいじま)からきた男性、自転車でやってきた中高生などが好き好きに過ごしていました。

夕方になると、海面に西日がキラキラと反射して、海に入らなくてもサラサラの砂浜に座って海を眺めるだけでも十分癒やされます。

★映える!瀬戸大橋が一望できるナカンダ浜

ナカンダ浜に到着すると目の前に見えるのは、大きなエノキの木と瀬戸大橋。インスタ映えにはもってこいなスポット!

広い芝生と砂浜で思わず泳いでみたい!と思うかもしれませんが、潮流が速いため遊泳禁止、また市条例で景観と文化財保護のため、ナカンダ浜やその周辺でのバーベキュー、たき火、花火の使用は禁止されています。

<左:ナカンダ浜 右:オソゴエの浜>

沙弥島は万葉の島とも呼ばれ、その由縁は万葉の歌人・柿本人麻呂がオソゴエの浜に舟を着けた際、漂着した死人をみて、「もし家族と一緒だったら・・・」と故人とその家族を想って長歌と反歌2首を詠んだことだとされています。また死人が漂着したとされる場所・人麻呂岩や縄文時代~弥生~古墳時代の製塩遺跡などが残る歴史文化深い浜でもあります。

西ノ浜海水浴場で思いっきり遊んで、ナカンダ浜ではのんびり過ごしてという使い方もできますね。

★アクセス

車、公共交通機関どちらでも利用しやすい場所です。

車(レンタカー)・・・香川県内・愛媛・高知方面からは坂出IC下りて県道33号線~192号線を経由して約20分

         岡山方面からは坂出北ICから県道192号線を経由して約10分

駐車場情報・・・ナカンダ浜夏期通行止め情報

公共交通機関・・・JR坂出駅から坂出市営バス「沙弥島万葉会館」下車すぐ 

       もしくは東山魁夷美術館せとうち美術館行き乗合タクシー(1日3本)

★瀬戸内海国立公園 夏のレクリエーションマップ

残り少ない夏。思いっきり楽しんでくださいね!

※浜にクラゲが打ち上がり出しました。毒性の強弱はありますが、絶対素手や素足で触らないようにしましょう!

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2018年08月06日【自然ふれあいイベント】「TORI×TREKKING」@山の日開催!参加申込受付中です!

大山隠岐国立公園 山﨑多世子

 環境省大山隠岐国立公園隠岐管理官事務所では、大山隠岐国立公園の隠岐島地域にて、野鳥観察とトレッキングのイベントを実施します!

 隠岐島地域は渡り鳥の中継地点となっており、これまでに約200種類の野鳥が確認されています。

 「山の日」に、大満寺山系の自然回帰の森で山の自然に親しみながら、様々な野鳥達を探しに行きませんか?

1.名称                         

隠岐島地域 第16回自然ふれあいイベント TORI×TREKKING

2.日時

平成30年8月11日(土)

 第1部 09時00分~12時00分(受付08:45~09:00)

 第2部 13時00分~16時00分(受付12:45~13:00)

  ※小雨決行・荒天時は中止(延期無し)

   中止の場合は原則として当日朝7:30までに判断し連絡します

3.場所

○開催場所 隠岐自然回帰の森(隠岐の島町布施)

○集合場所 中谷駐車場(隠岐の島町布施)※現地集合・現地解散

4.内容・スケジュール

○内容:野鳥観察、トレッキング

○イベントスケジュール

  第1部  

 08:45~ 受付開始

 09:00~ 趣旨説明・注意事項 

 09:15~ トレッキング・野鳥観察 開始(10:30休憩)

 11:45~ 観察終了・まとめ

 11:55~ アンケート記入

 12:00  解散

  ※各行程に要する時間は、第2部も同様

5.対象者・募集人数・参加費

一般(小学生以下は保護者の同伴が必要)

 15名(先着順) 参加費 50円(保険代)

6.服装・持ち物

○服装

 帽子、動きやすい服装(長袖長ズボン)、運動靴または軽登山靴(サンダル不可)、リュックサック

○持ち物

 飲み物、タオル、保険証のコピー、参加費、雨具、双眼鏡(任意)、カメラ(任意)

 ※カメラ等を持参される場合は自己責任で管理をお願いします。

7.申込方法(詳細は別添チラシ参照)

事前申込制

 8月8日(水)までに大山隠岐国立公園隠岐管理官事務所に電話、FAXまたは郵送(必着)でお申し込み下さい。申込受付は先着順とし、定員は各部15名となり次第終了とさせていただきますので、予めご了承ください。

8.主催・協力

主催:環境省 中国四国地方環境事務所 大山隠岐国立公園隠岐管理官事務所

協力:隠岐の島町図書館、隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協議会

9.添付資料

「TORI×TREKKING」参加募集チラシ[232KB].pdf

10.連絡先

〒685-0016島根県隠岐郡隠岐の島町城北町55

環境省中国四国地方環境事務所大山隠岐国立公園隠岐管理官事務所(担当:山﨑)

電話(08512)2-0149/FAX(08512)2-0150

皆様のご参加をお待ちしております!

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