アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
第2回 宍道湖子どもパークレンジャー 【イベント】
2015年06月24日
松江
冬に続いて宍道湖で子どもパークレンジャーを開催。今回は生き物調査です!
宍道湖は国指定鳥獣保護区であり、ラムサール条約によって国際的に重要な湿地であると認められています。
さらに宍道湖とその周辺の湿地は希少な湿地生態系が残る場所として日本の重要湿地500に選ばれています。
自然を守ろうとするとき... 最初にすべきは「現状を知ること」ですね。
秋鹿小学校5年生のみんなにお願いして、一緒に宍道湖、秋鹿川と岡本川の生き物調査をしてもらいました!
秋鹿川にはカニがいっぱい
岡本川にはカエルやハゼがいっぱい
有名なトノサマガエルも準絶滅危惧種
でもここにはたくさんいますね!
カエルがいるところにはヘビもいます
みなさんはヘビに触れますか...??
アメリカザリガニもいます... 16.5cmの大物でした
じつは貴重な水草をちょん切ってしまう困ったさんなのです
イチョウゴケ(準絶滅危惧種) たんぼに浮かんでいました。
こどもたちからは
「さかなの捕まえ方がわかった」
「ヒルにはじめてさわった」
などの感想がありました。それぞれがはじめての体験をできたようですね!
子どもパークレンジャーは子どもたちに自然保護官(レンジャー)と一緒に活動・自然環境学習を体験してもらうプログラムです。今後は調べてもらったことを発表してもらう予定もあります。
貴重な種や生態系を脅かす種もいました。
子どもたちが何に興味をもってまとめていくか楽しみです。
みんなこれからもよろしくね!