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アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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大山隠岐国立公園 米子

221件の記事があります。

2008年10月02日マツムシが鳴いたら・・・

大山隠岐国立公園 米子 米田美里

 10月1日に大山の桝水原(鳥取県伯耆町)で『桝水高原 花いっぱい運動』が行われました。この活動はもともと桝水原に自生していた、大山の指定植物であるマツムシソウを保護し増殖させるために、地元の自治体が1998年から行っているボランティア活動です。
 マツムシソウは山地の乾いた草地に生え、8月から10月中旬にかけてかわいらしい薄紫色の花を咲かせる植物で、マツムシの鳴く頃に花を咲かせることからこの名前がつきました。桝水原がかつて牧草地利用されていた頃には多数の群落が存在していましたが、戦後になり牧草地利用が終わり草地が管理されなくなったことで生態系が変わったことや、観光客の心ない採取が原因となり数が減り、今では鳥取県版レッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。


◎マツムシソウの花

 今回の活動では地元の高校で種から育てたマツムシソウの苗とナンゴククガイソウの苗300株を地元の自治会、県、伯耆町の職員の方など約25人で植栽しました。当日は天候も良く桝水原からは隠岐の島まで見ることができました。
 

◎マツムシソウ植栽中

 現在、桝水高原ではたくさんのマツムシソウが迎えてくれます。今回植栽した苗もうまく定着すれば来年の8月にも花を咲かせてくれることでしょう。


◎桝水高原からの伯耆大山

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2008年09月30日大山トイレマナーアップキャンペーン

大山隠岐国立公園 米子 米田美里

 9月1日から鳥取県は、登山者の大山での頂上トイレ使用や大山の自然環境を大切に利用してもらうためのマナーやモラルの向上を図るため、「大山トイレマナーアップキャンペーン」をスタートしました。それに関連して、9月28日に頂上トイレ浄化槽にたまった汚泥のキャリーダウンが行われました。当事務所からはわたしは別のイベントに参加していたため参加できませんでしたが、保護官が参加しましたのでその様子を紹介したいと思います。

 大山の頂上避難小屋のトイレは、太陽光、風力による電力を使用し、し尿分解を促進する先進的なエコトイレとして2002年に供用が開始されました。そして供用開始から6年あまりたった現在、沈殿分離槽には約3.8立方メートルもの汚泥が蓄積されています。そのため、今回浄化槽機能の低下を防ぐため、キャリーダウンボランティアを募り蓄積された汚泥の人力運搬が行われました。
 ボランティアによる人力運搬は全国でもまれだということでしたが、今回のキャリーダウンには事前参加申し込みされた方が350名、当日参加、駐車場受付の方が約30名、頂上受付が約60名、スタッフをあわせると約500名もの人が参加しました。参加者は地元の鳥取、岡山、島根、遠くは東京からと様々な地域から多くの参加があったようです。
 参加者は頂上で汚泥を入れたボトル(2リットル)を受け取り下山。今回のキャリーダウンでは約1トンが人海戦術で担ぎ下ろされました。鳥取県では来年度以降もこの活動を続ける予定だそうです。


◎ボランティア受付(大山博労座駐車場)


◎頂上でのボトルの受け渡し
奥に見えている黄色のタンクが沈殿分離槽

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◎大山のトイレマナー5ヶ条◎
1.登山に備えて前日の体調を整えましょう。
2.登山前には用便をすませましょう。
3.登山時には携帯トイレを持参しましょう。
4.頂上トイレは大切に使用しましょう。
  (トイレの使用は最小限にしましょう)
5.ゴミは持ち帰りましょう。

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2008年09月19日大山歴史巡り~豪円山~

大山隠岐国立公園 米子 米田美里

 大山の玄関口、博労座続きの東側の山はかつて呼瀧山と呼ばれていました。しかし、現在では呼瀧山と言っても地元の大人でも分からないほどあまり知られていないそうです。実はこの呼瀧山、いまで言う豪円山のことです。豪円山は標高892mで、山頂まで10分弱程度で登ることのできる山です。スキー場や野営場もあり様々なシーズンで多くの人に利用されています。
 豪円山には北側の一部斜面に、いまでもわずかに滝の流れがあり、この滝は往年はその瀑音が山野にこだまし、このことからこの山を呼瀧山と呼んでいたそうです。ではなぜ豪円山と呼ぶようになったのでしょうか?
 呼瀧山が豪円山と呼ばれるようになったのは慶長16年(西暦1611年)以降で、大山寺中興の祖である豪円僧正の墓所となってからその功績をたたえて名付けられたそうです。山頂に続く道の傍らには豪円僧正を中興の第一世として第二世から第八世までのお墓(世代墓)があり、山頂には豪円地蔵がまつられています。ちなみに大山は聖域とされていたため実際に遺体は埋葬されずこの場所にある墓は詣り墓とよばれるものです。
 豪円僧正が葬られたことで呼瀧山から呼び名が変わった豪円山ですが、豪円僧正がなぜこの地に葬られたかというと、それにはある伝説が残っています。

 かつて米子城主が行った検地が、徳川家康より三千石の寺領安堵のお墨付きを受けていた大山寺領にまで及んだことに怒った豪円僧正がその死を前に、

「吾を葬るには須(すべから)く米子城を俯瞰(ふかん)すべき地に於てせよ 吾必ず異日米子城の没落を見せよう」

と遺言したので米子城を望むこの地に葬り、その3年後に米子城主中村一忠が20歳の若さで頓死し米子城主中村家は断絶になった、という伝説です。


◎山頂にある豪円地蔵
 この豪円地蔵の視線の先には米子市街が・・・

 このようなちょっと怖い伝説の残る豪円山ですが南斜面から見る大山の眺望はすばらしく、大山でも景勝地の一つです。気軽に行くことのできる場所なので、是非ここから見える大山と豪円地蔵を見てもらえればと思います。 


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2008年09月18日鱒返しの滝

大山隠岐国立公園 米子 米田美里

 みなさんは大山隠岐国立公園の中の滝といわれて、思いつく滝はどの滝ですか?おそらく一番はじめに思いつくのは大山滝ではないでしょうか?大山滝は名瀑100選にも選ばれた大山一の滝です。しかし、大山滝以外にも大山隠岐国立公園内には鮎返しの滝や、千丈滝など様々な見応えのある滝があり、鱒返しの滝もその中の一つです。今回は先日巡視に行った鱒返しの滝について紹介したいと思います。
 
 鱒返しの滝は約110万年前、大山の噴火でできた滝であるといわれています。三段構成の滝で、『その高さと滝壺の深さを知る者はいない神秘の滝・・・』だそうですが、とりあえず上段の高さは47mあることが知られています。滝の上は『一枚岩渓谷』で流れに磨かれたテラスのような渓谷が広がっているそうです。新緑、紅葉、雪景色と様々な自然の変化を楽しむことができる滝です。
 
 鱒返しの滝の遊歩道の入り口は以前紹介した船上山の東坂登山口から車で5分もかからないくらいすぐ近くにあります。遊歩道は500mもなく、20分足らずで滝見台に着きますが、道幅が40cm程度で片側は急斜面なので歩くときには注意が必要です。


◎滝見台からの鱒返しの滝

 滝見台は小さく、10人くらいが定員の広さです。滝見台から一枚岩渓谷にも行くことができるようでしたが、巡視を行った日は前日の雨で道の状態が悪く危険だったため行くことができませんでした。


◎一枚岩渓谷への道
45度くらいの傾斜をロープで登って行きます。

 大山滝よりも気軽に行くことができるので、紅葉の季節にはぜひ足を運んでみてほしい滝でした。

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2008年08月28日眺望の山◎三平山

大山隠岐国立公園 米子 米田美里

こんにちは。暑い日が続いていましたが今週になってぐっと涼しくなりましたね。ここ1週間は出かけるときは毎回傘がお供になっています。みなさん季節の変わり目ですので、体調を崩さないように気をつけてくださいね!

 さて、今回は大山隠岐国立公園の中にある三平山(みひらやま)の紹介をしたいと思います。この三平山は標高1010mと大山隠岐国立公園内の山の中では比較的低い山で、特別地域に指定されています。標高差は約300mで、およそ40分前後で山頂まで登れ、大山南壁の眺望が非常によい山です。近くにキャンプ場や三平山森林公園があり、子どもから大人まで気軽に楽しめるコースです。また、三平山からは先日紹介した朝鍋鷲ヶ山(あさなべわしがせん)、金ヶ谷山(かながたにやま)、白馬山(しろうまやま)そして毛無山(けなしがせん)へと続く縦走路もあるため、家族連れで軽登山をする人から本格的に登山を楽しむ人まで様々な人に利用されています。
 
 三平山山頂には、登山口から緩やかなジグザグに進むマツ林に囲まれた登山道をしばらく登っていきます。すると樹木がほとんど無くなりカヤにまわりを囲まれた土塁を進むことに。この土塁は旧陸軍が蒜山高原で軍馬を養成していた頃に高原を囲うようにつくられたものだそうです。


◎三平山の土塁の様子

 土塁を越え尾根伝いに登っていくと15分ほどで頂上に着きました。この日は非常に天気が良く暑かったため、日陰のない土塁はなかなかきつかったのですが、頂上からの景色は大山、烏ヶ山、蒜山三座、さらには日本海や弓ヶ浜半島まで見ることができ、とても贅沢な眺めでした。


◎三平山頂上
左奥が大山南壁、右奥に烏ヶ山。


◎三平山からの蒜山三座
手前(左)から上蒜山、中蒜山、下蒜山。

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2008年08月19日◆ブナの森観察会と木工教室◆

大山隠岐国立公園 米子 米田美里

 こんにちは!毎日暑い日が続いてますね。大山でも今年登山中に熱中症、脱水症状になった人が数人いました。皆さん運動中はこまめに水分をとるなど十分に注意してくださいね。

 さて、大山といえば西日本最大級のブナの原生林のある場所として知られています。そんな大山の自然に実際に触れてもらおうと、(財)自然公園財団とペンションわくわく村と共催で『大山ブナの森観察会&木工教室』と題して8月の8日と18日に自然観察会を行いました。今回はそのときの様子を紹介したいと思います!

 今回の観察会は野営場内に設置された、間近にブナの樹を見て触ることができるバリアフリーの学習歩道を使って行いました。緑あふれる木道でチョウを見たり、鳥の声に耳をすませたり…。実際にブナの葉に触ったり、良い匂いの樹木、苔の生えている樹木などを探すフィールドビンゴをしたりしました。


◎ブナについて勉強中…

 観察会の後は、野営場の倒木処理の際に出たブナを使った木工教室を行いました。内容は、ネックレス、キーホルダーとストラップを作成。小さな子も大人の手を借りながら自分でのこぎりを使って作成しました。切ったブナの断面を見てその白さに驚く人も。世界に一つだけ、自分だけのオリジナルを作成するのにみんな真剣でした!


◎ギコギコギコギコ…。枝を切るのも一苦労!でもみんな楽しそうでした☆


◎ビーズを使ってネックレスに飾りをつけました!色合いにも個性があって面白いですね。

 この観察会と木工教室ですが、26日に第三回目、最終回が行われます。当日参加もできるので、夏休みの最後の思い出作りに参加してみてはいかがでしょうか?
 *お問い合わせ・申し込みは以下まで
  自然公園財団鳥取支部大山支所
  TEL 0859-52-2165

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2008年08月06日天空の楽園―大山ユートピア―

大山隠岐国立公園 米子 米田美里

 こんにちは。セミの鳴き声が響く暑い季節がとうとうやってきました!山陰でも30度を超える日々が続いています。さて、今回は大山の三鈷峰の近くにあるユートピアの様子を紹介したいと思います。この時期のユートピアは頂上のお花畑が満開になるため大変人気があります。

 今回紹介するユートピアまでの道のりは大山の一般的な登山道である夏山登山道にくらべて上級者向けであるといわれています。大神山神社の裏側にある登山道から下宝珠越、中宝珠越、上宝珠越と行くルートです。大神山神社から下宝珠越までの道のりは急斜面の谷を登っていきます。下宝珠越を過ぎるとしばらく平坦な道が続き、登山道のまわりに咲いた花が疲れを癒してくれます。

 

◎登山道で見ることのできる花々
(左上:ヤマジノホトトギス、右上:ソバナ、左下:ホソバノヤマハハコ、右下:ホツツジ)

 中宝珠越を過ぎるといよいよ難関が・・・。片側の崩落した細い道を岩壁に張り付くように慎重に進みます。ここは2000年の鳥取西部地震で崩壊の進んだ箇所で、大変危険な箇所です。大山の荒々しい北壁を間近に見つつ気合いを入れて登っていくと、やっと上宝珠越へ。「あー、怖かった!」とほっと一息つきつつユートピアのお花畑に向かってラストスパートをかけました。


◎中宝珠越から上宝珠越の難所と大山北壁

 上宝珠越から約30分進むと、いよいよ花の咲き乱れるユートピアです。ユートピア避難小屋に近づくとナンゴククガイソウの紫色とシモツケソウのピンク色が絨毯のように広がっていました!この日は頂上にガスがかかっていましたが、それでも辺り一面に広がるお花畑の景色はまさしくユートピアでした。


◎お花畑の様子

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2008年07月11日朝に鍋で鷲の山?

大山隠岐国立公園 米子 米田美里

 こんにちは!7月に入り暑くなってきましたね。山陰はまだ梅雨明け宣言こそありませんが、いつ宣言が出てもおかしくない良い天気が続いています。

 さて前回、大山隠岐国立公園にある船上山について紹介しましたが、今回は先日巡視に行ってきた朝鍋鷲ヶ山(あさなべわしがせん)の様子について紹介したいと思います。それにしても朝鍋鷲ヶ山・・・。変わった名前の山ですね。由来を是非知りたいものです。
 今回の巡視は、まずは登山口を探すことから始まりました。が、登山口の位置が分からずしばらく探すことに・・・。
 ようやく見つけた登山口は標識が見あたらず草のせいで木階段がかすかに見える程度で、周りと同化していました。気づかず素通りしそうです(実際しました・・・)。本当にこれが登山口なのかと思っていると、木階段に手書きで「アサナベ」と書いてありました。


◎朝鍋鷲ヶ山の入り口◎

 登山道に入ると、草に覆われていた入り口と違ってよく整備された木階段が続いていました。実はこの朝鍋鷲ヶ山の登山道は、2005年に岡山で行われた「晴れの国おかやま国体」の山岳縦走で使用されたコースなので新しくキレイな登山道なのです。
 木階段の周りにはササユリやオカトラノオ、ブナやミズナラなどの植物が見られました。


左上:オカトラノオ 右上:ササユリ 左下:ウツボクサ 右下:セミ脱皮中です!

 今回紹介した朝鍋鷲ヶ山は大山から蒜山三座まで見渡せる、眺望が良い山として知られているのですが、今回の巡視では残念ながら雲があり大山は見えませんでした。

◎頂上の展望台からの景色◎
手前に見えるのが三平山。雲がなければ左奥に大山が見えます。

 これから本格的に夏となりアウトドアシーズンに入りますが、皆さん熱射病、熱中症に気をつけて楽しい夏にしてくださいね!

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2008年06月23日歴史めぐり 《船上山》

大山隠岐国立公園 米子 米田美里

 こんにちは。本格的な梅雨に入り、山陰では傘が手放せなくなってきました。他地域の晴れマークが羨ましいこの頃です・・・。
 さて、今回は大山隠岐国立公園内にある船上山(せんじょうさん)について紹介したいと思います。

 船上山は隠岐の島に流された後醍醐天皇が、1333年伯耆の豪族・名和長年に迎えられ、鎌倉幕府討幕のため挙兵した舞台として知られる、後醍醐天皇にまつわる史跡が多い場所です。また、4月下旬には万本桜祭りがあり、遅咲きの八重桜でいっぱいになります。
 “船上山”の名の由来は、『屏風岩』とも呼ばれる断崖により山容が船の底のように見えることからだといわれています。
 この屏風岩、以前船上山にきたときにロッククライミングをしている人を見ました。
 真正面から船上山に挑むとは・・・。強者(つわもの)たちも真っ青ですね・・・。

 船上山の一般的な登山口である東坂登山口を登っていくと、いきなり野原が広がります。
 じつはこの野原が船上山の山頂になります。かつて後醍醐天皇はよくここで野点(のだて:野外での茶会)などを行われていたそうです。この山頂には山頂休憩小屋や船上山行宮碑があり、一休みするにはぴったりの場所です。
 また、この場所は千丈のぞきへ続く道の入り口と船上神社に続く道との分岐点でもあります。
 千丈のぞきへは入り口から急斜面を5分ほど下っていくとたどり着きます。


◎千丈のぞき
ここからの景色は一見の価値有り!ですが、先端の岩までいくのに足がすくみました・・・。

 山頂から船上神社へは緩やかな坂になっており、ブナやミズナラ林に囲まれた道すがらには、寺坊跡や古石塔群などが多数あります。また、船上神社周辺には後醍醐天皇の行宮跡地と推定されている奥の院や千丈滝のぞきなどがあります。

◎船上神社
奥には“船上神社の大スギ”があります。


◎船上山之碑
船上神社にある船上山之碑には後醍醐帝という文字がはっきりと見えました。

船上神社は、かつて建武の頃には周辺に智積寺があり壮麗な社殿であったといわれています。しかし、度重なる戦乱や明治期の神仏判然令によって寺は場所を変え、今では神社のみになったそうです。


◎千丈滝のぞきからの景色
屏風岩を真横から見ることができます。運良く日本海まで見えました。

みなさんも是非、建武中興発祥の地・船上山へと足を運んでみてはいかがでしょうか?

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2008年06月10日キレイな中海・宍道湖のために・・・

大山隠岐国立公園 米子 米田美里

こんにちは!
そろそろ山陰にも梅雨が迫ってきました。
そんななか、本格的な梅雨入りをする前にということで、6月8日(日)に中海・宍道湖一斉清掃が行われ、米子自然環境事務所も参加してきました。

この中海・宍道湖一斉清掃は2005年に中海・宍道湖の両湖がラムサール条約湿地に登録されたことを受けて、2006年から行われています。
数日前から天気予報では雨とされていたこの日ですが、
当日は額に汗が滲むほどのよい天気でした。
今年の開始式は島根県安来市のハーモニータウン汐彩で行われ、島根、鳥取両県知事のほか多数の団体や地域の方々が参加されました。

また、今年安来地区では中海アダプトプログラムに16団体が新たに参加されるということで、認定書授与式も一緒に行われました。


◎アダプトプログラム認定書授与式の様子。

このアダプトプログラム、アダプトは「養子にする」という意味で、市民が一定区画を我が子のように愛情を持って面倒を見る、つまり清掃・美化活動をするというものです。2006年から今までに80団体が参加されているそうです。地域の人たちが一丸となって中海・宍道湖を大切にしているんですね。

一見するとほとんどゴミの落ちていないように見えた沿岸ですが、岩と岩の間には意外なほどゴミが引っかかっていて、皆さん岩間に手を伸ばしてゴミをとっていました。

◎清掃中・・・。見えているのに岩に阻まれてとれないゴミが憎らしい・・・。



◎集めたゴミです。細かく分別しました。

この安来市のほかに、この日は島根・鳥取両県あわせて6カ所で清掃活動が行われました。
『キレイな中海・宍道湖のために・・・』
別々の場所でしたが清掃活動に参加された方々の思いは同じだったのではないでしょうか。

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