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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

ー芸術の秋から見るー国立公園の風景

2011年10月28日
高松
現在、屋島のふもとにある四国村ギャラリーで開催されている
絵画展のご案内です。




       「巨匠が描いた国立公園」展
前期:10月8日(土)~11月6日(日) 後期:11月12日(土)~12月4日(日)
四国村ギャラリー 9:00~17:00 会期中無休
企画展入村料:一般1,200円 高校生700円 小中学生500円 園児以下無料

【主催;四国村HP】
http://www.shikokumura.or.jp/intro/index.html
(ギャラリーは、建築家・安藤忠雄氏設計)

【協力;財団法人国立公園協会HP】
http://www.npaj.or.jp/topics/picture/index.html


これは、昭和6年に国立公園法が制定された時、
財団法人国立公園協会が、国立公園を広く知ってもらうことを目的に
その時代を代表する洋画家に国立公園の風景の作画を依頼したもの。
その当時、32点が完成しましたが、落雷や戦災で何点かは消失。
しかし、戦後新たに指定された国立公園も描かれ、80点もの
絵画が今では完成しています。

自然風景を描いた洋画家たちも名だたるもの。
香川県丸亀市にも美術館のある猪熊弦一郎
他にも小磯良平や林武など、見応えのある企画展です。

また前期が東日本、後期が西日本の国立公園をモチーフにしていますので、
前期・後期の両方を楽しんでいただければと思います。

瀬戸内海国立公園・高松管内からは、
屋島、鳴門、寒霞渓、琴平宮、櫃石島がモチーフとして描かれています。

現在、中四国で巡回中のアクティブレンジャーによる
国立公園写真展の写真とはまた違った絵画で風景を見て、
そこからどこの風景をモチーフにしたのか探してみるものいいですね。