足摺宇和海国立公園 土佐清水
298件の記事があります。
2014年06月24日大月パークボランティア 救急法研修&オニヒトデ駆除
足摺宇和海国立公園 土佐清水 笠貫 ゆりあ
6/14に大月地区パークボランティア(以下PV)を対象に救急法研修を行いました。
夏のシュノーケリングやカヤックのシーズン前に毎年行っているものです。
講師は幡多西部消防組合大月分署の職員さんです。
この研修では人形を使った心肺蘇生法やAED使用法、そして傷病者を移動させるための搬送法などについて実際に体を動かしながら学びました。
【人工呼吸】
【心臓マッサージ】
【AED使用法】
【搬送法】
毎年行っていても時間がたつと忘れてしまったり、日々救急法のやり方も変化しているため、とても重要な研修となりました。
研修で習ったことを使う事態にならないことが1番ですが、もしものときもこれで正しく対処できますね。
今年も安全に楽しく活動しましょう!
救急法研修のあとは大月PVの一員でもある黒潮生物研究所・中地さんより、
「足摺宇和海国立公園海域のサンゴ群集の現状と保全の取組について」の勉強会を行いました。
現在のサンゴの分布や食害生物(オニヒトデなど)の状況、サンゴ保全活動の取組、おすすめの海中スポット紹介など、写真や図を交え、楽しくわかりやすくお話ししてくださいました。
そして、最後に大月PVとしての豊富も語ってくださいました。
PVの皆さんも大月地区や大月以外の公園内の海の状況や取組について知ることができ、今後のPV活動としてやりたいことなども見えたのではないでしょうか。
今回の勉強会がより活発なPV活動につながればと思います。
そして、翌日は酢酸注射を使用したオニヒトデ駆除。(駆除方法についてはhttp://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2013/11/1203.html参照)
今回は尻貝(しりがい)と古満目(こまめ)の2カ所で計47個体が駆除されました。
【尻貝の海中】
【尻貝で見つかったオニヒトデ】
【かなり浅い場所でサンゴや生きものを目にできる古満目】
尻貝は、今年になってから多くのオニヒトデが入ってきているようです。
大月PVの活動拠点でもあり、夏場はキャンプ場利用客が訪れる場所でもあるので、今後の動向に注意し、PVでも駆除活動を続けていく必要がありそうです。
PVのみなさん、お疲れ様でした。
★前回のクイズの答え★
(クイズの問題はhttp://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2014/05/1264.html参照)
夏のシュノーケリングやカヤックのシーズン前に毎年行っているものです。
講師は幡多西部消防組合大月分署の職員さんです。
この研修では人形を使った心肺蘇生法やAED使用法、そして傷病者を移動させるための搬送法などについて実際に体を動かしながら学びました。
【人工呼吸】
【心臓マッサージ】
【AED使用法】
【搬送法】
毎年行っていても時間がたつと忘れてしまったり、日々救急法のやり方も変化しているため、とても重要な研修となりました。
研修で習ったことを使う事態にならないことが1番ですが、もしものときもこれで正しく対処できますね。
今年も安全に楽しく活動しましょう!
救急法研修のあとは大月PVの一員でもある黒潮生物研究所・中地さんより、
「足摺宇和海国立公園海域のサンゴ群集の現状と保全の取組について」の勉強会を行いました。
現在のサンゴの分布や食害生物(オニヒトデなど)の状況、サンゴ保全活動の取組、おすすめの海中スポット紹介など、写真や図を交え、楽しくわかりやすくお話ししてくださいました。
そして、最後に大月PVとしての豊富も語ってくださいました。
PVの皆さんも大月地区や大月以外の公園内の海の状況や取組について知ることができ、今後のPV活動としてやりたいことなども見えたのではないでしょうか。
今回の勉強会がより活発なPV活動につながればと思います。
そして、翌日は酢酸注射を使用したオニヒトデ駆除。(駆除方法についてはhttp://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2013/11/1203.html参照)
今回は尻貝(しりがい)と古満目(こまめ)の2カ所で計47個体が駆除されました。
【尻貝の海中】
【尻貝で見つかったオニヒトデ】
【かなり浅い場所でサンゴや生きものを目にできる古満目】
尻貝は、今年になってから多くのオニヒトデが入ってきているようです。
大月PVの活動拠点でもあり、夏場はキャンプ場利用客が訪れる場所でもあるので、今後の動向に注意し、PVでも駆除活動を続けていく必要がありそうです。
PVのみなさん、お疲れ様でした。
★前回のクイズの答え★
(クイズの問題はhttp://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2014/05/1264.html参照)
2014年05月28日体験!あしずり動物調査
足摺宇和海国立公園 土佐清水 笠貫 ゆりあ
先日、自然観察会「体験!あしずりの動物調査」を行いました。
講師は四国自然史科学研究センターの谷地森先生です。
今回は野生動物の調査に使用する、無人撮影カメラの設置を体験!
当日の天気はどんより曇り空で途中から雨も降り出しましたが、
なんとか決行することができました。
まずは、バスで現地へ移動し、
先生が以前、無人撮影カメラで撮った写真も見せてもらいながら、
カメラの使い方を説明していただきました。
こんな風に動物が撮れるのか…!?期待が膨らみます!
現地に着いたら、けもの道沿いに設置するなどカメラの仕掛け方のコツを伝授してもらい、
3班に分かれ、動物の気持ちになって思い思いの場所へカメラを仕掛けました。
【仕掛けられたカメラ】
これからどんな動物が写るのでしょうか。結果は約1ヶ月後のお楽しみです♪
他にもアオバトの羽が見つかったり、コウモリのねぐらになる仕掛けも見ることができました。
そして、待ちに待った約1ヶ月後!
回収したカメラの写真確認会を行いました。
結果は・・・
全ての班の仕掛けたカメラで動物が撮影されていました!
仕掛けた場所によって写った数や種類も様々でしたが、
タヌキ、イノシシ、ネズミなどの哺乳類に加え鳥類など全部で10種以上が確認できました。
【左上:イノシシ、右上:シロハラ、左下:イタチ、右下:タヌキ2頭】
写っていた動物を少しご紹介↓
【タヌキ】
光に反応するのか、目がくらむのか…
こんな風にばっちりカメラ目線で同じ個体が連続で写ることがあるようです。
タヌキのロードキル(野生動物の交通事故死)が多いのも、
車のライトに反応して立ちすくんでしまうのが要因の1つかもしれません。
【ミゾゴイ】
繁殖のため夏に日本へ渡ってくる希少な鳥類の1種。
足摺では、すでにこの時期から渡って来ていることがわかりました。
やはり暖かいからなのでしょうか?
写真を確認しながら、写った動物のお話しをしてもらった後は、
足摺だけでなく四国全体の哺乳類やその調査・研究についてのお話しもしていただきました。
また今回の確認会は、大月地区パークボランティア(以下PV)の方の研修も兼ねて行いました。
いつもは海での活動が多いPVの皆さんですが、山の自然の話しも聞ける良い機会となりました。
普段できない野生動物の調査の体験を通し、
なかなか目にすることの少ない野生動物が身近な山の中に暮らしていることを知ってもらえたのではないかと思います。
このような機会に身近な自然や生きものに少しでも興味や関心を持ってもらえると嬉しいですね。
谷地森先生、参加して下さった皆さん、ありがとうございました(^^)
★クイズ★
写真の中のネズミを探せ!
答えは次回のAR日記で…
講師は四国自然史科学研究センターの谷地森先生です。
今回は野生動物の調査に使用する、無人撮影カメラの設置を体験!
当日の天気はどんより曇り空で途中から雨も降り出しましたが、
なんとか決行することができました。
まずは、バスで現地へ移動し、
先生が以前、無人撮影カメラで撮った写真も見せてもらいながら、
カメラの使い方を説明していただきました。
こんな風に動物が撮れるのか…!?期待が膨らみます!
現地に着いたら、けもの道沿いに設置するなどカメラの仕掛け方のコツを伝授してもらい、
3班に分かれ、動物の気持ちになって思い思いの場所へカメラを仕掛けました。
【仕掛けられたカメラ】
これからどんな動物が写るのでしょうか。結果は約1ヶ月後のお楽しみです♪
他にもアオバトの羽が見つかったり、コウモリのねぐらになる仕掛けも見ることができました。
そして、待ちに待った約1ヶ月後!
回収したカメラの写真確認会を行いました。
結果は・・・
全ての班の仕掛けたカメラで動物が撮影されていました!
仕掛けた場所によって写った数や種類も様々でしたが、
タヌキ、イノシシ、ネズミなどの哺乳類に加え鳥類など全部で10種以上が確認できました。
【左上:イノシシ、右上:シロハラ、左下:イタチ、右下:タヌキ2頭】
写っていた動物を少しご紹介↓
【タヌキ】
光に反応するのか、目がくらむのか…
こんな風にばっちりカメラ目線で同じ個体が連続で写ることがあるようです。
タヌキのロードキル(野生動物の交通事故死)が多いのも、
車のライトに反応して立ちすくんでしまうのが要因の1つかもしれません。
【ミゾゴイ】
繁殖のため夏に日本へ渡ってくる希少な鳥類の1種。
足摺では、すでにこの時期から渡って来ていることがわかりました。
やはり暖かいからなのでしょうか?
写真を確認しながら、写った動物のお話しをしてもらった後は、
足摺だけでなく四国全体の哺乳類やその調査・研究についてのお話しもしていただきました。
また今回の確認会は、大月地区パークボランティア(以下PV)の方の研修も兼ねて行いました。
いつもは海での活動が多いPVの皆さんですが、山の自然の話しも聞ける良い機会となりました。
普段できない野生動物の調査の体験を通し、
なかなか目にすることの少ない野生動物が身近な山の中に暮らしていることを知ってもらえたのではないかと思います。
このような機会に身近な自然や生きものに少しでも興味や関心を持ってもらえると嬉しいですね。
谷地森先生、参加して下さった皆さん、ありがとうございました(^^)
★クイズ★
写真の中のネズミを探せ!
答えは次回のAR日記で…
2014年05月02日今年の篠山アケボノツツジ
足摺宇和海国立公園 土佐清水 笠貫 ゆりあ
こんにちは。
久々の更新になってしまいました(すみません…)が、
書きたいことは盛りだくさんなので、
これから、がんばって更新していきたいと思います!
毎年4月下旬~5月初め頃に見頃を迎える篠山アケボノツツジ。
昨日、登ってきたところ・・・
山頂は散り始めてしまっていますが、
まだパラパラとピンクの淡い花が残っていました。
【山頂付近】
入(い)らずの森は、まだつぼみがある木もあったので、
もうしばらく花が見られそうです。
【入らずの森】
登山道からは少し遠目になってしまいますが、
山頂へ向かう途中に見えるシャクナゲもキレイでした。
【シャクナゲ】
明日からの連休、お天気が良ければ登ってみてはいかがでしょう♪
きちんと山登りのできる格好(特に足元)でお越し下さいね。
久々の更新になってしまいました(すみません…)が、
書きたいことは盛りだくさんなので、
これから、がんばって更新していきたいと思います!
毎年4月下旬~5月初め頃に見頃を迎える篠山アケボノツツジ。
昨日、登ってきたところ・・・
山頂は散り始めてしまっていますが、
まだパラパラとピンクの淡い花が残っていました。
【山頂付近】
入(い)らずの森は、まだつぼみがある木もあったので、
もうしばらく花が見られそうです。
【入らずの森】
登山道からは少し遠目になってしまいますが、
山頂へ向かう途中に見えるシャクナゲもキレイでした。
【シャクナゲ】
明日からの連休、お天気が良ければ登ってみてはいかがでしょう♪
きちんと山登りのできる格好(特に足元)でお越し下さいね。
2014年02月17日【参加者募集】竜串泥土除去プラント見学会
足摺宇和海国立公園 土佐清水 笠貫 ゆりあ
こんにちは。
大雪のニュースが相次いでいますが、皆さんの地域はどうでしょうか。
土佐清水は寒いものの雪の気配はありません。それでも寒いですが…。
さて告知が大変遅くなってしまいましたが、今週土曜日に行われるイベントのお知らせです。
現在、竜串自然再生の取り組みの1つとして、竜串湾で泥土除去工事が行われています。
・・・
泥土除去工事って何!?
泥土を除去してるの?どうやって?
取り除かれた泥の行方は!?
どうしてこんなことをしているの?
竜串自然再生って?
・・・
少しでもこんな風に気になった方のために…
「泥土除去プラントの見学会」を開催します!
皆様お誘いあわせのうえ、ぜひぜひご参加下さい♪
************************************************
竜串泥土除去プラント見学会
日 時:2014年2月22日(土)13:30~14:30
※雨天決行
集合場所:竜串観光案内所前の駐車場
場 所:泥土除去プラント(竜串漁港となり、遊歩道沿い)
参加費:無料
服 装:スニーカーなど履き慣れた靴
※雨天の場合は雨具をご持参ください。
申 込:土佐清水自然保護官事務所
TEL 0880-82-2350
FAX 0880-82-2358
(参加者名、電話番号をお伝え下さい)
〆 切:2月20日17:00
※申込人数が多い場合は先着順(約10名)となります。
************************************************
参加者にはささやかなお土産もありますよ~!
※「竜串自然再生」
水質の悪化や豪雨災害などによりサンゴが衰退してしまった竜串湾の自然を取り戻すための様々な取り組み(http://www.tatsukushi-saisei.com/top.html)
大雪のニュースが相次いでいますが、皆さんの地域はどうでしょうか。
土佐清水は寒いものの雪の気配はありません。それでも寒いですが…。
さて告知が大変遅くなってしまいましたが、今週土曜日に行われるイベントのお知らせです。
現在、竜串自然再生の取り組みの1つとして、竜串湾で泥土除去工事が行われています。
・・・
泥土除去工事って何!?
泥土を除去してるの?どうやって?
取り除かれた泥の行方は!?
どうしてこんなことをしているの?
竜串自然再生って?
・・・
少しでもこんな風に気になった方のために…
「泥土除去プラントの見学会」を開催します!
皆様お誘いあわせのうえ、ぜひぜひご参加下さい♪
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竜串泥土除去プラント見学会
日 時:2014年2月22日(土)13:30~14:30
※雨天決行
集合場所:竜串観光案内所前の駐車場
場 所:泥土除去プラント(竜串漁港となり、遊歩道沿い)
参加費:無料
服 装:スニーカーなど履き慣れた靴
※雨天の場合は雨具をご持参ください。
申 込:土佐清水自然保護官事務所
TEL 0880-82-2350
FAX 0880-82-2358
(参加者名、電話番号をお伝え下さい)
〆 切:2月20日17:00
※申込人数が多い場合は先着順(約10名)となります。
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参加者にはささやかなお土産もありますよ~!
※「竜串自然再生」
水質の悪化や豪雨災害などによりサンゴが衰退してしまった竜串湾の自然を取り戻すための様々な取り組み(http://www.tatsukushi-saisei.com/top.html)
2014年01月23日H25年度 三崎小環境学習「間伐体験」
足摺宇和海国立公園 土佐清水 笠貫 ゆりあ
こんにちは。
良いお天気ですが、それなりに寒い土佐清水です。
先週、三崎小学校の環境学習、久しぶりの実施となりました。
今回は5年生のテーマ「山川海里のつながりを学ぶ」の「山」の学習として、間伐体験を行いました。
講師は土佐清水市森林組合の組合長・山下さんをはじめとした職員の皆さんです。
学校に集合した後、車で移動し間伐を行う50年生のヒノキ林へ。
はじめに山下組合長から、間伐の説明をしていただきました。
間伐は切り出した木を利用することだけでなく、
山の中に光を入れ、木を育て、土砂崩れなどを起きにくくするためにも重要です。
職員の黒岩さんに間伐の実演をしてもらった後にいよいよ間伐体験です。
手ノコギリを使って1人1人、木を切っていきます。
力のいる作業で、他の木にひっかかり、なかなか倒れない木もありましたが、うまく倒れたときは歓声があがりました。
自分の間伐した木の破片を手にとり「良い香りがする!」とかいでみたり、切り株の年輪を数えてみたりしました。
年輪は50くらいあるはずなのですが、数えられたのは36だったようです。。。
間伐で汗を流した後は、近くの池のそばで一旦お昼休憩です。
5年生のみんなはこの短い時間に率先してゴミ拾いもしていましたね。えらい!
午後からは、重機を使った間伐現場の見学です。
まず、登場した重機はハーベスタ。
木の長さを測り、決まった長さに切り落とす機械です。
実演してもらった後、間近で見学したり操縦席にも座らせてもらいました。
続いて登場したのはスイングヤーダ。
切った木を斜面の上まで引っ張り上げる機械です。
ここでは、たまたま児童のお父さんが働いており、
お父さんのかっこいい仕事姿に「林業、継ぐ!」と言う言葉も。
こんな風に間伐の役割や林業のことに関心を持ってくれる子が増えると嬉しいですね。
大きなケガなどもなく、山での学習も無事に終えることが出来ました。
次回はいよいよ1年間のまとめです。
良いお天気ですが、それなりに寒い土佐清水です。
先週、三崎小学校の環境学習、久しぶりの実施となりました。
今回は5年生のテーマ「山川海里のつながりを学ぶ」の「山」の学習として、間伐体験を行いました。
講師は土佐清水市森林組合の組合長・山下さんをはじめとした職員の皆さんです。
学校に集合した後、車で移動し間伐を行う50年生のヒノキ林へ。
はじめに山下組合長から、間伐の説明をしていただきました。
間伐は切り出した木を利用することだけでなく、
山の中に光を入れ、木を育て、土砂崩れなどを起きにくくするためにも重要です。
職員の黒岩さんに間伐の実演をしてもらった後にいよいよ間伐体験です。
手ノコギリを使って1人1人、木を切っていきます。
力のいる作業で、他の木にひっかかり、なかなか倒れない木もありましたが、うまく倒れたときは歓声があがりました。
自分の間伐した木の破片を手にとり「良い香りがする!」とかいでみたり、切り株の年輪を数えてみたりしました。
年輪は50くらいあるはずなのですが、数えられたのは36だったようです。。。
間伐で汗を流した後は、近くの池のそばで一旦お昼休憩です。
5年生のみんなはこの短い時間に率先してゴミ拾いもしていましたね。えらい!
午後からは、重機を使った間伐現場の見学です。
まず、登場した重機はハーベスタ。
木の長さを測り、決まった長さに切り落とす機械です。
実演してもらった後、間近で見学したり操縦席にも座らせてもらいました。
続いて登場したのはスイングヤーダ。
切った木を斜面の上まで引っ張り上げる機械です。
ここでは、たまたま児童のお父さんが働いており、
お父さんのかっこいい仕事姿に「林業、継ぐ!」と言う言葉も。
こんな風に間伐の役割や林業のことに関心を持ってくれる子が増えると嬉しいですね。
大きなケガなどもなく、山での学習も無事に終えることが出来ました。
次回はいよいよ1年間のまとめです。
2013年12月02日海の生きものPRブース出店!(@産業祭)
足摺宇和海国立公園 土佐清水 笠貫 ゆりあ
こんにちは。
ついに今年もあと1ヶ月をきりましたね。早いものです。
さて、12月1日に行われた土佐清水市産業祭にて、竜串自然再生(※)協議会のメンバーでPRブースを出店しました。
黒潮生物研究所、土佐清水漁業指導所、高知県立海洋館の皆さんと協力し、この地域の生きものや自然に楽しみながら親しんでもらおうということで、
貝やヤドカリ、ヒトデ、ナマコ、ウニなど竜串湾の生きものにふれあえる「タッチングプール」と、
海岸の砂に潜む小さな貝=微小貝の殻を見つけ出す「砂粒の中の宝探し」の2つの体験コーナーを設けました。
【タッチングプールの生きもの】
【微小貝。こんなに小さくてもキレイな貝の形!】
そして、竜串自然再生の取り組みのパネルや国立公園内の海中写真、ヒトデやサンゴ、カメの頭骨の標本などを展示しました。
昨年は雨&寒波でお客さんも少なめだったと聞いていたのですが、今年は天気も良く絶好の産業祭日より!開始から徐々に人が集まり、お昼ごろには賑わいを見せていました。
私たちのブースも…予想以上に大盛況でした!
私は主にタッチングプールにいたのですが、
始めは恐る恐る指先で触れていた子も、一度触れるようになるともう大丈夫!という子が多かったようです。
後から来た子に覚えたての生きものの名前などを教えてあげていた子もいましたね。
大人の方も「初めて見た」と言う方や、「竜串湾にこんなに色々な生きものがいるとは知らなかった」と驚いている方がたくさんいらっしゃいました。
中にはお子さんより夢中なお母さんも!
そして、「砂粒の中の宝探し」は初の試みで、なかなか細かい作業なので、楽しんでもらえるか少し心配でしたが…
良い意味で期待を裏切られ、気づけば満員状態でした!
微小貝だけでなく、少し大きめの貝の欠片やウニのトゲなど様々なものが観察でき、楽しんでもらえたようで、時間をおいて再度やりに来てくれた子もいました。
見つけたお気に入りの貝などは小瓶に入れて持ち帰ってもらいました。
今回のブースで、地域の人が身近な海の生きものについて少し知ったり、関心を持ってもらえたのではないかなと思います。
今後もこのような場を通して、自分たちが住んでいる地域の自然や生き物について知ったり、誇りを持ったり、
さらには、自分たちが生きていく中で、これらの自然を守っていくためにできることなどを考えてもらえるようなきっかけを作っていけたらいいなと思います。
(※水質の悪化や豪雨災害などによりサンゴが衰退してしまった竜串湾の自然を取り戻すための様々な取り組み。詳しくはこちら↓
http://www.tatsukushi-saisei.com/top.html)
ついに今年もあと1ヶ月をきりましたね。早いものです。
さて、12月1日に行われた土佐清水市産業祭にて、竜串自然再生(※)協議会のメンバーでPRブースを出店しました。
黒潮生物研究所、土佐清水漁業指導所、高知県立海洋館の皆さんと協力し、この地域の生きものや自然に楽しみながら親しんでもらおうということで、
貝やヤドカリ、ヒトデ、ナマコ、ウニなど竜串湾の生きものにふれあえる「タッチングプール」と、
海岸の砂に潜む小さな貝=微小貝の殻を見つけ出す「砂粒の中の宝探し」の2つの体験コーナーを設けました。
【タッチングプールの生きもの】
【微小貝。こんなに小さくてもキレイな貝の形!】
そして、竜串自然再生の取り組みのパネルや国立公園内の海中写真、ヒトデやサンゴ、カメの頭骨の標本などを展示しました。
昨年は雨&寒波でお客さんも少なめだったと聞いていたのですが、今年は天気も良く絶好の産業祭日より!開始から徐々に人が集まり、お昼ごろには賑わいを見せていました。
私たちのブースも…予想以上に大盛況でした!
私は主にタッチングプールにいたのですが、
始めは恐る恐る指先で触れていた子も、一度触れるようになるともう大丈夫!という子が多かったようです。
後から来た子に覚えたての生きものの名前などを教えてあげていた子もいましたね。
大人の方も「初めて見た」と言う方や、「竜串湾にこんなに色々な生きものがいるとは知らなかった」と驚いている方がたくさんいらっしゃいました。
中にはお子さんより夢中なお母さんも!
そして、「砂粒の中の宝探し」は初の試みで、なかなか細かい作業なので、楽しんでもらえるか少し心配でしたが…
良い意味で期待を裏切られ、気づけば満員状態でした!
微小貝だけでなく、少し大きめの貝の欠片やウニのトゲなど様々なものが観察でき、楽しんでもらえたようで、時間をおいて再度やりに来てくれた子もいました。
見つけたお気に入りの貝などは小瓶に入れて持ち帰ってもらいました。
今回のブースで、地域の人が身近な海の生きものについて少し知ったり、関心を持ってもらえたのではないかなと思います。
今後もこのような場を通して、自分たちが住んでいる地域の自然や生き物について知ったり、誇りを持ったり、
さらには、自分たちが生きていく中で、これらの自然を守っていくためにできることなどを考えてもらえるようなきっかけを作っていけたらいいなと思います。
(※水質の悪化や豪雨災害などによりサンゴが衰退してしまった竜串湾の自然を取り戻すための様々な取り組み。詳しくはこちら↓
http://www.tatsukushi-saisei.com/top.html)
2013年11月19日ヤッコソウ&ツワブキ 見頃ですよ!
足摺宇和海国立公園 土佐清水 笠貫 ゆりあ
こんにちは。
今回は、足摺半島の旬な情報をちょっとお届けします。
まずは、先月のAR日記(http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2013/11/1201.html)で紹介した佐田山保護林にあるちょっと不思議な形の植物、ヤッコソウ。
本日(11月19日)、再び様子を見に行って来ました。
前回見たときは白っぽい豆のようでしたが、今回は少し赤みがかり、名前の通りヤッコさんのような姿を見ることができました!
ちなみに、ヤッコソウの雄しべは帽子状になっており、
この帽子が離れて落ちると中にある雌しべが現れます。
【帽子がとれかかっているヤッコソウ】
そして、本日は足摺岬へも行って来ました。
風が少し冷たいですが、光が差すと透明度の良い海がとてもキレイでした。
沖の岩場には、釣りを楽しむ人や海鳥の姿もありました。
そして、灯台のふもとや天狗の鼻へ向かう歩道の脇ではツワブキが目を楽しませてくれます。
少し散り始めている花もありましたが、まだしばらくは見られそうです。
時間のある方は、展望台だけでなく周辺もぜひ散策してみてくださいね♪
今回は、足摺半島の旬な情報をちょっとお届けします。
まずは、先月のAR日記(http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2013/11/1201.html)で紹介した佐田山保護林にあるちょっと不思議な形の植物、ヤッコソウ。
本日(11月19日)、再び様子を見に行って来ました。
前回見たときは白っぽい豆のようでしたが、今回は少し赤みがかり、名前の通りヤッコさんのような姿を見ることができました!
ちなみに、ヤッコソウの雄しべは帽子状になっており、
この帽子が離れて落ちると中にある雌しべが現れます。
【帽子がとれかかっているヤッコソウ】
そして、本日は足摺岬へも行って来ました。
風が少し冷たいですが、光が差すと透明度の良い海がとてもキレイでした。
沖の岩場には、釣りを楽しむ人や海鳥の姿もありました。
そして、灯台のふもとや天狗の鼻へ向かう歩道の脇ではツワブキが目を楽しませてくれます。
少し散り始めている花もありましたが、まだしばらくは見られそうです。
時間のある方は、展望台だけでなく周辺もぜひ散策してみてくださいね♪
2013年11月12日パークボランティア サンゴ移植
足摺宇和海国立公園 土佐清水 笠貫 ゆりあ
こんにちは。
今週に入って急に寒くなりましたね。冬がやってきますね。
まだ、少し暖かかった先週の土曜日に大月地区パークボランティア(PV)の活動でサンゴの移植が行われました。
まずは、黒潮生物研究所の目崎さんから作業の説明を聞きました。
今回の移植は、小さなサンゴをくっつけたプレート(計120個)を水中ボンドで岩場に貼り付ます。
【移植用サンゴの見本】
ちなみに、移植用のサンゴは台風などで壊れてしまったサンゴの欠片を使用しています。
作業のやり方がわかったところでサンゴの移植へ出発です。
今では岩肌が目立つ移植場所ですが、以前はサンゴが覆っていたそうです。
水中ではサンゴを貼り付ける前に、岩をブラシでこすって藻などをおとしたり、粘土のような水中ボンドをこねたりと、ちょっと一手間かかるようです。
この一手間を終え、さぁ、あとはサンゴをくっつけるのみ!
という状態で、シュノーケリングの私にもサンゴを手渡してくれたPVさんのおかげで、私も1つだけサンゴを移植することができました♪
また、今回は実験も兼ねており、あらかじめ設置されているカゴの内側と外側に同数ずつサンゴの移植を行いました。守られたカゴの内側とさらされた外側、それぞれどれくらいのサンゴが生き残ってくれるでしょうか。
移植を終えた後は、一旦港へ戻ってタンクの交換などを行い、今度はサンゴの食害生物であるオニヒトデの駆除を行いました。
先月、竜串で行ったオニヒトデ駆除(http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2013/10/1193.html参照)は、オニヒトデを獲り陸揚げする方法でしたが、今回は酢酸をオニヒトデに注射する方法での駆除です。
【紫の注射器とつながった透明のボトルに酢酸が入っています】
この2つの方法の特徴を比べてみると…
・陸揚げ
→○海中にヒトデの死骸を残さない
○個体の数や大きさなどの正確なデータを得ることができる
×陸に揚げる際などに刺される危険が伴う
×陸上での処分などにやや手間がかかる
・酢酸注射
→○陸揚げしたり陸上作業がないため刺される危険が少ない
○効率よく作業を行うことができる
×海中にしばらく死骸が残る
×駆除した個体の大きさなどはわからない
どちらも、それぞれ良い点(○)とそうでない点(×)があるため、状況などに応じて使い分けることができますね。
今回もオニヒトデの食痕を頼りに、オニヒトデを探します。
サンゴの下などに隠れているオニヒトデを見つけ出し、ヒトデの体内にまんべんなく薬剤が行き渡るように数カ所に注射します。これが偏っていたりすると、腕や体の半分だけ生き残ってしまったりするようです。
ここでも、PVさんが見つけたオニヒトデに一発、注射を体験させていただきました!
皆さん、それぞれ1~6個体ほど駆除できたようです。
今回移植したサンゴ、無事に育ってくれると嬉しいですね。
お疲れ様でした!
今週に入って急に寒くなりましたね。冬がやってきますね。
まだ、少し暖かかった先週の土曜日に大月地区パークボランティア(PV)の活動でサンゴの移植が行われました。
まずは、黒潮生物研究所の目崎さんから作業の説明を聞きました。
今回の移植は、小さなサンゴをくっつけたプレート(計120個)を水中ボンドで岩場に貼り付ます。
【移植用サンゴの見本】
ちなみに、移植用のサンゴは台風などで壊れてしまったサンゴの欠片を使用しています。
作業のやり方がわかったところでサンゴの移植へ出発です。
今では岩肌が目立つ移植場所ですが、以前はサンゴが覆っていたそうです。
水中ではサンゴを貼り付ける前に、岩をブラシでこすって藻などをおとしたり、粘土のような水中ボンドをこねたりと、ちょっと一手間かかるようです。
この一手間を終え、さぁ、あとはサンゴをくっつけるのみ!
という状態で、シュノーケリングの私にもサンゴを手渡してくれたPVさんのおかげで、私も1つだけサンゴを移植することができました♪
また、今回は実験も兼ねており、あらかじめ設置されているカゴの内側と外側に同数ずつサンゴの移植を行いました。守られたカゴの内側とさらされた外側、それぞれどれくらいのサンゴが生き残ってくれるでしょうか。
移植を終えた後は、一旦港へ戻ってタンクの交換などを行い、今度はサンゴの食害生物であるオニヒトデの駆除を行いました。
先月、竜串で行ったオニヒトデ駆除(http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2013/10/1193.html参照)は、オニヒトデを獲り陸揚げする方法でしたが、今回は酢酸をオニヒトデに注射する方法での駆除です。
【紫の注射器とつながった透明のボトルに酢酸が入っています】
この2つの方法の特徴を比べてみると…
・陸揚げ
→○海中にヒトデの死骸を残さない
○個体の数や大きさなどの正確なデータを得ることができる
×陸に揚げる際などに刺される危険が伴う
×陸上での処分などにやや手間がかかる
・酢酸注射
→○陸揚げしたり陸上作業がないため刺される危険が少ない
○効率よく作業を行うことができる
×海中にしばらく死骸が残る
×駆除した個体の大きさなどはわからない
どちらも、それぞれ良い点(○)とそうでない点(×)があるため、状況などに応じて使い分けることができますね。
今回もオニヒトデの食痕を頼りに、オニヒトデを探します。
サンゴの下などに隠れているオニヒトデを見つけ出し、ヒトデの体内にまんべんなく薬剤が行き渡るように数カ所に注射します。これが偏っていたりすると、腕や体の半分だけ生き残ってしまったりするようです。
ここでも、PVさんが見つけたオニヒトデに一発、注射を体験させていただきました!
皆さん、それぞれ1~6個体ほど駆除できたようです。
今回移植したサンゴ、無事に育ってくれると嬉しいですね。
お疲れ様でした!
2013年11月07日白皇山 ヤッコソウ出てきました!
足摺宇和海国立公園 土佐清水 笠貫 ゆりあ
こんにちは。
しばらく前になりますが、10月28日に白皇山(しらおうさん)に登ってきました。
この周辺は佐田山保護林にもなっており、シイやアカガシなどが生えています。林内には、このシイの根に寄生するちょっと珍しい植物「ヤッコソウ」の自生地があります。その姿が「奴(やっこ」さんに似ているから"ヤッコ"ソウという名前になったようです。
この日も一部のヤッコソウ自生地を見ながら山頂に向かうことにしました。
すると…
早速、入口から1番近くの自生地でヤッコソウがちらほら顔を出していました。
大きさはまだ指先ほど。
白っぽくてツルッとしており、豆のような感じです。不思議な形でちょっとかわいらしいですね♪
さらに成長するとこのように開くようです↓
【入口の看板より】
次に立ち寄った自生地では、この日はまだヤッコソウの気配はありませんでした。
さらに進んでいくと神社の跡や巨石などを見ることができます。今では森にのまれてしまいましたが、ここにもかつて人の暮らしがあったことを垣間見ることができ、ちょっと歴史を感じれられる雰囲気のある場所です。
巨大な石「神石」ご神体と言われてます。
木々に覆われた石垣。
そして、黄色いツワブキの花もちらほら。足摺スカイライン沿いでも絶賛開花中です。
その後、急な坂を休憩をはさみながら登ると頂上には祠が。
頂上に到着!あれ?急な坂をがんばって登ってきたけど、周りの景色が見えない!?と思ったら、祠の裏側から見渡すことが出来ました。(※狭めで少し足場が悪いのでご注意を!)
足摺半島北東を望むことができます。
ちなみに登山口~頂上までは30~40分ほどで登れます。
雰囲気を感じながら、ちょっと汗を流して山頂まで行くもよし、
ヤッコソウやシイなどを見ながら林内を散策するもよしですね。
ヤッコソウは11月頃が見頃なので、今回見れなかった場所でもニョキニョキ生えてきているかもしれません。ヤッコソウが自生している場所は柵で囲ってあるので、柵の外から観察してくださいね!
ただし、イノシシが掘り返した跡だらけだったので、注意しながら楽しんでくださいね。(もしも、イノシシに遭遇してしまったら刺激しないようゆっくり静かな行動を心がけてください)
行きたいけどなかなか見に行けないよーという方は、写真の中のヤッコソウをぜひ探してみてください↓
しばらく前になりますが、10月28日に白皇山(しらおうさん)に登ってきました。
この周辺は佐田山保護林にもなっており、シイやアカガシなどが生えています。林内には、このシイの根に寄生するちょっと珍しい植物「ヤッコソウ」の自生地があります。その姿が「奴(やっこ」さんに似ているから"ヤッコ"ソウという名前になったようです。
この日も一部のヤッコソウ自生地を見ながら山頂に向かうことにしました。
すると…
早速、入口から1番近くの自生地でヤッコソウがちらほら顔を出していました。
大きさはまだ指先ほど。
白っぽくてツルッとしており、豆のような感じです。不思議な形でちょっとかわいらしいですね♪
さらに成長するとこのように開くようです↓
【入口の看板より】
次に立ち寄った自生地では、この日はまだヤッコソウの気配はありませんでした。
さらに進んでいくと神社の跡や巨石などを見ることができます。今では森にのまれてしまいましたが、ここにもかつて人の暮らしがあったことを垣間見ることができ、ちょっと歴史を感じれられる雰囲気のある場所です。
巨大な石「神石」ご神体と言われてます。
木々に覆われた石垣。
そして、黄色いツワブキの花もちらほら。足摺スカイライン沿いでも絶賛開花中です。
その後、急な坂を休憩をはさみながら登ると頂上には祠が。
頂上に到着!あれ?急な坂をがんばって登ってきたけど、周りの景色が見えない!?と思ったら、祠の裏側から見渡すことが出来ました。(※狭めで少し足場が悪いのでご注意を!)
足摺半島北東を望むことができます。
ちなみに登山口~頂上までは30~40分ほどで登れます。
雰囲気を感じながら、ちょっと汗を流して山頂まで行くもよし、
ヤッコソウやシイなどを見ながら林内を散策するもよしですね。
ヤッコソウは11月頃が見頃なので、今回見れなかった場所でもニョキニョキ生えてきているかもしれません。ヤッコソウが自生している場所は柵で囲ってあるので、柵の外から観察してくださいね!
ただし、イノシシが掘り返した跡だらけだったので、注意しながら楽しんでくださいね。(もしも、イノシシに遭遇してしまったら刺激しないようゆっくり静かな行動を心がけてください)
行きたいけどなかなか見に行けないよーという方は、写真の中のヤッコソウをぜひ探してみてください↓
第1回目の授業は「竜串のうみといきもの」について、
黒潮生物研究所の中地さんにお話ししていただきました。
まずは、みんなの身近な海である竜串湾やそこで暮らすサンゴの紹介がありました。
サンゴっていったい何でしょう!?
動物?植物?それとも石?
サンゴは刺胞動物という動物の仲間ではありますが、植物のように光合成で栄養を得たり、石のような性質を持つ部分もあります。
どれも間違いではないのかもしれませんね。
そして、サンゴがどうやって成長していくのか、サンゴどうしの生きる場所をめぐる戦い、サンゴの役割などのお話しがありました。
ここでは、サンゴの標本も実際に手に取り観察しました。
そして、当たるとウワサの「サンゴ占い」にチャレンジ。
フローチャートを辿って自分が何サンゴか占います。これは休み時間中も大人気。
自分があてはまったサンゴを海でも見つけられるといいですね!
後半は磯の生きものについて。
貝などのおいしい生きもの、毒を持つ危険な生きもの、竜串で見つかった新種などについて、クイズを交えながら学びました。
タマキビを水につけるとどうなるか実験も行いました。
そして貝の標本を見ながら名前をあてる小テストにも挑戦!
名前と言っても一般的に呼ばれている名前だけでなく、この地域で呼ばれている名前の2つがあります。
みんなよく知っていてびっくり!
やはり、地域の呼び名の方がなじみがあるようです。
今日の授業を通して、これから実際に海で見るであろう生きものたちが、ますます楽しみになったのではないでしょうか。
次回は竜串湾でシュノーケリング体験です。