足摺宇和海国立公園 土佐清水
298件の記事があります。
2009年06月01日6月は環境月間
足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子
6月は環境月間だということを知っていますか。
6月は環境月間です
環境に配慮した行動を普段からコツコツしている人もしていない人も、みんなちょっと気にかけていきましょうというもの。
展示やポスター・チラシ等でそれらをアピールしようということで、事務所のすぐそばにある土佐清水市立市民図書館にて、コラボの環境月間展示が今年も開催中です。
館内には、環境に関する本とともにパネルを展示をしています。
環境省のこと、環境問題のこと、海の生きもののこと、エコ知恵などなど・・・。
海についての展示
エコってなんだ?の展示
海辺に打ちあがったものや生きものから環境の異変に気づくこともあるのではないでしょうか。
もしくはその気づくきっかけになればいいなと思います。
大きなことをドカンとやると続かない・・・。ならば、小さなことをコツコツと気づいたことから始めていきましょう!
6月は環境月間です
環境に配慮した行動を普段からコツコツしている人もしていない人も、みんなちょっと気にかけていきましょうというもの。
展示やポスター・チラシ等でそれらをアピールしようということで、事務所のすぐそばにある土佐清水市立市民図書館にて、コラボの環境月間展示が今年も開催中です。
館内には、環境に関する本とともにパネルを展示をしています。
環境省のこと、環境問題のこと、海の生きもののこと、エコ知恵などなど・・・。
海についての展示
エコってなんだ?の展示
海辺に打ちあがったものや生きものから環境の異変に気づくこともあるのではないでしょうか。
もしくはその気づくきっかけになればいいなと思います。
大きなことをドカンとやると続かない・・・。ならば、小さなことをコツコツと気づいたことから始めていきましょう!
2009年05月21日ウミガメ上陸
足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子
先日いつものように大岐へ巡視に行き普段は林内を往復することが多いのですが、今回は浜の方へ足を運んでみました。
この日はとても天気が良く、青い海が広がり、本日も変わらずサーファーがいい波を待ってプカプカ漂っています。
大岐の海辺
遍路道にもなっている海沿いを歩いているその途中、浜辺にキャタピラのような跡がありました。その跡は海から浜を小さな四輪駆動バギーで横断したように陸地へ向かって伸びています。
キャタピラのような跡
よくよく見れば、これはウミガメが上陸したもの。
写真には写りませんでしたが、しっぽを引きずった跡もありました。
陸地までがんばって進んだけれど、段差が厳しかったのでしょうか、草の生えている手前で、もぞもぞした跡。
一仕事を終えて再び海へ向けて、よいしょっ、よいしょと戻っていったのでしょうか。
ここに新しい命が眠っているのか・・・
このもぞもぞした跡には、おそらく新しい命が眠っていることでしょう。
無事誕生して、広い海に旅立ってもらいたいものですね。
この日はとても天気が良く、青い海が広がり、本日も変わらずサーファーがいい波を待ってプカプカ漂っています。
大岐の海辺
遍路道にもなっている海沿いを歩いているその途中、浜辺にキャタピラのような跡がありました。その跡は海から浜を小さな四輪駆動バギーで横断したように陸地へ向かって伸びています。
キャタピラのような跡
よくよく見れば、これはウミガメが上陸したもの。
写真には写りませんでしたが、しっぽを引きずった跡もありました。
陸地までがんばって進んだけれど、段差が厳しかったのでしょうか、草の生えている手前で、もぞもぞした跡。
一仕事を終えて再び海へ向けて、よいしょっ、よいしょと戻っていったのでしょうか。
ここに新しい命が眠っているのか・・・
このもぞもぞした跡には、おそらく新しい命が眠っていることでしょう。
無事誕生して、広い海に旅立ってもらいたいものですね。
2009年05月14日鹿島上陸
足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子
鹿島へ行ってきました。
動物の島“鹿島”
上陸ができるのは本来夏のみ。
今回は役場の方にご協力いただき、特別にシーズン前の鹿島に上陸させてもらいました。
上陸早々に、サルがのんびりとした感じで出迎えてくれました。
気がつけば、周りはサルやシカの糞だらけ・・・。
さすが無人島、動物の島“鹿島”です。
島中には動物の痕跡が・・・
シーズン前と言うこともあり、展望台までの道は倒木などもありましたが、遊歩道に沿ってアオギリ群落の中を上っていけば、島ならではの絶景が広がります。
展望台から東を望む
潮の干満による不思議な波の動きをみたり、動物の痕跡もみることができます。運が良ければ、林内でシカやサルにも遭遇するかも・・・。
鹿島へは、定期船を使って行くことができます。
また鹿島の周囲には、宇和海海中公園地区が広がっています。
海中展望船に乗れば、船にいながら海中のサンゴや魚を手軽に観察することができます。
夏には、シュノーケルや海水浴でにぎわうことでしょう。
また季節に合わせたプログラムを鹿島で開催しているようです。
詳しくは愛南町のホームページにて案内をしていますのでご覧ください。
http://www.town.ainan.ehime.jp/sight_spot/1_04_kasima.html
動物の島“鹿島”
上陸ができるのは本来夏のみ。
今回は役場の方にご協力いただき、特別にシーズン前の鹿島に上陸させてもらいました。
上陸早々に、サルがのんびりとした感じで出迎えてくれました。
気がつけば、周りはサルやシカの糞だらけ・・・。
さすが無人島、動物の島“鹿島”です。
島中には動物の痕跡が・・・
シーズン前と言うこともあり、展望台までの道は倒木などもありましたが、遊歩道に沿ってアオギリ群落の中を上っていけば、島ならではの絶景が広がります。
展望台から東を望む
潮の干満による不思議な波の動きをみたり、動物の痕跡もみることができます。運が良ければ、林内でシカやサルにも遭遇するかも・・・。
鹿島へは、定期船を使って行くことができます。
また鹿島の周囲には、宇和海海中公園地区が広がっています。
海中展望船に乗れば、船にいながら海中のサンゴや魚を手軽に観察することができます。
夏には、シュノーケルや海水浴でにぎわうことでしょう。
また季節に合わせたプログラムを鹿島で開催しているようです。
詳しくは愛南町のホームページにて案内をしていますのでご覧ください。
http://www.town.ainan.ehime.jp/sight_spot/1_04_kasima.html
2009年05月11日大岐の植物調査
足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子
ここがどこだかわかりますか?
歩道から少し外れると・・・
またまた、大岐海岸の防風林内です。
ざくざくっと中に入れば、こんな風景が広がります。
先日、大岐の植物調査に同行させていただきました。高知県内至る所からこの大岐に集合、総勢24名でした。
早速、林内へ・・・。
皆さんそれぞれ得意分野を持っていてシダや草本、木本など偏りなくみんなが分担して植物を同定していきます。
調査開始です
時期が全く同じではないので一概にはいえませんが、以前は確認できなかった植物が種名として新しくあがったりしました。
数m掘れば、砂の山(人為的に掘ったものではありません)
その他に、塩田水門の石碑や動物の掘り穴などもありました。
こんなに立派な林になっても数mも掘り返して見れば、浜の砂と同じものが出てきてるのでやっぱり海沿いなんだなぁと実感。
午前中いっぱい約2時間半ほどかけて大岐の林内をぐるっと見て回り、そのあとは2~3箇所近くの山へ植物散策。夕方16:00に解散になりました。
皆さん終始笑顔で、本当に植物が好きなんだなぁというのが伝わってくる1日でした。
歩道から少し外れると・・・
またまた、大岐海岸の防風林内です。
ざくざくっと中に入れば、こんな風景が広がります。
先日、大岐の植物調査に同行させていただきました。高知県内至る所からこの大岐に集合、総勢24名でした。
早速、林内へ・・・。
皆さんそれぞれ得意分野を持っていてシダや草本、木本など偏りなくみんなが分担して植物を同定していきます。
調査開始です
時期が全く同じではないので一概にはいえませんが、以前は確認できなかった植物が種名として新しくあがったりしました。
数m掘れば、砂の山(人為的に掘ったものではありません)
その他に、塩田水門の石碑や動物の掘り穴などもありました。
こんなに立派な林になっても数mも掘り返して見れば、浜の砂と同じものが出てきてるのでやっぱり海沿いなんだなぁと実感。
午前中いっぱい約2時間半ほどかけて大岐の林内をぐるっと見て回り、そのあとは2~3箇所近くの山へ植物散策。夕方16:00に解散になりました。
皆さん終始笑顔で、本当に植物が好きなんだなぁというのが伝わってくる1日でした。
2009年04月28日滑床山開き
足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子
足摺宇和海国立公園という名前だけあって海が中心の国立公園ですが、飛び地的に一部山も公園内に含まれています。その一つがこの滑床渓谷。
毎年ゴールデンウィーク前にここでは、万年橋の近く森の国発祥の碑の前にて山開きの神事が行われます。
滑床渓谷はこの時期から入山者でにぎわうので、その安全祈願です。
玉串奉奠
今年の山開き式典は4月24日、この日は新緑のまぶしい天気のよい日でしたが、水際のややヒンヤリとした空気の中で行われました。
愛媛の報道機関や各市町職員、緑の少年隊の児童、森林管理署の職員の方々など約70名が出席していました。
宮司による数々の神事や各代表者による玉串奉奠、渓魚の放流、来賓の挨拶などなどの式典。
目黒緑の少年隊による渓魚放流
全体的に少し緊張気味で神事が進んでいましたが、その中で目黒緑の少年隊代表の児童2名が渓魚を数回に分けて放流する姿は、出席者みんなの気持ちを和ませるものでした。
来賓代表の一人として保護官も「入山者の安全と、一人でも多くこの滑床渓谷を大切に思ってくれる人が増えてくれることを願います」と挨拶をしました。
来賓挨拶にて保護官もご挨拶
神事が行われている頃、駐車場に止めてあった官用車の屋根で猿はひなたぼっこをしていたのでしょうか。無事終了して車に戻ったら、よく見るとガラスに指紋がわかるくらいしっかりとサルの足跡が残っていました。(写真には写りませんでした、残念・・・。)
警察の監察官が持っているような指紋取りの道具があればおもしろかったのかなぁと思う出来事でした。
毎年ゴールデンウィーク前にここでは、万年橋の近く森の国発祥の碑の前にて山開きの神事が行われます。
滑床渓谷はこの時期から入山者でにぎわうので、その安全祈願です。
玉串奉奠
今年の山開き式典は4月24日、この日は新緑のまぶしい天気のよい日でしたが、水際のややヒンヤリとした空気の中で行われました。
愛媛の報道機関や各市町職員、緑の少年隊の児童、森林管理署の職員の方々など約70名が出席していました。
宮司による数々の神事や各代表者による玉串奉奠、渓魚の放流、来賓の挨拶などなどの式典。
目黒緑の少年隊による渓魚放流
全体的に少し緊張気味で神事が進んでいましたが、その中で目黒緑の少年隊代表の児童2名が渓魚を数回に分けて放流する姿は、出席者みんなの気持ちを和ませるものでした。
来賓代表の一人として保護官も「入山者の安全と、一人でも多くこの滑床渓谷を大切に思ってくれる人が増えてくれることを願います」と挨拶をしました。
来賓挨拶にて保護官もご挨拶
神事が行われている頃、駐車場に止めてあった官用車の屋根で猿はひなたぼっこをしていたのでしょうか。無事終了して車に戻ったら、よく見るとガラスに指紋がわかるくらいしっかりとサルの足跡が残っていました。(写真には写りませんでした、残念・・・。)
警察の監察官が持っているような指紋取りの道具があればおもしろかったのかなぁと思う出来事でした。
2009年04月27日今年の篠山アケボノツツジは・・・
足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子
先日23日に篠山の清掃登山がありました。この日は天気もよく、青空が広がっていて山歩き日和。
毎年アケボノツツジの花盛りがゴールデンウィーク付近に重なります。
それに向けて地元の小中学生の他、高知・愛媛の近隣市町や森林管理署職員の方々など総勢60名ほどがこの清掃に集まりました。
登山者が安全に楽しめるようにと、第1駐車場より歩道班と車道班に分かれてゴミ拾いや落ち葉掃き、落下のおそれのある枯木の処理などなどの清掃作業。
篠山山頂、全体的に花は少なめ
今年のアケボノツツジは、昨年が「表年」といわれていただけあって全体的に花芽自体が少なく、花もいくらか小さい・・・。
昨年の篠山のアケボノツツジを見た人は、この格差がはっきりわかるのではないでしょうか。例年でいけばゴールデンウィークがアケボノツツジのピークといったところですが、今年は少し花の咲き始めが早かったようです。この日の時点でまだまだつぼみもありますが、すでに茶色く変色し始め終わりかかっているものもありました。
小さいなりに色濃く咲いてます
私たちとしては、花数が少ないことにちょっぴり残念な感じもしますが、篠山のアケボノツツジにとって昨年がんばった分、今年は休息の年ということでしょう。
花芽の付き具合はいろいろな条件が重なり合ってのこと。毎年毎年たくさんの花を咲かせるのにどれだけのエネルギーを要するのか私たちには想像もつきません。
今年花咲きをひかえた分、来シーズンに期待したいところです。
根返ってしまったアケボノツツジ
私たちが草花を楽しむために山へ行くことは、時として山や植物に負担をかける場合があります。そこで篠山では、踏圧による裸地化を軽減するために道にコモをひいたり、強風による根返りを防ぐワイヤー固定などをして、ササやアケボノツツジを保護しています。それだけでなく一人一人ができることとしてゴミの持ち帰りや立入禁止区域を守るなどマナーをもって行動して、篠山の自然をこれからも末長く楽しみたいですね。
毎年アケボノツツジの花盛りがゴールデンウィーク付近に重なります。
それに向けて地元の小中学生の他、高知・愛媛の近隣市町や森林管理署職員の方々など総勢60名ほどがこの清掃に集まりました。
登山者が安全に楽しめるようにと、第1駐車場より歩道班と車道班に分かれてゴミ拾いや落ち葉掃き、落下のおそれのある枯木の処理などなどの清掃作業。
篠山山頂、全体的に花は少なめ
今年のアケボノツツジは、昨年が「表年」といわれていただけあって全体的に花芽自体が少なく、花もいくらか小さい・・・。
昨年の篠山のアケボノツツジを見た人は、この格差がはっきりわかるのではないでしょうか。例年でいけばゴールデンウィークがアケボノツツジのピークといったところですが、今年は少し花の咲き始めが早かったようです。この日の時点でまだまだつぼみもありますが、すでに茶色く変色し始め終わりかかっているものもありました。
小さいなりに色濃く咲いてます
私たちとしては、花数が少ないことにちょっぴり残念な感じもしますが、篠山のアケボノツツジにとって昨年がんばった分、今年は休息の年ということでしょう。
花芽の付き具合はいろいろな条件が重なり合ってのこと。毎年毎年たくさんの花を咲かせるのにどれだけのエネルギーを要するのか私たちには想像もつきません。
今年花咲きをひかえた分、来シーズンに期待したいところです。
根返ってしまったアケボノツツジ
私たちが草花を楽しむために山へ行くことは、時として山や植物に負担をかける場合があります。そこで篠山では、踏圧による裸地化を軽減するために道にコモをひいたり、強風による根返りを防ぐワイヤー固定などをして、ササやアケボノツツジを保護しています。それだけでなく一人一人ができることとしてゴミの持ち帰りや立入禁止区域を守るなどマナーをもって行動して、篠山の自然をこれからも末長く楽しみたいですね。
2009年04月17日大岐海岸の花々
足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子
はじめまして。
この4月から土佐清水自然保護官事務所にてアクティブレンジャーを勤める新堀です。
四国西南端の町“土佐清水”より足摺宇和海国立公園の出来事を私の観点からお伝えしていきますので、よろしくお願いいたします。
近頃は、山の色合いも新緑の萌黄色から刻々と落ち着いた色になってきました。先日、大岐海岸へ行ってきました。
南北に約1.5km延びた長い浜にでると、4月といえども晴れた日は、日差しがすでに初夏を思わせるほどです。
大岐海岸
それに沿うように、駐車場と浜の間にはこんもりとした林があります。元々は防風林・防潮林としてのマツ林だったようですが、現在はほとんど枯れてなくなり広葉樹林になっています。
マツ林に守られながら、山からの種やいろんなものが運ばれ定着して成長していったのでしょうか。今は、立派な木々が立ち並び森を思わせるものです。
大岐海岸の林
その中に、ちょっとした遊歩道があるのを皆さんはご存じですか。
一目散に浜を目指すのもよいですが、たまにはその手前の遊歩道散策もまた違った楽しみ方のひとつ。
地味なもの、目立つもの、様々な色や形をした木や草の花々が、この時期から私たちを楽しませてくれます。
背の高い木の花を見つけるのは難しいかもしれませんが、浜風の影響で低木になってしまっているものも多いので、目先で咲いている花もあります。
浜にも林内にも小さな花々が咲きはじめています。
どこからともなく甘い香りが漂ってきたり、色が飛び込んできたりするので探してみてくださいね。
アキグミ
この4月から土佐清水自然保護官事務所にてアクティブレンジャーを勤める新堀です。
四国西南端の町“土佐清水”より足摺宇和海国立公園の出来事を私の観点からお伝えしていきますので、よろしくお願いいたします。
近頃は、山の色合いも新緑の萌黄色から刻々と落ち着いた色になってきました。先日、大岐海岸へ行ってきました。
南北に約1.5km延びた長い浜にでると、4月といえども晴れた日は、日差しがすでに初夏を思わせるほどです。
大岐海岸
それに沿うように、駐車場と浜の間にはこんもりとした林があります。元々は防風林・防潮林としてのマツ林だったようですが、現在はほとんど枯れてなくなり広葉樹林になっています。
マツ林に守られながら、山からの種やいろんなものが運ばれ定着して成長していったのでしょうか。今は、立派な木々が立ち並び森を思わせるものです。
大岐海岸の林
その中に、ちょっとした遊歩道があるのを皆さんはご存じですか。
一目散に浜を目指すのもよいですが、たまにはその手前の遊歩道散策もまた違った楽しみ方のひとつ。
地味なもの、目立つもの、様々な色や形をした木や草の花々が、この時期から私たちを楽しませてくれます。
背の高い木の花を見つけるのは難しいかもしれませんが、浜風の影響で低木になってしまっているものも多いので、目先で咲いている花もあります。
浜にも林内にも小さな花々が咲きはじめています。
どこからともなく甘い香りが漂ってきたり、色が飛び込んできたりするので探してみてくださいね。
アキグミ
先日、本格的な梅雨の前に滑床渓谷の巡視をしておこうと、渓谷から山(三本杭)の方へ散策経路をぐるっとまわってきました。
滑床渓谷
4月下旬に山開きがあり、そのときはまだ新緑でやや肌寒い空気が満ちていました。(そのときの様子はAR日記・滑床山開きで・・・http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/search.php?search_word=%E6%BB%91%E5%BA%8A%E5%B1%B1%E9%96%8B%E3%81%8D&search_submit=Go)
6月に入って緑は濃くなっているもののなんだか初夏を思わせる感じ。
真夏になると、そこここで渓谷の中に入り水遊びをしている人を見ることができますが、この日、さすがに人影はなく・・・、そんな人の少ない滑床渓谷は少し幻想的な雰囲気でした。
渓谷沿いにある歩道は、石畳になっています。
渓谷沿いの石畳道
大きな岩の上にしがみつくようにそびえ立つ木々、不思議な紋様の岩並、そこを流れる幾筋もの滝、しっとりと地面を覆うコケ、そしてひっそりと咲く花などを見ることができます。
自分がこれぞっ!という風景を探してみるのもよいかもしれませんね。
渓谷の花々
途中にトロッコ道の跡が続いていますが、登山道とは別なので迷わないように注意です。
これからは何かと雨の日が多いですが、水のしたたる幻想的な滑床渓谷は普段と違う顔を見せてくれるのではないでしょうか。
滑床渓谷を紹介しているHP
宇和島市観光協会
http://www.uwajima.org/course/index7.html
森の国ホテル滑床渓谷散策
http://www.morinokunihotel.com/sansaku.html