瀬戸内海国立公園 高松
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2013年10月08日【企画展】 本物!?竹細工展開催中
瀬戸内海国立公園 高松 大林めぐみ
現在、五色台ビジターセンターでほぼ毎年企画している『竹細工展』が開催中です。
これは坂出市内の竹細工愛好家たちによる「坂出竹友会」の作品展。
坂出竹友会は、さぬき市にある「バンジョイ塾」で約半年竹細工を学び、2004年に発足されました。
バンジョイ塾は、どなたでも入れるそうで半年学べば誰でも作れるようになると言われたのですが・・・正直不器用な私は自信なしです!
どれも本物かと思うほどの細やかな細工です。
写真にもあるようにカニの大きさはSDカードサイズ。
こんなに小さくても足の節は特徴を捉えたものになっています。
そして、作品は鑑賞するだけではありません。
こちらは実際手にとって遊んでもらえる竹細工です。
取手を回すとカタカタと動き出すペンギンや、ギザギザ部分を竹で擦るとプロペラが回るガリガリトンボ、小さなお子さんでも楽しめる起き上がりこぼしや、やじろべえなど昔ながらの遊び道具がたくさん。
実際手にとって遊んでいたのは、お父さんがほとんどでしたが(笑)
また先月のことですが、3連休には竹友会会員が先生となり、竹のカタツムリやシュロで折るバッタなど無料で竹細工を教えてくれました。
竹友会会員メンバーの中には、五色台体験教室で竹を使ったクラフトプログラムがあると参加してくれ、お互いが企画者となり交流を深めています。
こちらの企画展は、10月16日(水)までとなっています。
残り1週間となりましたが、皆さん是非見に来て下さいね。
***************特別プログラムのお知らせ***************
『大きな松ぼっくりの置物づくり』
長さ10㎝のテーダー松を使ってのクラフトです。
日 時:10月12日(土)~14日(月・祝)の3日間
参加費:150円/個
ただし、3日間で30個の限定クラフトです!先着順です!
事前予約をして頂くと材料を確保しておきます。
問合せ:五色台ビジターセンター TEL:0877-47-2479
HP:http://goshikivc.web.fc2.com/
これは坂出市内の竹細工愛好家たちによる「坂出竹友会」の作品展。
坂出竹友会は、さぬき市にある「バンジョイ塾」で約半年竹細工を学び、2004年に発足されました。
バンジョイ塾は、どなたでも入れるそうで半年学べば誰でも作れるようになると言われたのですが・・・正直不器用な私は自信なしです!
どれも本物かと思うほどの細やかな細工です。
写真にもあるようにカニの大きさはSDカードサイズ。
こんなに小さくても足の節は特徴を捉えたものになっています。
そして、作品は鑑賞するだけではありません。
こちらは実際手にとって遊んでもらえる竹細工です。
取手を回すとカタカタと動き出すペンギンや、ギザギザ部分を竹で擦るとプロペラが回るガリガリトンボ、小さなお子さんでも楽しめる起き上がりこぼしや、やじろべえなど昔ながらの遊び道具がたくさん。
実際手にとって遊んでいたのは、お父さんがほとんどでしたが(笑)
また先月のことですが、3連休には竹友会会員が先生となり、竹のカタツムリやシュロで折るバッタなど無料で竹細工を教えてくれました。
竹友会会員メンバーの中には、五色台体験教室で竹を使ったクラフトプログラムがあると参加してくれ、お互いが企画者となり交流を深めています。
こちらの企画展は、10月16日(水)までとなっています。
残り1週間となりましたが、皆さん是非見に来て下さいね。
***************特別プログラムのお知らせ***************
『大きな松ぼっくりの置物づくり』
長さ10㎝のテーダー松を使ってのクラフトです。
日 時:10月12日(土)~14日(月・祝)の3日間
参加費:150円/個
ただし、3日間で30個の限定クラフトです!先着順です!
事前予約をして頂くと材料を確保しておきます。
問合せ:五色台ビジターセンター TEL:0877-47-2479
HP:http://goshikivc.web.fc2.com/
2013年10月04日【体験教室】 段ボールオーブンでピザづくり
瀬戸内海国立公園 高松 大林めぐみ
残暑も和らいだ9月の体験教室は、毎年予約殺到の大人気プログラム
「段ボールオーブンでピザづくり」です。
今年もたくさんの申込を頂き、定員いっぱいとなりました。
最初に行うアイスブレイクは、「スリッパリレー」。
ルールは足だけ使ってスリッパを落とさずに渡すリレーです。
落とすと最初からやり直しの本番一発勝負!
さぁ、1番はどこの家族でしょうか?! よーい、どん!
「おっとっと!」バランスを保つのが難しい!!
簡単かと思いきや、バランス力と足を上げておく体力が必要になるゲーム。
みなさんもぜひ試してみてください。意外と難しいですよ。
ゲームで家族の団結力を深めた後は、段ボールオーブン斑とピザ作り斑に分かれての作業です。
こちらはお母さんを中心としたピザ作り斑。
生地から作っていきますよ~。
滑らかになるまでしっかりこねましょう。
少し生地が緩いなと思ったら薄力粉を入れて調整、また生地がパサパサしてまとまらなければ水を入れて調整と、分量きっちりにこだわらなくてOK!
生地が手やボウルに付かなくなれば大丈夫です。
丸く成形してボウルにラップをかけます。多少隙間があっても構いません。
日なたで1時間弱発酵します。
発酵している間、ピザ斑も段ボール斑に合流してオーブンづくりです。
段ボール内側全面にアルミ張ります
様子を見に行くと、みんなしわなくキレイに張れていました。
オーブンは片面だけふたを閉じるのですが、それを閉じずに最初にアルミを張る方法、閉じてから張る方法など最終的に完成例と同じになればいいので、やりやすい方法で進められているのに「工夫してるなぁ」と思いました。
それと同時に張るスタイルもさまざま。
少し引いてみると・・・工作室はこんな感じ。
床で作業する家族、机の上に乗っかって作業する家族、段ボールを横から覗いたり、上から覗いたりと遠くから見た時にそれぞれの家族の個性が出ていて面白かったです。
特に手前の家族は、子供が机の上に乗っかって作業→段ボールを横から覗く→床上で作業→最後は机の下に潜って作業と、なんとも遊牧民のように移動するスタイル。
内面全面にアルミが張れたら、ピザをのせる金網が上下2段置けるように側面から金棒(ピザが落ちない程度の強度があれば番線でもOK)を4本差し通して、ふた部分に覗き窓を付けたら完成。
自分の斑のオーブンが分かるよう目印も付けておきましょう。
段ボールが焼けないよう敷石、炭を置く受け皿を設置し、炭で予熱。
さて、ピザ生地の方はどうなったのでしょうか。
生地がふっくら大きく膨らみました。
ピザ斑もそろそろ仕上げに入ります。
トッピングのトマト、ナス、ピーマン、ベーコンなど生地にのせやすい大きさに切っていきます。
生地は5等分して、丸く薄くのばして成形し、ピザソースと切った野菜、チーズなどのせたら後は焼くだけです。
焼く前のピザだけ見ても十分美味しそう。
手作りだからできるこのボリューム★
段ボールオーブンに入れ、焼けるまで約10分。
いい匂いがしてきて、チーズがいい具合に溶けてきたら完成です。
焼けた斑から「いただきまーす」
秋晴れの中で食べるのは気持ちいいですよ
ピザを食べ、そして昨年からの恒例、夏を惜しむかき氷でお腹を満たした子ども達はというと・・・
「きゃーーーーーーー!」「わーーーーーーーっ!」
叫び声と共に広場を駆け巡ります。その目先には跳ね回るバッタたち。
スタッフがコオロギを捕まえて見せても、すぐに「バッター!!」と走り回る。
じーっと観察することよりも動く生き物にはかなわないようです。
大人もその間竹馬で遊んだりと、食とスポーツ(?)を堪能した体験教室となりました。
【昨年のようす】※段ボールオーブンの作り方あります。
http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2012/09/1015.html
「段ボールオーブンでピザづくり」です。
今年もたくさんの申込を頂き、定員いっぱいとなりました。
最初に行うアイスブレイクは、「スリッパリレー」。
ルールは足だけ使ってスリッパを落とさずに渡すリレーです。
落とすと最初からやり直しの本番一発勝負!
さぁ、1番はどこの家族でしょうか?! よーい、どん!
「おっとっと!」バランスを保つのが難しい!!
簡単かと思いきや、バランス力と足を上げておく体力が必要になるゲーム。
みなさんもぜひ試してみてください。意外と難しいですよ。
ゲームで家族の団結力を深めた後は、段ボールオーブン斑とピザ作り斑に分かれての作業です。
こちらはお母さんを中心としたピザ作り斑。
生地から作っていきますよ~。
滑らかになるまでしっかりこねましょう。
少し生地が緩いなと思ったら薄力粉を入れて調整、また生地がパサパサしてまとまらなければ水を入れて調整と、分量きっちりにこだわらなくてOK!
生地が手やボウルに付かなくなれば大丈夫です。
丸く成形してボウルにラップをかけます。多少隙間があっても構いません。
日なたで1時間弱発酵します。
発酵している間、ピザ斑も段ボール斑に合流してオーブンづくりです。
段ボール内側全面にアルミ張ります
様子を見に行くと、みんなしわなくキレイに張れていました。
オーブンは片面だけふたを閉じるのですが、それを閉じずに最初にアルミを張る方法、閉じてから張る方法など最終的に完成例と同じになればいいので、やりやすい方法で進められているのに「工夫してるなぁ」と思いました。
それと同時に張るスタイルもさまざま。
少し引いてみると・・・工作室はこんな感じ。
床で作業する家族、机の上に乗っかって作業する家族、段ボールを横から覗いたり、上から覗いたりと遠くから見た時にそれぞれの家族の個性が出ていて面白かったです。
特に手前の家族は、子供が机の上に乗っかって作業→段ボールを横から覗く→床上で作業→最後は机の下に潜って作業と、なんとも遊牧民のように移動するスタイル。
内面全面にアルミが張れたら、ピザをのせる金網が上下2段置けるように側面から金棒(ピザが落ちない程度の強度があれば番線でもOK)を4本差し通して、ふた部分に覗き窓を付けたら完成。
自分の斑のオーブンが分かるよう目印も付けておきましょう。
段ボールが焼けないよう敷石、炭を置く受け皿を設置し、炭で予熱。
さて、ピザ生地の方はどうなったのでしょうか。
生地がふっくら大きく膨らみました。
ピザ斑もそろそろ仕上げに入ります。
トッピングのトマト、ナス、ピーマン、ベーコンなど生地にのせやすい大きさに切っていきます。
生地は5等分して、丸く薄くのばして成形し、ピザソースと切った野菜、チーズなどのせたら後は焼くだけです。
焼く前のピザだけ見ても十分美味しそう。
手作りだからできるこのボリューム★
段ボールオーブンに入れ、焼けるまで約10分。
いい匂いがしてきて、チーズがいい具合に溶けてきたら完成です。
焼けた斑から「いただきまーす」
秋晴れの中で食べるのは気持ちいいですよ
ピザを食べ、そして昨年からの恒例、夏を惜しむかき氷でお腹を満たした子ども達はというと・・・
「きゃーーーーーーー!」「わーーーーーーーっ!」
叫び声と共に広場を駆け巡ります。その目先には跳ね回るバッタたち。
スタッフがコオロギを捕まえて見せても、すぐに「バッター!!」と走り回る。
じーっと観察することよりも動く生き物にはかなわないようです。
大人もその間竹馬で遊んだりと、食とスポーツ(?)を堪能した体験教室となりました。
【昨年のようす】※段ボールオーブンの作り方あります。
http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2012/09/1015.html
2013年08月14日【美化清掃】 自然公園クリーンデーin鳴門
瀬戸内海国立公園 高松 大林めぐみ
毎年8月第1日曜に行われている自然公園クリーンデー。
今年も朝7:00と早い内から大勢の方が集まってくれました。
【自然公園財団鳴門支部所長の挨拶】
開会を終えたら、自然公園財団が用意してくれた鎌と軍手、ゴミ袋など持って清掃場所へ向かいます。
今年は千畳敷にあるうづ乃家から渦の道入口西側トンネルの間を清掃します。
千畳敷には、土産物店や渦を眺めるポイントでもある展望地、相ヶ浜に下りる遊歩道があるため、多くの観光客が訪れる場所でもあります。
通行の妨げになりそうな雑草やビニールゴミなどの見つけやすいものから、普段は見過ごしがちなアスファルトやブロックの隙間から伸びた雑草まで細かく刈り取っていきます。
道路脇や広場などは財団スタッフが草刈り機を使ってザクザクと。
当日は曇り空だったので少し涼しい中で行えましたが、みなさん一生懸命されていたので汗びっしょり。
千畳敷の清掃を終え、集合場所へ戻る途中も草刈りをされ、気持ちよい歩道ができあがりました。
【ひと仕事終えた後はしっかり水分補給を】
旅館や商店など鳴門公園関係者だけでなく、地元住民約25名が集まって下さり、総勢50名の大人数での美化清掃。
財団スタッフの方は
「地元住民の方が25名も来てくれるので大変有り難い。
鳴門公園関係者だけでは1時間でここまで清掃できない」
とおっしゃっていました。
鳴門の渦潮は世界三大潮流のひとつ!
潮見表で満潮・干潮時間をチェックして、渦の道からや観潮船、また展望台から渦潮を見にきてください。
特に8月19日~25日は満潮・干潮ともに大潮のため、より大きな渦が見られますよ。
そして、皆さんの手によってきれいになった鳴門公園も見て頂ければ有り難いです。
※鳴門の渦潮はいつでも見られると思っている方が多いですが、渦ができるのは満潮時と干潮時です!
今年も朝7:00と早い内から大勢の方が集まってくれました。
【自然公園財団鳴門支部所長の挨拶】
開会を終えたら、自然公園財団が用意してくれた鎌と軍手、ゴミ袋など持って清掃場所へ向かいます。
今年は千畳敷にあるうづ乃家から渦の道入口西側トンネルの間を清掃します。
千畳敷には、土産物店や渦を眺めるポイントでもある展望地、相ヶ浜に下りる遊歩道があるため、多くの観光客が訪れる場所でもあります。
通行の妨げになりそうな雑草やビニールゴミなどの見つけやすいものから、普段は見過ごしがちなアスファルトやブロックの隙間から伸びた雑草まで細かく刈り取っていきます。
道路脇や広場などは財団スタッフが草刈り機を使ってザクザクと。
当日は曇り空だったので少し涼しい中で行えましたが、みなさん一生懸命されていたので汗びっしょり。
千畳敷の清掃を終え、集合場所へ戻る途中も草刈りをされ、気持ちよい歩道ができあがりました。
【ひと仕事終えた後はしっかり水分補給を】
旅館や商店など鳴門公園関係者だけでなく、地元住民約25名が集まって下さり、総勢50名の大人数での美化清掃。
財団スタッフの方は
「地元住民の方が25名も来てくれるので大変有り難い。
鳴門公園関係者だけでは1時間でここまで清掃できない」
とおっしゃっていました。
鳴門の渦潮は世界三大潮流のひとつ!
潮見表で満潮・干潮時間をチェックして、渦の道からや観潮船、また展望台から渦潮を見にきてください。
特に8月19日~25日は満潮・干潮ともに大潮のため、より大きな渦が見られますよ。
そして、皆さんの手によってきれいになった鳴門公園も見て頂ければ有り難いです。
※鳴門の渦潮はいつでも見られると思っている方が多いですが、渦ができるのは満潮時と干潮時です!
2013年08月06日【体験教室】 昆虫観察会
瀬戸内海国立公園 高松 大林めぐみ
8月入ってすぐの体験教室は定員いっぱいとなった昆虫観察会。
今回の講師は中学校教諭でもあり、昆虫愛好家でもある薬王智さんです。
最初に危険な植物や生き物について、また捕虫網など道具の使い方を教わります。
継ぎ竿捕虫網の使い方をレクチャー
(写真の使い方は参考です。人に網はかけないでくださいね)
そして、いよいよ昆虫探しへ。
どのくらい昆虫を見つけられるでしょうか。
まずはビジターセンター(以下VC)スタッフがあらかじめ仕掛けておいたトラップを見ていきましょう。
地中トラップにはシデムシとオサムシなどが、樹幹にはキマワリが掛かっていました。
子ども達に人気のカブトムシは残念ながら見つからず。
地中トラップに掴まった昆虫を見ると共通点が見つかりました。
それは生き物の死骸や昆虫を補食するということ。
これらの昆虫は自然界の分解の役割を担っており、土作りの名人たちです。
※シデムシについては下記参照↓↓
http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/setonaikai/a-takamatsu/index_7.html
(2011年7月19日「紫陽花と分解者」)
キマワリは樹木が枯れると現れるのだそう。・・・なんだか死に神のようですね。
スタッフが薬王さんに
「トラップはこの設置方法でいいですか?」と聞くと
「地中トラップは隣接させずに一定間隔空けた方が引っ掛かりやすい。
餌はレトルトのちらし寿司の元がオススメ。またトラップ毎に餌を変えて
みると昆虫の好みの餌が分かりますよ。」
「樹木トラップは、果物などをビニール袋に入れ2~3日日なたに置き
発酵させたものがいい。オススメはパイナップル。
昆虫は匂いで寄ってくるので、匂いが弱いと寄ってこない。
あと樹木餌シートを掛ける時は、上から段ボールなどかぶせておくと
カブトムシが隙間から入りやすいよ。」
夏休みの宿題にもってこいの情報をいろいろ教えてくれます。
ただこれら仕掛けたトラップには、プラスチックカップや餌を入れるためのストッキングなど自然界では分解できないものを使っています。
そのまま放置せず、仕掛けた後は持ち帰って適正に処分して下さい。
さぁこちらは人間が仕掛けたトラップではなく、ある昆虫が仕掛けたトラップが。
【この穴はそうなのかなぁ】
穴の中にはウスバカゲロウの幼虫がいました。アリジゴクとも呼ばれていますね。
細い枝を使ってウスバカゲロウをつつくと、釣りのように引っ掛かります。
これはアリジゴクにかかった獲物を捕獲するウスバカゲロウの習性を使った遊びです。
近くの原っぱではツマグロヒョウモンを発見。
よく見るとメス1匹に対しオスが2匹。メスの取り合いをしているようでした。
メス(赤)とオス(青)が交尾中のところ、別のオスが横恋慕中
オスのチョウを見つけたら釣り竿にチョウを模ったものを付け、ヒラヒラさせるとメスだと思って付いてくるんだそう。
この時はすでにメスがいたので、見向きもしてくれませんでした。
林内、草原など環境が変わると見られる昆虫も変わります。
魚の池では多くのトンボとそこに棲む水生昆虫が見られます。
【トンボ、捕まえられるかなぁ】
トンボはすばしっこくなかなか網に入りません。
しかし・・・
【1匹だけいたギンヤンマを捕まえました!】
薬王さんが長い網を使って捕獲に成功!
間近で見ることの少ないギンヤンマを子供ばかりでなく、大人も食い入るように見ていました。
さて、トンボばかりでなく水面にスイッと浮かぶアメンボにも注目。
何やら実験を行っています。
水槽にアメンボを入れて、何かを注ぎます。
すると・・・
(分かりづらいですが)水面上にいたアメンボが沈んでいく!
アメンボは脚全体に細かい毛が密生していて、水の表面張力を利用して浮かんでいます。この実験では、洗剤を注ぐことでそれに含まれる界面活性剤によって表面張力が弱まり、アメンボが沈むということが分かります。
ところで、アメンボの名の由来を知っていますか?
【くんくん。何の匂いがする?】
実はアメの匂いがするんです!・・・子ども達は疑いの表情。
(そりゃ、そうでしょう)
アメンボはカメムシと同じ構造をしており、体にある臭線から発せられる匂いが甘い?匂いなんだそう。人によってはサツマイモの匂いがするとか。
最初はなかなか昆虫を見つけられませんでしたが、目が慣れてくると擬態している昆虫もすぐに見つけられるようになり、こちらが「え?どこどこ」と教えてもらうほど。
【捕まえてはじーっと観察する子ども達】
捕虫網の使い方や昆虫の捕まえ方も薬王さんから教わった通りにできました。
正しい道具の使い方はその道具を長持ちさせることでもあり、昆虫の捕まえ方は昆虫を傷付けることなく捕まえやすい方法でもあります。
観察会を終えた頃には「苦手だったけど昆虫が好きになった」という子供も。
昆虫は生活の中で1番身近にいる生き物です。
今回の観察会で習ったトラップなど使ってみたり、また季節が移り変わると現れる昆虫の種類が変わるのかなどいろいろ観察してみてくださいね。
今回の講師は中学校教諭でもあり、昆虫愛好家でもある薬王智さんです。
最初に危険な植物や生き物について、また捕虫網など道具の使い方を教わります。
継ぎ竿捕虫網の使い方をレクチャー
(写真の使い方は参考です。人に網はかけないでくださいね)
そして、いよいよ昆虫探しへ。
どのくらい昆虫を見つけられるでしょうか。
まずはビジターセンター(以下VC)スタッフがあらかじめ仕掛けておいたトラップを見ていきましょう。
地中トラップにはシデムシとオサムシなどが、樹幹にはキマワリが掛かっていました。
子ども達に人気のカブトムシは残念ながら見つからず。
地中トラップに掴まった昆虫を見ると共通点が見つかりました。
それは生き物の死骸や昆虫を補食するということ。
これらの昆虫は自然界の分解の役割を担っており、土作りの名人たちです。
※シデムシについては下記参照↓↓
http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/setonaikai/a-takamatsu/index_7.html
(2011年7月19日「紫陽花と分解者」)
キマワリは樹木が枯れると現れるのだそう。・・・なんだか死に神のようですね。
スタッフが薬王さんに
「トラップはこの設置方法でいいですか?」と聞くと
「地中トラップは隣接させずに一定間隔空けた方が引っ掛かりやすい。
餌はレトルトのちらし寿司の元がオススメ。またトラップ毎に餌を変えて
みると昆虫の好みの餌が分かりますよ。」
「樹木トラップは、果物などをビニール袋に入れ2~3日日なたに置き
発酵させたものがいい。オススメはパイナップル。
昆虫は匂いで寄ってくるので、匂いが弱いと寄ってこない。
あと樹木餌シートを掛ける時は、上から段ボールなどかぶせておくと
カブトムシが隙間から入りやすいよ。」
夏休みの宿題にもってこいの情報をいろいろ教えてくれます。
ただこれら仕掛けたトラップには、プラスチックカップや餌を入れるためのストッキングなど自然界では分解できないものを使っています。
そのまま放置せず、仕掛けた後は持ち帰って適正に処分して下さい。
さぁこちらは人間が仕掛けたトラップではなく、ある昆虫が仕掛けたトラップが。
【この穴はそうなのかなぁ】
穴の中にはウスバカゲロウの幼虫がいました。アリジゴクとも呼ばれていますね。
細い枝を使ってウスバカゲロウをつつくと、釣りのように引っ掛かります。
これはアリジゴクにかかった獲物を捕獲するウスバカゲロウの習性を使った遊びです。
近くの原っぱではツマグロヒョウモンを発見。
よく見るとメス1匹に対しオスが2匹。メスの取り合いをしているようでした。
メス(赤)とオス(青)が交尾中のところ、別のオスが横恋慕中
オスのチョウを見つけたら釣り竿にチョウを模ったものを付け、ヒラヒラさせるとメスだと思って付いてくるんだそう。
この時はすでにメスがいたので、見向きもしてくれませんでした。
林内、草原など環境が変わると見られる昆虫も変わります。
魚の池では多くのトンボとそこに棲む水生昆虫が見られます。
【トンボ、捕まえられるかなぁ】
トンボはすばしっこくなかなか網に入りません。
しかし・・・
【1匹だけいたギンヤンマを捕まえました!】
薬王さんが長い網を使って捕獲に成功!
間近で見ることの少ないギンヤンマを子供ばかりでなく、大人も食い入るように見ていました。
さて、トンボばかりでなく水面にスイッと浮かぶアメンボにも注目。
何やら実験を行っています。
水槽にアメンボを入れて、何かを注ぎます。
すると・・・
(分かりづらいですが)水面上にいたアメンボが沈んでいく!
アメンボは脚全体に細かい毛が密生していて、水の表面張力を利用して浮かんでいます。この実験では、洗剤を注ぐことでそれに含まれる界面活性剤によって表面張力が弱まり、アメンボが沈むということが分かります。
ところで、アメンボの名の由来を知っていますか?
【くんくん。何の匂いがする?】
実はアメの匂いがするんです!・・・子ども達は疑いの表情。
(そりゃ、そうでしょう)
アメンボはカメムシと同じ構造をしており、体にある臭線から発せられる匂いが甘い?匂いなんだそう。人によってはサツマイモの匂いがするとか。
最初はなかなか昆虫を見つけられませんでしたが、目が慣れてくると擬態している昆虫もすぐに見つけられるようになり、こちらが「え?どこどこ」と教えてもらうほど。
【捕まえてはじーっと観察する子ども達】
捕虫網の使い方や昆虫の捕まえ方も薬王さんから教わった通りにできました。
正しい道具の使い方はその道具を長持ちさせることでもあり、昆虫の捕まえ方は昆虫を傷付けることなく捕まえやすい方法でもあります。
観察会を終えた頃には「苦手だったけど昆虫が好きになった」という子供も。
昆虫は生活の中で1番身近にいる生き物です。
今回の観察会で習ったトラップなど使ってみたり、また季節が移り変わると現れる昆虫の種類が変わるのかなどいろいろ観察してみてくださいね。
2013年07月31日【体験教室】 蜂蜜絞りと蜜蝋キャンドルづくり
瀬戸内海国立公園 高松 大林めぐみ
今月の体験教室は、昨年大好評だった蜂蜜絞りと蜜蝋キャンドルづくり。
広報を出すと早い内に定員となり、キャンセル待ち続出の大人気教室です。
昨年のようす↓↓(2012年7月30日、31日の記事)
http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/setonaikai/a-takamatsu/index_4.html
講師は同じく五色台麓にある中田養蜂さん。
今年も蜂おじさん、女王蜂、働き蜂のお兄さんの3名に来て頂き、ミツバチの働きや蜂蜜絞りのレクチャーなどいろいろ教えて頂きました。
中田養蜂さんをご紹介
今年も分かりやすいパンフレットや養蜂道具を使って参加者にお話。
さて、ここでミツバチに関する〇☓クイズ!
①女王蜂はその名通りメスですが、働き蜂は主にオス?
②蜂蜜を採る巣板には、蜜だけでなく幼虫も一緒に入っている?
③産卵するのは女王蜂ですが、実はオス・メスの産み分けができる?
さぁ、どっち? 答えは最後に。
ミツバチのことを知った上で、実際に蜂蜜絞りをLet′s体験!
巣箱から蜜の入った巣板を取り出します。
実際は巣板1枚に約2000匹のミツバチがいるので、先に燻煙器の煙でミツバチを静めてから巣板を取り出します。
巣板には蜜がたっぷり詰まっているのでずっしり重い!気を付けて持って。
巣板両側の蜜蓋をこそぎ取ります
簡単そうに見えて難しいこの作業。
「蓋を取るだけならごっそり取ってしまえば」と思わず刃を入れすぎてしまう参加者もいますが、そうすると一緒に巣を壊してしまい、補修するミツバチ達にとっては一苦労。蜜自体も遠心分離器に入れる前にこぼれてしまい勿体ない。
写真の女の子は初めて蜜蓋を取りましたが、上手に蓋だけ取れていました。
ノコを引くような作業が日曜大工に似ているのか、上手く取るお父さんが多かったです。
上:取れた蜜蓋
下:蜜蓋が取れると溢れる蜜でいっぱい
そして巣板2枚を遠心分離器に入れて・・・
えいっ!蜜よ出てこい!
スピードが上がれば上がるほど遠心力が働くので、最後の仕上げは家族みんなで分離器を押さえて大人が力強く回します。
こちらの作業はなぜかお母さんの方が力強かったです(笑)
今でこそモーターの付いた分離器を使って採蜜していますが、その昔は手動の遠心分離器を使って蜂蜜を取っていました。体験だからこそ楽しいですが、大量の蜂蜜を採取するとなると・・・手動だと大変な作業です。
今回の参加家族は11組。
4家族毎に蜂蜜絞りするので、その待ち時間は何をしていたかというと・・・
今年も働き蜂のお兄さんに聞いてみよう
やはり養蜂の仕事やミツバチをじっくり見ることは少ないようで、女王蜂を探したり、透明ケースに入った巣板を観察したり、またミツバチについて色々質問していました。
透明ケースに入っている程度のミツバチの数だと女王蜂も探しやすいのですが、さずがに何万匹ともなると養蜂家でも探すのは至難の業なので印は付けているのだそう。
蜂蜜を取り終えたら、みんなお待ちかね
取れたての蜂蜜を瓶詰め。もちろんお持ち帰りです♪
蜂蜜の甘~くいい香りが会場に広がります。
そして今回も中田養蜂さんから嬉しいプレゼントが。
4種類の蜂蜜を食べ比べてみました
アカシア、みかん、レンゲ、ビワの4種類を食パンに付けて頂きました。
この中でもビワは冬季に花が咲き、それ以外に咲く花はないため純粋な蜜が取れます。ただ、気温が低いためミツバチの活動も弱まり、蜂蜜自体の粘度も高くなるため手間がかかるのだそう。
みんなで採蜜した蜂蜜は、主にタマネギの花から採られたものになるのだそう。タマネギの蜂蜜なんて初めてです。
種類によってオススメの食べ方があるので、お気に入りの蜂蜜を見つけたら中田養蜂さんに聞いてみるといいでしょう。
蜂蜜絞り体験後は、巣を形成している蜜蝋を使ってキャンドルづくり。
この蜜蝋もミツバチの腹部から出ているものです。
キャンドル芯になる糸に溶けた蜜蝋を付けて乾かすを繰り返します。
この日はいつもより涼しかったこともあり、順調にキャンドルができあがりました。
ハリガネでキャンドル立てを作って、耐熱ガラスの器に固定しキャンドルを挿したら完成です!
今年のキャンドルは大きなものができました!
花の咲く時期によって店頭に並ぶ蜂蜜の種類も変わるため、その時期の旬を味わえるのも特徴のひとつ。
蜂蜜だけでなく、私たちが食べている果物や野菜にもミツバチの受粉の働きがあってこそ美味しいものができているのです。
私たち人間はミツバチからたくさんの恩恵を受けていることを知った体験教室でした。
【〇☓クイズの答え】
①☓ 働き蜂は全て女王蜂から生まれたメス蜂。
メス蜂ですが卵は生まずに、若い時は巣箱の中で幼虫の世話や巣作りをし、
その後、外勤蜂として蜜や花粉を集めます。
②☓ 自然な状態の巣だと幼虫と一緒になっていますが、養蜂の場合は巣板ごとに
幼虫だけ、蜜だけというふうに人工的に分けているのです。
③〇 働き蜂(メス蜂)の巣部屋はオス蜂より一回り小さく作られています。
女王蜂はそのサイズを計って卵を生み、働き蜂(メス)には精子をかけ、
オス蜂には精子をかけないといった風に生み分けができます。
よって、オス蜂にはお父さんがいないことになります。
女王蜂はオス蜂と交尾後、体内に精子を蓄えておける袋があります。
広報を出すと早い内に定員となり、キャンセル待ち続出の大人気教室です。
昨年のようす↓↓(2012年7月30日、31日の記事)
http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/setonaikai/a-takamatsu/index_4.html
講師は同じく五色台麓にある中田養蜂さん。
今年も蜂おじさん、女王蜂、働き蜂のお兄さんの3名に来て頂き、ミツバチの働きや蜂蜜絞りのレクチャーなどいろいろ教えて頂きました。
中田養蜂さんをご紹介
今年も分かりやすいパンフレットや養蜂道具を使って参加者にお話。
さて、ここでミツバチに関する〇☓クイズ!
①女王蜂はその名通りメスですが、働き蜂は主にオス?
②蜂蜜を採る巣板には、蜜だけでなく幼虫も一緒に入っている?
③産卵するのは女王蜂ですが、実はオス・メスの産み分けができる?
さぁ、どっち? 答えは最後に。
ミツバチのことを知った上で、実際に蜂蜜絞りをLet′s体験!
巣箱から蜜の入った巣板を取り出します。
実際は巣板1枚に約2000匹のミツバチがいるので、先に燻煙器の煙でミツバチを静めてから巣板を取り出します。
巣板には蜜がたっぷり詰まっているのでずっしり重い!気を付けて持って。
巣板両側の蜜蓋をこそぎ取ります
簡単そうに見えて難しいこの作業。
「蓋を取るだけならごっそり取ってしまえば」と思わず刃を入れすぎてしまう参加者もいますが、そうすると一緒に巣を壊してしまい、補修するミツバチ達にとっては一苦労。蜜自体も遠心分離器に入れる前にこぼれてしまい勿体ない。
写真の女の子は初めて蜜蓋を取りましたが、上手に蓋だけ取れていました。
ノコを引くような作業が日曜大工に似ているのか、上手く取るお父さんが多かったです。
上:取れた蜜蓋
下:蜜蓋が取れると溢れる蜜でいっぱい
そして巣板2枚を遠心分離器に入れて・・・
えいっ!蜜よ出てこい!
スピードが上がれば上がるほど遠心力が働くので、最後の仕上げは家族みんなで分離器を押さえて大人が力強く回します。
こちらの作業はなぜかお母さんの方が力強かったです(笑)
今でこそモーターの付いた分離器を使って採蜜していますが、その昔は手動の遠心分離器を使って蜂蜜を取っていました。体験だからこそ楽しいですが、大量の蜂蜜を採取するとなると・・・手動だと大変な作業です。
今回の参加家族は11組。
4家族毎に蜂蜜絞りするので、その待ち時間は何をしていたかというと・・・
今年も働き蜂のお兄さんに聞いてみよう
やはり養蜂の仕事やミツバチをじっくり見ることは少ないようで、女王蜂を探したり、透明ケースに入った巣板を観察したり、またミツバチについて色々質問していました。
透明ケースに入っている程度のミツバチの数だと女王蜂も探しやすいのですが、さずがに何万匹ともなると養蜂家でも探すのは至難の業なので印は付けているのだそう。
蜂蜜を取り終えたら、みんなお待ちかね
取れたての蜂蜜を瓶詰め。もちろんお持ち帰りです♪
蜂蜜の甘~くいい香りが会場に広がります。
そして今回も中田養蜂さんから嬉しいプレゼントが。
4種類の蜂蜜を食べ比べてみました
アカシア、みかん、レンゲ、ビワの4種類を食パンに付けて頂きました。
この中でもビワは冬季に花が咲き、それ以外に咲く花はないため純粋な蜜が取れます。ただ、気温が低いためミツバチの活動も弱まり、蜂蜜自体の粘度も高くなるため手間がかかるのだそう。
みんなで採蜜した蜂蜜は、主にタマネギの花から採られたものになるのだそう。タマネギの蜂蜜なんて初めてです。
種類によってオススメの食べ方があるので、お気に入りの蜂蜜を見つけたら中田養蜂さんに聞いてみるといいでしょう。
蜂蜜絞り体験後は、巣を形成している蜜蝋を使ってキャンドルづくり。
この蜜蝋もミツバチの腹部から出ているものです。
キャンドル芯になる糸に溶けた蜜蝋を付けて乾かすを繰り返します。
この日はいつもより涼しかったこともあり、順調にキャンドルができあがりました。
ハリガネでキャンドル立てを作って、耐熱ガラスの器に固定しキャンドルを挿したら完成です!
今年のキャンドルは大きなものができました!
花の咲く時期によって店頭に並ぶ蜂蜜の種類も変わるため、その時期の旬を味わえるのも特徴のひとつ。
蜂蜜だけでなく、私たちが食べている果物や野菜にもミツバチの受粉の働きがあってこそ美味しいものができているのです。
私たち人間はミツバチからたくさんの恩恵を受けていることを知った体験教室でした。
【〇☓クイズの答え】
①☓ 働き蜂は全て女王蜂から生まれたメス蜂。
メス蜂ですが卵は生まずに、若い時は巣箱の中で幼虫の世話や巣作りをし、
その後、外勤蜂として蜜や花粉を集めます。
②☓ 自然な状態の巣だと幼虫と一緒になっていますが、養蜂の場合は巣板ごとに
幼虫だけ、蜜だけというふうに人工的に分けているのです。
③〇 働き蜂(メス蜂)の巣部屋はオス蜂より一回り小さく作られています。
女王蜂はそのサイズを計って卵を生み、働き蜂(メス)には精子をかけ、
オス蜂には精子をかけないといった風に生み分けができます。
よって、オス蜂にはお父さんがいないことになります。
女王蜂はオス蜂と交尾後、体内に精子を蓄えておける袋があります。
2013年07月26日【心得】 離島という場所
瀬戸内海国立公園 高松 大林めぐみ
夏休みに入りました!
旅行やお出かけの計画は立てているのでしょうか。
さぁ、どこへ行きます? 海?山?ちょっと街まで?それとも海外?
行き先によって、過ごし方やお目当てもさまざまです。
その中でも離島へ行くという方。
事前に知っておくと、より楽しく過ごせる心得をお伝えしたいと思います。
①船や港をしっかり把握しよう!
与島以外の香川県内にある離島へのアクセスは船のみ。
帰りの船を逃すと帰れないという事態が発生!!
また船には種類があり、それによって乗り場や定員が変わるので要注意です!
船会社によっては乗船券の販売が出港30分前からと決めていることも。
●フェリー・・・車両を積み込むことができる大型船。
小豆島や直島行きだと大型バスやトラックも積み込めます。
ゆっくり進むので、景色を楽しみたい方はコチラがオススメ。
●旅 客 船・・・車両(場合によっては二輪車も)は積み込めず、人だけ乗せられ
る船のこと。乗船定員が70人前後のタイプが多い。
●高 速 艇・・・料金はフェリーの2倍近くかかるが、その分移動時間が半分で
済む移動時間を短縮したい方にオススメの船。
船会社によっては「旅客船」と明記していることも。
定員は70人前後タイプが多く、混雑時は整理券の取得必須です。
※最終便によっては「夜間料金」が上乗せされている場合があります。
②島内での移動手段を考えておこう!
●島 内 バ ス・・・運行していない島がほとんど。
あっても便数も限られているので、バス停と時間とチェック!
●レンタサイクル・・・自分のペースで気ままに景色を体感。
● 徒 歩 ・・・坂が多く道路幅の狭い島では徒歩のみが移動手段。
●レ ン タ カ ー・・・小豆島には数軒あり、移動手段として有効。
※道路幅の狭い所が多く、島民の迷惑にならないよう交通ルールは守りましょう。
【男木島】急坂で道幅も狭いため徒歩移動のみ
③水分と食料の確保
飲食店がない島もあります。小豆島と直島以外はコンビニがなく、小さな商店が
1店ということも。お腹がペコペコに減っては楽しめません。
またマイボトルで十分な水分を持参しましょう。
④服装や持ち物は十分ですか?
●動きやすい服装(履き慣れたスニーカー、手の空くリュックはオススメ)
●雨天や寒暖差に対応した折り畳み傘や上着、帽子、日焼け止めなど
●ATMがなくクレジットカードは使用不可と思ってください
【豊島・壇山山頂】歩きやすいとこんなステキな景色に出会えるかも
⑤マナーは守りましょう
●自分で出したゴミは持ち帰ろう!(島内での購入物も含む)
離島にゴミ処理施設はなく、それらは船で陸側まで運ばれています。
それなら自分たちで運んだ方が島にゴミが溢れず、島民の負担にもなりません。
●民家の敷地や田畑に入らない
●写真を撮る時は一声かけましょう
→勝手に自分の庭先に入られたり、写真を撮られたら嫌ですよね?
もちろん大声で騒いだりするのも迷惑がかかりますよ!飲酒もほどほどに!
⑥時間に余裕を持って計画しましょう
余裕があれば行動や気持ちも落ち着いて楽しめます。
またトイレの場所も把握し、済ませるようにしましょう。
瀬戸内には大小さまざまな島があり、その間を行き交う船、穏やかな水面があり、また陸には段々畑やそれを組む石垣、古くから残る島の文化によって瀬戸内の風景が形成されています。
今年、香川県内で大きなイベントが開催されていることで、多くの方が島へ出かけ、瀬戸内を楽しんで頂いているのは大変嬉しいこと。
しかし、それをいい思い出にするのも事前準備次第です。
自分たちの考えや思いが当たり前と考えず、「お邪魔します」という気持ちで離島を楽しんでいただければと思います。
【夕暮れ時の女木島から屋島を望む】
旅行やお出かけの計画は立てているのでしょうか。
さぁ、どこへ行きます? 海?山?ちょっと街まで?それとも海外?
行き先によって、過ごし方やお目当てもさまざまです。
その中でも離島へ行くという方。
事前に知っておくと、より楽しく過ごせる心得をお伝えしたいと思います。
①船や港をしっかり把握しよう!
与島以外の香川県内にある離島へのアクセスは船のみ。
帰りの船を逃すと帰れないという事態が発生!!
また船には種類があり、それによって乗り場や定員が変わるので要注意です!
船会社によっては乗船券の販売が出港30分前からと決めていることも。
●フェリー・・・車両を積み込むことができる大型船。
小豆島や直島行きだと大型バスやトラックも積み込めます。
ゆっくり進むので、景色を楽しみたい方はコチラがオススメ。
●旅 客 船・・・車両(場合によっては二輪車も)は積み込めず、人だけ乗せられ
る船のこと。乗船定員が70人前後のタイプが多い。
●高 速 艇・・・料金はフェリーの2倍近くかかるが、その分移動時間が半分で
済む移動時間を短縮したい方にオススメの船。
船会社によっては「旅客船」と明記していることも。
定員は70人前後タイプが多く、混雑時は整理券の取得必須です。
※最終便によっては「夜間料金」が上乗せされている場合があります。
②島内での移動手段を考えておこう!
●島 内 バ ス・・・運行していない島がほとんど。
あっても便数も限られているので、バス停と時間とチェック!
●レンタサイクル・・・自分のペースで気ままに景色を体感。
● 徒 歩 ・・・坂が多く道路幅の狭い島では徒歩のみが移動手段。
●レ ン タ カ ー・・・小豆島には数軒あり、移動手段として有効。
※道路幅の狭い所が多く、島民の迷惑にならないよう交通ルールは守りましょう。
【男木島】急坂で道幅も狭いため徒歩移動のみ
③水分と食料の確保
飲食店がない島もあります。小豆島と直島以外はコンビニがなく、小さな商店が
1店ということも。お腹がペコペコに減っては楽しめません。
またマイボトルで十分な水分を持参しましょう。
④服装や持ち物は十分ですか?
●動きやすい服装(履き慣れたスニーカー、手の空くリュックはオススメ)
●雨天や寒暖差に対応した折り畳み傘や上着、帽子、日焼け止めなど
●ATMがなくクレジットカードは使用不可と思ってください
【豊島・壇山山頂】歩きやすいとこんなステキな景色に出会えるかも
⑤マナーは守りましょう
●自分で出したゴミは持ち帰ろう!(島内での購入物も含む)
離島にゴミ処理施設はなく、それらは船で陸側まで運ばれています。
それなら自分たちで運んだ方が島にゴミが溢れず、島民の負担にもなりません。
●民家の敷地や田畑に入らない
●写真を撮る時は一声かけましょう
→勝手に自分の庭先に入られたり、写真を撮られたら嫌ですよね?
もちろん大声で騒いだりするのも迷惑がかかりますよ!飲酒もほどほどに!
⑥時間に余裕を持って計画しましょう
余裕があれば行動や気持ちも落ち着いて楽しめます。
またトイレの場所も把握し、済ませるようにしましょう。
瀬戸内には大小さまざまな島があり、その間を行き交う船、穏やかな水面があり、また陸には段々畑やそれを組む石垣、古くから残る島の文化によって瀬戸内の風景が形成されています。
今年、香川県内で大きなイベントが開催されていることで、多くの方が島へ出かけ、瀬戸内を楽しんで頂いているのは大変嬉しいこと。
しかし、それをいい思い出にするのも事前準備次第です。
自分たちの考えや思いが当たり前と考えず、「お邪魔します」という気持ちで離島を楽しんでいただければと思います。
【夕暮れ時の女木島から屋島を望む】
2013年07月12日【屋島】 夏、始まります!
瀬戸内海国立公園 高松 大林めぐみ
先に関東地方が梅雨明けし、
「あれ?四国は・・・?」と思っていたら先週梅雨明けしましたね。
これからの瀬戸内は陽射しが強く、夕凪の暑い夏が始まります!
梅雨明け後に屋島へカウンターメンテナンスと巡視に行くと、早速夏だなぁと感じるものを発見できましたよ。
【ニイニイゼミ】抜け殻
「チイチイ」と鳴く少し小ぶりのセミです。
やっぱり夏と言えばセミ!夏の風物詩。
今年はまだ鳴き声を聞いていませんが、いざ一斉に鳴き出すと思わず「うるさーい!」と言ってしまいそうになるくらい。
ミンミンゼミは「ミーン、ミーン」、アブラゼミは「ジーリジリジリ・・・」
ツクツクボウシは「ジィー、オーシィツクツク・・・」と鳴きますね。
この3種のセミの鳴き声を聞くと、大人になっても「夏休みだー」とつい思ってしまいます。
「カナカナカナ・・・」と鳴くヒグラシだと、涼しさやもの哀しさを感じます。
同じセミなのに鳴き方次第で感じ方が違うのも何だか不思議ですね。
孵化して地中に潜り、卵から7年目にしてやっと地上に出てきて羽化するセミ。
その羽化の様子もこれからどんどんみることができる時期です。
まだ背中の開いていないセミの幼虫を見つけたら、そっと観察してみましょう。
例年の1.5~2倍の降雨があった今年の梅雨。
雷雨でデータが飛んだんじゃないかと心配だった利用者カウンターとは別に、もう一つ心配していたことが解消されたか確認しに行ってきました。
何が心配だったのかというと・・・
干上がってしまった池。葉はケムシの餌食に・・・(5月16日撮影)
ですが、梅雨明け後は・・・
水も溜まり、スイレンが満開!(7月10日撮影)
良かった!元の池の姿に戻りました!
3年振りに孵ったオタマジャクシがどうなったか不明ですが、ヤゴやアメンボの水生昆虫や数種のトンボが見られたのでとりあえず一安心。
干上がった池を見た時、「今までいた生き物がいなくなるんじゃ・・・」と心配しましたが、飛び回る姿を見て改めて生き物の生きる強さを感じました。
そして、南嶺にある血の池周辺では北嶺で見られたトンボとはまた違った種類のトンボが見られました。
こちらの花見頃は、白いスイレンとネムノキ、甘くいい香りのするクチナシ。
クチナシもカラ梅雨時は少し弱りかけていましたが、雨のおかげで取り戻しました。
【クチナシ】アカネ科
【ネムノキ】マメ科
より緑の映える夏の屋島。
それを添える花や夏を感じさせてくれる生き物たちもいっぱい。
屋島は市街地より300m近く高く、また木陰も多いので歩いても苦にはならない暑さ。
また夏空と陽に照らされた水面、行き交うフェリーなど瀬戸内の風景を楽しんでもらいたいです。
暑いからと中に引きこもっていると、あっという間に夏は終わってしまいますよ~。
【遊鶴亭からの眺め】
※熱中症で毎日多くの方が搬送されています。
十分な水分と塩分、休息を取り、無理はしないようにしましょう。
「あれ?四国は・・・?」と思っていたら先週梅雨明けしましたね。
これからの瀬戸内は陽射しが強く、夕凪の暑い夏が始まります!
梅雨明け後に屋島へカウンターメンテナンスと巡視に行くと、早速夏だなぁと感じるものを発見できましたよ。
【ニイニイゼミ】抜け殻
「チイチイ」と鳴く少し小ぶりのセミです。
やっぱり夏と言えばセミ!夏の風物詩。
今年はまだ鳴き声を聞いていませんが、いざ一斉に鳴き出すと思わず「うるさーい!」と言ってしまいそうになるくらい。
ミンミンゼミは「ミーン、ミーン」、アブラゼミは「ジーリジリジリ・・・」
ツクツクボウシは「ジィー、オーシィツクツク・・・」と鳴きますね。
この3種のセミの鳴き声を聞くと、大人になっても「夏休みだー」とつい思ってしまいます。
「カナカナカナ・・・」と鳴くヒグラシだと、涼しさやもの哀しさを感じます。
同じセミなのに鳴き方次第で感じ方が違うのも何だか不思議ですね。
孵化して地中に潜り、卵から7年目にしてやっと地上に出てきて羽化するセミ。
その羽化の様子もこれからどんどんみることができる時期です。
まだ背中の開いていないセミの幼虫を見つけたら、そっと観察してみましょう。
例年の1.5~2倍の降雨があった今年の梅雨。
雷雨でデータが飛んだんじゃないかと心配だった利用者カウンターとは別に、もう一つ心配していたことが解消されたか確認しに行ってきました。
何が心配だったのかというと・・・
干上がってしまった池。葉はケムシの餌食に・・・(5月16日撮影)
ですが、梅雨明け後は・・・
水も溜まり、スイレンが満開!(7月10日撮影)
良かった!元の池の姿に戻りました!
3年振りに孵ったオタマジャクシがどうなったか不明ですが、ヤゴやアメンボの水生昆虫や数種のトンボが見られたのでとりあえず一安心。
干上がった池を見た時、「今までいた生き物がいなくなるんじゃ・・・」と心配しましたが、飛び回る姿を見て改めて生き物の生きる強さを感じました。
そして、南嶺にある血の池周辺では北嶺で見られたトンボとはまた違った種類のトンボが見られました。
こちらの花見頃は、白いスイレンとネムノキ、甘くいい香りのするクチナシ。
クチナシもカラ梅雨時は少し弱りかけていましたが、雨のおかげで取り戻しました。
【クチナシ】アカネ科
【ネムノキ】マメ科
より緑の映える夏の屋島。
それを添える花や夏を感じさせてくれる生き物たちもいっぱい。
屋島は市街地より300m近く高く、また木陰も多いので歩いても苦にはならない暑さ。
また夏空と陽に照らされた水面、行き交うフェリーなど瀬戸内の風景を楽しんでもらいたいです。
暑いからと中に引きこもっていると、あっという間に夏は終わってしまいますよ~。
【遊鶴亭からの眺め】
※熱中症で毎日多くの方が搬送されています。
十分な水分と塩分、休息を取り、無理はしないようにしましょう。
2013年07月01日【開催案内】アクティブレンジャー国立公園写真展(香川会場)
瀬戸内海国立公園 高松 大林めぐみ
「今年は渇水か!?」の心配から抜けた香川です。
愛媛会場に続いて、いよいよ香川会場での国立公園写真展の開催です。
【アクセス】
※公共交通機関はありません。自家用車でお越し下さい。
■高松方面から
82番札所・根香寺(ねごろじ)を経由し、分岐点で案内標識の方向へ。
■坂出方面から
81番札所・白峯寺(しらみねじ)を経由し、分岐点で案内標識の方向へ。
または県道16号線から大崎の鼻→五色台スカイラインを経由し、
「休暇村讃岐五色台」案内標識の方向へ。
休暇村讃岐五色台より1㎞手前にある[五色台オートキャンプ場]に隣接してい
るのが五色台ビジターセンターです。
このような外観です↓↓
目の前には50台停められる駐車場があります。
松ぼっくりトトロの出迎えを通り抜け、玄関に入ると・・・
各アクティブレンジャーが巡視や活動時に出会った風景や自然保護・普及活動の1コマを記録写真として撮り溜めた中から計35点の写真を展示しています。
また「国立公園とは?」「ラムサール条約って?」「地元の国立公園を知ろう」などパネル展示、各関連パンフレット(閲覧用・配布用)も置いています。
中四国にある、大山隠岐の山岳地帯や牧歌的風景、独特な地形・固有種。
瀬戸内の多島景観と古くから人の住んだ人文景観、そして足摺宇和海のサンゴや熱帯性魚類の見られる海中景観と断崖絶壁などそれぞれ特徴の違う国立公園が一挙に見られる企画展です。
国立公園は意外とみなさんが住んでいる近くにあります。
この写真展をきっかけに国立公園を知って頂き、そして家族や友達と一緒にその場所に遊びに行って体験して頂ければ幸いです。
**********五色台ビジターセンターでできる自然体験**********
ビジターセンターでは毎月1回の体験教室以外に、随時プログラム(150~600円程度)もあります。
・マイ箸づくり・木製ストラップ・竹とんぼ・丸太パズル・自然観察など
10:00~12:00と14:00~16:00頃を中心に行っており、事前予約(団体は要予約)も受け付けています。
愛媛会場に続いて、いよいよ香川会場での国立公園写真展の開催です。
【アクセス】
http://www.mapion.co.jp/m/34.350175_133.9267_8/v=m5:%E4%BA%94%E8%89%B2%E5%8F%B0%E3%83%93%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/
※公共交通機関はありません。自家用車でお越し下さい。
■高松方面から
82番札所・根香寺(ねごろじ)を経由し、分岐点で案内標識の方向へ。
■坂出方面から
81番札所・白峯寺(しらみねじ)を経由し、分岐点で案内標識の方向へ。
または県道16号線から大崎の鼻→五色台スカイラインを経由し、
「休暇村讃岐五色台」案内標識の方向へ。
休暇村讃岐五色台より1㎞手前にある[五色台オートキャンプ場]に隣接してい
るのが五色台ビジターセンターです。
このような外観です↓↓
目の前には50台停められる駐車場があります。
松ぼっくりトトロの出迎えを通り抜け、玄関に入ると・・・
各アクティブレンジャーが巡視や活動時に出会った風景や自然保護・普及活動の1コマを記録写真として撮り溜めた中から計35点の写真を展示しています。
また「国立公園とは?」「ラムサール条約って?」「地元の国立公園を知ろう」などパネル展示、各関連パンフレット(閲覧用・配布用)も置いています。
中四国にある、大山隠岐の山岳地帯や牧歌的風景、独特な地形・固有種。
瀬戸内の多島景観と古くから人の住んだ人文景観、そして足摺宇和海のサンゴや熱帯性魚類の見られる海中景観と断崖絶壁などそれぞれ特徴の違う国立公園が一挙に見られる企画展です。
国立公園は意外とみなさんが住んでいる近くにあります。
この写真展をきっかけに国立公園を知って頂き、そして家族や友達と一緒にその場所に遊びに行って体験して頂ければ幸いです。
**********五色台ビジターセンターでできる自然体験**********
ビジターセンターでは毎月1回の体験教室以外に、随時プログラム(150~600円程度)もあります。
・マイ箸づくり・木製ストラップ・竹とんぼ・丸太パズル・自然観察など
10:00~12:00と14:00~16:00頃を中心に行っており、事前予約(団体は要予約)も受け付けています。
2013年06月20日【出張クラフト】 「ホタルと環境を考えよう」出展しました!
瀬戸内海国立公園 高松 大林めぐみ
すでに半月を過ぎましたが・・・6月は環境月間です。
6月5日を「世界環境デー」として国連が定め、環境省主唱でその1ヶ月を環境月間としています。この期間中には環境保全の重要性について考えてもらい、そのきっかけとなる行事が全国で行われています。
【環境省HP 環境月間について】
http://www.env.go.jp/guide/envdm/
毎年サンポート高松で開催されている「ホタルと環境を考えよう」イベント。
これは、ホタルを実際に見てもらい、どんな所で生息するのか、どういった環境じゃないと生きていけないのかなど自然環境について考えてもらうもの。
オープンと同時にこの行列。毎年ホタルは人気です
ホタルは塩江から出張。中は暑いのでホタルには十分休憩を取ってもらいながら鑑賞者を楽しませてくれました。
その隣では、香川県みどり整備課と林業普及協会による間伐材など自然素材を使った工作体験。
五色台ビジターセンターからは、イベント当日が父の日ということで「父の日に贈ろう!メッセージカードづくり」を行いました。
好きな色紙を選んで、メッセージを書いてもらいます。
カラフルに色を使う子もいれば、1色でお父さんへのメッセージを書く子も。
家族一緒にお出かけなので、何をやっているのかお父さんが覗きに来ると・・・
「来ちゃダメ!」と子どもに言われ、お母さんにも「ちょっとあっち行ってて」と。
少し寂しそうなお父さんでしたが、辛抱してください。
メッセージを書いた色紙を板に貼ったら、板の裏に絵やメッセージを焼きゴテで入れたり、表には松ぼっくりやドングリを飾り付け。
「何を付けようかなぁ」とじっくり選ぶ子もいれば、感性で思いのまま貼り付けていく子、遠慮がちに少しの木の実だけ付ける子などさまざま。
焼きゴテやホットボンドはかなり熱くなるので、小さな子どもはお母さんがお手伝い。
その中で「これは何?」とよく聞かれるのはツバキの実。
花を観賞する方は多いですが、その後どうなるのか知らない方は意外と多いです。
冬の終わり頃に実は3方に分かれて裂けるため、花が咲いたような可愛らしい形。知ることでツバキを楽しむ時期が増えましたね。
工夫を凝らしたメッセージカードの完成です!
「夜渡すんだー」と言って渡す側も楽しみのよう。
女の子のお母さんに「これもらったらお嫁に出してもらえなくなりますよ~」と言うと
「ずっと居ればいいって、うちまだお雛様飾ってあるんですよ。
陽に焼けるから早く仕舞わないといけないって言ってるんですけどね(笑)」
さぁ、実際そうなるとどうなることやら。お父さんのせいにされないといいのですが。
この日は父の日だけではなく、別の記念日もあるようです。
息子さんへのバースデーカード!
全て焼きゴテを使ったメッセージカード!もらう息子さんが羨ましい!
娘さんはお父さんに、お母さんは誕生日の息子さんへ作った力作でした。
自然素材で手作りの贈り物は、もらった側も温かな気持ちになること間違いなし。
使った自然素材は身近にあるものなので、時期になったら見つけられます。
見つけたものから贈り物を思い出し、その人のことを考えたりと自然環境を考えるだけでなく、人との繋がりを与えてくれるきっかけにもなるのではないでしょうか。
***************7月の体験教室***************
【はちみつ絞り&蜜蝋キャンドルづくり】
手動遠心分離器を使ってミツバチの巣から蜜を絞り、巣の材料・蜜蝋から天然素材のキャンドルづくり。ミツバチの生態や利用する人の営みを学びます。
日 時:7月28日(日)9:30~12:30
場 所:五色台クラフトハウス
(ビジターセンター駐車場から木道を通り徒歩3分)
参加費:はちみつ絞り体験 100円/人 キャンドルづくり 500円/セット
持ち物:汚れてもいい服装、暑さ対策(飲み物、タオルなど)
6月5日を「世界環境デー」として国連が定め、環境省主唱でその1ヶ月を環境月間としています。この期間中には環境保全の重要性について考えてもらい、そのきっかけとなる行事が全国で行われています。
【環境省HP 環境月間について】
http://www.env.go.jp/guide/envdm/
毎年サンポート高松で開催されている「ホタルと環境を考えよう」イベント。
これは、ホタルを実際に見てもらい、どんな所で生息するのか、どういった環境じゃないと生きていけないのかなど自然環境について考えてもらうもの。
オープンと同時にこの行列。毎年ホタルは人気です
ホタルは塩江から出張。中は暑いのでホタルには十分休憩を取ってもらいながら鑑賞者を楽しませてくれました。
その隣では、香川県みどり整備課と林業普及協会による間伐材など自然素材を使った工作体験。
五色台ビジターセンターからは、イベント当日が父の日ということで「父の日に贈ろう!メッセージカードづくり」を行いました。
好きな色紙を選んで、メッセージを書いてもらいます。
カラフルに色を使う子もいれば、1色でお父さんへのメッセージを書く子も。
家族一緒にお出かけなので、何をやっているのかお父さんが覗きに来ると・・・
「来ちゃダメ!」と子どもに言われ、お母さんにも「ちょっとあっち行ってて」と。
少し寂しそうなお父さんでしたが、辛抱してください。
メッセージを書いた色紙を板に貼ったら、板の裏に絵やメッセージを焼きゴテで入れたり、表には松ぼっくりやドングリを飾り付け。
「何を付けようかなぁ」とじっくり選ぶ子もいれば、感性で思いのまま貼り付けていく子、遠慮がちに少しの木の実だけ付ける子などさまざま。
焼きゴテやホットボンドはかなり熱くなるので、小さな子どもはお母さんがお手伝い。
その中で「これは何?」とよく聞かれるのはツバキの実。
花を観賞する方は多いですが、その後どうなるのか知らない方は意外と多いです。
冬の終わり頃に実は3方に分かれて裂けるため、花が咲いたような可愛らしい形。知ることでツバキを楽しむ時期が増えましたね。
工夫を凝らしたメッセージカードの完成です!
「夜渡すんだー」と言って渡す側も楽しみのよう。
女の子のお母さんに「これもらったらお嫁に出してもらえなくなりますよ~」と言うと
「ずっと居ればいいって、うちまだお雛様飾ってあるんですよ。
陽に焼けるから早く仕舞わないといけないって言ってるんですけどね(笑)」
さぁ、実際そうなるとどうなることやら。お父さんのせいにされないといいのですが。
この日は父の日だけではなく、別の記念日もあるようです。
息子さんへのバースデーカード!
全て焼きゴテを使ったメッセージカード!もらう息子さんが羨ましい!
娘さんはお父さんに、お母さんは誕生日の息子さんへ作った力作でした。
自然素材で手作りの贈り物は、もらった側も温かな気持ちになること間違いなし。
使った自然素材は身近にあるものなので、時期になったら見つけられます。
見つけたものから贈り物を思い出し、その人のことを考えたりと自然環境を考えるだけでなく、人との繋がりを与えてくれるきっかけにもなるのではないでしょうか。
***************7月の体験教室***************
【はちみつ絞り&蜜蝋キャンドルづくり】
手動遠心分離器を使ってミツバチの巣から蜜を絞り、巣の材料・蜜蝋から天然素材のキャンドルづくり。ミツバチの生態や利用する人の営みを学びます。
日 時:7月28日(日)9:30~12:30
場 所:五色台クラフトハウス
(ビジターセンター駐車場から木道を通り徒歩3分)
参加費:はちみつ絞り体験 100円/人 キャンドルづくり 500円/セット
持ち物:汚れてもいい服装、暑さ対策(飲み物、タオルなど)
いつもは1人で巡視に行くことが多いのですが、今回は打合せも兼ねて関係機関と地元・小豆島観光ボランティアガイドクラブ松尾さんに同行して頂きました。
10月初旬の暑さが落ち着いた日。
イベントスタート地点である表神懸遊歩道下山口は標高295mに位置するせいか空気はヒンヤリしていました。
今回は下見ルートである表神懸遊歩道を通り、山頂へと向かいます。
下山口から見える『通天窓』『紅雲亭』を抜け、少し歩くと
表十二景3番目が見えてきました。
【錦屏風(きんびょうぶ)】
紅葉の時期になるとツタなどの紅葉、黄葉と共に常緑樹のウバメガシの緑がより映えることから、鮮やかな錦織物が屏風のように立って見える様に例えられた奇岩です。
ガイドの松尾さんから
「錦屏風の上にいろんな形の岩がありますね?みなさんは何に見えますか?」
よーく見てみると・・・
「・・・ひよこですか??」
そう。右に顔を向けたひよこだったんですよ。
今まで何回も歩いているのに全く気付きませんでした。
右側に縦長にそびえる岩は「筆立て岩」と呼ばれているそう。
例えられる岩はまだありました。
5番目にある『蟾蜍岩(せんじょがん)』はカエルが這いつくばっているように見える奇岩があるのですが、実は「犬岩」またの名「ライオン岩」と間違えていることが多いのだそう。
正解の蟾蜍岩はコチラ↓↓
ロープウェイからの眺め 左『老杉洞(ろうさんどう)』 右『蟾蜍岩』
4番目にある老杉洞は、岩壁に生える老杉と洞窟のことを指します。
洞窟の中は百畳広間があると言われ、実際行けるそうですが・・・結構難儀な道のよう。
ガイドなし、1人では行かない方が無難です。
ここ遊歩道からは、その老杉洞が見えづらいため、ニホンザルの餌場となっている広場のことを老杉洞だと皆さん思っているかもしれません。
そして、9番目に見える『荷葉岳(かようがく)』も間違えられやすい奇岩の一つ。
遊歩道から見える「ゴジラ岩」と間違えられやすいのだとか。
荷葉岳は蓮(ハス)の葉の葉脈を裏から見たようだということから付けられた名前。
この例えだけでどれが荷葉岳だか分かりますか?
この写真の中には表十二景が2つ、そうではない岩が1つあります。
間違えられやすい「ライオン岩」と「ゴジラ岩」はどれかというと・・・
それは実際に足を運んで探してみて下さい。
それぞれの奇岩の近くにあることが最大のヒントですよ~。
そして、荷葉岳の正解は!!
仏像岩は海に向いている仏様のように見えます。
仏像岩は烏帽子岩と並んでいるので、セットで見られている方もいるかもしれませんね。
烏帽子岩が1番よく眺められるのは、表神懸遊歩道登山口でもある四望頂展望地。
奇岩はもとより渓谷、内海湾、空が眺める絶景ポイントですよ。
そして、より奇岩や渓谷美を楽しむ方法は片道を遊歩道で、もう片道はロープウェイに乗ること。
そうすると下から眺めた景色、上から全体を眺める景色とひと味違った風景を眺められますし、実は表十二景裏八景と思っていた奇岩が「違った!」と分かるかもしれません。
ロープウェイからの景色
ガイドの松尾さんに教えてもらった「あの岩は何に見える?」クイズは正解がないため、誰にでも楽しめ、また想像力をかき立てるもの。
またガイドさんがいることで、より深い説明や眺望ポイントも教えてもらえますし、何より楽しませ方が本当に上手!
寒霞渓に行く際はお願いしてみてはどうでしょうか。
【小豆島観光ボランティアガイドクラブ】で検索してみてください。
【小豆島から高松に向かって帰るフェリーから】
行き帰りの航路からの瀬戸内の景色も楽しみのひとつです。