ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

瀬戸内海国立公園 広島

182件の記事があります。

2011年08月12日自然公園クリーンデー

瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵

「自然公園クリーンデー」という言葉を聞かれたことはないでしょうか?
これは自然公園の美化思想をより広く普及させることを目的に
毎年8月第1日曜日に自然公園を対象に行う全国一斉美化清掃運動のことです。
広島県では毎年宮島にて実施しています。

[開始式の様子]

当日は大元、紅葉谷、桟橋、有之浦、包ヶ浦の5班に分かれ清掃開始!
私は包ヶ浦旧道の担当班に同行しました。
宮島はボランティア団体による清掃も多く、
道ばたでのゴミはあまり見かけません。
と思ったら大間違い!
人目に触れる道にはほとんどないものの、
道の脇にはカンやビン、プラスチックボトルなどの生活用品がたんまり!
ビンなどは風で飛ぶ軽さでもないですし捨てられたのでしょうか。
コーヒーやドレッシング、調味料の入れ物など
自宅で捨てた方が手間でないように思うものまで多く見つかりました。

[ビン・カンの他、タイヤのホイール、洗剤、トレー、電球、懐中電灯、菓子袋など]


そのほか自転車や謎の液体が入った数百本に渡るペットボトルの不法投棄まで!

[捨てられた自転車]

[中身の入った大量のペットボトル]


ルートによってはゴミが少なかったようですが、
人通りの少ない包ヶ浦旧道ではポイ捨てを誘発してしまうようです。
谷間にまで落ちているゴミも多く危険なため全部とまではいきませんでしたが、
3時間でかなり多くのゴミを拾うことが出来ました。
捨てるのは1秒!
拾うには何時間、何年もかかってしまうこともあります。
また汚れたゴミはリサイクルすることもできません。
どんな小さなゴミも自宅で分別をして処分する心掛けが大切だと思います。

来年も8月第1日曜日は自然公園クリーンデーが各地で開催されます。
特に宮島ではシカの誤飲食防止にもつながりますので是非ご参加ください!


[暑い日中シカは木陰で一休み]

ページ先頭へ↑

2011年08月05日虹ヶ浜干潟の生き物観察会を開催しました!

瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵

広島事務所では今年も自然観察会を開催しました!
広島事務所の管轄は広島県と山口県です。
山口県では虹ヶ浜や室積海岸、笠戸島などが瀬戸内海国立公園に指定されています。
今年の第1回目は川から海に至るまで幅広く研究や観察会をされていらっしゃる奥田賢吾先生をお招きし、虹ヶ浜で干潟の生き物観察会を開催しました。
雷が鳴ったり天気雨がぱらついたりと天気も心配されましたが、
キャンセルもなく11家族32名のみなさんにご参加いただきました。

まずは浜から干潟までの間を植物観察です。
ここにはハマゴウをはじめ、コウボウムギ、ハマボウフウ、オカヒジキやハマナデシコなど今は珍しくなってしまった海浜植物が多く見られます。

[浜一面に広がるハマゴウ]
[中央の黄色い植物は外来種アメリカネナシカズラ]

海浜沿いを歩いていくと、ぽつぽつと何やら穴を発見。
奥田先生指導の下掘ってみると、スナガニが姿を現しました!
広島県では絶滅危惧種に指定されていますが、
砂浜の残る虹ヶ浜では多くみられるようです。
疑似穴もあるため、全部で見つかったのは6、7匹でしょうか。
夜行性なので巣穴で眠っていたスナガニにはいい迷惑だったかもしれませんね。

そして、干潟では至る所でカニダンスが!
ウェービングという動作で
チゴガニやハクセンシオマネキは干潮時一生懸命ハサミを振りかざします。
遠くで見るとただの干潟。
近くに行くとカニが引っ込むため、子ども達も最初は気づかなかったようですが、
じーっとよく見てと促してみると「うわ~」と声をあげていました。


[アシハラガニは横向きに巣穴を掘るんだよ。と奥田先生]

[左上:スナガニ 左下:ハクセンシオマネキ 右上:ヌマチチブ 右下:チゴガニ]

最後に皆が採集した生き物を持ち寄ってみると
アシハラガニ、スナガニ、チゴガニ、ハクセンシオマネキ、オサガニ、ヤマトオアサガニ、モクズガニやキンセンガニなどカニだけでもかなりの種類を見ることができました。
島田川から流れ出る淡水と海水による汽水域という特殊な環境が多様な生き物を育んでいるようです。

[採集したカニを持ってハイチーズ!]


閉会式では画家である奥田先生が描いた
島田川に棲む水生生物の鉛筆画を見せていただきました。
そして!なんとラッキーな2家族には先生より絵がプレゼントされました!
子ども達にとっては一生の思い出となりそうですね。

[頂いた鉛筆画を持って]



チゴガニについてはこちら↓
http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2010/10/722.html

ページ先頭へ↑

2011年07月13日大久野島おさかな放流・海岸クリーンアップ事業

瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵

今年は早くも梅雨が明けました!
海開きを目前に各地で海岸清掃を実施しています。
大久野島でも海の環境学習の一環として、
7月10日におさかな放流・海岸クリーンアップ事業を実施しました。

数日前まで天気予報は連日雨マークでしたが、
心待ちにしていた子ども達の願いが通じたのでしょうか。
2日前には梅雨明け宣言、当日はこれ以上ない夏日となりました。

[清掃前の大久野島東海岸]

一見きれいに見える海岸ですが、
砂浜の奥にあるハマゴウなどの海浜植物や樹林の中には
発泡スチロールやカップ麺などの生活ゴミがたまっていました。
そして、2ヶ月前にはなかったブラウン管テレビも浜に漂着・・
まさか風には飛ばされないでしょうから、捨てられたのでしょうか。

[樹林の中はゴミだらけ]

[漂着したテレビ]

1時間半あまりのゴミ拾いできれいな海岸に戻りました。

[清掃の様子]


そして、その後は子ども達が待ちに待ったおさかな放流です!
今回はガザミの稚蟹とヒラメの稚魚です。
ガザミは甲幅1㎝程度で3月に生まれたばかりですが、
早ければ1年後には皆さんの食卓にあがるとか。
それを楽しみに一気に放流です!

[まだかなぁ]

[大きくなってね]

直ぐさま沖に旅立っていくのかと思いきや、
やはりヒラメは砂地が落ち着くようで
放流地点に寝そべっていました。

海岸清掃とおさかな放流を通して、
子ども達にも海の問題点や大切さが伝わったのではないでしょうか。
みなさん、暑い中お疲れさまでした!!

ページ先頭へ↑

2011年07月04日今年のミヤジマトンボは? 

瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵

今年もミヤジマトンボの調査が始まりました!
ミヤジマトンボは宮島のみに生息する絶滅が最も心配されているトンボです。
そのため、自然公園法では“指定動物”に指定され、捕獲が禁止されています。

環境省ではミヤジマトンボが発生する5~9月に
生息地4ヵ所で生息数などの調査を実施しています。
過去に大型台風により生息地が埋まり
大打撃を受けた年もありましたが、
この2~3年は幸い大きな災害には遭遇していません。

ミヤジマトンボと今までの調査について詳しくはこちらをご覧ください↓
http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2009/05/472.html
http://c-chushikoku.env.go.jp/blog/2009/11/573.html

今年は6月末の調査に初同行。
トンボは明るい方が活動するらしく、
この日は曇天であまり飛び回っているトンボは見られませんでした。
ですが、調査の結果は昨年度の同時期に比べると多く確認されました。
特に!
最も数の少ない生息地2ヵ所では
昨年度の総数をすでに上回り、
今年度どれだけのトンボが確認されるのか期待大です。
まだ羽化して間もない黄色のトンボが多く、
これから7~8月に向けて最盛期を迎えようとしています。


[ミヤジマトンボの未熟♀]


[ススキについた羽化殻も大潮が来ると流されてしまいます]

ページ先頭へ↑

2011年07月01日スナメリ発見!!

瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵

昨日、不法投棄を海上から監視を行うシーパトロールにいってきました。
これは県、市町村、海上保安庁、環境省が共同で年に二度実施しています。
広島市、呉市、尾道市、福山市で実施しており、
今回は福山市のシーパトロールに参加しました。
福山港から走島、横島、田島、鞆の浦、仙酔島を巡視しましたが、
やはり近年瀬戸内でも問題になっている
不法投棄と思われる廃船がいくつも見られました。

同時にめったにない海上巡視とあって、
移動中はスナメリ探しに専念。
探し始めて約2時間、波も立っているせいか見つからないなぁ・・と
半ば諦めていたその時!!
ついに一頭のスナメリクジラを発見!!!!
息継ぎに上がってきたわずか1秒くらいのことで
もちろん写真を撮る余裕もありませんでしたが、
広島県海域で初めて目撃することができました。
海上保安庁の方の話によると、
この辺りではかなり頻繁に見られるとのこと。
当日も運転中に数頭見られたとのことでした。

仙酔島の海岸歩道からも時々見られるとの話は聞いていたので
どこかにはいるはず!!と思ってはいましたが、
自分の眼で確かめるとこれからは自信を持って
広島の海にはスナメリがいるんです!と言えそうです。


ページ先頭へ↑

2011年06月17日ユウレイタケ 

瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵

宮島の対岸にある標高693mの極楽寺山は国立公園に指定されています。
ここでは梅雨明けの7月頃と10月頃にきのこを多く見ることができます。
現在10月にきのこ観察会を計画中で
その下調べに行ってきました。

今の時期は少ないようですが、
それでも樹の根元を探してみると、
5~6種類は見つけることができました。

[どのきのこも愛らしい]

中でも一際目立っていたのがユウレイタケ。
といっても実はきのこの仲間ではなく、
歴とした被子植物です。
葉緑体を持たず、菌類の助けを借りて生活する腐生植物の仲間で
幽霊のようなきのこを思わせることからユウレイタケとも呼ばれることもありますが、
正式にはギンリョウソウ(銀竜草)といいます。

[林の中でも一目瞭然]

珍しい植物ではないのですが、
林の中で真っ白い植物を見つけると
何故かテンションが上がります。
梅雨の時期に腐葉土が多い林床などで見られます。
ユウレイタケを見てみたい!という方は今の時期に探してみてください。

[薄暗い中でみるとまさにユウレイタケに見えそうです]

[花の中には雌しべ1本に雄しべ10本]

その年の雨量によっても異なるようですが
極楽寺山で見られるきのこは多い時期でおよそ100種類!
どんなきのこが見られるか今から観察会が楽しみです♪


[蛇の池の睡蓮も今が見頃です!]

ページ先頭へ↑

2011年06月10日宮島パークボランティア公募観察会~奥の院コース~

瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵

23年度第1回目の宮島パークボランティアの会(以下PV)公募観察会を開催しました!
今回も多くの方にご応募いただき、PVを含めると総勢70名!

[開会式の様子]
今回のメインは幻の滝と奥の院です。
「幻の滝」とは??と思われる方が殆どだと思いますが、
雨量の多い時にだけ現れるまさに「幻の滝」で
大聖院ルートの里見茶屋から見ることができます。
下見の時は大雨の中行ったのでしっかりと滝を確認することができましたが、
本番はいかに・・!?
皆で目をこらして見ました。
滝とまでは言えませんが、岩肌を水が流れているのを確認。
「幻の滝」だけにそう簡単には見せてはくれませんね。

[幻の滝は見えるか!?]

[上:6月4日撮影 下:5月28日撮影]

その後仁王門を経由し、奥の院ルートへ。
長距離のためか他ルートに比べると登山者は少ないですが、
昔は多くの信者が訪れた場所です。
奥の院には今も御堂がいくつもあり、
大師堂には弘法大師の像が安置されています。
まっすぐと伸びたスギ林の中に小川が流れており、
とても落ち着く場所でした。

[奥の院大師堂]

そして、ここからが長距離ルート!
多々良に向かって下りていきます。
中腹にはミズメという樹があり、
PV会員より嗅いでみてと枝を手渡されると、
至る所で「あ!サロンパスの臭い!」の声。
ミズメにサロンパスの効能があるかは不明ですが、(多分無い)
何度嗅いでもやっぱりサロンパス・・
観るだけじゃなく嗅覚を使った観察も楽しめました。

[ミズメ]

ゆっくり歩いて約6時間、大元公園に到着。
怪我もなく、無事閉会することができました。
次回は11月に博打尾コースで開催します。
お近くの方は是非ご参加ください。


☆おまけ☆
8月リニューアルオープン予定の宮島水族館前で
これから巣立ちするコゲラの幼鳥を発見!!
地上わずか50㎝のところです。
巣立った後に近づいてみると、
きれいな丸~い巣穴がぽっこり空いていました。
これをくちばしで作るって・・職人ならぬ職鳥です。

[コゲラの幼鳥]

[隣の樹には親鳥が見守る]

ページ先頭へ↑

2011年05月31日まだまだ新緑の季節です

瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵

6月4日実施される観察会に伴い、下見に行ってきました。
今回は宮島弥山登山道の中でも距離の長い奥の院ルートです。
大雨ともあって水量の減っていた川も滝のように流れていました。
そして、山はまだまだ新緑の季節!
木々たちが青々と茂り、新芽が芽吹いていました。



松のひょろひょろと伸びている青マーク部分は今年芽吹いた新1年生です。
赤マーク部分が去年生えた2年生です。
1年に一節増えていくので、節の数を数えると今何歳なのか知ることができます。


他にもモミや



スギや



ウラジロなど



よく見る植物もいつもと違う顔を見せてくれました。
また春から初夏にかけては色んな花を見ることもできます。
奥の院ルートでは、
名前も見た目もモチノキ科?と思わせるバラ科のカナメモチ



一見花に見えるヤマボウシ(白い部分は花ガク)



環境省RL絶滅危惧Ⅱ類のトサムラサキ


などが花を咲かせていました。
来週の観察会もまだいろいろな新芽や花を見ることができると思います。


シカ情報☆
因みに大聖院~奥の院ルート(6時間)で見かけたシカは計4頭でした。
雨ということもありましたが、市街地の密集率がいかに高いかがわかります。
多々良で出会ったこのシカ。
やっぱりどこかたくましいですよね?


立ち上がって葉を食べているシカの姿も・・


どうやらツツジの木らしいのですが、
食べられまいと上に伸びているせいか見た目はツツジに見えませんでした。
シカと植物の知恵比べ?が行われていました。

ページ先頭へ↑

2011年05月02日ニホンザル出没!!

瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵

宮島で見られる動物といえば、ニホンジカが有名ですが、
ニホンザルも生息しています。
土産屋にもシカにサルが乗った置物も多く見られ、
長く観光客の方にも親しまれてきました。
ですが、このサルたち、元々宮島に生息していたサルではなく、
1962年に(財)日本モンキーセンターと宮島ロープウェーを運行する会社が観光振興と研究のために小豆島から連れて来たのが最初です。
近年、増えすぎたサルが民家や農家の畑にも度々出没するようになりました。
サルたちに罪はないのですが、このままでは観光客や住民への被害も心配されるため、ロープウェーを運行する会社が捕獲を行い、全頭をモンキーセンターに移送することになりました。
昨年の冬には大型の捕獲用檻で捕獲された121匹のサルが
すでにモンキーセンターへ移送され、
獅子岩駅周辺ではサルを見かけることはほとんどなくなりました。

と、先週巡視のためロープウェーで獅子岩駅へ向かったところ、
いないはずのサルがいるではないですか!
その数8匹。


[必死にエサを拾って食べるサル(とシカ)]


[人慣れしている辺り、獅子岩駅周辺に居たサルのようです]

どうやら一斉捕獲時に群れから離れていたサルが戻ってきたようです。
姿を現しても捕獲するのが難しいサルたち。
島内にはハナレザルもまだいます。
観光客や住民の方に被害が出る前に
無事全頭引っ越しをしていただきたいものです。


[この時期のシカはというと・・一生懸命桜の花びらを食べていました。腹の足しになるのかなぁ]

ページ先頭へ↑

2011年04月18日カキ筏と漂着ゴミの関係  

瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵

新年度を迎え、早いもので4月中旬となりました。
2週間余り楽しめた桜も今日の雨で散ってしまいそうです。

さて、広島事務所の新年度最初の行事は
宮島パークボランティア(PV)総会とこなきり海岸清掃です!
桜満開!快晴!ともあって、4月9日観光客で賑わう宮島で行われました。
初夏になれば、ハマゴウが青い花を咲かせるとてもきれいな海岸なのですが、
1年経つと流木のほか、カキ筏用の発泡スチロールやパイプなどが多く流れ着いてきます。

[こなきり海岸の漂着ゴミ]


会員の皆さんで約2時間清掃した後、きれいな海岸に戻りました。
広島地域では漂着ゴミのトップに躍り出るカキ筏用の発泡スチロールやパイプ、
これって石油製品のない時代はどうやって養殖してたんでしょうか?
色んな所で海岸清掃を行う中そんな疑問をずっと持っていましたが、
PV会員の方に聞いたところ、
「カキ筏はこの数十年の話」と伺いました。

こなきり海岸でも見られますが
浅瀬にあるカキ棚ではまずホタテの殻にカキの幼生を付着させ、
少し大きくなったカキを沖のカキ筏につるし大きく育てます。
瀬戸内海の至る所で見られるカキ筏は
昔から当然あるものだと思っていましたが、
実は瀬戸内海でカキ筏が誕生したのは戦後なのです!!!!
みなさん、知っていましたか??

[こなきり海岸]

[浅瀬で幼生を育てるカキ棚]

戦前は最後まで浅瀬のカキ棚で育てられていましたが、
軍事用地として広大な埋め立てが進み
カキ養殖をしていた干潟が失われてしまったようです。
苦渋の決断の中で生まれた養殖方法がカキ筏だったようです。

「漁協の方にもゴミを拾ってほしい」
「海にゴミを捨てないでほしい」
清掃作業をされる方々からは当然こんな声を耳にします。
前回の日記でも「海にゴミを捨てる」行為以外でも様々なかたちで
ゴミは海に流れ出ている経緯をお伝えしましたが、
カキの漁業用具は数十年前の歴史的背景にまでさかのぼり、
今の私たちの生活や生き物たちにまで影響を及ぼしていることに驚きました。
ゴミを捨てない自分に一見関係なさそうな漂着ゴミですが、
カキを食べている以上無関係ではないですよね!?
漂着ゴミを見つけたら、
そんな背景も思い出していただければと思います。


[今回は全部で25袋回収しました]

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ