大山隠岐国立公園 米子
239件の記事があります。
2014年05月21日鏡ヶ成にて保全作業を行いました【イベント】
大山隠岐国立公園 米子 石田弓子
鏡ヶ成の植物たちの本格的な芽吹きを前に、
草原景観保全作業を実施しました。
この作業は、一般にボランティアさんを募集し、
毎年実施しているものです。
当日は天気も良く、途中、汗をかきながらの作業となりましたが、
皆さんで精力的に作業を行いました。
今回は、昨年秋に木道周辺の維持管理のために刈り取りを行ったササや、
積雪のため折れてしまった低木の枝などを回収し、
これから花の季節を迎える鏡ヶ成で、お客様を迎える準備をしました。
湿生植物にとっても、ササなどを管理してやり、
乾燥化を抑えながら、日照を確保できるということは大事なことです。
これまでの作業の結果、日照条件などが良くなったせいか、
バイケイソウやハンゴンソウが繁茂している箇所も見られました。
鏡ヶ成湿原では、一部に伐採区画を設け、
乾燥化の原因のひとつになっている灌木やササの刈り取りを行っています。
湿原の乾燥化を抑え、また地表面の日照を増やすことで、
湿生植物の生長しやすい環境をつくり、湿原景観の回復を目指しています。
これからも保全作業を行いながら、鏡ヶ成湿原を見守っていきたいです。
作業に参加頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

木道周辺のササや低木の回収作業の様子。

力持ちの参加者さん。体が隠れてしまうほどのササを運搬頂いています。
一緒に作業頂いた皆さん、本当にありがとうございます。

日照条件の良くなった場所では、
バイケイソウがたくさん見られるようになりました。
開花は7月初旬頃。

ハンゴンソウもここ数年でたくさん見られるようになりました。
黄色い花が咲くのは8月初旬頃。
草原景観保全作業を実施しました。
この作業は、一般にボランティアさんを募集し、
毎年実施しているものです。
当日は天気も良く、途中、汗をかきながらの作業となりましたが、
皆さんで精力的に作業を行いました。
今回は、昨年秋に木道周辺の維持管理のために刈り取りを行ったササや、
積雪のため折れてしまった低木の枝などを回収し、
これから花の季節を迎える鏡ヶ成で、お客様を迎える準備をしました。
湿生植物にとっても、ササなどを管理してやり、
乾燥化を抑えながら、日照を確保できるということは大事なことです。
これまでの作業の結果、日照条件などが良くなったせいか、
バイケイソウやハンゴンソウが繁茂している箇所も見られました。
鏡ヶ成湿原では、一部に伐採区画を設け、
乾燥化の原因のひとつになっている灌木やササの刈り取りを行っています。
湿原の乾燥化を抑え、また地表面の日照を増やすことで、
湿生植物の生長しやすい環境をつくり、湿原景観の回復を目指しています。
これからも保全作業を行いながら、鏡ヶ成湿原を見守っていきたいです。
作業に参加頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
木道周辺のササや低木の回収作業の様子。
力持ちの参加者さん。体が隠れてしまうほどのササを運搬頂いています。
一緒に作業頂いた皆さん、本当にありがとうございます。
日照条件の良くなった場所では、
バイケイソウがたくさん見られるようになりました。
開花は7月初旬頃。
ハンゴンソウもここ数年でたくさん見られるようになりました。
黄色い花が咲くのは8月初旬頃。
2014年04月21日今年も大山春の一斉清掃が行われました
大山隠岐国立公園 米子 石田弓子
毎年4月の第3日曜日に行われている
大山春の一斉清掃が実施されました。
今年で74回目を数える活動で、
県内外から多くの方が訪れ清掃活動に参加して下さいます。
当日は曇り空ながらも、残雪の大山の山並みが美しく見えました。
気温も低い中でしたが、
参加者の皆さんのご協力のもと清掃活動が実施されました。

大山寺地区での開会式の様子
最も多くの方に参加を頂く大山寺地区以外にも、
大山山麓の各地域では清掃活動が実施されています。
私は、江府町大平原で清掃活動に参加させて頂きました。
スキー場に近いこのエリアでは、
空き缶やタバコなどのゴミが目立っていたように思います。

江府町大平原地区では、鍵掛峠駐車場よりスタート。

残雪の上にもゴミが見られました。

最後に奥大山スキー場周辺での清掃を行いました。
登山ブームであった昭和40年代頃、
大山では利用者によるゴミが大量に見られたそうです。
大山を守るためにゴミの持ち帰り運動が実施され、
現在までに至っています。
大山の一斉清掃の活動は、
きれいな大山を多くの方に楽しんで頂くためでもありますが、
私たちが大山を楽しむ時に気をつけるべきことを
再確認させてくれる活動でもあります。
ぜひ、皆さんもゴミの持ち帰りを行って頂き、
大山を守る運動にご協力下さい。
大山春の一斉清掃が実施されました。
今年で74回目を数える活動で、
県内外から多くの方が訪れ清掃活動に参加して下さいます。
当日は曇り空ながらも、残雪の大山の山並みが美しく見えました。
気温も低い中でしたが、
参加者の皆さんのご協力のもと清掃活動が実施されました。
大山寺地区での開会式の様子
最も多くの方に参加を頂く大山寺地区以外にも、
大山山麓の各地域では清掃活動が実施されています。
私は、江府町大平原で清掃活動に参加させて頂きました。
スキー場に近いこのエリアでは、
空き缶やタバコなどのゴミが目立っていたように思います。
江府町大平原地区では、鍵掛峠駐車場よりスタート。
残雪の上にもゴミが見られました。
最後に奥大山スキー場周辺での清掃を行いました。
登山ブームであった昭和40年代頃、
大山では利用者によるゴミが大量に見られたそうです。
大山を守るためにゴミの持ち帰り運動が実施され、
現在までに至っています。
大山の一斉清掃の活動は、
きれいな大山を多くの方に楽しんで頂くためでもありますが、
私たちが大山を楽しむ時に気をつけるべきことを
再確認させてくれる活動でもあります。
ぜひ、皆さんもゴミの持ち帰りを行って頂き、
大山を守る運動にご協力下さい。
2014年04月11日船上山にて山焼きが行われました
大山隠岐国立公園 米子 石田弓子
大山山系の東側に位置する船上山は、
屏風岩と呼ばれる切り立った崖壁の下に草原が広がる
特徴的な自然景観を有する山です。
その草原では、3年に1度のペースで山焼きが行われていますが、
今年はその山焼きの年で、4月10日に行われました。
この山焼きは、山火事防止と病害虫の発生を防ぐために行われています。
また、船上山の草原景観を保つことにも繋がっています。
中国地方のような気候のもとでは、
人の手が入らない草原は、森林化が進んでいきます。
以前は、牛馬の餌や茅葺き利用など、
草原はひとの暮らしになくてはならないものであり、
その中で草原景観が保たれてきました。
しかし現在では、ひとの暮らし方と草原との関係性が薄くなり、
人の手が入らなくなると、その景観は減少していきました。
全国的にも、草原景観は希少なものとなっています。
そして、生きるために草原を必要とする動植物にとっても、
その環境保全はとても重要になってきます。
3年に1度の黒い船上山の景色をぜひ見に来て下さい。

山焼きの様子。草原上部より火入れが始まりました。

パチパチという大きな音を湛えながら、炎の線が移動していきます。

真っ黒になった草原の様子。
◆船上山休憩舎の今年の利用が始まりました!◆
冬期閉鎖中であった船上山休憩舎の利用を開始しています。
地元の方に、きれいに管理頂いている休憩舎です。
登山者の皆さんも、次の方に気持ち良く利用頂けるよう、ご協力をお願いします。

船上山休憩舎
屏風岩と呼ばれる切り立った崖壁の下に草原が広がる
特徴的な自然景観を有する山です。
その草原では、3年に1度のペースで山焼きが行われていますが、
今年はその山焼きの年で、4月10日に行われました。
この山焼きは、山火事防止と病害虫の発生を防ぐために行われています。
また、船上山の草原景観を保つことにも繋がっています。
中国地方のような気候のもとでは、
人の手が入らない草原は、森林化が進んでいきます。
以前は、牛馬の餌や茅葺き利用など、
草原はひとの暮らしになくてはならないものであり、
その中で草原景観が保たれてきました。
しかし現在では、ひとの暮らし方と草原との関係性が薄くなり、
人の手が入らなくなると、その景観は減少していきました。
全国的にも、草原景観は希少なものとなっています。
そして、生きるために草原を必要とする動植物にとっても、
その環境保全はとても重要になってきます。
3年に1度の黒い船上山の景色をぜひ見に来て下さい。
山焼きの様子。草原上部より火入れが始まりました。
パチパチという大きな音を湛えながら、炎の線が移動していきます。
真っ黒になった草原の様子。
◆船上山休憩舎の今年の利用が始まりました!◆
冬期閉鎖中であった船上山休憩舎の利用を開始しています。
地元の方に、きれいに管理頂いている休憩舎です。
登山者の皆さんも、次の方に気持ち良く利用頂けるよう、ご協力をお願いします。
船上山休憩舎
2014年04月10日米子水鳥公園でヨシ刈り作業が行われました
大山隠岐国立公園 米子 石田弓子
4月6日に米子水鳥公園にて
ボランティアさんを募集してのヨシ刈り作業が行われました。
当日は、あいにくの天候でしたが、
参加者の皆さんで力を合わせて作業に取り組みました。
このヨシ刈り作業は、元気なヨシ原をつくることが目的です。
実は、春に地上に見られる長く伸びた茶色のヨシは、
去年生長したヨシが枯れたもので、
今年のヨシは、春の初めに地下茎から新しい芽を出し、
夏に向けて大きく生長します。
この時期に、枯れてしまった去年のヨシを刈ることで、
今年また、元気なヨシが育つためのお手伝いをしてあげます。
ヨシ原は、米子水鳥公園にやってくる野鳥の隠れ場や、
水生動物のすみかなど、
多様な生きものがくらす貴重な環境です。
いろんな生きものが暮らしていける環境を保てるよう、
作業を通して自然との関わり方を改めて考えることができました。
米子水鳥公園へお越しの際は、
ぜひ、そんな視点でもヨシ原をご覧になってみて下さい。

作業前には、ヨシ刈り作業の目的や作業の注意点を確認しました。

あいにくのお天気でしたが、参加者の皆さんで元気に作業をしました。

皆さんの手で集めた刈り取ったヨシの山がたくさんできました。
明るくなった地面に、元気なヨシ原が育ってくれると良いですね。
ボランティアさんを募集してのヨシ刈り作業が行われました。
当日は、あいにくの天候でしたが、
参加者の皆さんで力を合わせて作業に取り組みました。
このヨシ刈り作業は、元気なヨシ原をつくることが目的です。
実は、春に地上に見られる長く伸びた茶色のヨシは、
去年生長したヨシが枯れたもので、
今年のヨシは、春の初めに地下茎から新しい芽を出し、
夏に向けて大きく生長します。
この時期に、枯れてしまった去年のヨシを刈ることで、
今年また、元気なヨシが育つためのお手伝いをしてあげます。
ヨシ原は、米子水鳥公園にやってくる野鳥の隠れ場や、
水生動物のすみかなど、
多様な生きものがくらす貴重な環境です。
いろんな生きものが暮らしていける環境を保てるよう、
作業を通して自然との関わり方を改めて考えることができました。
米子水鳥公園へお越しの際は、
ぜひ、そんな視点でもヨシ原をご覧になってみて下さい。
作業前には、ヨシ刈り作業の目的や作業の注意点を確認しました。
あいにくのお天気でしたが、参加者の皆さんで元気に作業をしました。
皆さんの手で集めた刈り取ったヨシの山がたくさんできました。
明るくなった地面に、元気なヨシ原が育ってくれると良いですね。
2014年03月20日三徳山地域が大山隠岐国立公園に編入されました!
大山隠岐国立公園 米子 石田弓子
3月19日(ミトクの日)に、
鳥取県東伯郡三朝町の三徳山地域が大山隠岐国立公園に編入されました。
当日は、三朝町役場にて記念の懸垂幕のお披露目等が行われました。

記念の懸垂幕のお披露目の様子
三徳山といえば、標高500mの断崖に建つ国宝投入堂を
ご存知の方も多いかもしれません。
三徳山の険しい断崖と峡谷をあわせた複雑な地形は、
修験道を産み、聖地として古くから崇められてきました。
そして同時に、複雑な地形がもたらす貴重な自然環境も
信仰とともに守られてきました。
大山隠岐国立公園の新しい仲間となった三徳山の魅力も
今後、発信していきたいと思います。

国宝投入堂
※投入堂までの参拝登山道は、険しい道のりのため、
入山時間や装備など安全のためのルールがあります。
入山に際しては、三佛寺HPなどで事前に下調べを行って下さい。

国立公園指定記念パネル展
※三朝町役場隣の総合文化ホールロビーにて、
3月28日まで展示されるそうです。
鳥取県東伯郡三朝町の三徳山地域が大山隠岐国立公園に編入されました。
当日は、三朝町役場にて記念の懸垂幕のお披露目等が行われました。
記念の懸垂幕のお披露目の様子
三徳山といえば、標高500mの断崖に建つ国宝投入堂を
ご存知の方も多いかもしれません。
三徳山の険しい断崖と峡谷をあわせた複雑な地形は、
修験道を産み、聖地として古くから崇められてきました。
そして同時に、複雑な地形がもたらす貴重な自然環境も
信仰とともに守られてきました。
大山隠岐国立公園の新しい仲間となった三徳山の魅力も
今後、発信していきたいと思います。
国宝投入堂
※投入堂までの参拝登山道は、険しい道のりのため、
入山時間や装備など安全のためのルールがあります。
入山に際しては、三佛寺HPなどで事前に下調べを行って下さい。
国立公園指定記念パネル展
※三朝町役場隣の総合文化ホールロビーにて、
3月28日まで展示されるそうです。
2014年03月11日中海 漂着ゴミの湖岸清掃活動
大山隠岐国立公園 米子 石田弓子
3月8日・9日に中海にて湖岸清掃活動が行われました。
環境省が実施するグリーンワーカー事業として実施されたものです。
グリーンワーカー事業とは、
国立公園や国指定鳥獣保護区の保全管理上の問題を解決するため、
地域の自然や実情をよく知った地域の団体等に、
自然環境保全作業に関わっていただき、
保全管理のグレードアップを目指すという事業です。
ラムサール条約湿地であり、国指定鳥獣保護区でもある中海では、
地元漁業協同組合によって、湖岸清掃活動が毎年実施されています。
水域での清掃活動では、漂着ゴミが大きな問題になっています。
漂着ゴミは波や風などによって岸辺に漂着し、堆積します。
中海湖岸にも漂着ゴミが見られるのですが、
陸から歩いて行くことのできる湖岸にだけ
ゴミが堆積しているわけではありません。
そこで、この清掃活動では、
歩いては行くことのできない湖岸にも漁船で向かい、
清掃活動を実施しています。

陸から近寄ることのできない湖岸にも漂着ゴミは見られます。

そんな場所へ漁船で向かい、湖岸の清掃活動を行いました。

ビニール製の家庭ゴミや発砲スチロール製のゴミが多く見られました。
中にはテレビのような家電ゴミもありました。

1日で、軽トラック3台でも収まらないほどのゴミが回収されました。
活動が続くにつれ、
収集されるゴミの量は少なくなってきているとのことでしたが、
それでもまだまだ、多くのゴミが中海湖岸で見られることが分かります。
陸に囲まれた中海で見られる漂着ゴミは、
私たちのくらしに身近な場所から中海に流れ着いたものです。
きれいで豊かな中海は、私たちの生活と繋がっていることを実感しました。
作業いただいた皆様、お疲れ様でした。
環境省が実施するグリーンワーカー事業として実施されたものです。
グリーンワーカー事業とは、
国立公園や国指定鳥獣保護区の保全管理上の問題を解決するため、
地域の自然や実情をよく知った地域の団体等に、
自然環境保全作業に関わっていただき、
保全管理のグレードアップを目指すという事業です。
ラムサール条約湿地であり、国指定鳥獣保護区でもある中海では、
地元漁業協同組合によって、湖岸清掃活動が毎年実施されています。
水域での清掃活動では、漂着ゴミが大きな問題になっています。
漂着ゴミは波や風などによって岸辺に漂着し、堆積します。
中海湖岸にも漂着ゴミが見られるのですが、
陸から歩いて行くことのできる湖岸にだけ
ゴミが堆積しているわけではありません。
そこで、この清掃活動では、
歩いては行くことのできない湖岸にも漁船で向かい、
清掃活動を実施しています。
陸から近寄ることのできない湖岸にも漂着ゴミは見られます。
そんな場所へ漁船で向かい、湖岸の清掃活動を行いました。
ビニール製の家庭ゴミや発砲スチロール製のゴミが多く見られました。
中にはテレビのような家電ゴミもありました。
1日で、軽トラック3台でも収まらないほどのゴミが回収されました。
活動が続くにつれ、
収集されるゴミの量は少なくなってきているとのことでしたが、
それでもまだまだ、多くのゴミが中海湖岸で見られることが分かります。
陸に囲まれた中海で見られる漂着ゴミは、
私たちのくらしに身近な場所から中海に流れ着いたものです。
きれいで豊かな中海は、私たちの生活と繋がっていることを実感しました。
作業いただいた皆様、お疲れ様でした。
2014年02月18日【お知らせ】大山公民館にて国立公園写真展を開催中です!
大山隠岐国立公園 米子 石田弓子
昨年の5月から、中国四国地方7箇所を巡回して行ってきた
アクティブレンジャー国立公園写真展。
大山でも8月から9月にかけて開催し、
すべての会場をまわり終えることができました。
そして今年も、
大山町の大山公民館に会場をお借りし、
2月15日(土)~3月2日(日)まで特別展示させていただくことになりました!!
大山蒜山地域の写真だけでなく、
中国四国地方にある国立公園のすばらしい風景や
国立公園での活動などを集めた写真展です。
たくさんの方に見ていただき、
国立公園について知っていただける機会となればと思います。
ぜひぜひ会場まで足を運んでみてくださいね!!
~開催案内~
1 ) 開催期間 : 平成26年 2月15日(土)~平成26年 3月2日(日)
2 ) 開催場所 : 大山公民館
〒689-3332 鳥取県西伯郡大山町末長269-1
【アクセス】
JR山陰本線大山口駅より徒歩5分
3 ) 入場 : 無料

大山公民館のロビーをお借りして展示しています。

四国地方の国立公園の写真も展示しています。
パンフレットなども置いていますので、ぜひご覧下さい。
アクティブレンジャー国立公園写真展。
大山でも8月から9月にかけて開催し、
すべての会場をまわり終えることができました。
そして今年も、
大山町の大山公民館に会場をお借りし、
2月15日(土)~3月2日(日)まで特別展示させていただくことになりました!!
大山蒜山地域の写真だけでなく、
中国四国地方にある国立公園のすばらしい風景や
国立公園での活動などを集めた写真展です。
たくさんの方に見ていただき、
国立公園について知っていただける機会となればと思います。
ぜひぜひ会場まで足を運んでみてくださいね!!
~開催案内~
1 ) 開催期間 : 平成26年 2月15日(土)~平成26年 3月2日(日)
2 ) 開催場所 : 大山公民館
〒689-3332 鳥取県西伯郡大山町末長269-1
【アクセス】
JR山陰本線大山口駅より徒歩5分
3 ) 入場 : 無料
大山公民館のロビーをお借りして展示しています。
四国地方の国立公園の写真も展示しています。
パンフレットなども置いていますので、ぜひご覧下さい。
2013年12月27日中海にも渡り鳥がやって来ています!
大山隠岐国立公園 米子 石田弓子
ラムサール条約にも登録されている中海は、
西日本でも有数の渡り鳥の飛来地です。
米子自然環境事務所では、その渡りの時期に合わせて
野鳥の生息状況調査を行っています。
これは、近年問題になっている鳥インフルエンザに感染した鳥がいないかを
監視することを主な目的としているものです。
今回は、調査の際に湖岸近くで見ることのできた
2種類のカモをご紹介します。
ヒドリガモ
雄の成鳥には、額から頭部にかけてクリーム色の模様があります。
その特徴的な模様で、他のカモに混ざっていても良く分かります。

オナガガモ
名前の通り、雄の成鳥にある長い尾羽が特徴のカモです。
また、首から後頭部の辺りに伸びた白い模様がとてもきれいなカモです。

中海では他にもさまざまな渡り鳥を見ることが出来ます。
寒さの厳しい山陰の冬ですが、
天気の良い日にはこの時期にしか出会えない鳥たちの観察もおすすめです。
観察の際は、鳥たちをびっくりさせないよう、
優しく見守ってあげて下さい。
◎野鳥との接し方について◎
1.死亡した野鳥には素手で触らない。
2.野鳥などの野生動物の排泄物に触ったら、手洗い・うがいをする。
3.野鳥に近づきすぎないように心がけ、楽しく観察してください。
西日本でも有数の渡り鳥の飛来地です。
米子自然環境事務所では、その渡りの時期に合わせて
野鳥の生息状況調査を行っています。
これは、近年問題になっている鳥インフルエンザに感染した鳥がいないかを
監視することを主な目的としているものです。
今回は、調査の際に湖岸近くで見ることのできた
2種類のカモをご紹介します。
ヒドリガモ
雄の成鳥には、額から頭部にかけてクリーム色の模様があります。
その特徴的な模様で、他のカモに混ざっていても良く分かります。
オナガガモ
名前の通り、雄の成鳥にある長い尾羽が特徴のカモです。
また、首から後頭部の辺りに伸びた白い模様がとてもきれいなカモです。
中海では他にもさまざまな渡り鳥を見ることが出来ます。
寒さの厳しい山陰の冬ですが、
天気の良い日にはこの時期にしか出会えない鳥たちの観察もおすすめです。
観察の際は、鳥たちをびっくりさせないよう、
優しく見守ってあげて下さい。
◎野鳥との接し方について◎
1.死亡した野鳥には素手で触らない。
2.野鳥などの野生動物の排泄物に触ったら、手洗い・うがいをする。
3.野鳥に近づきすぎないように心がけ、楽しく観察してください。
2013年11月19日【鏡ヶ成】草原景観保全作業を実施しました
大山隠岐国立公園 米子 石田弓子
例年より遅めの初冠雪を迎えた大山。
今週も寒波の影響により、積雪が見られます。
一気にやってきた大山の冬。
アウトドアはもちろん、車での走行にも十分な注意が必要です。
これからの季節、大山周辺でのレジャーを計画されている方は、
十分ご注意ください。
それでも先週末は一端天候も落ち着き、
11月16日には鏡ヶ成草原景観保全作業を実施することができました。
鏡ヶ成には、標高900mに草原景観が広がり、希少な湿原環境があります。
これらは歴史的に地域農業との関わりの中で保たれてきた自然環境です。
しかし、ひとの暮らしのスタイルが時代とともに変化する中で、
草原景観・湿原環境の維持にも課題が出てきました。
現在では、一般にボランティアさんを募集し、春と秋の年2回、
草原・湿原という希少な自然環境を守るための保全作業を実施しています。
当日は、刈り取り実施区域でのササや低木の回収作業を行いました。
ササや低木などを除去し、地表面の日照を確保して草原・湿原性の植物が生育できる環境を保全します。
刈り取りを始めてから5年目、
ボランティアさんのご協力を得て実施してからは2年目を迎えます。
刈り取り実施区域の地表面の状態も、
チシマザサの強靱な地下茎が一面に張り巡らされた状態だったものが、
少しずつ変化してきているように見られます。
これからも、ボランティアさんのご協力を得ながら、
鏡ヶ成の草原・湿原を見守っていきたいです。

作業の様子。
ササや低木を除去し、地表面の日照を確保します。

当日は天候も良く、作業をしていると寒さも忘れるほどでした。
烏ヶ山もきれいに見えました。

力強いボランティアさんのご協力のもと作業実施できました。
本当にありがとうございました。

これまでに刈り取った低木からの萌芽を防ぐため、
細かな作業も行って頂きました。

刈り取り実施範囲には、ツルリンドウの実も見られました。
これからも、鏡ヶ成の草原・湿原を見守っていきたいです。
今週も寒波の影響により、積雪が見られます。
一気にやってきた大山の冬。
アウトドアはもちろん、車での走行にも十分な注意が必要です。
これからの季節、大山周辺でのレジャーを計画されている方は、
十分ご注意ください。
それでも先週末は一端天候も落ち着き、
11月16日には鏡ヶ成草原景観保全作業を実施することができました。
鏡ヶ成には、標高900mに草原景観が広がり、希少な湿原環境があります。
これらは歴史的に地域農業との関わりの中で保たれてきた自然環境です。
しかし、ひとの暮らしのスタイルが時代とともに変化する中で、
草原景観・湿原環境の維持にも課題が出てきました。
現在では、一般にボランティアさんを募集し、春と秋の年2回、
草原・湿原という希少な自然環境を守るための保全作業を実施しています。
当日は、刈り取り実施区域でのササや低木の回収作業を行いました。
ササや低木などを除去し、地表面の日照を確保して草原・湿原性の植物が生育できる環境を保全します。
刈り取りを始めてから5年目、
ボランティアさんのご協力を得て実施してからは2年目を迎えます。
刈り取り実施区域の地表面の状態も、
チシマザサの強靱な地下茎が一面に張り巡らされた状態だったものが、
少しずつ変化してきているように見られます。
これからも、ボランティアさんのご協力を得ながら、
鏡ヶ成の草原・湿原を見守っていきたいです。
作業の様子。
ササや低木を除去し、地表面の日照を確保します。
当日は天候も良く、作業をしていると寒さも忘れるほどでした。
烏ヶ山もきれいに見えました。
力強いボランティアさんのご協力のもと作業実施できました。
本当にありがとうございました。
これまでに刈り取った低木からの萌芽を防ぐため、
細かな作業も行って頂きました。
刈り取り実施範囲には、ツルリンドウの実も見られました。
これからも、鏡ヶ成の草原・湿原を見守っていきたいです。


関係機関での登山道整備が5月20日に実施されました。
主要コースである、大山夏山登山道・行者登山道コースと
ユートピアコースの2班に分かれ、作業を実施します。
私は、ユートピアコースでの作業に参加しました。
ユートピアコースでは、
文字が薄くなってしまった看板の書き直しや、
修繕作業などを行いました。
これからのグリーンシーズンに向けて
看板はきれいに読みやすくなりましたが、
現地の看板ばかりを頼りにせず、
登山計画をしっかり立てて登山を楽しんで下さい。
ルートを塞ぐ倒木等の処理を行いました。
分岐にある看板の修繕作業の様子。
迷い込んでしまいそうな踏み跡には、
立ち入らないようにロープを張っています。
ユートピアコースでは、
途中、雪渓を渡るような箇所も未だに見られました。
また、細い尾根沿いを歩く箇所がいくつかあります。
通過の際は、十分に注意して下さい。
比較的馴染みやすく思われる夏の大山登山であっても、
標高の差による気温・天候の違いや、
自身の体調・体力によって非常に厳しい登山になることがあります。
また、シーズンによって登山道の状況にも変化があります。
必ず事前に下調べを行い、登山に備えて下さい。
いよいよ夏の大山が始まります!!
大山の登山道の多くは、
貴重な自然の残された国立公園の特別保護地区にあたります。
自然環境への思いやりをもって、
ルールにそった気持ちの良い登山を楽しんで下さい。
(※特別保護地区…公園の中で特にすぐれた自然景観、原始状態を保持している地区で、最も厳しく行為が規制されます。動植物はもちろん、石や葉の持ち出しも禁止されています。)
ユートピアコースで見られた植物
(左上:イワカガミ 右上:ダイセンキスミレ
左下:サンカヨウ 右下:ダイセンヒョウタンボク)