アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【体験教室】 ミニ門松づくり
2014年12月25日あと1週間もすれば2014年も終わり。
1年があっという間に過ぎていく気がするのは私だけでしょうか。
みなさんは大掃除やお世話になった方へのご挨拶、年賀状など年始を迎える準備はすすんでいますか?
五色台ビジターセンターでは、今年も年神様が下りてもらうための目印、門松づくりを行いました。
今回は、約50名の参加者があり、全部で21セットの門松をつくりました。
最初に繁里インタープリター(以下IP)から門松の役割や、なぜこの形になったのかなど意外と知らない門松のこと、作り方のレクチャーを受けました。
竹も形がまんまるだったろ楕円形だったりと様々なので、どの土台竹を選ぶかくじ引きで順番を決め、各自切り出していきます。
【太いモウソウダケは土台に】
太い竹は長いノコギリで力を入れず、刃をまっすぐに挽くのがコツ。
ノコギリは引く時に切れるので、押す時に力を入れてしまうと引っ掛かり、ノコ刃が曲がったりします。女性や子どもには、なかなか力と根気のいる作業ですが、それでもスタッフや親御さんの力を借りて、みんなでなんとか切り出せました。
マダケはそぎ切りといって切り口を斜めにするのですが、以前にボランティアさんが作ってくれた枠を使い、差し込み部分にノコ刃を入れて切ると、きれいに角度の揃ったそぎ切りができあがります。
【キュキュッとキレイに拭き取り】
竹が切り出せたら、泥など取るために一旦水洗いし、拭き取ります。
下りてきてくれる神様への目印もキレイな方がいいですしね。
【シュロ縄でしっかり結んで】
このとっくり結びは、これからの大掃除で出た雑誌など束ねる時に便利です。シュロ縄は絞まりにくいので、少し水で湿らせてから縛るとよいですよ。
土台に結んだ3本のマダケを入れ、その脇にオアシスを切って詰めていきます。立てた竹が動かないようにしっかり詰めてください。
今回は紅白の梅、赤白のナンテン、アカマツ、クロマツを差し、お好みでサザンカやササを差したらできあがり!
【見事な門松ができあがりました】
年神さまをきちんとお迎えするためにも、こうした準備は大切です。
購入する門松もいいですが、こうやって手作りすると改めて門松が持つ意味が知れ、また各家庭でアレンジができるのがいいですね。
■■門松の作り方は昨年のAR日記をご参照に■■
http://chushikoku.env.go.jp/blog/setonaikai/a-takamatsu/index_3.html
(2013年12月27日【体験教室】門松づくり)
また、五色台ビジターセンターでは、1月末まで竹でつくる干支シリーズ《未》のクラフト体験を土日祝日に受け付けております。こちらは材料に限りがありますので、事前予約して頂くと確実です。
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***************1月の五色台体験教室***************
『サザンカの花びら染め』
サザンカの花びらを使って、柔らかな色合いの染め物を作ります。
日 時;2015年1月10日(土)13:00~15:30
場 所;五色台クラフトハウス
(五色台ビジターセンター駐車場から徒歩3分)
参加費;100円/人 +別途白布代500円~/枚
持ち物;暖かく汚れてもよい服装、寒さ対策(暖房はありません)
http://goshikivc.web.fc2.com/