アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
季節が変わる前に…【島根の自然】
2014年09月19日
松江
アクティブレンジャーの業務に"定点観測"というものがあります。
毎年決まった場所を決まった時期に撮影し、環境の変化を記録として残していこうというものです。
三瓶山ではマツ枯れとナラ枯れの推移を追うべく、いくつかのポイントを撮影しています。
2011/09/28 2014/09/11 @子三瓶
写真は三瓶山でナラ枯れ被害のピークだった、3年前との比較です。
白っぽいのが枯死木。黄色っぽいのは紅葉や黄葉かもしれません。
天然記念物「三瓶山自然林」がある男三瓶北面で被害が少ないのが救いですが、国立公園としては景観を損なうという点でも重要な問題です。
ナラ枯れは初夏にナラ枯れの原因となる菌を媒介するカシノナガキクイムシがブナ科老木に潜入することで生じ、秋には枯死木が顕在化してきます。
9月下旬には紅葉が開始して写真では枯死木と判別が難しくなるため、松江自然保護官事務所では9月上旬に定点観測を行っています。
山はよく霧や雲の影が出るので、見やすい写真を撮るのはなかなか難しいです。
以下ススキがなびき始めた三瓶の様子です。
9/11 男三瓶山頂の様子
1ヶ月前とはずいぶん様変わりしました。
西の原夕刻
そろそろ紅葉が楽しみですね。
☆☆オマケ☆☆
男三瓶山頂付近でジムグリの幼蛇に会えました。
おとなしくてかわいいです。成蛇は地味です。
毎年決まった場所を決まった時期に撮影し、環境の変化を記録として残していこうというものです。
三瓶山ではマツ枯れとナラ枯れの推移を追うべく、いくつかのポイントを撮影しています。
2011/09/28 2014/09/11 @子三瓶
写真は三瓶山でナラ枯れ被害のピークだった、3年前との比較です。
白っぽいのが枯死木。黄色っぽいのは紅葉や黄葉かもしれません。
天然記念物「三瓶山自然林」がある男三瓶北面で被害が少ないのが救いですが、国立公園としては景観を損なうという点でも重要な問題です。
ナラ枯れは初夏にナラ枯れの原因となる菌を媒介するカシノナガキクイムシがブナ科老木に潜入することで生じ、秋には枯死木が顕在化してきます。
9月下旬には紅葉が開始して写真では枯死木と判別が難しくなるため、松江自然保護官事務所では9月上旬に定点観測を行っています。
山はよく霧や雲の影が出るので、見やすい写真を撮るのはなかなか難しいです。
以下ススキがなびき始めた三瓶の様子です。
9/11 男三瓶山頂の様子
1ヶ月前とはずいぶん様変わりしました。
西の原夕刻
そろそろ紅葉が楽しみですね。
☆☆オマケ☆☆
男三瓶山頂付近でジムグリの幼蛇に会えました。
おとなしくてかわいいです。成蛇は地味です。