アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
春の佐田岬
2007年05月24日
松山
日中は汗ばむ陽気となりました。今日もいいお天気の松山です。
今回は四国最西端に位置する佐田岬(さだみさき)についてのお話です。
「四国最西端」、「日本一細長い半島」というだけあって、愛媛県内とはいえ松山から車で片道3時間ほどかかります。なんせこの半島だけで、先端の岬まで約50km。長い道中ですが、岬へ向かう半島の頂上線を走る「佐田岬メロディーライン」と呼ばれる国道からの眺めはとってもきれいです。
さて、少し前のことになりますが、昨年度末にグリーンワーカー事業(GW事業)の一環として、佐田岬灯台へ向かう歩道や展望台で修景伐採(※眺望を邪魔している植物を手入れする)を行いました。
わざわざ木を切るなんてかわいそう、と思われる方もいるかもしれませんが、せっかく来て頂いた方々に景色を楽しんでいただくため、適度に枝打ちをすることになりました。
その結果、周囲の木が伸び木陰の休憩所と化していた椿山展望台は。。。
before after
こんな景色が見えたのか!と感動しました。
木陰に隠れて見えなかった灯台もこの通りばっちり!おすすめの撮影スポットですよ。是非、展望台にも足をのばしていただきたいです。この日は見通しもよく、お向かい大分県の佐賀関がよく見えました。
余談ですが、瀬戸内海と宇和海の境にあたるこの海峡は好漁場として知られており、ここで漁獲されたサバ・アジが、お向かい佐賀関に水揚げされると有名な「関さば」・「関あじ」、愛媛県三崎町に水揚げされると「岬(はな)さば」・「岬あじ」となります。海はいつも小型の漁船で賑わっています。
散策にはもってこいの季節。歩道を歩くと急潮の潮騒や鳥のさえずりが聞こえて、なんとも爽やかな気持ちになります。先日はせわしなく木をこつこつつついているコゲラに出会いました。
写真:頭が残像になっていますが…
私もこつこつ(?)頑張りたいと思います。
※佐田岬半島は地質上、地滑りを起こしやすい所があるようで、佐田岬灯台の駐車場、佐田岬までの国道も工事している箇所があります。
今回は四国最西端に位置する佐田岬(さだみさき)についてのお話です。
「四国最西端」、「日本一細長い半島」というだけあって、愛媛県内とはいえ松山から車で片道3時間ほどかかります。なんせこの半島だけで、先端の岬まで約50km。長い道中ですが、岬へ向かう半島の頂上線を走る「佐田岬メロディーライン」と呼ばれる国道からの眺めはとってもきれいです。
さて、少し前のことになりますが、昨年度末にグリーンワーカー事業(GW事業)の一環として、佐田岬灯台へ向かう歩道や展望台で修景伐採(※眺望を邪魔している植物を手入れする)を行いました。
わざわざ木を切るなんてかわいそう、と思われる方もいるかもしれませんが、せっかく来て頂いた方々に景色を楽しんでいただくため、適度に枝打ちをすることになりました。
その結果、周囲の木が伸び木陰の休憩所と化していた椿山展望台は。。。
before after
こんな景色が見えたのか!と感動しました。
木陰に隠れて見えなかった灯台もこの通りばっちり!おすすめの撮影スポットですよ。是非、展望台にも足をのばしていただきたいです。この日は見通しもよく、お向かい大分県の佐賀関がよく見えました。
余談ですが、瀬戸内海と宇和海の境にあたるこの海峡は好漁場として知られており、ここで漁獲されたサバ・アジが、お向かい佐賀関に水揚げされると有名な「関さば」・「関あじ」、愛媛県三崎町に水揚げされると「岬(はな)さば」・「岬あじ」となります。海はいつも小型の漁船で賑わっています。
散策にはもってこいの季節。歩道を歩くと急潮の潮騒や鳥のさえずりが聞こえて、なんとも爽やかな気持ちになります。先日はせわしなく木をこつこつつついているコゲラに出会いました。
写真:頭が残像になっていますが…
私もこつこつ(?)頑張りたいと思います。
※佐田岬半島は地質上、地滑りを起こしやすい所があるようで、佐田岬灯台の駐車場、佐田岬までの国道も工事している箇所があります。