2009年10月
15件の記事があります。
2009年10月23日大山紅葉情報【大休峠・矢筈ヶ山】
大山隠岐国立公園 米子 米田美里
こんにちは!
昼間と朝晩の気温差がかなり出てきました。
大山ではこの寒暖の差で今年の紅葉は1週間ほど早いようです。
今回は紅葉時期の大山のおすすめルートを紹介したいと思います。
今回紹介するのは矢筈ヶ山です。
矢筈ヶ山へは様々なルートがありますが今回は中国自然歩道の川床~大休峠間を経由するルートです。
21日にこのルートの巡視を行ったのですが、
出発地点の川床の紅葉状況は3割程度。
ちょっと時期が早かったかなぁ、と思いつつどんどん進んでいきました。
1時間程度進むとだんだん周囲も色づいてき、あちらこちらから鳥たちのさえずりが聞こえました。
この中国自然歩道はかつての大山寺と倉吉方面を結ぶ参拝道の一部です。
歩道を進んでいくと、大山寺信仰を篤さを物語る石畳の道が現れます。

◎慶長年間(1600年頃)に付近の村人によって寄進されたそうです。
大休峠までは約1時間半の道のりで、途中急な坂もありますが、なだらかな道が続きます。
大休峠は川床、矢筈ヶ山、大山滝、ユートピアへの登山道の合流地点です。
ここまでくると紅葉はずいぶんと進みちょうど良い頃合いのようでした。
大休峠から矢筈ヶ山までは約1時間ですが始めに急な上り坂があります。しかし途中に見ることの出来る紅葉は、はっとするほど綺麗でした!

◎矢筈ヶ山に向かう途中。ブナの白い樹皮と紅葉のコントラストがすごく綺麗でした。
そして、矢筈ヶ山に登る人たちの目当てといえば、山頂からの眺望!大山、烏ヶ山、小矢筈、甲ヶ山と個性豊かな山容の山を見ることが出来ます。
中でも山頂から見える小矢筈はものすごいインパクトです!
是非是非実際に見てもらいたい光景でした。

◎矢筈ヶ山山頂から小矢筈
遠く、人が登っているのが見えました。
今年の大山の紅葉はどうやら今週末がピークのようです。
週末、大山にもみじ狩りにきてはいかがでしょうか?
*************************
お知らせ
大山頂上の水洗トイレ2基は10月20日から来年4月下旬まで冬期閉鎖中です。
非水洗トイレ1基は使用可能ですが混雑が予想されますので、
トイレは登山前に済ますようお願いします。
臨時開放
平成21年10月24日・25日・31日、11月1日・3日
午前10時~午後1時(約3時間)
昼間と朝晩の気温差がかなり出てきました。
大山ではこの寒暖の差で今年の紅葉は1週間ほど早いようです。
今回は紅葉時期の大山のおすすめルートを紹介したいと思います。
今回紹介するのは矢筈ヶ山です。
矢筈ヶ山へは様々なルートがありますが今回は中国自然歩道の川床~大休峠間を経由するルートです。
21日にこのルートの巡視を行ったのですが、
出発地点の川床の紅葉状況は3割程度。
ちょっと時期が早かったかなぁ、と思いつつどんどん進んでいきました。
1時間程度進むとだんだん周囲も色づいてき、あちらこちらから鳥たちのさえずりが聞こえました。
この中国自然歩道はかつての大山寺と倉吉方面を結ぶ参拝道の一部です。
歩道を進んでいくと、大山寺信仰を篤さを物語る石畳の道が現れます。
◎慶長年間(1600年頃)に付近の村人によって寄進されたそうです。
大休峠までは約1時間半の道のりで、途中急な坂もありますが、なだらかな道が続きます。
大休峠は川床、矢筈ヶ山、大山滝、ユートピアへの登山道の合流地点です。
ここまでくると紅葉はずいぶんと進みちょうど良い頃合いのようでした。
大休峠から矢筈ヶ山までは約1時間ですが始めに急な上り坂があります。しかし途中に見ることの出来る紅葉は、はっとするほど綺麗でした!
◎矢筈ヶ山に向かう途中。ブナの白い樹皮と紅葉のコントラストがすごく綺麗でした。
そして、矢筈ヶ山に登る人たちの目当てといえば、山頂からの眺望!大山、烏ヶ山、小矢筈、甲ヶ山と個性豊かな山容の山を見ることが出来ます。
中でも山頂から見える小矢筈はものすごいインパクトです!
是非是非実際に見てもらいたい光景でした。
◎矢筈ヶ山山頂から小矢筈
遠く、人が登っているのが見えました。
今年の大山の紅葉はどうやら今週末がピークのようです。
週末、大山にもみじ狩りにきてはいかがでしょうか?
*************************
お知らせ
大山頂上の水洗トイレ2基は10月20日から来年4月下旬まで冬期閉鎖中です。
非水洗トイレ1基は使用可能ですが混雑が予想されますので、
トイレは登山前に済ますようお願いします。
臨時開放
平成21年10月24日・25日・31日、11月1日・3日
午前10時~午後1時(約3時間)
2009年10月23日第8回環境学習「~地域を知る~お仕事インタビューから・・・」
足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子
10月20日、三崎小学校での環境学習「地域を知る!~お仕事インタビューから竜串で働く人々を知ろう~」を行いました。
観光地としても名の通っている竜串。
ここで自然の恩恵を受け成り立っている仕事は色々あります。
今回はそれらの自然を相手に働く方々にインタビューしました。
数ある施設や仕事の中から、児童の興味のあるところ4箇所を選抜。
今回のインタビュー先は、
・竜串観光案内所(観光ボランティア)
・竜串ダイビングセンター (http://www.tdc2001.com/)
・西本渡船 (http://www11.plala.or.jp/tatsukushi/)
・海のギャラリー(土佐清水市立貝類展示館)(http://www.city.tosashimizu.kochi.jp/uij/doc/kankou/04.html)
※インタビューにご協力くださった皆様、ありがとうございました。

インタビューの様子
左上:竜串ダイビングセンター 右上:海のギャラリー
左下:西本渡船 右下:観光案内所
事前にまとめた質問事項を手に、それぞれのインタビュー先へ。
仕事についてはもちろん、今までの環境学習の中で見聞きしてきた事柄についての質問など、約10問をベースにインタビュー。
仕事をしていて楽しいことや大変なこと、仕事の工夫、どんな人がなれる仕事なのか、など質問は様々です。ここ竜串の魅力についても語っていただきました。
その他にも仕事で使う道具などを実際に見せてもらい、個人的興味がより深まった子もいたようです。

担任教諭自身がこどもの頃の様子を生徒に伝える
また、担任教諭より、海中展望塔「足摺海底館」ができた頃を中心に、当時の様子の説明もありました。(足摺海底館 http://www.a-sea.net/)
最後に、何十年も前からこの竜串を見続け知っている方々、貝や宝石サンゴなどの商品を扱う露店にもお話しを伺いました。

露店の方に昔の様子を聞く
インタビュー先は違っても、話を聞いていく中で、これらの仕事は“自然あってこそ”の仕事なのだと感じたようです。
観光地としても名の通っている竜串。
ここで自然の恩恵を受け成り立っている仕事は色々あります。
今回はそれらの自然を相手に働く方々にインタビューしました。
数ある施設や仕事の中から、児童の興味のあるところ4箇所を選抜。
今回のインタビュー先は、
・竜串観光案内所(観光ボランティア)
・竜串ダイビングセンター (http://www.tdc2001.com/)
・西本渡船 (http://www11.plala.or.jp/tatsukushi/)
・海のギャラリー(土佐清水市立貝類展示館)(http://www.city.tosashimizu.kochi.jp/uij/doc/kankou/04.html)
※インタビューにご協力くださった皆様、ありがとうございました。
インタビューの様子
左上:竜串ダイビングセンター 右上:海のギャラリー
左下:西本渡船 右下:観光案内所
事前にまとめた質問事項を手に、それぞれのインタビュー先へ。
仕事についてはもちろん、今までの環境学習の中で見聞きしてきた事柄についての質問など、約10問をベースにインタビュー。
仕事をしていて楽しいことや大変なこと、仕事の工夫、どんな人がなれる仕事なのか、など質問は様々です。ここ竜串の魅力についても語っていただきました。
その他にも仕事で使う道具などを実際に見せてもらい、個人的興味がより深まった子もいたようです。
担任教諭自身がこどもの頃の様子を生徒に伝える
また、担任教諭より、海中展望塔「足摺海底館」ができた頃を中心に、当時の様子の説明もありました。(足摺海底館 http://www.a-sea.net/)
最後に、何十年も前からこの竜串を見続け知っている方々、貝や宝石サンゴなどの商品を扱う露店にもお話しを伺いました。
露店の方に昔の様子を聞く
インタビュー先は違っても、話を聞いていく中で、これらの仕事は“自然あってこそ”の仕事なのだと感じたようです。
2009年10月22日秋の篠山
足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子
先週、台風18号の被害確認を目的に、篠山巡視に行ってきました。
春にはアケボノツツジであんなににぎわっていた篠山も、この時期はすれ違う人もおらず、全体的になんだかさみしげな雰囲気。

篠山山頂:暖かい日が続いたせいか葉っぱが茶系の紅葉でした
でも、人でにぎわっている山ではなかなか動物にあうことはありませんが、秋は求愛の季節でもあり動物たちは割と存在を主張しているような気がします。
写真には収められませんでしたが、イノシシ、リス・サル・シカ(鳴き声)などを見かけました。
篠山山頂付近には防鹿柵があり、その柵の巡回を行っているときのこと。
頻繁に巡回できない分、しっかり見てまわるわけですが、早速防鹿柵を支えるポールが折れているところ発見。

次々にネットが破れている所(写真上)、倒木によりポールごとなぎ倒しの所(写真下)、ネットがたるんでいる所などなど・・・それなりの被害。
それを1つずつ取り除き、直していきました。
柵巡視が中盤に入った頃、ネット周辺に何やら不穏な空気・・・。
突如目の前には妙な地面、そしてそのすぐそばのネットが団子状態になっていました。

動物にとってもネットにとっても惨事
左上:団子状に絡まっている
左下:地面にはたくさんの食痕
右:ネットすぐ脇の木には角の跡
その正体は、地面に散乱した毛と骨、ネットにしっかりと絡んだ雄ジカの頭でした。
どこからか柵の中に入ってしまったシカが、ネットを潜ろうとして角を引っかけ、外そうと暴れるうちにがんじがらめになり動けなくなってしまったのでしょう。
そこには、森の生きものたちの“晩餐”跡のみが確認できました。
シカに限らずこういった被害を防ぐためにも、登山者の皆さんは防鹿柵の出入りの開閉をしっかりすること、管理側としては見回りを定期的に行わなければならないことが重要だということを痛感する出来事です。
春にはアケボノツツジであんなににぎわっていた篠山も、この時期はすれ違う人もおらず、全体的になんだかさみしげな雰囲気。
篠山山頂:暖かい日が続いたせいか葉っぱが茶系の紅葉でした
でも、人でにぎわっている山ではなかなか動物にあうことはありませんが、秋は求愛の季節でもあり動物たちは割と存在を主張しているような気がします。
写真には収められませんでしたが、イノシシ、リス・サル・シカ(鳴き声)などを見かけました。
篠山山頂付近には防鹿柵があり、その柵の巡回を行っているときのこと。
頻繁に巡回できない分、しっかり見てまわるわけですが、早速防鹿柵を支えるポールが折れているところ発見。

次々にネットが破れている所(写真上)、倒木によりポールごとなぎ倒しの所(写真下)、ネットがたるんでいる所などなど・・・それなりの被害。
それを1つずつ取り除き、直していきました。
柵巡視が中盤に入った頃、ネット周辺に何やら不穏な空気・・・。
突如目の前には妙な地面、そしてそのすぐそばのネットが団子状態になっていました。
動物にとってもネットにとっても惨事
左上:団子状に絡まっている
左下:地面にはたくさんの食痕
右:ネットすぐ脇の木には角の跡
その正体は、地面に散乱した毛と骨、ネットにしっかりと絡んだ雄ジカの頭でした。
どこからか柵の中に入ってしまったシカが、ネットを潜ろうとして角を引っかけ、外そうと暴れるうちにがんじがらめになり動けなくなってしまったのでしょう。
そこには、森の生きものたちの“晩餐”跡のみが確認できました。
シカに限らずこういった被害を防ぐためにも、登山者の皆さんは防鹿柵の出入りの開閉をしっかりすること、管理側としては見回りを定期的に行わなければならないことが重要だということを痛感する出来事です。
2009年10月21日第2回・スナメリ調査のお知らせ【イベント】
瀬戸内海国立公園 松山 永田清美
朝晩は肌寒くなり、紅葉前線も少しずつ平野部の樹木へ近づいてきました。
日没も随分早くなったように感じますね。
さて、11月7日土曜日に「瀬戸内海における超長期的生態系・
景観モニタリング手法研究会 事務局」の呼びかけで、一般の方を対象とした、
2回目のスナメリ目視調査が松山の中島汽船にて実施されます。
(7月の第1 回調査の様子はホームページからご覧になれます。http://www.denshimap.jp/setouchi/sunameri/research.html )
前回につづき私もご一緒してスナメリの説明など調査のお手伝いをします。
スナメリとは、瀬戸内海などに生息する2m弱の海棲哺乳類
(イルカやクジラの仲間)で、一般的にイルカと聞いてイメージする
背びれやくちばしがなく、海面であまり派手な行動(ジャンプなど)が
見られない動物です。
大きな群れもあまり作らないため、なかなか発見するのが難しいのですが、
様々な要因により、瀬戸内海のスナメリは日本の他の地域にいるスナメリ
よりも密度が減ってしまっているようだ、という現状があります。
これまでの研究会の聞き取り調査などによると、松山沖の中島汽船の航路は
スナメリがよく発見される航路のひとつだそうです。
調査を通じて、まだまだ解明されていない瀬戸内海のスナメリのことが
わかり、さらに身近な存在として感じられるようになればよいですね。


写真:前回の調査の様子
(スナメリ調査の案内)
中島汽船(株)の定期航路(東線)に乗船し、フェリーの上からスナメリの
観察調査を行います。
※スナメリが見られない場合もありますので、ご了承ください。
実施日 :2009年11 月7 日(土)
集合場所 :中島汽船 高浜港船客待合室 (伊予鉄高浜駅から徒歩1分)
10:00集合(フェリー出航10:25、帰着12:25)
持ち物 :双眼鏡(あれば)、防寒着、帽子、飲み物
その他 :参加費無料
フェリー代(高浜⇔大浦)は事務局が負担します。
(※参加者に限ります)
参加希望の方は下記事務局までご連絡ください(先着20 名)。
また、7日を含む11/1~11/14の間は、瀬戸内海全域でのスナメリの
目撃情報を募集する一斉調査の期間としています。
期間中、瀬戸内海にお出かけの際には、スナメリを探してみて、
ぜひ情報をお寄せください。
(申込み・お問い合わせ先)-----------------------------------
瀬戸内海における超長期的生態系・
景観モニタリング手法研究会 事務局
E-mail:sunamerimap@gmail.com
〒734-0015 広島県広島市宇品御幸4-4-7
TEL: (082)251-3928
FAX: (082)251-3988
---------------------------------------------------------
スナメリモニタリング ホームページ
http://www.denshimap.jp/setouchi/sunameri/index.html
(調査の趣旨やスナメリの特徴なども紹介しています)
日没も随分早くなったように感じますね。
さて、11月7日土曜日に「瀬戸内海における超長期的生態系・
景観モニタリング手法研究会 事務局」の呼びかけで、一般の方を対象とした、
2回目のスナメリ目視調査が松山の中島汽船にて実施されます。
(7月の第1 回調査の様子はホームページからご覧になれます。http://www.denshimap.jp/setouchi/sunameri/research.html )
前回につづき私もご一緒してスナメリの説明など調査のお手伝いをします。
スナメリとは、瀬戸内海などに生息する2m弱の海棲哺乳類
(イルカやクジラの仲間)で、一般的にイルカと聞いてイメージする
背びれやくちばしがなく、海面であまり派手な行動(ジャンプなど)が
見られない動物です。
大きな群れもあまり作らないため、なかなか発見するのが難しいのですが、
様々な要因により、瀬戸内海のスナメリは日本の他の地域にいるスナメリ
よりも密度が減ってしまっているようだ、という現状があります。
これまでの研究会の聞き取り調査などによると、松山沖の中島汽船の航路は
スナメリがよく発見される航路のひとつだそうです。
調査を通じて、まだまだ解明されていない瀬戸内海のスナメリのことが
わかり、さらに身近な存在として感じられるようになればよいですね。

写真:前回の調査の様子
(スナメリ調査の案内)
中島汽船(株)の定期航路(東線)に乗船し、フェリーの上からスナメリの
観察調査を行います。
※スナメリが見られない場合もありますので、ご了承ください。
実施日 :2009年11 月7 日(土)
集合場所 :中島汽船 高浜港船客待合室 (伊予鉄高浜駅から徒歩1分)
10:00集合(フェリー出航10:25、帰着12:25)
持ち物 :双眼鏡(あれば)、防寒着、帽子、飲み物
その他 :参加費無料
フェリー代(高浜⇔大浦)は事務局が負担します。
(※参加者に限ります)
参加希望の方は下記事務局までご連絡ください(先着20 名)。
また、7日を含む11/1~11/14の間は、瀬戸内海全域でのスナメリの
目撃情報を募集する一斉調査の期間としています。
期間中、瀬戸内海にお出かけの際には、スナメリを探してみて、
ぜひ情報をお寄せください。
(申込み・お問い合わせ先)-----------------------------------
瀬戸内海における超長期的生態系・
景観モニタリング手法研究会 事務局
E-mail:sunamerimap@gmail.com
〒734-0015 広島県広島市宇品御幸4-4-7
TEL: (082)251-3928
FAX: (082)251-3988
---------------------------------------------------------
スナメリモニタリング ホームページ
http://www.denshimap.jp/setouchi/sunameri/index.html
(調査の趣旨やスナメリの特徴なども紹介しています)
2009年10月20日火の山公園@下関
瀬戸内海国立公園 広島 大髙下理恵
最近めっきり朝晩が冷え込んできました。
新型インフルエンザもまだまだ数が増えているようなので、
みなさん体調管理には十分気をつけて下さい。
先週、私は瀬戸内海国立公園の中で最西端にある火の山公園に行ってきました。
広島事務所から車を走らせて約3時間。
関門海峡を臨む本州の端の端です。
下関市街から車で10分程なので市民の方はご存じの方も多いかと思いますが、
広島からはやや遠方に位置しています。
ですが、関門海峡を臨む展望は絶景!
巌流島を始め、九州本土が目と鼻の先に見ることができました。
山頂に向かってロープウェイが整備されており、
ロープウェイ下駅では、
近年春はトルコチューリップ園、夏にはコリウス園など四季折々のイベントが開催されています。
(車の場合は、山頂駐車場に停めて下ることもできます。)
また、身障者の方でも利用していただけるようスロープが整備されているので、
階段の上り下りだときついわ~という方や車椅子の方にも利用していただける数少ない公園の一つだと思います。
是非足を運んでみてください。

[関門海峡。対岸は九州です。]

[身障者の方用スロープとロープウェイ上駅]

[関門海峡の右手は日本海です。]
新型インフルエンザもまだまだ数が増えているようなので、
みなさん体調管理には十分気をつけて下さい。
先週、私は瀬戸内海国立公園の中で最西端にある火の山公園に行ってきました。
広島事務所から車を走らせて約3時間。
関門海峡を臨む本州の端の端です。
下関市街から車で10分程なので市民の方はご存じの方も多いかと思いますが、
広島からはやや遠方に位置しています。
ですが、関門海峡を臨む展望は絶景!
巌流島を始め、九州本土が目と鼻の先に見ることができました。
山頂に向かってロープウェイが整備されており、
ロープウェイ下駅では、
近年春はトルコチューリップ園、夏にはコリウス園など四季折々のイベントが開催されています。
(車の場合は、山頂駐車場に停めて下ることもできます。)
また、身障者の方でも利用していただけるようスロープが整備されているので、
階段の上り下りだときついわ~という方や車椅子の方にも利用していただける数少ない公園の一つだと思います。
是非足を運んでみてください。

[関門海峡。対岸は九州です。]

[身障者の方用スロープとロープウェイ上駅]

[関門海峡の右手は日本海です。]
2009年10月19日大山秋の一斉清掃に参加しました!
大山隠岐国立公園 米子 米田美里
本格的な紅葉シーズンも迫った10月18日。
大山博労座には朝から多くの人々が集まっていました。
みなさんの目的は毎年春と秋の行楽シーズン前に行われる大山の一斉清掃!
この日は大山町、伯耆町、江府町と
大山に関わりの深い地域で約1000人が集まり
一斉清掃と外来種であるセイタカアワダチソウの除去作業が行われました。
当所も大神山神社参道~金門周辺の清掃班、
セイタカアワダチソウ除去班と2班に分かれ参加してきました。


◎ゴミ拾い中!
清掃中にはさわやかな空気の中、
色づいた葉っぱや石畳に落ちたドングリなどを見ることが出来ました。
当所が担当したのは参道から金門、大神山神社までの短い区間でしたが、
春に比べペットボトルなどのゴミが多かったように感じました。

◎大神山神社。
もみじが色づき始めていました。
これからの秋の行楽シーズン、是非綺麗になった大山に足を運んでみて下さいね!
大山博労座には朝から多くの人々が集まっていました。
みなさんの目的は毎年春と秋の行楽シーズン前に行われる大山の一斉清掃!
この日は大山町、伯耆町、江府町と
大山に関わりの深い地域で約1000人が集まり
一斉清掃と外来種であるセイタカアワダチソウの除去作業が行われました。
当所も大神山神社参道~金門周辺の清掃班、
セイタカアワダチソウ除去班と2班に分かれ参加してきました。
◎ゴミ拾い中!
清掃中にはさわやかな空気の中、
色づいた葉っぱや石畳に落ちたドングリなどを見ることが出来ました。
当所が担当したのは参道から金門、大神山神社までの短い区間でしたが、
春に比べペットボトルなどのゴミが多かったように感じました。
◎大神山神社。
もみじが色づき始めていました。
これからの秋の行楽シーズン、是非綺麗になった大山に足を運んでみて下さいね!
2009年10月15日芸術の秋~~雑草いけばな~~
瀬戸内海国立公園 高松 大林めぐみ
つい先日、10月の季節のクラフトイベントを行いました。
今回は、『雑草いけばな』。
あえて花屋さんで買った花を使って生けるのではなく、その辺りに生えている身近な雑草を使って生けていこうと。
今回、雑草いけばなデザイン一渓会、高木一洋(タカギイチヨウ)さんを先生としてお迎えしました。また、生徒さん達も助っ人で来てくれました!
えぇーー!雑草?!
なんていうかもしれませんが、侮ってはいけません!
秋の風情がいっぱいのススキやカルカヤ、赤い実をつけたウメモドキ、イヌタデなどいろんな材料が豊富にあるんですよ!
今まさに黄色い花を咲かせている、セイダカアワダチソウやコスモスといった外来種も使います。
この日は、高木先生が生けてくれたお花たちがビジターセンター(VC)のいろんな所にいっぱい!
他にも生徒さん達の作品もたくさん展示していて、どれを見ても感心する作品ばかり。
いつもとは違うVCの雰囲気でした。

*お出迎え*

*VC内にも*
高木先生が最初に雑草の名前などを説明して、「こんなふうに生けるといいよ」などのレクチャーを受けたらスタート!
最初は、どうしたらいいんだろうを不安気だった人も、生徒さん達の助けを借りてどんどん生けていきました。
いざ始めると皆さん止まりません。
もう、夢中です。

すると、特別ゲストがいらっしゃるとのこと。
誰だろうと思っていたら・・・。
玉井禎晋(タマイヨシユキ)先生。
実はこの方、有名なガーデンデザイナーでTVチャンピオンで優勝したこともあるそう。
たまたま、近くのイベントに参加されていて、五色台でいけばな教室を開いていますと聞いて立ち寄ってくれたのです。
実際のこの方の作品をパンフレットで見たんですが・・・
すご~~い!!!の一言。。
こんな家の庭に住みたーい!って思う素晴らしいものでした。
そんな私たちを尻目に、玉井先生、瓦を使った花器にどんどん生けてます。
そして、出来上がった作品が・・・

バッタが付いてるんですよ。
大人しいバッタですよねぇ。
なんて思っていたら!!! なんと!

ススキの葉です!
遠目で見ると、全っっく分かりません。
しばらく本気でバッタだと思っていました・・・。
いやぁ~、さすがプロは違いました。
そしてこの後、参加者達にバッタの折り方の特別講義が行われていました。
イベント終了後、出来た作品をお父さんに見せていた女の子。「すごいね!よく出来てる。」と褒められて、うれしそうでした★
まだまだ、これから紅葉も始まってきます。いろんな花も咲きますし、実も付いてきます。
芸術の秋に向けて、いけばなに挑戦してみませんか?
基本は自由に、思ったままに。
そして、女子力も上げていきましょう♪
*****五色台ビジターセンターHP*****
http://www.ab.auone-net.jp/~goshiki/
~次回、11月8(日)10:00~15:30 草木染めを行います~
今回は、『雑草いけばな』。
あえて花屋さんで買った花を使って生けるのではなく、その辺りに生えている身近な雑草を使って生けていこうと。
今回、雑草いけばなデザイン一渓会、高木一洋(タカギイチヨウ)さんを先生としてお迎えしました。また、生徒さん達も助っ人で来てくれました!
えぇーー!雑草?!
なんていうかもしれませんが、侮ってはいけません!
秋の風情がいっぱいのススキやカルカヤ、赤い実をつけたウメモドキ、イヌタデなどいろんな材料が豊富にあるんですよ!
今まさに黄色い花を咲かせている、セイダカアワダチソウやコスモスといった外来種も使います。
この日は、高木先生が生けてくれたお花たちがビジターセンター(VC)のいろんな所にいっぱい!
他にも生徒さん達の作品もたくさん展示していて、どれを見ても感心する作品ばかり。
いつもとは違うVCの雰囲気でした。
*お出迎え*
*VC内にも*
高木先生が最初に雑草の名前などを説明して、「こんなふうに生けるといいよ」などのレクチャーを受けたらスタート!
最初は、どうしたらいいんだろうを不安気だった人も、生徒さん達の助けを借りてどんどん生けていきました。
いざ始めると皆さん止まりません。
もう、夢中です。
すると、特別ゲストがいらっしゃるとのこと。
誰だろうと思っていたら・・・。
玉井禎晋(タマイヨシユキ)先生。
実はこの方、有名なガーデンデザイナーでTVチャンピオンで優勝したこともあるそう。
たまたま、近くのイベントに参加されていて、五色台でいけばな教室を開いていますと聞いて立ち寄ってくれたのです。
実際のこの方の作品をパンフレットで見たんですが・・・
すご~~い!!!の一言。。
こんな家の庭に住みたーい!って思う素晴らしいものでした。
そんな私たちを尻目に、玉井先生、瓦を使った花器にどんどん生けてます。
そして、出来上がった作品が・・・
バッタが付いてるんですよ。
大人しいバッタですよねぇ。
なんて思っていたら!!! なんと!
ススキの葉です!
遠目で見ると、全っっく分かりません。
しばらく本気でバッタだと思っていました・・・。
いやぁ~、さすがプロは違いました。
そしてこの後、参加者達にバッタの折り方の特別講義が行われていました。
イベント終了後、出来た作品をお父さんに見せていた女の子。「すごいね!よく出来てる。」と褒められて、うれしそうでした★
まだまだ、これから紅葉も始まってきます。いろんな花も咲きますし、実も付いてきます。
芸術の秋に向けて、いけばなに挑戦してみませんか?
基本は自由に、思ったままに。
そして、女子力も上げていきましょう♪
*****五色台ビジターセンターHP*****
http://www.ab.auone-net.jp/~goshiki/
~次回、11月8(日)10:00~15:30 草木染めを行います~
2009年10月14日大山頂上保全作業
大山隠岐国立公園 米子 米田美里
10月6日に大山頂上保全作業が行われました。
今回はその様子についてご報告します。
天気予報では数日前から傘マークのついていたこの日。
朝、外を見てみるとどんよりと曇り空。
去年に引き続き今年も雨具を着用して登山か・・・、と覚悟を決めましたが
大山博労座に着いてみると曇り空なのに山容がはっきり見えます。
どうやらカッパ無しに登れそう!と気分も持ち直し、
早速頂上へと出発しました。
この日の参加者は関係機関、ボランティアの方々を含め46人。
山頂に着き一休みした後早速作業に取りかかりました。
今回の作業はでは周辺の外来種除去や山頂碑・三角点付近での植生復元のためのこも伏せ作業、ヤマヤナギの植栽、一木一石運動で登山者の方々に運んでいただいた石を使っての整地などが行われました。

◎三角点付近でのこも伏せ作業

◎旧縦走路に立ち入らないようロープ張り等も行いました。
写真の一番奥に見えるのが剣ヶ峰。大山の縦走路は崩壊が激しいため立入禁止になっているのですが、それでもなお縦走する人が存在し、毎年と言っていいほど滑落事故が起きています。
三角点付近や山頂碑周辺は植生保護の目的と
崩壊が激しくなっているため立入禁止になっています。
しかし今夏こも伏せを行った場所はすでに踏み荒らされていました。
みなさんの努力や協力を得てやっと戻ってきた大山山頂の緑。
大山に登った際には、その脆弱な環境を守るために一人一人マナーを守って利用してもらいたいと思います。
今回はその様子についてご報告します。
天気予報では数日前から傘マークのついていたこの日。
朝、外を見てみるとどんよりと曇り空。
去年に引き続き今年も雨具を着用して登山か・・・、と覚悟を決めましたが
大山博労座に着いてみると曇り空なのに山容がはっきり見えます。
どうやらカッパ無しに登れそう!と気分も持ち直し、
早速頂上へと出発しました。
この日の参加者は関係機関、ボランティアの方々を含め46人。
山頂に着き一休みした後早速作業に取りかかりました。
今回の作業はでは周辺の外来種除去や山頂碑・三角点付近での植生復元のためのこも伏せ作業、ヤマヤナギの植栽、一木一石運動で登山者の方々に運んでいただいた石を使っての整地などが行われました。
◎三角点付近でのこも伏せ作業
◎旧縦走路に立ち入らないようロープ張り等も行いました。
写真の一番奥に見えるのが剣ヶ峰。大山の縦走路は崩壊が激しいため立入禁止になっているのですが、それでもなお縦走する人が存在し、毎年と言っていいほど滑落事故が起きています。
三角点付近や山頂碑周辺は植生保護の目的と
崩壊が激しくなっているため立入禁止になっています。
しかし今夏こも伏せを行った場所はすでに踏み荒らされていました。
みなさんの努力や協力を得てやっと戻ってきた大山山頂の緑。
大山に登った際には、その脆弱な環境を守るために一人一人マナーを守って利用してもらいたいと思います。
2009年10月13日平成21年度自然公園関係功労者環境大臣表彰 伝達式
足摺宇和海国立公園 土佐清水 新堀麻子
10月13日、土佐清水市役所にて自然公園関係功労者環境大臣表彰※伝達式が行われました。
全国から個人では20名が受賞し、そのうちの受賞者1名が土佐清水市在住の村中和幸氏。高知県民の受賞は2年ぶりです。
本来、表彰者に対しては環境大臣より授与されるものですが、諸事情により、今回は市長から表彰状と記念品が手渡されました。

伝達式

受賞者の村中氏と杉村市長
村中氏は、足摺宇和海国立公園において、サンゴの保護活動や公園内の美化清掃、公園利用者に対する自然解説等を行うなど、継続的に様々な活動をされてきました。
その指導員歴は、21年と10ヶ月間。
指導員を始めた頃は、今よりずっと自然環境保全に対するみんなの意識が明確でなく、何をやるにも大変だったと聞きました。

今までの功績や当時の苦労などを話してくださいました
昔と今の活動の大変さは、きっと種類が違うものでしょう。
そんな中で、地道な活動を約22年間続けていただいた結果が今ここにあるのだなぁと感じずにはいられません。
現在も残されているこの国立公園内の景観が保たれていることはもちろん、今も環境保全や利用者指導など様々な活動をしてくださっている地元の方々へと引き継がれているものなど・・・。
地元住民の協力があり、その時々の苦労をみんなで重ねていくことで、そこならではの目の前に広がるモノだけでない“何か”が残せていけるのだろうと思いました。
※環境省では、自然公園の保護及びその適正な利用の推進に関し、時に顕著な功績のあった方を自然公園関係功労賞として、大臣表彰することとしています。
全国から個人では20名が受賞し、そのうちの受賞者1名が土佐清水市在住の村中和幸氏。高知県民の受賞は2年ぶりです。
本来、表彰者に対しては環境大臣より授与されるものですが、諸事情により、今回は市長から表彰状と記念品が手渡されました。
伝達式
受賞者の村中氏と杉村市長
村中氏は、足摺宇和海国立公園において、サンゴの保護活動や公園内の美化清掃、公園利用者に対する自然解説等を行うなど、継続的に様々な活動をされてきました。
その指導員歴は、21年と10ヶ月間。
指導員を始めた頃は、今よりずっと自然環境保全に対するみんなの意識が明確でなく、何をやるにも大変だったと聞きました。
今までの功績や当時の苦労などを話してくださいました
昔と今の活動の大変さは、きっと種類が違うものでしょう。
そんな中で、地道な活動を約22年間続けていただいた結果が今ここにあるのだなぁと感じずにはいられません。
現在も残されているこの国立公園内の景観が保たれていることはもちろん、今も環境保全や利用者指導など様々な活動をしてくださっている地元の方々へと引き継がれているものなど・・・。
地元住民の協力があり、その時々の苦労をみんなで重ねていくことで、そこならではの目の前に広がるモノだけでない“何か”が残せていけるのだろうと思いました。
※環境省では、自然公園の保護及びその適正な利用の推進に関し、時に顕著な功績のあった方を自然公園関係功労賞として、大臣表彰することとしています。


毎日のように耳にしますが、風邪などひかれていませんか?
先日、松山の事務所にも消毒用のアルコールスプレーがやってきました。
手洗い・うがいを心がけていながら、身近な感染者がいないと、
ついつい気を抜いてしまいがち、気をつけなければ。
さて先日、今治地方観光ボランティアガイドの会が主催する、
“しまなみ海道誕生10の彩り再発見” の白砂海岸サイクリングコースに
参加してきました。
(http://www.oideya.gr.jp/shimanami_10th_anniversary.html)
今治でよく知られるサイクリングロードとして、しまなみ海道がありますが、
島を行き来するフェリーや、貴重な自然海岸など、自転車で気軽に、
瀬戸内海の景色を満喫して巡ることのできる道がたくさんあります。
まずは、今治市のサイクリングターミナルであるサンライズ糸山を
出発して来島海峡大橋を渡りました。
島々や往来する船が眼下に見えて、風も爽やか。
何度通っても、気持ちの良いところです。
来島海峡大橋を渡りきって降りた先は、大島。
休憩したのち今度は自転車をフェリーに乗せ、今治港への船旅を楽しみます。
「よろしくお願いします~」と船員さんに切符を渡し、船に乗りこみます。
今治に戻ると、今度は南へ向けて、海岸近くを走っていきます。
あまりお天気はよくなかったのですが、愛媛ではもう数少ない自然の砂浜や
松林の横をすり抜けながら走る道は、暑くもなく、なんとも爽快でした。
唐子浜の海岸
島へ渡る橋、船、そして自然海岸の側を、短い時間で楽しめる所は、
他にそうないのでは。
コースは車の往来する道も少なく、快適に走ることができました。
車では通れない道、徒歩でいくには遠いところに連れて行ってくれる自転車。
風をきる爽快感や、風の温度、自然の音やにおいを感じることができるのも
2輪車の魅力です。
事故も多いようですが、交通ルールを守り、健康的に楽しむツールとして
利用していきたいものです。
“しまなみ海道誕生10の彩り再発見”は、この日をもって、
全10回を終了しました。情熱をもったたくさんの市民ガイドさんたちが
様々な今治の自然公園などの魅力を伝えてくれた、このプログラム。
今後の活動にフィードバックされていくとのことです。
さらなるご活躍を期待しております!