中国四国地方のアイコン

中国四国地方環境事務所

緊急情報

大久野島来島者のみなさまへのお願い(ウサギのルールについて)

2024年09月17日

大久野島に生息するウサギは、ヨーロッパアナウサギを家畜化した「カイウサギ」で、本来野生にはいない外来種です。元々島に生息する野生動物でも、飼育動物でもなく、半野生化した状態で暮らしています。そのため、人とウサギの距離が近く、様々な問題が生じています。 「大久野島未来づくり実行委員会」は、訪れる皆様にとってこれからも魅力ある島であり続けるために、大久野島のルールをつくり、問題解決に取り組んでいます。 ウサギの生態や島で起きている問題をご理解いただき、人とウサギの安全のためにご協力をお願いします!

 

1.ウサギにさわらない。手から直接エサをあげない。

 
・人にうつる病気やノミ・ダニなどを持っている可能性があります。
・さわったり、抱えたりするとウサギにストレスがかかったり、落としてケガをさせてしまうことがあります。
・エサを手に持って与えるとかまれてケガをするおそれがあります。  

 

2.道路上でエサをあげない。足もとのウサギに注意。


・道路は自転車や車両が走行する場所なので危険です。
・ウサギがエサを求めて道路に飛び出してきてしまうと事故の原因になります。
・足もとのウサギに気がつかず、思いがけずケガをさせてしまうことがあります。

 

3.食べ終わるまで見守ろう。食べ残しは持ち帰ろう。


・ウサギが増えすぎると、いろんな問題の原因になります。
・食べ残した餌は腐ったり、イノシシやネズミなどのエサになってしまいます。
・イノシシが増えたり、人に近寄るようになると、とても危険です。

 

4.ペット(生き物)を連れてこない。ウサギを持ち出さない。


・飼われていたペット(生き物)が野外に放たれると、島の厳しい環境では生きていけなかったり、生態系を乱すおそれがあります。
・生き物たちの間で病気がうつる可能性があります。
 ※動物の遺棄は動物愛護管理法などで禁止されています。


 <参考>

 大久野島のリーフレット[PDF:5MB]
 [英語版]大久野島のリーフレット[PDF:4MB]
 
   自転車・電動キックボード等の島内での走行について[PDF:2MB]

 大久野島・未来づくりワークショップ
 大久野島未来づくり実行委員会