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アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

五色台体験教室~春の森で遊ぼう!~

2026年04月13日
高松 竹本 末佳

五色台体験教室~春の森で遊ぼう!~

 みなさんこんにちは。
 今回は五色台体験教室「春の森で遊ぼう!」のご報告です。
 日に日にあたたかさが増してきた今日この頃。森の中で、訪れた春と残った冬を見つけましょう!
まずはビジターセンター内の水槽をのぞいてみましょう。何かの卵があります。ニホンヒキガエルの卵です。ニホンヒキガエルは冬眠からいったん目覚めて産卵し、もう少し暖かくなるまで二度寝中です。池の中のヒキガエルの卵は見たことがありましたが、間近で見ることはなかったので、じっくり観察。
オタマジャクシになる手前
近くで見てみよう
 隣の虫かごは枯葉でおおわれています。何がいるのかな?答えは冬眠中のニホンヒキガエルです。冬眠中のところ、失礼して少し出てきてもらいました。
どこにいるのかな
どこにいるのかな 
とっても眠そうなニホンヒキガエル
 それでは森歩きに出発!
 クラフトハウスの手前で葉っぱの笛作りに挑戦。柔らかい新芽ですると音が出やすいそうです。試してみましたが、私はうまく吹けませんでした。すると、参加者さんからピィ~プゥ~と様々な音色が聞こえてきました。皆さん上手に吹けていました。ただし、何の葉っぱでも大丈夫ということではありません。毒のある植物もあるので、くれぐれもご注意ください。
笛の作り方の説明
葉っぱをとって作ってみよう
 クラフトハウスから石畳芝生広場へ移動しました。ここはノウサギがよく訪れるスポットです。芝生の上にはノウサギの糞が無数にありました。たくさんのノウサギが訪れているのですね。
ノウサギの痕跡探し
 次は花盛りのツバキについてのお話です。きれいに咲いているツバキに黒い点々が見えます。病気なのかな?これはメジロがツバキの花の蜜を吸う際につける爪痕なのです。そういえば私の家のツバキの花にも黒い点々がたくさんあります。メジロが蜜を求めてやってきているようです。さて、蜜はどこにあるのかな?ツバキの花びらをめくっていくと、キラキラした透明の液が見えます。これが蜜です。
写真を見せてメジロのとまり方を再現
蜜が見えるかな
 続いて魚の池に移動しました。サギがほとりにたたずんでいました。とってもリラックスした様子です。私たちに気づかないのか、まったく移動する気配がありませんでした。日向ぼっこをしていたようです。魚の池では、ヒキガエルの卵をすくってみました。最初は遠慮気味の参加者さんですが、最後には卵に実際に触れて感触を確かめていました。すくった卵はまた元の場所に返してあげました。
日向ぼっこ中のサギ
日向ぼっこ中のサギ 
すくったニホンヒキガエルの卵
 森歩きのなかで自分たちが見つけたお気に入りの葉っぱや虫の巣跡、種や木の皮などを持ち帰ってクラフトをつくる予定でしたが、森歩きが楽しすぎて、作品は自宅へ持ち帰って制作してもらうことになりました。
 訪れた春と残った冬を見つける体験教室。今回は春の訪れをたくさん感じることができました。すっかり森歩きが大好きになった参加者の皆様、ご参加いただきありがとうございました。
 
五色台ビジターセンターでは様々な体験教室を行っています。興味のある方はぜひご参加をお待ちしています。
瀬戸内海国立公園 五色台ビジターセンター
 
こんな作品を作る予定でした