
アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
五色台体験教室~フィールドサインを見つけよう~
2026年03月03日
高松
五色台体験教室~フィールドサインを見つけよう~
フィールドサイン、聞きなれない言葉ですよね。フィールドサインとは、生きものたちの痕跡のことです。今回の体験教室では、寒い中でも懸命に生きている生きものたちの暮らしぶり、生き様を追ってみました。
まずはビジターセンター内で痕跡探しのレクチャーです。ビジターセンター内には、可愛い生きもの足跡があります。これは何の足跡かな。
答えはノウサギです。
ではノウサギがどのようにして付けた足跡でしょうか。参加者の皆さんで考えます。「こっちから来て、ここで止まって、え?この足跡はどうやったら付くのかな・・・」実際に身体を使って再現してみました。これがなかなか難しいのです。
まずはビジターセンター内で痕跡探しのレクチャーです。ビジターセンター内には、可愛い生きもの足跡があります。これは何の足跡かな。
答えはノウサギです。
ではノウサギがどのようにして付けた足跡でしょうか。参加者の皆さんで考えます。「こっちから来て、ここで止まって、え?この足跡はどうやったら付くのかな・・・」実際に身体を使って再現してみました。これがなかなか難しいのです。
さて、それではいよいよフィールドワークに出発です。まずは双眼鏡の使い方を学びます。
木に隠れたウスタビガの繭で練習です。
木に隠れたウスタビガの繭で練習です。
木道を通りながら、痕跡を探していきます。
野鳥のフンがありました。よく見ると昆虫のかけらが入っています。食物の種らしきものも発見しました。野鳥のフンは、植物の種子を散布する大事な役目を担っています。途中で、野鳥の食べ跡やヤマガラの貯食と見られるものも見つかりました。法面にはノウサギのフンが多数あり、イノシシの掘った跡もみられます。木道脇では多くの野生動物が生活していることがわかりました。
野鳥のフンがありました。よく見ると昆虫のかけらが入っています。食物の種らしきものも発見しました。野鳥のフンは、植物の種子を散布する大事な役目を担っています。途中で、野鳥の食べ跡やヤマガラの貯食と見られるものも見つかりました。法面にはノウサギのフンが多数あり、イノシシの掘った跡もみられます。木道脇では多くの野生動物が生活していることがわかりました。
クラフトハウスの手前で生きものを発見!春のような日差しに誘われて出てきたようです。皆さん、ご存じですか?変身ヒーローのモデルです!
多目的広場に到着しました。ノウサギのフンがたくさん見られます。体の大きさによってフンの大きさも違うようです。ノウサギは一度目の排泄物は食べてしまいます。栄養分が残っているため食べてしまうそうです。ここに落ちているフンは2回目、栄養分を取り込んだ後のカスカスになったものになります。そんな話を聞きながら、参加者の皆さんも思い思いに痕跡探しをしました。
ところでノウサギの食べた後の葉はギザギザだと思いますか、スパッとはさみで切ったようにまっすぐだと思いますか。答えは、スパッとはさみで切ったようにまっすぐなのです。ノウサギの門歯(前歯)はとても鋭いのです。
さあ、次の痕跡は・・・
タヌキの溜めフンです。先月の体験教室でも見学したところです。今日はそのフンを持ち帰ってどのようなものが含まれているのかを見てみることにしましょう。
さあ、次の痕跡は・・・
タヌキの溜めフンです。先月の体験教室でも見学したところです。今日はそのフンを持ち帰ってどのようなものが含まれているのかを見てみることにしましょう。
木の実や虫の足などいろいろなものが見られました。銀杏、柿、アケビなど、一か所ではなく森の中の様々な場所にある植物を食べていることと、その行動範囲は相当広いのだなということがわかりました。
クラフトハウスに戻り、タヌキの溜めフンの所に設置してあったトレイルカメラの映像を確認しました。夜の動物たちの活動は活発で、いろいろな姿を見ることができました。
クラフトハウスに戻り、タヌキの溜めフンの所に設置してあったトレイルカメラの映像を確認しました。夜の動物たちの活動は活発で、いろいろな姿を見ることができました。
この日はKBN株式会社さんの取材もあり、参加者さんへのインタビューも行われました。
フィールドサイン、いかがでしたか。痕跡というと「足跡」を思い浮かべることが多いと思いますが、それだけではないサインに、野生生物の生きている証が込められています。道を歩くときに少し目先を変えてみると、皆さんも生きものの痕跡を見つけられるかも!
五色台ビジターセンターでは様々な体験教室を行っています。興味のある方は、五色台ビジターセンターのホームページをご確認ください。
瀬戸内海国立公園 五色台ビジターセンター
五色台ビジターセンターでは様々な体験教室を行っています。興味のある方は、五色台ビジターセンターのホームページをご確認ください。
瀬戸内海国立公園 五色台ビジターセンター