アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
中国四国地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、大山隠岐、足摺宇和海国立公園があります。
剣山山系国指定鳥獣保護区巡視同行① 野鳥編
2023年05月23日
高松
素早く小枝から小枝へ移るシジュウカラ。なかなかカメラで捉えられません。
母鹿とその子鹿たち。こちらが気になって仕方が無い様子です。
秘境感漂う岩場のくぼみにはつらら、道の傍らには残雪、立派な霜柱もありました。
山頂に着くと、360度の大パノラマが眼前に広がります。
クマタカが1羽、山の谷間へ飛んでいくのが見られました。
山頂ヒュッテはちょうどその週末4月28日のオープンに向けて準備中でした。
クマタカが1羽、山の谷間へ飛んでいくのが見られました。
山頂ヒュッテはちょうどその週末4月28日のオープンに向けて準備中でした。
この日、調査コースで出会えた鳥は、三宅さんの報告書によると17種52羽!
その種類は、ヒガラ、ミソサザイ、コガラ、ウグイス、ゴジュウカラ、キビタキ、コゲラ、エナガ、キセキレイ、ハシブトガラス、アオバト、オオルリ、モズ、リュウキュウサンショウクイ、シジュウカラ、オオアカゲラ、ヤマガラでした。(クマタカは調査コース外のためカウントされていません)
よく似た小鳥のさえずりの聞き分け、特徴や違い、長年にわたる調査観察で感じている変化など、いろんなお話をしていただき、剣山の豊かさと大切さを再認識した時間でした。
今、見られる鳥は夏鳥に変わってきているそうです。
5月10日の調査では、アマツバメの渡りの報告もあり、確認された種が22種合計156羽と、さらに増えています。
鳥のさえずりを聞いて季節の移ろいを感じられる、そんな豊かな環境をこれからも大切にしていきたいですね。
その種類は、ヒガラ、ミソサザイ、コガラ、ウグイス、ゴジュウカラ、キビタキ、コゲラ、エナガ、キセキレイ、ハシブトガラス、アオバト、オオルリ、モズ、リュウキュウサンショウクイ、シジュウカラ、オオアカゲラ、ヤマガラでした。(クマタカは調査コース外のためカウントされていません)
よく似た小鳥のさえずりの聞き分け、特徴や違い、長年にわたる調査観察で感じている変化など、いろんなお話をしていただき、剣山の豊かさと大切さを再認識した時間でした。
今、見られる鳥は夏鳥に変わってきているそうです。
5月10日の調査では、アマツバメの渡りの報告もあり、確認された種が22種合計156羽と、さらに増えています。
鳥のさえずりを聞いて季節の移ろいを感じられる、そんな豊かな環境をこれからも大切にしていきたいですね。
AR日記をご覧の皆様、こんにちは!
4月24日、野生生物課専門員の福田さんと一緒に、国指定鳥獣保護区管理員の三宅さんが行う剣山山系調査コース巡視に同行させて頂きました。
この調査は環境省で行う委嘱事業のひとつで、毎月、密猟防止のための巡回や利用者への鳥獣保護に関する指導、鳥獣の生息状況の調査などを行っています。
この日は寒気が戻り、雪が舞い、つららや残雪、霜柱など、冬の風物詩が楽しめました。
三宅さんは日本野鳥の会徳島県支部の支部長さんです。
木立の隙間からチラリ見えた姿や、たくさんのさえずりの中から、どんどん小鳥の種類を特定して教えてくれます。
とても美しい声でさえずるミソサザイ。想像以上に小さい体で、その声量に驚かされます。