アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【イベント報告】今年もやりました!メダケで一本釣り!
2018年05月23日梅雨前で、天気が読みにくい土佐清水からこんにちは!
今年は魚も活発に動く初夏に、と意気込んで、この季節に行ったメダケで一本釣りイベント。
5/19に無事開催したので、その様子をお届けします!
市役所前8:30でおなじみの光景となりつつある、清水の元気っこたちの姿。
早速出発です。
まず向かうのは、川!
これまたおなじみの観光協会、谷岡名人による、エビ取り指南。
例年小粒ぞろいで不発に終わっていましたが、
今回は参加者も感動する大物のテナガエビも入り、名人も満足げなこの笑顔!
忘れてちゃいけない、恒例の 釣り×クイズビンゴ。
ツバキ再生プロジェクトに関連するクイズを3問出します。
一問目は、土佐清水の特産品「宗田節」とメダケの関係をクイズにしました。
今回のイベントからして②が最有力に見えますが・・・正解は①のせいろ!(写真右)
今はステンレス網が使われるようになり、
メダケが増えてしまっている現状を知ってもらいました。
ところ変わって足摺岬でマイ竿作りです。
厄介者メダケも今回ばかりは主役級、かつてないほどメダケを吟味します。
竿の長さや太さもまちまち。大物狙いか、はたまた数で勝負するのか。
常連メダケアングラーは、予備のメダケ竿を作る余念のなさ。
いよいよ漁港で、釣り場も間近!
釣りたくてそわそわするなか、最後のクイズで大多数が不正解という衝撃の展開。
これは釣果で挽回してもらうしかない!と主催側も熱が入ります。
竿を垂らして・・
さっそくヒット・・な、な、なんと清水サバです!
その後も続々あがる清水サバ。エサ取りの別名をもつイシモチよりも釣れています。
これぞ土佐清水!という感動がある獲物ですね。
その後もベラやコッパグレ、イシモチ、アイゴなどを釣り上げます。
釣果勝負の釣り人たちは、他のひとの釣果が気になって焦りでエサつけすらもどかしい・・!
そんなとき現れたのが、
エサまき嬢!
定期的にやってきては、アングラーたちに恵みのエサを振りまきます。
昼に近づくにつれ、魚影もみえなくなり、ここでタイムアップ。
最終的に、3人がビンゴを出しました!(左から1位、2位、3位)
驚くべきは、3位にエサまき嬢が入っていることですね。
情けは他人のためならず、を体現しています。
3回目となる今回のイベントには、初めてのひとから、皆勤賞のひと、
友達同士や親子、釣りキチ一人参加などなど、総勢19名が参加してくれました。
ヤブツバキ再生プロジェクトでは厄介者のメダケに、スポットライトを当てる本企画。
「メダケで一本釣り」というワードに「ああ、あの!」と反応してくれる人も増え、
土佐清水市内でもじわじわと浸透し始めているのを実感している今日この頃です。
"メダケアングラー"が流行る日も、そう遠くないかもしれません。