アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【国立公園展 特別展】日御碕観光案内所で開催中
2018年02月07日私事ですが、私にとっては、初めての山陰の冬です。
雪が連日降り続くことにやっと慣れてきましたが、
みなさま外出の際はお気をつけくださいませ。
そんな天気が続くなか、外出をおすすめするかのようなお知らせですが、
ただいま日御碕(ひのみさき)灯台近くの駐車場にあります「日御碕観光案内所」で、
私たち中国四国のアクティブレンジャーが、普段の業務の中で出会いました自然や風景、取り組みを紹介する国立公園展の特別展を開催中です。
日御碕は、出雲大社より海岸沿いをずーっと北上して15分くらいいったところにあります。
途中の車道沿いに、いくつか海岸線を望める展望台もあります。
日御碕にいながら
大山隠岐国立公園の大山・蒜山地域、
隠岐地域、島根半島東部地域、三瓶山地域、
瀬戸内海国立公園、
足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園の自然を感じられます。
2/18(日)までの短い期間にはなりますが、お天気、お足元と相談の上ぜひお立ち寄りくださいませ。
今の時期の日御碕では、
国の天然記念物である経島(ふみしま)にウミネコがやってきています。
数千羽のウミネコが、繁殖・子育てをしに、ここ経島へやってきます。
寒い中、ミャーオ、ミャーオと声をあげて経島の周りを飛び回るウミネコを見ていると、力強いパワーを感じます。
日御碕神社の近くから海沿いを歩くのもいいですし、歩道の先を進んだところにある鳥見台の上から見下ろすのも全体を見渡せていいと思います。
ウミネコ
また、ほかの野鳥も灯台周辺の遊歩道を歩いていると声がよく聞こえてきます。
姿を探すのは、少し難しいですが、
先日1/20に遊歩道を歩いた時は、メジロやヒヨドリが見れました。
その前には、ジョウビタキやアオサギを見かけました。
写真を撮るのが難しくヒヨドリは影しか撮れませんでしたが、姿を見れずとも、鳥の声を聴きながらの散歩も自然の中にいることを感じられて、すごくリラックスできます。
ぜひ日御碕の自然と写真展でほかの国立公園の自然も感じにお越しください。
ヒヨドリ
ジョウビタキ(♂)
ジョウビタキ(メス)
アオサギ