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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中海の野鳥を見守っています

2017年11月30日
米子 番原 昌子

11月に国立公園の大山(だいせん)が雪をかぶっているのは珍しく、平地でもアラレが降りました。

スタットレスタイヤもいつもより早めに交換しました。紅葉も終わりきっていないのに冬が来てしまい、変な天気が続いています。そろそろ日光が恋しい...。

さて今回は、中海(なかうみ)での野鳥調査の様子を紹介します!

月に3回、国指定鳥獣保護区とラムサール条約湿地に登録されている中海で、野鳥の健康状態やどんな野鳥がどれだけ飛来しているか調査をかねて見守っています。

1130日の定点地からの中海です。

空と中海が同じ色でつながっているように見えますね。幻想的だ...。

写真では小さすぎて確認できませんが、この日は2000羽程度の野鳥(主にカモ類)がいました。


定点地に私が姿を見せると、サーーーと野鳥達は静かに遠ざかっていきます。(寂しい...)

双眼鏡をのぞくと、野鳥達は健やかで愛らしい姿を見せてくれます。

中にはお腹を空に向けているものがおり、「ガーーン!もしかして......鳥インフルエンザ!!」と額に縦線が入ったりするのですが、毛繕いで背中をきれいにしたいだけのようで、びっくりさせられることがあります。

このまま健康で春を迎えてくれることを祈るばかりです。

※鳥インフルエンザが発生する時期となっています。野鳥がたくさんいる場所へ行かれる方は、次のことにご注意いただくようお願いします。

http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/2017yachotonosessikata.pdf