アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【自然情報】 屋島・梅雨のミステリー・・・?
2017年07月13日
瀬戸内海国立公園
ざぁーっと雨が降ったかと思えば、湿気ムンムン&肌ベッタベタかつ日中35℃を超える日があったりと、なかなかスカッとしない瀬戸内です。前回のAR日記でも書いたとおり、香川は降雨量が少なく、毎年渇水に悩まされるので雨はうれしいところなのですが、そろそろ梅雨明け宣言が欲しいです。。。
そんな梅雨の晴れ間にカウンター※1の機器チェックに行った時のこと。
※1:屋島北嶺には、通行した利用者を計測するカウンターを設置しています。
いつものようにバッテリーチェックとカウントデータの回収をしようと近づくと、不思議なものが・・・。
【カウンターの向こうに・・・何だろう】
【葉っぱはウバメガシばかり】
落ち葉が立って、クルクルときれいな渦状になっていました。踏むと厚みのあるふわっとした何ともいえない感触でした。
前日は大雨警報が出たほど雨が降ったので、その時の水の流れでできたもの?
風?けど、まわりはウバメガシに囲まれた樹林なので、直接風が当たることもあまりなさそう。
多分、雨水の流れかなぁと思いつつも、昆虫?動物?の仕業?いろんなことを想像しましたが、謎は深まるばかり。
雨上がりには、こんな不思議な光景が見られるかもしれません。
自然がつくるミステリー、まだまだ奧が深そうです。
※カウンターはケーブルが何者か(噛み跡からイノシシだろうと思われる)に噛まれ、断線・・・(泣)