アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【三崎小環境学習③】川の生きものしらべ 1日目
2017年06月14日
土佐清水
今回の三崎小の環境学習は「川」が舞台!
自分たちで仕掛けをつくり、一晩おいて引き上げる二日がかりの授業です。
記事も二回に分けてお送りします。
【1日目】
まずは、教室でお話を聞きます。
講師は川の専門家 山下慎吾さん。
(今回の授業は魚と山の空間生態研究所と共催で行っています)
意外と難しい川の生き物の見分け方。
ウナギとナマズとドジョウや、アユとアマゴ、カワムツとオイカワなどの魚類や
ヒラテテナガエビ、ミナミテナガエビなどのエビ類、みなさん見分けつきますか?
こうして、川に行く予備知識を仕入れたら、次はペットボトルで仕掛け作り!
大がかりな仕掛けではないように見えて、
手先の器用さで作業スピードにも結構差が出ていました。
仕掛けができたら着替えて川へ!
去年は渇水で、川が池みたいになっていましたが、
今年は前日の雨で水量たっぷり!川調査にうってつけです!
深い/浅いところ、流れのある/ないところなど、
場所選びのポイントがいくつもありますが、
川岸に近いところに下流に向けて設置するのがミソです(川の博士からヒント!)
満を持して仕掛けをかけますが・・
ほんとにそこで大丈夫?
空気が入ったペットボトルは反射する光をエビが嫌うのでNG、というのも
博士に聞いていたんですが・・・と思ったら、
「やっぱリヤ―メタ!」と移動。3カ所くらい転々としてました。
設置した仕掛けは明日引き上げます。
さぁ、何がかかるかな??
【2日目へ】