アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【三崎小学校環境学習(特別編)】こどもガイド!
2017年03月02日いよいよ3月に入り、年度末の忙しさを感じている
土佐清水自然保護官事務所からこんにちは!
1年通して三崎小学校5年生の環境学習についてお届けしてますが、
今回の主役は6年生!
環境学習 総まとめ「こどもガイド」についてご報告します。
今回の記事は、その【準備編】です。
5年生で学んだ地元の海、山、川の自然に加え、
6年生は、ガイドの仕方=人に伝えるためのイロハを学びました。
講師は足摺海底館の文野さんとジオ専門員の佐藤さんです。
[2017年1月27日]
まずは、お客さんとしてガイドを体験しました。
海底館までの500mほどの道のりにある奇岩や景色をみながら、
実際に触れ、どういったものがあるのかを学びます。
海中7mを体験できる海底館でも、
透視度と透明度の違いや見える魚についてなど
ひとつひとつわかりやすく説明してもらいます。
面白いスポットを教えてもらったり、
ガイドをするときに「元気よく」伝えることの大切さを学びました。
[2017年1月30日]
次は、ガイド体験と5年生の時の環境学習の内容を交えて、
三崎小学校6年生にしかできないガイドを作るべく、
グループに分かれて原稿を練り上げていきます。
スノーケルで見たものをどうやって説明しよう?
間伐体験で切った輪切りの木があるから使ってみようか?
など、わかりやすく伝えるための工夫を凝らします。
[2017年2月14日]
そしてリハーサル。念には念を入れて2回(!)行いました。
1回目は緊張もあって、声が小さくなってしまったり、
しゃべる内容がとんで、つまってしまったり。
もしくは、緊張知らずの自由人もいました。
[2017年2月21日]
しかし!2回目のリハーサルでは1回目の反省点を克服。
しかも!
偶然やってきた北陸・東海の団体客の方に、ゲリラ観光ガイドを敢行!
緊張しすぎず、楽しませながら学んだことをお伝えしていて、目を見張る成長ぶりでした。
(小学生ガイドを承諾して下さった旅行会社のガイドさんとお客さんにも大感謝です。)
いよいよ大詰めのこどもガイド。
この調子でいけば、言うことなしという状態で、本番を迎えます。
(本番のようすはこちらでお届けします。)