アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
西ノ島・鯛の鼻への巡視
2016年10月05日
隠岐
こんにちは!隠岐の久永です。今回は西ノ島でもあまり知られていない絶景スポットの鯛の鼻へ現地調査に行ってきました。
鯛の鼻の一帯は放牧地となっており、歩道なども整備されていないので国立公園の利用者はほとんどいません。
鯛の鼻からは矢走二十六穴や大神立岩、屏風岩等の周辺の海蝕景観が展望できます。
矢走二十六穴は1㎞に渡る高さ50から100mの海蝕崖の岩壁に、隣接して形成された洞穴、洞門の総称です。洞穴内は水深15m程ありダイビングスポットにもなっています。昔これらの洞穴にはニホンアシカが生息していて漁も行われていたと聞いています。
矢走二十六穴(写真は暗くなっていて分かりづらいですね。。。)
大神立岩(ちょうど遊覧船が通りました)
屏風岩
鯛の鼻の岩壁には明暮の岩屋という海蝕洞が形成されており、運が良ければ遊覧船で通り抜けることができます。http://nkk-oki.com/japan/akekure-no-iwa-cavern/