アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
第26回 コーラル&フィッシュウォッチング!
2016年09月13日秋雨前線の影響か、夜に突如大雨・雷に見舞われた土佐清水市からこんにちは!
開け放していた窓を慌てて閉めようとして、テーブルに弁慶の泣き所を打ち付け、
痛みにさいなまれてしまったため、寝不足です。
話は変わって、9月10日にあった大月パークボランティア(以下PV)主催のイベント「コーラル&フィッシュウォッチング」。
ここのところ、台風や秋雨前線で天気が不安定だったにもかかわらず、
べたべたに凪いだ絶好のスノーケル日和でした!
今日はその様子をお届けします。
会場は大月エコロジーキャンプ場。研修室で開会式です。
今回の参加者は18名。
ご家族連れからお友達同士、常連さんから初心者さんまで、いろいろな人が来てくれました!
森下PV会長の挨拶後は、黒潮生物研究所の中地さんが事前レクチャーとして、
きょうのイベントの花形「コーラル&フィッシュ」について教えてくれます。
大月町の人や、近隣の市町村、高知市や県外からも参加してくれていたので、
大月の魅力の一つ、海の生きものについて知ってもらうのにうってつけのイベントです。
勉強会がおわったら、お待ちかねのスノーケリングです。
まずは初心者もベテランも、スノーケルやマスク、フィンの付け方を教えてもらいます。
しっかり装着できたところを確認し、いざ出発!
色とりどりの魚やサンゴが出迎えてくれます。
時々、PVメンバーが海底からヒトデやナマコを捕ってきて、目の前で見せてくれます。
こわごわ触ってみる・・・初めての感触です。
休憩がてら、見えた生きものをチェックチェック!
参加歴十数年のベテランさんと初めてスノーケルをする初心者さん。
同じグループ内でこうして、見たものを話す時間があってバランスがとれているようです。
たっぷり遊んで気づけば2時間!
久々の陸地にふわふわしながら、
満面の笑みで「たのしかった!またしたいな!」という嬉しい言葉をいただきました。
そしてまだまだ終わらないコーラル&フィッシュウォッチング!
お次はグループ対抗クイズ大会です。
事前レクチャーの振り返りから、大月の海のあれこれまで。
「えっそんな生きものがいるの!?」や「オニヒトデってそうやってサンゴ食べるの?!」など、
クイズ設問者がほくそ笑む、すばらしいリアクションをくれました。
さいごに、感想をお一人ずついただきました。
「スノーケリング初めてでもすごく楽しめた」
「子どもたちが毎年楽しみにしているので、また来年もきたい」
「人生の大事な1ページになった」などなど・・・。
昨年まであった懇親会の時間を惜しむリピーターの方の声もありましたが、
スノーケル体験に重点をおいた今回の体制も、反応は上々のようです!
けがや病気もなく、天気にも恵まれ、大団円で終了したコーラル&フィッシュウォッチング。
リピーターの方も、今年は参加できなかった方も、これをみて興味を持った方も、
ぜひ、来年を楽しみにしていてくださいね~!