アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【イベント報告】子どもパークレンジャー@中海
2016年08月05日鳥取県と島根県にまたがる中海(なかうみ)。
日本で5番目に広い湖(汽水湖・きすいこ)です。
鳥や動物の繁殖地、渡り鳥の飛来地など、日本や世界的にも重要であるとして、
国指定の鳥獣保護区や、ラムサール条約登録湿地に指定されています。
7月29日(金)~31日(日)
中海にある「米子水鳥公園」にて子どもパークレンジャーが開催されました。
詳しくはこちら
http://www.env.go.jp/kids/gokan/jpr/about/index.html
水中や陸上の生き物を探したり、望遠鏡で鳥を観察したり、
水鳥公園に棲む生き物を調査して、3日間で図鑑を作ろう!というプログラムです。
参加してくれたのは23名の小学生。
まずは子どもパークレンジャーの任命式 レンジャーのお仕事とは?
【1日目:水生生物】
アミやカゴを持って、いざ生き物採集へ! 教えてくれるのは水鳥公園の桐原さん!
どんな生き物が見つかるかな? 暑いけれど、みんな夢中です!水分補給を忘れずに~
冬になるとたくさんの渡り鳥が訪れる「つばさ池」 こちらはメダカ池。
採った生き物の図鑑を書いていきます。 小さな生き物は、大きく映してみよう!
【2日目:陸上生物】
2日目は陸上の生き物を探しました。 よく見るといろいろな場所に生き物がいるね!
【3日目:水辺の野鳥】
ネイチャーセンター観察ホールから野鳥観察 望遠鏡を使いこなし、たくさんの野鳥を発見!
【図鑑まとめ】
図鑑を完成させていきます。 図鑑完成!みんな達成感に満ちた表情です!
みんなで協力して頑張りました~☆ これからも、生き物や自然を大切にする心を忘れずに!
今回の子どもパークレンジャーでは、3日間で合計81種類の生き物が見つかりました。
その中には、なかなか見られない珍しい生き物や希少な生き物もいました。
「虫を触るのが苦手...」「生き物のスケッチを書くのが難しい!」などと言っていた人も、
活動をしているうちに虫をさわるのが平気になったり、スケッチをスラスラと書けるようになりました。
一生懸命活動し、さらに子どもパークレンジャーとしてふさわしい人になっていったのですね☆
これからも、水鳥公園や身近な場所、いろいろな場所の生き物に興味を持って、
観察したり調べたり、生き物とのふれあいを楽しんでくださいね。