アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【自然観察会+調理】大山寺地区スノーシュー・アニマルトラッキング
2016年02月12日ご訪問ありがとうございます。
2月6日(土)に自然公園財団大山事業地主催の大山スノーシュー・アニマルトラッキングに参加しました。
総勢15名の参加で、午前9時からの受付終了後、いざ元谷方面に向けて出発しました。
この日の天気予報は雪マークがついていましたがときおり、青空を見ることもできました。
最初に豪円山リフトに乗り、治山道から元谷方面の樹林帯を歩き途中で大神山神社方面へシフトし、賽の河原では青空を背景に金門の美を眺め、大山寺で安全祈願をし、南光河原で雪化粧を眺め、大山寺参道を歩きました。樹林帯の中ではアップ、ダウンをいくつも楽しみ、時には斜面を尻セーリングで滑りおりたり変化に富んだスノーシュー堪能できました。
また、途中ではタムシバの冬芽など植物の観察そして、動物の糞、動物の足跡などこの時期ならではの自然観察会を楽しむことができました。そして最後の仕上げは調理を参加者全員で行い新米おにぎりと豚汁、梨のデザートを食べながら新鮮な達成感を味わえました!!
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それでは、アニマルトラッキングのはじまり~はじまり~!
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まずは豪円山に登るリフトに乗りました。私が小学生の頃は体育の授業は学校隣の糺神社(米子市内)の山でスキーでした。そして学年総出でここ豪円山に来ては、毎年スキー教室に参加していました。小学生時代のスキー教室は、リフト使用禁止でしたのでリフトを横目にスキーをはいたまま上まで登っていました。豪円山に来ると当時を懐かしく思い出します。
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さあ!スノーシューの装着が完了し、治山道からスタートしました。この辺は雪が固かったのですが、しばらく歩くとなんとサクサクとした雪が出迎えてくれました!
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最初の出会いはヤドリギの実でした。美しく優しい半透明な色をはなっています。
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タムシバの冬芽はふさふさとした感触をしていました。春になると白く美しく青空に映える白色を放ちます。今から春のタムシバが楽しみです!
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キツツキの作業跡、雪の上にキツツキが木を突いて落下した樹皮などを見ることができました。
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キツツキが突いて、すっかりと樹皮が無くなっています。
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ヤドリギの実などが雪面に落ちて美しい彩りを見ることができます。
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まん丸のうさぎの糞です。こう丸いと可愛らしくも感じます。
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真っ白な雪面にうさぎの足跡がありました。うさぎさんがぴょんぴょんと跳ねている姿が目に浮かぶようです。
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コシアブラの枝が落ちていました。その断面は、梯子状になっているため枝に弾力性があり簡単に折れたりしません。
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スノーシューの楽しみの一つ、雪の斜面を登っていきました。
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パウダースノーの雪面を登っています。もう体はホッカホッカで暖かいです。
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写真中央。ウサギが鋭い歯で冬芽を食べた跡です。まるでカッターで切ったように先が尖っています。
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青い空を背景に雪の白さが引き立っています。
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グッドタイミングで青空と金門の冬景色を楽しむことが出来ました。
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大山情報館に戻り参加者全員で新米のおにぎりと豚汁をつくっているところです。
なんといってもスノーシューの後ですから参加者の皆さんも、おなかがぺこぺこですから手際が良いです!?作らないと食べられないですから!!
と言うことで、できあがったおにぎりから各自食べていきました!
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さあ!まちにまったメインデッシュの豚汁ができあがりました!
この後は、皆さん食べることに集中しました。
最後の仕上げで、新米おにぎりと豚汁をつくり、全員参加で楽しい共同作業をとおして愉快な時間を過ごすことが 出来ました!次回も参加したいです!
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次回は2月20日(土)に、大山寺地区周辺を歩いてまわり、宝珠山の巨大ブナを目指す「巨大ブナ観察会(中ノ原)」を開催。時間は9時30分から13時を予定。お昼は土佐屋さん。参加費は2000円。(スノーシュー貸出は別途1000円。)
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現在、参加者を募集中です。ご都合の合う方は、是非、お申込み下さい。
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問合せ・申込み先:
(財)自然公園財団鳥取支部大山事業地
TEL:0859-52-2165
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最後までご覧くださり大変ありがとうございました。