アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
中海の渡り鳥たち(パート2)
2016年02月05日
大山隠岐国立公園
さまざまな海藻類・魚類・貝類が生息する、自然環境ゆたかな「中海(なかうみ)」。
冬場になると、ハクチョウ類、カモ類、シギ・チドリ類、猛禽類などのたくさんの渡り鳥たちが、エサなど豊かな環境を求めてやってきます。
今回は中海でのパトロール中に出会った、鳥たちのユニークな姿をご紹介します。
<2/4(木)穏やかに晴れていました。写真の中央は羽色のコントラストがきれいなツクシガモ。>
@飯梨川河口
<ディスプレイをするウミアイサ。ボサボサ頭(冠羽)が特徴的です。>
@中海大橋近く
<水面を飛び立つホシハジロの♀。「やばいやばい!」と焦っているようにも見えます。>
@意宇川
<着水寸前のコブハクチョウ。まるで真っ白な飛行機のよう!>
@水鳥公園
<田んぼに降り立つコハクチョウ。エサを求めてやってきます。>
@安来
<タゲリ。ツンと飛び出る冠羽がなんだかミステリアスです。
コハクチョウのお隣で、群れでエサをついばんでいました。>
@安来
<そんな田んぼの傍らに、立ち姿の凛々しいツグミがいました。>
@安来
<こちらもツグミ。何を見つめているのでしょうか・・・>
@飯梨川河口
<むちむちプリン!とした体型のオオバン。ずんずん泳ぎます。>
<オオジュリン。湿原、アシ原などの茂みからチィ~チュイチュイと鳴く声が聞こえます。>
中海に集う鳥たち、豊かな自然環境の証です。
この季節は特に、たくさんの鳥たちに出会う絶好のチャンスです。
皆さんも是非、生き物さがしに出かけてみませんか?