アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
宍道湖JPR ~環境フェスティバル~ 【イベント】
2015年11月24日
大山隠岐国立公園
11/15(日)、松江市のくにびきメッセにて松江市主催の環境フェスティバルが開催されました。
松江市の環境に関わる団体が多数出展するとともに、様々なイベントが行われました。
情報発信の場であるこのお祭りを利用し、今年度子どもパークレンジャー(JPR)として宍道湖で活動してきた秋鹿小5年生のみんなが体験したこと、学んだことをまとめて発表しました。
これまでの活動記事はこちら↓↓
本番では3つのテーマに分けるなど工夫し、最後には一緒に宍道湖を守るよう呼びかけて締めてくれました。
①宍道湖・秋鹿の生きもの
自分たちが実際に学校の周りのたんぼ、川、そして宍道湖で捕まえた生きものについて発表しました。
「みなさんはシンジコフナムシを知っていますか?―」
②宍道湖の水
宍道湖が塩の混じった汽水湖であること、溶存酸素など水質について発表しました。
「宍道湖の水をなめてみたら、ポテトチップスのうす塩くらいのしょっぱさでした―」
③宍道湖を汚すもの
川の中からテレビが出てきたこと、ゴミだけでなく生活排水や水草が汚れの元になることなどを発表しました。
「目には見えないけれど、本当は汚れているんです―」
発表後には、様々な水草をおし花にした手作りのしおりを配りました。
体験に終始せず、それからたくさん勉強・準備したことが伝わってくる本当に素晴らしい発表でした。立派にレンジャーのお仕事を務めてくれたと思います。
これで今年の活動は終了ですが、これからも一緒に宍道湖を守っていこうね!