アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【体験教室】 段ボールオーブンでピザ&燻製づくり
2015年10月27日10月の体験教室は、毎年秋の恒例となってきました『段ボールオーブンでピザづくり』。
今年はなんと!ピザづくりに加えて燻製も段ボールで作っちゃいます!
講師は、春の野草ランチも手がけてくれた角田夫妻と趣味が高じてパン屋を始めた片山さん。
できあがりは美味しいこと間違いなしです。
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まずは、ピザを作る食材斑と段ボールオーブンを作る工作班に分かれます。
食材班は、最初に時間のかかる燻製の準備です。
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燻製に使った段ボールは、下側の蓋を切り取り、真ん中と上から1/4の位置に2ヶ所ずつ金串を通して、上に金網を載せたお手軽なもの。
今回はサクラのスモークウッド(粉末木材を固めたもの)を使い、火のまわりが早くなるよう半分に割っています。これで約40分かけて燃え尽きます。スモークウッドなどはホームセンターでも購入可能ですが、燻製する食材や燻製の種類(温燻、冷燻、熱燻)によってできあがる時間は変わるので、ネットなどで検索してみてください。
次にピザの準備に取りかかります。材料と作り方は写真のとおり。
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前年まではボウルに入れて生地を捏ねていましたが、今回は手で直接さわらず、場所も選ばないビニール袋を使って生地づくり。
これならキャンプでの準備や後片付けも楽ですね。
ビニール袋に生地がつかなくなったら、できあがり。
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さて、工作班の進み具合はどうでしょうか。
こちらは主にお父さんが担当のようです。
段ボールの片方は蓋を閉じ、内側に両面テープを使ってアルミホイルを貼っていきます。
初めに両面テープを内側全てに貼ってから、アルミホイルを箱の面に合わせて切って貼っていく斑、一面ずつ両面テープとアルミホイルを貼っている斑を作業方法はさまざま。
内側に全てアルミが貼れたら、ピザの焼け具合を見るのぞき窓と斑の目印を付けたら完成です。
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左上:床や机と作業場所に個性が出ます 右上:工作中のお父さんをパチリ
左下:もうすぐ完成! 右下:できあがり!(前が見えない。。。)
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段ボール工作斑の完成がみえてきたら、食材斑はピザの仕上げにかかります。
ビニール袋から生地を取り出し、アルミ皿の大きさまで麺棒で伸ばして4等分にカットします。
片山さん手作りトマトソースにコーン、ピーマン、ベーコン、チーズなど載せたら、段ボールオーブンの中へ。
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左上:シンプルながら王道のトッピング 右上:丸くなるよう伸ばします
左下:みんなから「いい匂い!」絶賛のソース 右下:彩りを考えるのも楽しみのひとつ
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左上:焼く前のピザ。すでに美味しそう 右:炭に火が熾ったらオーブンへ
左下:炭も参加者で熾してもらいます
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炭や火の大きさ、酸素の入り具合にもよりますが、早くて5~10分、あまりに時間がかかるようなら火の大きな炭を入れて温度を上げてください。あまり密閉すると酸素が燃え尽きてしまうので、前面のふたはぴっちりと閉めない方がいいです。
この頃には燻製の段ボールからはいい匂いが。
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そして、ピザも燻製も上手く仕上がりました!
燻製はタマゴ、ウィンナーの他にクラフト・チェダー・カマンベールのチーズ3種の食べ比べと贅沢なラインナップ!
そして、野菜スープは、今朝冷蔵庫に残っている小麦粉を使って団子汁にバージョンアップ。
講師が持ってくれた特別オマケは、桑の実ジャムをのせたシャーベット。
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<これには大満足の笑顔♪>
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キャンプや子ども会などアウトドアで料理となると、カレーやバーベキューが定番ですが、身近にある物を使って、ちょっと一工夫すれば簡単かつ、豪華なアウトドア料理を作ることができます。
また、段ボールオーブンは一度作れば、アルミが破れてもそこだけ補修すればいいので、何度でも使えます。
ぜひ、アウトドア料理にチャレンジして、外ごはんを楽しんでくださいね。
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************************11月の体験教室*****************************
『ドングリ拾いと盛り盛り置物づくり』
夢中になってしまうドングリ拾いと15㎝四方の台座を使ってのドングリの置物づくり。
いろんな形のドングリを知って、作って、おうちに飾りましょう。
日 時:11月8日(日)9:00~12:00
場 所:五色台ビジターセンター クラフトハウス
(ビジターセンター前駐車場から木道経由で徒歩2分)
参加費:300円/セット(保険込)※小学生以下は保護者同伴
持ち物:暖かく汚れてもいい服装、飲み物
問合せ:五色台ビジターセンター http://goshikivc.web.fc2.com/