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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

【鳴門】 森林自然観察会 どんぐり拾い編

2014年12月01日
高松
毎年11月に自然公園財団鳴門支部主催で開催される森林自然観察会。
鳴門山でドングリを拾って苗木に育て、3年後の卒業前に再び鳴門山に帰って植樹するというもの。
19回目を迎えた今年も元気な桑島小学校3年生児童35名が参加してくれました。
昨年度の卒業生はドングリ不作年だったこともあり、苗木に育つ数も少なくやや寂しい感じでしたが、今年はどれくらい拾えるでしょうか。


【保護者も一緒にどんぐり探し】

一昨年、昨年は表年でドングリもいっぱい落ちていましたが、今年は裏年でほとんど落ちていません!!植え込みの中や歩道脇、保護者や先生方も一緒にくまなく探しましたが、1人20個も拾えませんでした。
ドングリが拾えず、飽きちゃったかなぁと思っていると児童達は動く生き物探しに夢中。ミミズをはじめ、ジョロウグモやバッタ、コオロギまで動く生き物は何でも手に取っていました。


【かわいい~】

ミミズにいたってはこの一言。そして、みんなで手に取って感触を実感。
こんな感想を言う児童が8割くらいいて、これには講師、先生方もびっくり。
他にも「コオロギやカマキリはどう?」と聞くと・・・
「カッコイイ!!」と答える児童。
ジョロウグモを捕まえると人だかりになって、中には手に乗せてみる子も。
「糸、すごーい。伸びるー!」ともう夢中です。


【この昆虫の足の数は?】

佐那河内いきものふれあいの里・市原先生からは、いろんな昆虫の足の数や鳴門にいる野鳥について教えてもらいました。
徳島県植物研究会会長・木下先生からは虫に食べられていないドングリ見分け方や植え方などを教えてもらいました。


【ドングリを割って見てみよう】

【これが芽??】

まだ緑の柔らかめのドングリを選らんで中を割ると、芽らしきものが見えます。これでどっちを上にして植えればいいか分かったでしょうか?
そして毎年恒例のドングリを食べてみよう!では
「ん?あんま味がしない」「っにが!」顔を歪めながらもどんどん食べる(笑)

今年の児童はいろんなものに対して好奇心が強く、どんどん触る、嗅ぐ、見る、食べると積極的で不思議に思ったことはすぐに講師に質問。
講師たちも「大人になるとこういった感覚が少なくなるので、興味が大きいということは大変いいこと」と感心していました。
自然観察会では子どものいろんな面を発見できるとともに、子どもの頃にはあったはずの好奇心や感受性が薄くなってしまったなぁと気付く大人たちがいました。