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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

【出張クラフト】 「ホタルと環境を考えよう」に出展!

2014年07月03日
高松
毎年6月中旬に開催されている「ホタルと環境を考えよう」には、香川県内の環境活動団体や間伐材など使ったものづくりや出店が並ぶ人気イベント。
今年も五色台ビジターセンターからは、クラフト体験を出展させていただきました。

名前のとおり、毎年このイベントでは高松市中央商工会青年部塩江支部主催のホタル館が開館し、ホタルの様子が見られます。
塩江町では長年ゲンジホタルの研究や人工飼育、放流などを行っており、その甲斐あって香東川上流には多くのホタルが飛び、またそれを見に来る人が絶えません。
そんなホタルが街中で見られるということで開館前にはすでに長蛇の列が。


【ホタル、まだかなぁ】

そのホタル館の横で、五色台ビジターセンターはどんぐりクラフトを行いました。


【あっという間に満席に】

今年は父の日が前週だったため、父の日メッセージカードではなく、ドングリを使った置物づくり。
見た目もかわいく、数種のドングリや木の実を使うクラフトは、年齢問わず人気のプログラム。
今回は動眼(ぬいぐるみなどに付いている黒目が動く目)を用意したので、
「木の実に顔を描くのは苦手・・・」という方にはもってこいのアイテム。


【ホットボンドに気をつけながら】

手順は簡単なクラフトですが、完成したものはいい出来映え。




完成した置物を見せにきてくれる子供の顔は、みんないい満足顔★
納豆のように伸びるホットボンドを使ってクモの糸を表現したり、今までは動眼を木の実に付けていたのを枝に付けたりと、相変わらず子供の豊かな発想に驚かされっぱなしでした。

今回はお昼過ぎ~クローズまで常時満席となってしまったため、お待ち頂く方には他のクラフト体験に参加してもらったり、また待っている人のことを気遣って席を空けて下さったりと参加された皆さんには有り難い配慮を頂きました。
この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。

このイベントを通して、自然の中にいるホタルってどんなとこに棲んでいるのだろう、木の実ってどんな木になってどんな所にあるのだろうなど、少しでも自然環境のことを知り、考えるきっかけになってくれればいいですね。