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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

船上山にて山焼きが行われました

2014年04月11日
米子
大山山系の東側に位置する船上山は、
屏風岩と呼ばれる切り立った崖壁の下に草原が広がる
特徴的な自然景観を有する山です。
その草原では、3年に1度のペースで山焼きが行われていますが、
今年はその山焼きの年で、4月10日に行われました。

この山焼きは、山火事防止と病害虫の発生を防ぐために行われています。
また、船上山の草原景観を保つことにも繋がっています。

中国地方のような気候のもとでは、
人の手が入らない草原は、森林化が進んでいきます。
以前は、牛馬の餌や茅葺き利用など、
草原はひとの暮らしになくてはならないものであり、
その中で草原景観が保たれてきました。
しかし現在では、ひとの暮らし方と草原との関係性が薄くなり、
人の手が入らなくなると、その景観は減少していきました。
全国的にも、草原景観は希少なものとなっています。
そして、生きるために草原を必要とする動植物にとっても、
その環境保全はとても重要になってきます。

3年に1度の黒い船上山の景色をぜひ見に来て下さい。


山焼きの様子。草原上部より火入れが始まりました。

パチパチという大きな音を湛えながら、炎の線が移動していきます。

真っ黒になった草原の様子。

◆船上山休憩舎の今年の利用が始まりました!◆
冬期閉鎖中であった船上山休憩舎の利用を開始しています。
地元の方に、きれいに管理頂いている休憩舎です。
登山者の皆さんも、次の方に気持ち良く利用頂けるよう、ご協力をお願いします。


船上山休憩舎