アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【体験教室】 巣箱づくりと野鳥観察
2014年03月25日
高松
今年度最後の体験教室は昨年も行った巣箱づくりと野鳥観察会。
春になると聞こえてくる野鳥の声といえば・・・?
「ホーホケキョ」そう、ウグイス。
以前、AR日記にも野鳥にはさえずりと地鳴きという2種類の声があることを書きましたが、そのさえずり=野鳥たちの求婚の時期がやってきました♪
そんな野鳥たちが求婚後に棲んでくれる家、巣箱をつくり、自宅の庭に付けてみようというもの。
早速巣箱から作っていきましょう。
材料は予めスタッフがカットした板を使います。
まず、屋根がつく上部に合わせて前面と両側面を仮止めします。
下部は多少隙間があっても雨水が抜ける役割もあるので大丈夫。
そしてドリルで穴を開けてから、ドライバーでネジを入れ込んでいきます。
【お父さんと一緒なら工具も平気】
【固いネジも力を合わせば入りました!】
釘打ちで巣箱を作ってもいいのですが、結構歪んでしまうのが難点。。。
今回はドリルでネジ道を作ってからねじ込む方法にしました。
次に水抜き穴数カ所つけた底板→背板を順に接合していきます。
巣箱は木材で作るので、必ずしも全てがまっすぐの板ではありません。
【参考に】
底板、屋根、背板が反っていたら参考写真のようにしてみてくださいね。
屋根は巣箱の中の様子が見られるようにネジではなく丁番で接合します。
最後に屋根と壁にネジを半分入れ、それにハリガネを巻いて屋根が風などで開かないようにして、背板に木に括り付けるヒモ通し穴を開ければ完成です。
今回、巣箱の野鳥が通る穴は直径2.7㎝程でシジュウカラが入るくらい。
もう少し穴を大きくしたい場合は金ヤスリで開けていけば、スズメなども入るでしょう。
巣箱ができたら野鳥を見に行こう!
と、クラフトハウスを出るとミサゴとノスリが!!
なんと幸先のいいこと!(残念ながら写真は撮れず・・・)
トビ以外の猛禽類が見られたことに参加者だけでなく、香川の野鳥を守る会の方々も大興奮!
【VC前では普段忌み嫌われているカラスを】
山のカラスって大きくてツヤツヤした黒色なのでキレイなので、私は結構好きなんですよね。
数羽でかたまっていると黒いせいか「怖い」と思ってしまうかも知れませんが、それは忘れて「何をしているんだろう?何か食べているのかな?」と先入観を持たずに観察してみてくださいね。
【VC横ではこんな痕跡が】
コゲラが巣づくりのために木に穴を開けた痕跡が落ちていました。
タララララッと軽快な打撃音が聞こえれば、それはキツツキ科のコゲラかもしれません。屋島北嶺の遊鶴亭近くの林や南嶺の冠ヶ嶽へ向かう林の中でも見かける率が高いですよ。
鳴き声や姿だけじゃなく、痕跡を見つけることでどんな野鳥がいたかも発見できます。
キャンプ場からはミサゴの営巣地を望遠鏡でじっくり観察。
【さぁ、いるかな】
今年もタンベ池の奥で営巣しているようです。
このまま順調にいけば、あと数ヶ月で幼鳥が見られるようになるかも。
ですが、あまり見過ぎると親鳥が警戒するので気を抜きながら(?)望遠鏡で覗いてみて下さい。親鳥もずっと警戒するのは疲れますしね。
以前、魚の池に通りかかると木の上にノスリが!
ハッと気付きカメラを構えた時には飛んでいってしまい、野生生物は気配や視線に敏感なんだなぁとつくづく感心したことがありました。
野鳥は森の中だけでなく、自宅周辺にもたくさんいます。
普段見慣れているスズメやカラスだって羽根の模様や顔が見えてくると、いろんな発見があるかも知れません。
また野鳥は姿だけでなく、鳴き声で四季を感じさせてくれます。
今から始まるさえずりに耳を澄ませてみましょう。
春になると聞こえてくる野鳥の声といえば・・・?
「ホーホケキョ」そう、ウグイス。
以前、AR日記にも野鳥にはさえずりと地鳴きという2種類の声があることを書きましたが、そのさえずり=野鳥たちの求婚の時期がやってきました♪
そんな野鳥たちが求婚後に棲んでくれる家、巣箱をつくり、自宅の庭に付けてみようというもの。
早速巣箱から作っていきましょう。
材料は予めスタッフがカットした板を使います。
まず、屋根がつく上部に合わせて前面と両側面を仮止めします。
下部は多少隙間があっても雨水が抜ける役割もあるので大丈夫。
そしてドリルで穴を開けてから、ドライバーでネジを入れ込んでいきます。
【お父さんと一緒なら工具も平気】
【固いネジも力を合わせば入りました!】
釘打ちで巣箱を作ってもいいのですが、結構歪んでしまうのが難点。。。
今回はドリルでネジ道を作ってからねじ込む方法にしました。
次に水抜き穴数カ所つけた底板→背板を順に接合していきます。
巣箱は木材で作るので、必ずしも全てがまっすぐの板ではありません。
【参考に】
底板、屋根、背板が反っていたら参考写真のようにしてみてくださいね。
屋根は巣箱の中の様子が見られるようにネジではなく丁番で接合します。
最後に屋根と壁にネジを半分入れ、それにハリガネを巻いて屋根が風などで開かないようにして、背板に木に括り付けるヒモ通し穴を開ければ完成です。
今回、巣箱の野鳥が通る穴は直径2.7㎝程でシジュウカラが入るくらい。
もう少し穴を大きくしたい場合は金ヤスリで開けていけば、スズメなども入るでしょう。
巣箱ができたら野鳥を見に行こう!
と、クラフトハウスを出るとミサゴとノスリが!!
なんと幸先のいいこと!(残念ながら写真は撮れず・・・)
トビ以外の猛禽類が見られたことに参加者だけでなく、香川の野鳥を守る会の方々も大興奮!
【VC前では普段忌み嫌われているカラスを】
山のカラスって大きくてツヤツヤした黒色なのでキレイなので、私は結構好きなんですよね。
数羽でかたまっていると黒いせいか「怖い」と思ってしまうかも知れませんが、それは忘れて「何をしているんだろう?何か食べているのかな?」と先入観を持たずに観察してみてくださいね。
【VC横ではこんな痕跡が】
コゲラが巣づくりのために木に穴を開けた痕跡が落ちていました。
タララララッと軽快な打撃音が聞こえれば、それはキツツキ科のコゲラかもしれません。屋島北嶺の遊鶴亭近くの林や南嶺の冠ヶ嶽へ向かう林の中でも見かける率が高いですよ。
鳴き声や姿だけじゃなく、痕跡を見つけることでどんな野鳥がいたかも発見できます。
キャンプ場からはミサゴの営巣地を望遠鏡でじっくり観察。
【さぁ、いるかな】
今年もタンベ池の奥で営巣しているようです。
このまま順調にいけば、あと数ヶ月で幼鳥が見られるようになるかも。
ですが、あまり見過ぎると親鳥が警戒するので気を抜きながら(?)望遠鏡で覗いてみて下さい。親鳥もずっと警戒するのは疲れますしね。
以前、魚の池に通りかかると木の上にノスリが!
ハッと気付きカメラを構えた時には飛んでいってしまい、野生生物は気配や視線に敏感なんだなぁとつくづく感心したことがありました。
野鳥は森の中だけでなく、自宅周辺にもたくさんいます。
普段見慣れているスズメやカラスだって羽根の模様や顔が見えてくると、いろんな発見があるかも知れません。
また野鳥は姿だけでなく、鳴き声で四季を感じさせてくれます。
今から始まるさえずりに耳を澄ませてみましょう。