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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中海にも渡り鳥がやって来ています!

2013年12月27日
米子
ラムサール条約にも登録されている中海は、
西日本でも有数の渡り鳥の飛来地です。
米子自然環境事務所では、その渡りの時期に合わせて
野鳥の生息状況調査を行っています。
これは、近年問題になっている鳥インフルエンザに感染した鳥がいないかを
監視することを主な目的としているものです。

今回は、調査の際に湖岸近くで見ることのできた
2種類のカモをご紹介します。

ヒドリガモ
雄の成鳥には、額から頭部にかけてクリーム色の模様があります。
その特徴的な模様で、他のカモに混ざっていても良く分かります。



オナガガモ
名前の通り、雄の成鳥にある長い尾羽が特徴のカモです。
また、首から後頭部の辺りに伸びた白い模様がとてもきれいなカモです。



中海では他にもさまざまな渡り鳥を見ることが出来ます。
寒さの厳しい山陰の冬ですが、
天気の良い日にはこの時期にしか出会えない鳥たちの観察もおすすめです。
観察の際は、鳥たちをびっくりさせないよう、
優しく見守ってあげて下さい。

◎野鳥との接し方について◎
1.死亡した野鳥には素手で触らない。
2.野鳥などの野生動物の排泄物に触ったら、手洗い・うがいをする。
3.野鳥に近づきすぎないように心がけ、楽しく観察してください。