アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
「ガ」と「チョウ」の違い
2013年10月23日
広島
こちらの昆虫、
「ガ」だと思いますか?
「チョウ」だと思いますか?
翅(はね)の柄はチョウのようだけど、形はガのよう…
そんな印象を受けた方が多いのではないでしょうか。
答えは「サツマニシキ」というガの仲間です。
一般的に
チョウは昼行性で、ガは夜行性。
チョウは鮮やかな色できれいで、ガは地味できたない。
チョウは翅を立ててとまるが、ガは広げてとまる…
じゃないの??と思われるかもしれませんが、
サツマニシキのように昼行性できれいな羽を持つガもいれば
夜行性で地味なチョウもいます。
昼間に見かけるチョウの方が私たちには身近な存在かもしれませんが、
実は鱗翅目(りんしもく)の中でも
日本にいるガは約5000種、チョウは約250種と圧倒的にガが多いのです。
というのも、日本では分類上、アゲハチョウ上科・セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科の3科を「チョウ」とし、それ以外は全て「ガ」なのだそうです。
でもこれは日本での話。
ガもチョウも結局のところ同じ仲間であって
行動や見た目だけで区別するのは無理なのです。
鱗翅目に夜行性で地味なものが多いのは
鳥などの天敵から身を隠すために進化した当然の結果です。
「ガは地味できたない…」
そんな固定概念を崩して
ガを見る目が少し変わると嬉しいですね。
最後にクイズ!
こちらはガでしょうか?チョウでしょうか?
答えはセセリチョウの仲間。
つまり、“分類上”チョウでした☆
「ガ」だと思いますか?
「チョウ」だと思いますか?
翅(はね)の柄はチョウのようだけど、形はガのよう…
そんな印象を受けた方が多いのではないでしょうか。
答えは「サツマニシキ」というガの仲間です。
一般的に
チョウは昼行性で、ガは夜行性。
チョウは鮮やかな色できれいで、ガは地味できたない。
チョウは翅を立ててとまるが、ガは広げてとまる…
じゃないの??と思われるかもしれませんが、
サツマニシキのように昼行性できれいな羽を持つガもいれば
夜行性で地味なチョウもいます。
昼間に見かけるチョウの方が私たちには身近な存在かもしれませんが、
実は鱗翅目(りんしもく)の中でも
日本にいるガは約5000種、チョウは約250種と圧倒的にガが多いのです。
というのも、日本では分類上、アゲハチョウ上科・セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科の3科を「チョウ」とし、それ以外は全て「ガ」なのだそうです。
でもこれは日本での話。
ガもチョウも結局のところ同じ仲間であって
行動や見た目だけで区別するのは無理なのです。
鱗翅目に夜行性で地味なものが多いのは
鳥などの天敵から身を隠すために進化した当然の結果です。
「ガは地味できたない…」
そんな固定概念を崩して
ガを見る目が少し変わると嬉しいですね。
最後にクイズ!
こちらはガでしょうか?チョウでしょうか?
答えはセセリチョウの仲間。
つまり、“分類上”チョウでした☆