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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

中海子どもパークレンジャー

2013年08月12日
米子
8月の9・10・11日に3日間かけて
ラムサール登録湿地である中海で
子どもパークレンジャー(以下、JPR)を開催しました。
JPRとは国立公園で働く自然保護官(パークレンジャー)の活動を
子どもたちが体験しながら自然にふれあい、
自然保護や環境保全の大切さを学ぶ活動です。
米子自然環境事務所では米子水鳥公園にご協力を得て開催しています。

今回のJPRでは中海の豊かな自然を体感してもらうために
中海周辺に住む陸生生物、水生生物、野鳥を採取や観察し
世界に1つ、自分だけの生き物図鑑を作成しました!
それぞれ、虫取り網、タモ網、フィールドスコープと
道具を変え、生き物を採取したり観察を行いました。

<1日目>

1日目は、あみを持って、陸生の生きものを探して観察しました。
チョウやトンボ、バッタの仲間などたくさん見つけることができました。

見つけた生きものは、ひとつずつ大切に空気穴付きの袋に入れて観察しました。
自分でスケッチし、特徴などをシートに書き込みました。

<2日目>

2日目は、たもを持って、水生の生きものを探しに行きました。
メダカやヤゴなどを見つけることができました。
たもに着いた藻の中にも、小さな生きものを発見しました。

水生の生きものは、目盛りのついた観察ケースに移し替えて観察しました。
小さな生きものは、ルーペを使って観察しました。

<3日目>

3日目は、スコープを使って、水鳥の観察をしました。
スコープをのぞきながら、頑張ってスケッチをしました。
最後に製本し、世界にひとつだけの生きもの図鑑を完成させました。


みんなの頑張りを感じてか(!?)
水鳥公園ではめずらしい鳥も来園してくれました。
(左上:ソリハシシギ 右上:キリアイ
 左下:オオバン   右下:カワウ)

3日間の子どもパークレンジャーとしての活動が詰まった
生きもの図鑑を完成させ、みんなとても嬉しそうでした。
参加してくれたみなさん、ありがとうございました。