アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【心得】 離島という場所
2013年07月26日
高松
夏休みに入りました!
旅行やお出かけの計画は立てているのでしょうか。
さぁ、どこへ行きます? 海?山?ちょっと街まで?それとも海外?
行き先によって、過ごし方やお目当てもさまざまです。
その中でも離島へ行くという方。
事前に知っておくと、より楽しく過ごせる心得をお伝えしたいと思います。
①船や港をしっかり把握しよう!
与島以外の香川県内にある離島へのアクセスは船のみ。
帰りの船を逃すと帰れないという事態が発生!!
また船には種類があり、それによって乗り場や定員が変わるので要注意です!
船会社によっては乗船券の販売が出港30分前からと決めていることも。
●フェリー・・・車両を積み込むことができる大型船。
小豆島や直島行きだと大型バスやトラックも積み込めます。
ゆっくり進むので、景色を楽しみたい方はコチラがオススメ。
●旅 客 船・・・車両(場合によっては二輪車も)は積み込めず、人だけ乗せられ
る船のこと。乗船定員が70人前後のタイプが多い。
●高 速 艇・・・料金はフェリーの2倍近くかかるが、その分移動時間が半分で
済む移動時間を短縮したい方にオススメの船。
船会社によっては「旅客船」と明記していることも。
定員は70人前後タイプが多く、混雑時は整理券の取得必須です。
※最終便によっては「夜間料金」が上乗せされている場合があります。
②島内での移動手段を考えておこう!
●島 内 バ ス・・・運行していない島がほとんど。
あっても便数も限られているので、バス停と時間とチェック!
●レンタサイクル・・・自分のペースで気ままに景色を体感。
● 徒 歩 ・・・坂が多く道路幅の狭い島では徒歩のみが移動手段。
●レ ン タ カ ー・・・小豆島には数軒あり、移動手段として有効。
※道路幅の狭い所が多く、島民の迷惑にならないよう交通ルールは守りましょう。
【男木島】急坂で道幅も狭いため徒歩移動のみ
③水分と食料の確保
飲食店がない島もあります。小豆島と直島以外はコンビニがなく、小さな商店が
1店ということも。お腹がペコペコに減っては楽しめません。
またマイボトルで十分な水分を持参しましょう。
④服装や持ち物は十分ですか?
●動きやすい服装(履き慣れたスニーカー、手の空くリュックはオススメ)
●雨天や寒暖差に対応した折り畳み傘や上着、帽子、日焼け止めなど
●ATMがなくクレジットカードは使用不可と思ってください
【豊島・壇山山頂】歩きやすいとこんなステキな景色に出会えるかも
⑤マナーは守りましょう
●自分で出したゴミは持ち帰ろう!(島内での購入物も含む)
離島にゴミ処理施設はなく、それらは船で陸側まで運ばれています。
それなら自分たちで運んだ方が島にゴミが溢れず、島民の負担にもなりません。
●民家の敷地や田畑に入らない
●写真を撮る時は一声かけましょう
→勝手に自分の庭先に入られたり、写真を撮られたら嫌ですよね?
もちろん大声で騒いだりするのも迷惑がかかりますよ!飲酒もほどほどに!
⑥時間に余裕を持って計画しましょう
余裕があれば行動や気持ちも落ち着いて楽しめます。
またトイレの場所も把握し、済ませるようにしましょう。
瀬戸内には大小さまざまな島があり、その間を行き交う船、穏やかな水面があり、また陸には段々畑やそれを組む石垣、古くから残る島の文化によって瀬戸内の風景が形成されています。
今年、香川県内で大きなイベントが開催されていることで、多くの方が島へ出かけ、瀬戸内を楽しんで頂いているのは大変嬉しいこと。
しかし、それをいい思い出にするのも事前準備次第です。
自分たちの考えや思いが当たり前と考えず、「お邪魔します」という気持ちで離島を楽しんでいただければと思います。
【夕暮れ時の女木島から屋島を望む】
旅行やお出かけの計画は立てているのでしょうか。
さぁ、どこへ行きます? 海?山?ちょっと街まで?それとも海外?
行き先によって、過ごし方やお目当てもさまざまです。
その中でも離島へ行くという方。
事前に知っておくと、より楽しく過ごせる心得をお伝えしたいと思います。
①船や港をしっかり把握しよう!
与島以外の香川県内にある離島へのアクセスは船のみ。
帰りの船を逃すと帰れないという事態が発生!!
また船には種類があり、それによって乗り場や定員が変わるので要注意です!
船会社によっては乗船券の販売が出港30分前からと決めていることも。
●フェリー・・・車両を積み込むことができる大型船。
小豆島や直島行きだと大型バスやトラックも積み込めます。
ゆっくり進むので、景色を楽しみたい方はコチラがオススメ。
●旅 客 船・・・車両(場合によっては二輪車も)は積み込めず、人だけ乗せられ
る船のこと。乗船定員が70人前後のタイプが多い。
●高 速 艇・・・料金はフェリーの2倍近くかかるが、その分移動時間が半分で
済む移動時間を短縮したい方にオススメの船。
船会社によっては「旅客船」と明記していることも。
定員は70人前後タイプが多く、混雑時は整理券の取得必須です。
※最終便によっては「夜間料金」が上乗せされている場合があります。
②島内での移動手段を考えておこう!
●島 内 バ ス・・・運行していない島がほとんど。
あっても便数も限られているので、バス停と時間とチェック!
●レンタサイクル・・・自分のペースで気ままに景色を体感。
● 徒 歩 ・・・坂が多く道路幅の狭い島では徒歩のみが移動手段。
●レ ン タ カ ー・・・小豆島には数軒あり、移動手段として有効。
※道路幅の狭い所が多く、島民の迷惑にならないよう交通ルールは守りましょう。
【男木島】急坂で道幅も狭いため徒歩移動のみ
③水分と食料の確保
飲食店がない島もあります。小豆島と直島以外はコンビニがなく、小さな商店が
1店ということも。お腹がペコペコに減っては楽しめません。
またマイボトルで十分な水分を持参しましょう。
④服装や持ち物は十分ですか?
●動きやすい服装(履き慣れたスニーカー、手の空くリュックはオススメ)
●雨天や寒暖差に対応した折り畳み傘や上着、帽子、日焼け止めなど
●ATMがなくクレジットカードは使用不可と思ってください
【豊島・壇山山頂】歩きやすいとこんなステキな景色に出会えるかも
⑤マナーは守りましょう
●自分で出したゴミは持ち帰ろう!(島内での購入物も含む)
離島にゴミ処理施設はなく、それらは船で陸側まで運ばれています。
それなら自分たちで運んだ方が島にゴミが溢れず、島民の負担にもなりません。
●民家の敷地や田畑に入らない
●写真を撮る時は一声かけましょう
→勝手に自分の庭先に入られたり、写真を撮られたら嫌ですよね?
もちろん大声で騒いだりするのも迷惑がかかりますよ!飲酒もほどほどに!
⑥時間に余裕を持って計画しましょう
余裕があれば行動や気持ちも落ち着いて楽しめます。
またトイレの場所も把握し、済ませるようにしましょう。
瀬戸内には大小さまざまな島があり、その間を行き交う船、穏やかな水面があり、また陸には段々畑やそれを組む石垣、古くから残る島の文化によって瀬戸内の風景が形成されています。
今年、香川県内で大きなイベントが開催されていることで、多くの方が島へ出かけ、瀬戸内を楽しんで頂いているのは大変嬉しいこと。
しかし、それをいい思い出にするのも事前準備次第です。
自分たちの考えや思いが当たり前と考えず、「お邪魔します」という気持ちで離島を楽しんでいただければと思います。
【夕暮れ時の女木島から屋島を望む】