アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【屋島】 夏、始まります!
2013年07月12日
高松
先に関東地方が梅雨明けし、
「あれ?四国は・・・?」と思っていたら先週梅雨明けしましたね。
これからの瀬戸内は陽射しが強く、夕凪の暑い夏が始まります!
梅雨明け後に屋島へカウンターメンテナンスと巡視に行くと、早速夏だなぁと感じるものを発見できましたよ。
【ニイニイゼミ】抜け殻
「チイチイ」と鳴く少し小ぶりのセミです。
やっぱり夏と言えばセミ!夏の風物詩。
今年はまだ鳴き声を聞いていませんが、いざ一斉に鳴き出すと思わず「うるさーい!」と言ってしまいそうになるくらい。
ミンミンゼミは「ミーン、ミーン」、アブラゼミは「ジーリジリジリ・・・」
ツクツクボウシは「ジィー、オーシィツクツク・・・」と鳴きますね。
この3種のセミの鳴き声を聞くと、大人になっても「夏休みだー」とつい思ってしまいます。
「カナカナカナ・・・」と鳴くヒグラシだと、涼しさやもの哀しさを感じます。
同じセミなのに鳴き方次第で感じ方が違うのも何だか不思議ですね。
孵化して地中に潜り、卵から7年目にしてやっと地上に出てきて羽化するセミ。
その羽化の様子もこれからどんどんみることができる時期です。
まだ背中の開いていないセミの幼虫を見つけたら、そっと観察してみましょう。
例年の1.5~2倍の降雨があった今年の梅雨。
雷雨でデータが飛んだんじゃないかと心配だった利用者カウンターとは別に、もう一つ心配していたことが解消されたか確認しに行ってきました。
何が心配だったのかというと・・・
干上がってしまった池。葉はケムシの餌食に・・・(5月16日撮影)
ですが、梅雨明け後は・・・
水も溜まり、スイレンが満開!(7月10日撮影)
良かった!元の池の姿に戻りました!
3年振りに孵ったオタマジャクシがどうなったか不明ですが、ヤゴやアメンボの水生昆虫や数種のトンボが見られたのでとりあえず一安心。
干上がった池を見た時、「今までいた生き物がいなくなるんじゃ・・・」と心配しましたが、飛び回る姿を見て改めて生き物の生きる強さを感じました。
そして、南嶺にある血の池周辺では北嶺で見られたトンボとはまた違った種類のトンボが見られました。
こちらの花見頃は、白いスイレンとネムノキ、甘くいい香りのするクチナシ。
クチナシもカラ梅雨時は少し弱りかけていましたが、雨のおかげで取り戻しました。
【クチナシ】アカネ科
【ネムノキ】マメ科
より緑の映える夏の屋島。
それを添える花や夏を感じさせてくれる生き物たちもいっぱい。
屋島は市街地より300m近く高く、また木陰も多いので歩いても苦にはならない暑さ。
また夏空と陽に照らされた水面、行き交うフェリーなど瀬戸内の風景を楽しんでもらいたいです。
暑いからと中に引きこもっていると、あっという間に夏は終わってしまいますよ~。
【遊鶴亭からの眺め】
※熱中症で毎日多くの方が搬送されています。
十分な水分と塩分、休息を取り、無理はしないようにしましょう。
「あれ?四国は・・・?」と思っていたら先週梅雨明けしましたね。
これからの瀬戸内は陽射しが強く、夕凪の暑い夏が始まります!
梅雨明け後に屋島へカウンターメンテナンスと巡視に行くと、早速夏だなぁと感じるものを発見できましたよ。
【ニイニイゼミ】抜け殻
「チイチイ」と鳴く少し小ぶりのセミです。
やっぱり夏と言えばセミ!夏の風物詩。
今年はまだ鳴き声を聞いていませんが、いざ一斉に鳴き出すと思わず「うるさーい!」と言ってしまいそうになるくらい。
ミンミンゼミは「ミーン、ミーン」、アブラゼミは「ジーリジリジリ・・・」
ツクツクボウシは「ジィー、オーシィツクツク・・・」と鳴きますね。
この3種のセミの鳴き声を聞くと、大人になっても「夏休みだー」とつい思ってしまいます。
「カナカナカナ・・・」と鳴くヒグラシだと、涼しさやもの哀しさを感じます。
同じセミなのに鳴き方次第で感じ方が違うのも何だか不思議ですね。
孵化して地中に潜り、卵から7年目にしてやっと地上に出てきて羽化するセミ。
その羽化の様子もこれからどんどんみることができる時期です。
まだ背中の開いていないセミの幼虫を見つけたら、そっと観察してみましょう。
例年の1.5~2倍の降雨があった今年の梅雨。
雷雨でデータが飛んだんじゃないかと心配だった利用者カウンターとは別に、もう一つ心配していたことが解消されたか確認しに行ってきました。
何が心配だったのかというと・・・
干上がってしまった池。葉はケムシの餌食に・・・(5月16日撮影)
ですが、梅雨明け後は・・・
水も溜まり、スイレンが満開!(7月10日撮影)
良かった!元の池の姿に戻りました!
3年振りに孵ったオタマジャクシがどうなったか不明ですが、ヤゴやアメンボの水生昆虫や数種のトンボが見られたのでとりあえず一安心。
干上がった池を見た時、「今までいた生き物がいなくなるんじゃ・・・」と心配しましたが、飛び回る姿を見て改めて生き物の生きる強さを感じました。
そして、南嶺にある血の池周辺では北嶺で見られたトンボとはまた違った種類のトンボが見られました。
こちらの花見頃は、白いスイレンとネムノキ、甘くいい香りのするクチナシ。
クチナシもカラ梅雨時は少し弱りかけていましたが、雨のおかげで取り戻しました。
【クチナシ】アカネ科
【ネムノキ】マメ科
より緑の映える夏の屋島。
それを添える花や夏を感じさせてくれる生き物たちもいっぱい。
屋島は市街地より300m近く高く、また木陰も多いので歩いても苦にはならない暑さ。
また夏空と陽に照らされた水面、行き交うフェリーなど瀬戸内の風景を楽しんでもらいたいです。
暑いからと中に引きこもっていると、あっという間に夏は終わってしまいますよ~。
【遊鶴亭からの眺め】
※熱中症で毎日多くの方が搬送されています。
十分な水分と塩分、休息を取り、無理はしないようにしましょう。