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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

近見山と糸山公園

2013年06月19日
松山
愛媛県地域で開催されているアクティブ・レンジャー国立公園写真展も今週で最後となります。1ヶ月もあっという間ですね。
23日(日)まで、松山市都市環境学習センターにて開催していますので、時間がある方は是非ご来場下さい。

【写真展の様子】
会場までのアクセスは、こちら↓
http://chushikoku.env.go.jp/to_2013/0603b.html

今回は、展示写真の1枚になっている近見山とその周辺にある糸山展望公園へ巡視を行ったのでご紹介します。

近見山は、今治市街から近く市民の裏山とも親しまれている場所です。
山頂までは、山頂のすぐ下の駐車場がありますが、近見山中腹あたりから遊歩道も整備されていて、遊歩道沿いには、200本の大島桜が植栽されています。
春には歩道沿いの桜と山頂の展望を楽しみにハイキングコースとしても利用できます。

【近見山 遊歩道】

山頂のすぐ下の駐車場から10分ほど歩くと山頂に出ます。

【近見山 山頂】


【山頂からの展望】
少し霞んでいましたが、晴天でとてもきれいに見えました。
また、山頂では、たくさんの蝶が飛んでいました。周りを見渡しただけでも5~6種類はいたように思います。目立った花には気づかなかったのですが、あちこちに飛び回っていたので、蝶の食草となる草や木がたくさんあるのでしょうか。

【左:キアゲハ 右:ツマグロヒョウモン】
じっとしていない蝶がようやく枝葉に留まったところを写真に取ったところキアゲハとツマグロヒョウモンでした。どちらも山地や草原などでわりとよく見られる蝶です。
他にもクロアゲハなどが優雅に飛んでいました。

近見山から少し来島海峡大橋の方向へ向かうと、糸山公園があります。
ここのすぐ近くには、今治市サイクリングターミナルがあり愛媛県側からしまなみ海道を自転車で渡るときの起点となっています。
糸山公園からの来島海峡の眺めは、来島海峡大橋がよりダイナミックに見えます。

【糸山公園からの展望】
来島海峡を行き交う大小様々な船は、ひっきりなしに続いていて、次々に海峡の下を通る船は見ていて飽きません。
今も昔も変わらずここが海上交通の中心となっていることを感じさせてくれます。