アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
「海辺の生き物観察会in大角海浜公園」のお知らせ
2013年06月12日
松山
梅雨になったとはいえ、松山ではまとまった雨はほとんど降っていません。今日も日差しが眩しいぐらい良い天気で、この先、雨は降るのだろうかと心配になります。
皆さんの地域は、どうでしょうか?
さて、7月6日に今治市大角海浜公園にて、ふれあい行事「海辺の生き物観察会in大角海浜公園」を開催します。
大角海浜公園は、愛媛県の最北端に位置し、先端には磯が広がります。
瀬戸内海国立公園内、愛媛県側の海岸は、公園の特徴でもある白砂青松の砂浜海岸が多く、磯があっても小規模ですが、ここ大角海浜公園は、まとまった磯が存在します。
【大角海浜公園】
今回は、潮が引いて広がった磯の観察会を行います。タイドプールや岩の隙間を覗くと、様々な生き物に出会えます。どんな生き物がいるか自分達で探して、見つけて、観察してみましょう!
詳細・お申し込みは、こちらを参考に↓
“http://chushikoku.env.go.jp/to_2013/0610a.html”
中国四国地方環境事務所HPより
大角海浜公園の磯でもよく見かける、カラマツガイ。
岩にぴったりと引っ付いて、観察しようと触ってみても全く動きません。
【カラマツガイ】
どうしてこんなに隙間もなくぴったりと引っ付くことが出来るのでしょうか?
実は、このカラマツガイ、自分の殻の大きさに合わせて岩を歯で削っているのです。
そうして岩と殻の隙間をなくして、自分の殻にぴったりあった家(すみか)を造っているのです。
だから、岩の隙間にぴったりはまって、観察しようと触っても全く動かなかったのです。
【カラマツガイとその卵塊】
こちらの写真、青で囲っている部分は、カラマツガイの卵塊です。5月~6月は、半円から渦巻き状の卵塊がよく見られます。
先ほどのカラマツガイの写真と比べて、赤色で囲ってあるカラマツガイは、若干、隙間があるようにみえませんか?
じっと動かないように見えるカラマツガイも、海藻を食べるときや産卵の時は、家(すみか)から動きだします。
そうして、用事をすませるとまた自分の家(すみか)に戻るそうです。面白いですね。
岩に引っ付いている貝なども、じっとしていて動いていないように見えますが、生活しているのですね。
【左:ヒザラガイ 右:ウノアシ】
少し違った視点で、何をしているのかなと考えながら観察してみるのも面白いかも知れません。
観察会では、生き物の解説の他にも、観察のポイントなども講師の方から教えてもらいます。
お楽しみに~。
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海辺の生き物観察会 in 大角海浜公園
大角海浜公園の初夏の海辺にて、潮だまり(タイドプール)
にいる生き物の観察を行います。
日時・・・平成25年7月6日(土)13:30~16:30
集合場所・・・大角海浜公園駐車場(愛媛県今治市波方町波方)
参加費・・・100円(傷害保険代、資料代)
講師・・・山本 貴仁氏
定員・・・小学1年生以上先着20名
※小学生は保護者同伴
※申込締切 7月1日(月)
持ち物…水筒、濡れてもいい服装(長袖・長ズボン)、
長靴又は濡れてもいい運動靴(マリンシューズ)、
軍手、帽子、タオルなど
問合せ・申込先…松山自然保護官事務所
TEL:089-931-5803
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皆さんの地域は、どうでしょうか?
さて、7月6日に今治市大角海浜公園にて、ふれあい行事「海辺の生き物観察会in大角海浜公園」を開催します。
大角海浜公園は、愛媛県の最北端に位置し、先端には磯が広がります。
瀬戸内海国立公園内、愛媛県側の海岸は、公園の特徴でもある白砂青松の砂浜海岸が多く、磯があっても小規模ですが、ここ大角海浜公園は、まとまった磯が存在します。
【大角海浜公園】
今回は、潮が引いて広がった磯の観察会を行います。タイドプールや岩の隙間を覗くと、様々な生き物に出会えます。どんな生き物がいるか自分達で探して、見つけて、観察してみましょう!
詳細・お申し込みは、こちらを参考に↓
“http://chushikoku.env.go.jp/to_2013/0610a.html”
中国四国地方環境事務所HPより
大角海浜公園の磯でもよく見かける、カラマツガイ。
岩にぴったりと引っ付いて、観察しようと触ってみても全く動きません。
【カラマツガイ】
どうしてこんなに隙間もなくぴったりと引っ付くことが出来るのでしょうか?
実は、このカラマツガイ、自分の殻の大きさに合わせて岩を歯で削っているのです。
そうして岩と殻の隙間をなくして、自分の殻にぴったりあった家(すみか)を造っているのです。
だから、岩の隙間にぴったりはまって、観察しようと触っても全く動かなかったのです。
【カラマツガイとその卵塊】
こちらの写真、青で囲っている部分は、カラマツガイの卵塊です。5月~6月は、半円から渦巻き状の卵塊がよく見られます。
先ほどのカラマツガイの写真と比べて、赤色で囲ってあるカラマツガイは、若干、隙間があるようにみえませんか?
じっと動かないように見えるカラマツガイも、海藻を食べるときや産卵の時は、家(すみか)から動きだします。
そうして、用事をすませるとまた自分の家(すみか)に戻るそうです。面白いですね。
岩に引っ付いている貝なども、じっとしていて動いていないように見えますが、生活しているのですね。
【左:ヒザラガイ 右:ウノアシ】
少し違った視点で、何をしているのかなと考えながら観察してみるのも面白いかも知れません。
観察会では、生き物の解説の他にも、観察のポイントなども講師の方から教えてもらいます。
お楽しみに~。
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海辺の生き物観察会 in 大角海浜公園
大角海浜公園の初夏の海辺にて、潮だまり(タイドプール)
にいる生き物の観察を行います。
日時・・・平成25年7月6日(土)13:30~16:30
集合場所・・・大角海浜公園駐車場(愛媛県今治市波方町波方)
参加費・・・100円(傷害保険代、資料代)
講師・・・山本 貴仁氏
定員・・・小学1年生以上先着20名
※小学生は保護者同伴
※申込締切 7月1日(月)
持ち物…水筒、濡れてもいい服装(長袖・長ズボン)、
長靴又は濡れてもいい運動靴(マリンシューズ)、
軍手、帽子、タオルなど
問合せ・申込先…松山自然保護官事務所
TEL:089-931-5803
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