アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
【体験教室】 スーパー竹とんぼづくり
2013年06月13日
高松
カラッ梅雨の中での体験教室は『スーパー竹とんぼづくり』
何がスーパーかって?
そんじょそこらの竹とんぼとは訳が違います!作ってみてのお楽しみですよ~。
今回の先生は香川県国際竹とんぼ協会 会長 新池保雄さんです。
国際竹とんぼ協会では地区・全国大会もあり、高さや滞空時間、距離を競います。5月の関東大会の記録を見ると・・・高さ41m!!滞空時間15秒という優勝記録が。この大会、見てみたい。。
ビジターセンターで随時受け付けている竹とんぼプログラムは、羽根に色を付けて、火で炙ってひねりを加えるだけですが、今回はナイフ、金ヤスリを使った本格的な竹とんぼです。
子どもは少し手を加えた羽根から、大人は本格的に竹の1節から作ります。
最初にコンパスでヤスリで削る位置の印を入れます。
本格派チームは印すら入れません!いきなりナイフです。
最初に真ん中を金ヤスリで切れ目を入れて
端から穴までの真ん中くらいの位置までですかね。
印を入れた所から真ん中に向かって削ります
真ん中に切れ目の入れたのは、ナイフで削るときに切れ目で刃が止まるように。こうすると力が入りすぎて「削り過ぎたー!!」なんて悲劇も防げます。
竹を手で持つと力も入りづらく、手も危なっかしいのですが、先生が用意してくれた便利道具に竹を挟むとあら不思議と持ちやすい!
羽根の真ん中にくびれが出来たら、羽根の角をペーパーサンドで削り少し丸くします。
そして
羽根の中辺りを金ヤスリで削ります
この時も便利グッズが大活躍!
2つの切れ目は羽根を挟むためのもの。そして釘に羽根を固定するとヤスリでの作業がしやすいのです。
こんな便利グッズは新池さんだったり、国際竹とんぼ協会会員さんだったり自分たちで考案して作成するのだそう。
ものづくりの達人に共通して言えるのは、教えてもらう側がやりやすいように道具を開発してくれるということ。ほんっとスゴイ!
そして、本格派竹とんぼを見ると・・・
作業をしている風景はまさにいぶし銀のようでした
新池先生に重さや羽根の薄さなど細かい所まで教えてもらっていました。
(この中の1人は秋に竹細工教室を開いてくれている坂出竹友会の方です)
作業風景を見ているだけでも楽しかったです。
こちらはいよいよ最終段階。
瓶に竹トンボを乗せて・・・・
水平になれば羽根の重さが均等。どちらかが下になったらもう少し削りましょう。
決まる時は気持ちいいくらいピタッとまっすぐに止まります。
できたら最後の工程
熱で10秒揺らしながら炙って、羽根をぐいーっとひねったまま熱源から出します。やり過ぎると焦げてパキッと折れてしまいますよ~。
右利きなら右を手前に、左利きなら左を手前にひねります。
これは飛ばす時に右手が前に出るなら右利きです。ここで間違えると竹とんぼが自分に向かって飛んでくるので要注意です。
だいたい25°くらいひねりが入ればOK!あとは竹串を接着剤でとめれば完成!
いぶし銀チーム&先生の完成品
できたらもちろん
広場で飛ばせーーー!
竹友会の方の竹とんぼは、「ビュウウゥゥン」とすごい音がして、最初水平にその後一気に上に上がる竹とんぼに仕上がりました。
子ども達も飛ばしましたが、いつも見る竹とんぼとは全然飛び方が違いました。勢いよく飛ぶもの、滑らかに空中に飛んでいくもの、水平や高く飛ぶものなど人それぞれ特徴のある竹とんぼが出来上がりました。
先生が作ったいろんな形の竹とんぼ
その中でも面白そうなものが・・・
すっごい飛びます!羽根を何度も見失いかけました(汗
芯に紐を巻き付けて羽根をセットして、持ち手を一気に引くと飛び出す竹とんぼというより飛び道具(笑)自分が思った方向に飛んでこないのもまた楽しい。
途中小雨が降る中でしたが、大人も子どもも夢中になって遊びました。
最後に先生が小ネタを。
竹に紐を付けたものをボタンホールに取り付けました。
そして
「えいっ」と気合いを入れて長くすると・・・
なぜか全く竹が抜けないという不思議なことが!
知恵の輪の要領なのですが、近くで見ても全く分かりませんでした。。。
今回、本格的な竹とんぼづくりでしたが、途中失敗したり、割れたりしても時間がある限り何個も作っていました。1個目、2個目と作る内にどんどん作業も早くなり、子ども達は家でも作りたいと羽根の部分をもらって帰りました。
自分たちの工夫次第で高くもまっすぐにも飛ぶ竹とんぼは、TVゲームにはない面白さが満載です。
※竹とんぼを飛ばす時は電線がなく、混雑していない広い場所で遊びましょう。
***************6月の出張プログラム***************
【父の日に贈ろう!メッセージカードづくり】
毎年開催されているホタルと環境を考えようイベントに出張します。
父の日にちなんでメッセージを書いた板に木の実をデコレーション。
日 時:6月16日(日)11:00~15:00
場 所:サンポート高松シンボルタワー1階 デックスガレリア
参加費:200円(保険料込)
何がスーパーかって?
そんじょそこらの竹とんぼとは訳が違います!作ってみてのお楽しみですよ~。
今回の先生は香川県国際竹とんぼ協会 会長 新池保雄さんです。
国際竹とんぼ協会では地区・全国大会もあり、高さや滞空時間、距離を競います。5月の関東大会の記録を見ると・・・高さ41m!!滞空時間15秒という優勝記録が。この大会、見てみたい。。
ビジターセンターで随時受け付けている竹とんぼプログラムは、羽根に色を付けて、火で炙ってひねりを加えるだけですが、今回はナイフ、金ヤスリを使った本格的な竹とんぼです。
子どもは少し手を加えた羽根から、大人は本格的に竹の1節から作ります。
最初にコンパスでヤスリで削る位置の印を入れます。
本格派チームは印すら入れません!いきなりナイフです。
最初に真ん中を金ヤスリで切れ目を入れて
端から穴までの真ん中くらいの位置までですかね。
印を入れた所から真ん中に向かって削ります
真ん中に切れ目の入れたのは、ナイフで削るときに切れ目で刃が止まるように。こうすると力が入りすぎて「削り過ぎたー!!」なんて悲劇も防げます。
竹を手で持つと力も入りづらく、手も危なっかしいのですが、先生が用意してくれた便利道具に竹を挟むとあら不思議と持ちやすい!
羽根の真ん中にくびれが出来たら、羽根の角をペーパーサンドで削り少し丸くします。
そして
羽根の中辺りを金ヤスリで削ります
この時も便利グッズが大活躍!
2つの切れ目は羽根を挟むためのもの。そして釘に羽根を固定するとヤスリでの作業がしやすいのです。
こんな便利グッズは新池さんだったり、国際竹とんぼ協会会員さんだったり自分たちで考案して作成するのだそう。
ものづくりの達人に共通して言えるのは、教えてもらう側がやりやすいように道具を開発してくれるということ。ほんっとスゴイ!
そして、本格派竹とんぼを見ると・・・
作業をしている風景はまさにいぶし銀のようでした
新池先生に重さや羽根の薄さなど細かい所まで教えてもらっていました。
(この中の1人は秋に竹細工教室を開いてくれている坂出竹友会の方です)
作業風景を見ているだけでも楽しかったです。
こちらはいよいよ最終段階。
瓶に竹トンボを乗せて・・・・
水平になれば羽根の重さが均等。どちらかが下になったらもう少し削りましょう。
決まる時は気持ちいいくらいピタッとまっすぐに止まります。
できたら最後の工程
熱で10秒揺らしながら炙って、羽根をぐいーっとひねったまま熱源から出します。やり過ぎると焦げてパキッと折れてしまいますよ~。
右利きなら右を手前に、左利きなら左を手前にひねります。
これは飛ばす時に右手が前に出るなら右利きです。ここで間違えると竹とんぼが自分に向かって飛んでくるので要注意です。
だいたい25°くらいひねりが入ればOK!あとは竹串を接着剤でとめれば完成!
いぶし銀チーム&先生の完成品
できたらもちろん
広場で飛ばせーーー!
竹友会の方の竹とんぼは、「ビュウウゥゥン」とすごい音がして、最初水平にその後一気に上に上がる竹とんぼに仕上がりました。
子ども達も飛ばしましたが、いつも見る竹とんぼとは全然飛び方が違いました。勢いよく飛ぶもの、滑らかに空中に飛んでいくもの、水平や高く飛ぶものなど人それぞれ特徴のある竹とんぼが出来上がりました。
先生が作ったいろんな形の竹とんぼ
その中でも面白そうなものが・・・
すっごい飛びます!羽根を何度も見失いかけました(汗
芯に紐を巻き付けて羽根をセットして、持ち手を一気に引くと飛び出す竹とんぼというより飛び道具(笑)自分が思った方向に飛んでこないのもまた楽しい。
途中小雨が降る中でしたが、大人も子どもも夢中になって遊びました。
最後に先生が小ネタを。
竹に紐を付けたものをボタンホールに取り付けました。
そして
「えいっ」と気合いを入れて長くすると・・・
なぜか全く竹が抜けないという不思議なことが!
知恵の輪の要領なのですが、近くで見ても全く分かりませんでした。。。
今回、本格的な竹とんぼづくりでしたが、途中失敗したり、割れたりしても時間がある限り何個も作っていました。1個目、2個目と作る内にどんどん作業も早くなり、子ども達は家でも作りたいと羽根の部分をもらって帰りました。
自分たちの工夫次第で高くもまっすぐにも飛ぶ竹とんぼは、TVゲームにはない面白さが満載です。
※竹とんぼを飛ばす時は電線がなく、混雑していない広い場所で遊びましょう。
***************6月の出張プログラム***************
【父の日に贈ろう!メッセージカードづくり】
毎年開催されているホタルと環境を考えようイベントに出張します。
父の日にちなんでメッセージを書いた板に木の実をデコレーション。
日 時:6月16日(日)11:00~15:00
場 所:サンポート高松シンボルタワー1階 デックスガレリア
参加費:200円(保険料込)