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アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
見残していませんか?
2013年05月30日
土佐清水
千年以上前、弘法大使がこの地を見残したことから名付けられたとされている「見残し海岸」へ行ってきました。
私も1ヶ月半、見残していました。。。
見残し海岸へは竜串からグラスボートで約15分(陸路もあります)。
![](/blog/resources/20130530135006-resize-P1012320.JPG)
【グラスボート船内】
向かう途中はテーブルサンゴやシコロサンゴ群集が見られます。
竜串のサンゴは90年代頃から水質悪化や食害などにより衰退しはじめ、
2001年の西南豪雨により河川から大量の土砂が流出し多くが死滅してしまいました。
しかし、このサンゴを回復するべく竜串自然再生事業により様々な取り組みが行われ、
10年ほどの間にかなりの回復を見せています。
![](/blog/resources/20130530135006-resize-P1012311.JPG)
【テーブルサンゴ】
![](/blog/resources/20130530135403-resize-P1012321.JPG)
【シコロサンゴ】
サンゴの周りには様々な魚などがいました。
ちなみにテーブルサンゴと一緒に写っているシマシマの魚は、
私が大学院生の頃、調査で訪れた島で初めて釣った味はちょっとイマイチな思い出の魚、オヤビッチャです。
サンゴと一緒にどんな生きもの見られるか探すのも楽しいですね。
海中風景を楽しんだ後は、いよいよ見残しへ上陸です。
![](/blog/resources/20130530145346-resize-P1012339.JPG)
この見残しでは様々な奇岩が見られ、それぞれの岩の特徴からいろんな名前がつけられています。
たとえばこちらは「蜂の巣城」↓
![](/blog/resources/20130530135853-resize-P1012396.JPG)
他にもこんな風な名前がつけられてる様々な岩があります。
どんな名前かちょっと想像してみてください。(答えは最後に)
①真ん中の岩を人に見立てると…
![](/blog/resources/20130530135403-resize-P1012351.JPG)
②細長いアレのような…
![](/blog/resources/20130530135853-resize-P1012400.JPG)
③この模様は…
![](/blog/resources/20130530135853-resize-P1012403.JPG)
そして、名前の由来は見た目だけではありません。
![](/blog/resources/20130530144544-resize-P1012353.JPG)
こちらの岩はつづみ岩↑
なんだか「つづみ」っぽい感じはしませんよね。
ですが、手のひらで岩面をたたくと…↓
答えがわかると思います♪ポン♪
![](/blog/resources/20130530144544-resize-P1012355.JPG)
また、生物が通った跡や糞などが化石となった「生痕化石」も見られます。
生きものそのもののではありませんが、その生物の生きた証です。
![](/blog/resources/20130530144544-resize-P1012367.JPG)
【茶色い部分が生痕化石】
![](/blog/resources/20130530145006-resize-P1012418.JPG)
【こちらのミミズのような跡も!】
海中景観も奇岩も楽しめる「見残し」。
見残すのはもったいない!
ぜひ、見残しのないようお越しください♪
![](/blog/resources/20130530145006-resize-1.jpg)
●奇岩の名前のこたえ●
①「愛情岩」
人が二人で抱き合っているように見えることから。
②「チェーン岩」
細長いチェーンのような形から。
③「渦巻き岩」
ぐるぐるした渦巻きのような模様から。
想像通りの名前だったでしょうか!?
私も1ヶ月半、見残していました。。。
見残し海岸へは竜串からグラスボートで約15分(陸路もあります)。
【グラスボート船内】
向かう途中はテーブルサンゴやシコロサンゴ群集が見られます。
竜串のサンゴは90年代頃から水質悪化や食害などにより衰退しはじめ、
2001年の西南豪雨により河川から大量の土砂が流出し多くが死滅してしまいました。
しかし、このサンゴを回復するべく竜串自然再生事業により様々な取り組みが行われ、
10年ほどの間にかなりの回復を見せています。
【テーブルサンゴ】
【シコロサンゴ】
サンゴの周りには様々な魚などがいました。
ちなみにテーブルサンゴと一緒に写っているシマシマの魚は、
私が大学院生の頃、調査で訪れた島で初めて釣った味はちょっとイマイチな思い出の魚、オヤビッチャです。
サンゴと一緒にどんな生きもの見られるか探すのも楽しいですね。
海中風景を楽しんだ後は、いよいよ見残しへ上陸です。
この見残しでは様々な奇岩が見られ、それぞれの岩の特徴からいろんな名前がつけられています。
たとえばこちらは「蜂の巣城」↓
他にもこんな風な名前がつけられてる様々な岩があります。
どんな名前かちょっと想像してみてください。(答えは最後に)
①真ん中の岩を人に見立てると…
②細長いアレのような…
③この模様は…
そして、名前の由来は見た目だけではありません。
こちらの岩はつづみ岩↑
なんだか「つづみ」っぽい感じはしませんよね。
ですが、手のひらで岩面をたたくと…↓
答えがわかると思います♪ポン♪
また、生物が通った跡や糞などが化石となった「生痕化石」も見られます。
生きものそのもののではありませんが、その生物の生きた証です。
【茶色い部分が生痕化石】
【こちらのミミズのような跡も!】
海中景観も奇岩も楽しめる「見残し」。
見残すのはもったいない!
ぜひ、見残しのないようお越しください♪
![](/blog/resources/20130530145006-resize-1.jpg)
●奇岩の名前のこたえ●
①「愛情岩」
人が二人で抱き合っているように見えることから。
②「チェーン岩」
細長いチェーンのような形から。
③「渦巻き岩」
ぐるぐるした渦巻きのような模様から。
想像通りの名前だったでしょうか!?