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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

平成25年度アクティブ・レンジャー国立公園写真展が始まりました

2013年05月28日
松山
先週の25日(土)から、愛媛会場の松山市都市環境学習センターにて「アクティブ・レンジャー国立公園写真展~アクティブ・レンジャーが伝える-中国四国地方の自然と活動~」が始まりました。

【国立公園写真展ポスター】

今年は、昨年度新たに設置された松江自然保護官事務所隠岐事務室のアクティブ・レンジャーの写真も含め、中国四国地方の7名のアクティブ・レンジャーが撮影した35点の写真を展示しています。

今年で4回目となる写真展ですが、愛媛会場は過去3回とも東予地域で開催していました。
今回は初めての中予、松山市での開催となります。
松山市は忽那諸島などが瀬戸内海国立公園に指定されています。
普段は、国立公園に馴染みがない人も写真展をきっかけに国立公園を身近に知ってもらえるかもしれません。

【開催場所:松山市都市環境学習センター】
展示会場は、松山市都市環境学習センターの一部スロープのスペースを貸していただき展示しています。

【展示の様子】
写真展示以外にも、国立公園やラムサール条約湿地などのパネルや関連施設のパンフレットなども設置しています。
四国地方では、昨日梅雨入りが発表されました。
雨の日は写真展でゆっくり国立公園の景色を堪能してみてはいかがでしょう。
その他、地域の開催場所・時期については、以下の中国四国地方環境事務所のHPからご覧頂けます。
http://chushikoku.env.go.jp/to_2013/0513b.html

5月の中旬、写真展の一枚にもなっている、蛇池湿地について定点撮影を行ってきました。

【定点撮影:蛇池湿地(2013年5月14日撮影)】

【定点撮影:蛇池湿地(2013年3月4日撮影)】
草刈りが行われていた3月の状態と比べてみると、2か月でここまで育っていました。
植物の生長の早さがわかりますね。


湿地の中の木道を歩きよく見てみると…

【モウセンゴケ】
湿地の一部ではモウセンゴケがたくさん生育していました。
違う写真には、モウセンゴケと一緒にミズゴケの仲間も見られます。

【モウセンゴケの手前にミズゴケの仲間】
モウセンゴケもミズゴケの仲間も、土壌に地下水がしみ出る、湿った環境を好みます。
湿地ならではの植物たちです。

国立公園写真展では、写真撮影位置図を地図に記した、パンフレットも設置しています。
これから蛇池湿地では、湿地性植物が増えていく時期になるので、写真を楽しんだ後は、実際の場所へ訪れてみてはいかがでしょう。